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[宇部を熱く語る!!一覧に戻る] お名前:masamichi ![]()
コメントの種類:質問 娘がエレキギターをならい始めました。が、わたしのフォークギターしかないので買うことになります。 中古か、新しいのがいいのか。適当な値段、メーカーなど、ぜんぜんわかりません。 予算も限られています。アドバイスを。 |
それはそれは。お父さんもたいへんですね(^^ゞ
わたし、高校以来の中年ハードロッカーです(笑)
一口にエレキギターと言っても様々な種類があります。そのなかでどれにするか?というのもなかなか難しいものですが、「娘さん」ということなので、
1.ショートスケールのものがいいと思います
エレキギターには『ショートスケール』『ミディアムスケール』『ロングスケール』とあって、ブリッジからナットまでの弦長が3種類の長さがあります。通常は『ミディアムスケール』『ロングスケール』が一般的なのですが、女の子ならば、ショートスケールを推奨します。代表的なモデルは、フェンダームスタングなどがありますが、いろんなメーカーから様々なモデルが発売されています。特に、エレキギターはアコースティックギターと違い様々なカタチをしていますから、娘さんの好みもあるでしょうね。楽器屋さんで実際に手にとって見るのが一番です。
2.家で練習するアンプは、小さいもので充分
最近は練習用の貸しスタジオもあるし、コンサートの時にはPA屋さんがアンプを持ってきてくれるので、自分のうちにおいておくアンプは、小出力(10〜20W程度)のものでOKです。ヘッドフォン端子が付いていますので夜中でも問題ありません(笑)。
3.エフェクターを買おう
エフェクターというのは、電気信号に変化を付けてギターの音色を様々に変えます。初心者のうちはと思われるかもしれませんが、エフェクターの使い方こそ初心者のうちから勉強するべき物です。これも高価なものは必要ありませんが(上限はきりがないので)、4,5万程度のマルチタイプのものがいいでしょう。初めのうちはプリセットされた音色でいいのですが、慣れてくれば自分で様々な音を作る事ができます。ただしギター本に書いてある音色の作り方は実際には使えないものが多いと思います。設定してあるアンプのボリュームどおりにやると、音はそれらしく聞こえても、本番では音量が大きすぎる事になるんですよ。
3.チューニングメーターにはかなわない
昔は音叉を頼りにチューニングをしたものですが、やはり機械にはかないませんな。実際便利です。買う時のポイントは、基準音(A440Hz)がプーっと出てくるものが使いやすいです。そういった物が無かったら、音叉も一緒に買いましょう。
4.小物にはコリましょう
エレキギターをアンプに繋ぐためのシールドコードは必ずカナレのコードを買いましょう。ノイズが少なく断線しにくいです。最低2本必要です(ギターとエフェクター・エフェクターとアンプ)。それから弦をまく時に使うハンドル(ペグに装着してハンドルをくるくる回す機具)はとても便利です。値段もやすいですし。
さて、肝心のギターのメーカーですが、国産では「ヤマハ」「グレコ(イバニーズ)」「フェルナンデス」などがあります。外国では「ギブソン」「フェンダー」などが有名ですが、これらは日本でライセンス生産されているモデルもあります。初心者ならばこれらのメーカーで4〜5万円程度のモデルがいいと思います。中古についてはあまりお勧めできません。というのは、中古の場合、前のオーナーが手を加えている場合があるからです。それがノイズやハウリングの原因になるので、新品の方が無難です。
それよりもエレキギターは教室かなにかで習っておられるのでしょうか?わたしがギターを始めた20数年前はギター教室といえばクラシックギターしかなかったんですがね(笑)。ギターのひきかたはもちろんなのですが、整備の仕方とか、シールドコードの巻き方とか、機械のつなぎ方とか、そういったことまできっちりと教えてくれるところならいいのですが・・・。
これ、結構いいかげんなところが多いんですよ。最近の若い人たちを見ていると、そういった事が出来ていない人たちが本当に多い。例えば機械を繋ぐ時でも、まず、
1.アンプの電源を入れる前にボリュームが全部0になっている事を確認する。
2.すべての器材を繋いでギターのボリュームが0になっている事を確認して電源を入れる。
3.演奏が終わったら、まずギターのボリュームを0にして、アンプのシールドを抜いてから電源を切る。
4.演奏中は決してギター側のシールドを抜かないように気を付ける。これをやってしまうと、アンプが大音量のハウリングを起こして大変な事になる。これを防ぐためには、ストラップのお尻の方に一度シールドを引っかけてギターのジャックにプラグを差し込むなどの工夫が必要です。プロのギタリストのステージ写真を参考にすればいいでしょう。どうしてもシールドを抜かないといけない場合には、まずアンプ側のシールドを抜いてください。
これはギタリストとして最低限の常識ですので、そこまで習ったかどうか、いちど娘さんに聞いてみてください。
以前は宇部でも沼に良いギター屋さんがあったんですが、いまは宇部にはないですね。必ず楽器屋さんで手に取ってみて買ってください。カタログだけでは絶対に自分に合ったギターには巡り合えませんからね。娘さんがステキな女性ギタリストになられる事をお祈りします。もしなにか他にご質問があれば、わたしの出来る範囲でお応えさせていただきます。
創さん さっそくありがとうございます。
いろいろ参考になります。
ヤマハの教室でならっていて、いまは私のフォークギターで
コードの押さえ方など基本をやっています。
もうしばらく基本をやって、エレキへうつるようです。
買うとしたら、小倉とか、福岡へでかけるのがいいのでしょうか?
近く(県内)にある程度数や種類のある店は、ありますか?
本人によりコメントは削除されました。 1999年11月07日 23時44分05秒
いえいえ、どういたしまして。なんだか書きまくってしまいました(^^ゞ
>買うとしたら、小倉とか、福岡へでかけるのがいいのでしょうか?
>近く(県内)にある程度数や種類のある店は、ありますか?
や、これが宇部の悲しいところですな。やはり初めて買う時にはたくさんのギターがあるとこでじっくりと手にとって見るのが望ましいでしょう。そうすると、県内には残念ながらそういったお店は皆無です。わたしは以前名古屋に住んでいた関係で、ほとんどのギターは名古屋の楽器屋で買いました。宇部に帰ってきてからは天神の楽器屋さんによくいっていました。いまだとイムズやキャナルの中の楽器屋さんなどは如何でしょうか?ちなみに小倉の楽器屋さんには行ったことがありません(-_-;)
わたしが初めてエレキギターを買ったのは、高校2年生の時、中央の交差点のところにあった「エンゼル音楽社」でした。いまはもう、エンゼルもなくなったしなぁ・・・。
はじめまして.
ギター歴5年目の学生です.
私が,初めて手にしたギターは友達から2万円で譲ってもらった
「Fender Japan」のストラトタイプのギターです.
私が思うに,最初のギターは中古か,新品でも3万〜5万ぐらい
の予算で買えるギターがいいと思います.
なぜかというと,ギターの練習を進めていくうちに何度か行き詰ま
ることがあるのですが,ここで一部の人は挫折して練習をぱたり
とやめてしまい,大金を払って買った高価なギターが宝の持ち腐
れになってしまうことがあるからです.(私にもそんな時期があった様な気がする?)
娘さんのやる気が満々だったら全く問題ないのですが.
また,中古のギターでも,以前私がバンドをしていたとき全く問題なく演奏
できました.でも中古のギターを買うときは音にノイズがないかとかネック
が反っていないかどうか等のことはしっかりチェックした方がいいですよ.
なかなか むずかしいですね。
ノイズのチェック方法や同じ製品でも いい 悪い があるとしたら
どう確かめたらいいのでしょうか。
やはり基本的には高いギターはいい ということでしょうか。
簡単な見分け方のようなものはありますか?
そうなんです。ほんとうに難しいんですよ。
>ノイズのチェック方法や同じ製品でも いい 悪い があるとしたら
>どう確かめたらいいのでしょうか。
結論から言うと、まったくノイズの無いギターというものは有りません。エレキギターである以上は多少なりともノイズは発生します。中には、ギター本体の中に電子回路(ブースターやノイズサプレッサーなど)を組み込んだアクティブタイプのものも有りますが、これは初心者向きとは言えませんので。
ではどうするかと言うと、
1.まずギターをアンプにダイレクトに繋ぎ(エフェクターを介さずに→イコライザーなどがついていたらフラットにしておく。)、ギターのボリュームが0(ゼロ)になっていることを確認してアンプの電源を入れます。
2.次にアンプのトーンコントロールを低音・中音・高音ともにUPしてボリュームのレベルを5以上まで(本当は全開がいいんですが、たぶん楽器屋さんに怒られるので・・・)上げます。そしてギターのボリュームコントロールを徐々に上げてゆき、ハウリングやノイズの様子を確認します。このとき、ギターのトーンコントロールは全開にしておきます。そしてギターのネックやボディから手を放します。これで問題の無いギターであれば、ギターのボリュームを全開にしてもハウリングなどは起きません。これは人間の身体というのは一種のアース状態になっているので、弦などの金属部分にからだの一部が触れていると、そこから雑音成分となる電気が逃げてしまうので、ノイズが発生しているかどうか、正確な判断ができないからです。
気をつけていただきたいのは、アンプのボリュームが2つ(例えば『マスターボリューム』と『(ノーマル)ボリューム』)あった場合には、『ノーマル』も『マスター』も中くらいにしてください。アンプのディストーションコントロールも0(ゼロ)の状態です。
それと、この時は絶対に弦を弾いて音を出さないでください。このセッティングで弦を鳴らすと大ひんしゅくを買うことになります(激爆)
もっとも多少のノイズはあると思います。これは抽象的な表現ですが、耳触りにならないようでしたら問題ありません。ただし、沢山のエフェクター(特にディストーションなどのブースト系のもの。)を繋げたり、他にもエフェクターについているレベルボリュームを上げた場合にはどうしてもノイズやハウリングの原因になりますので、ギター本体のノイズは出来るだけ少ないほうが良いんです。
基本的に高いギターのほうが良い、ということはありません。まあ、確かにハズレは少ないでしょうが(笑)、安くても良いギターは必ずあります。実際、いいギターか悪いギターかということは、買った後しばらく経ってからやっと解ることもありますので・・・。あ、良いか悪いか、というよりも自分にあっているかどうか?といったことでですね。わたしは自分にぴったりのギターと巡り合うまで、数年かかりました。わたしのHPは、ギターや音楽専門ではありませんが、自己紹介のページや日記の中で自分のギターや音楽のことに触れていますのでよろしかったらおいでください。
ではでは
本人によりコメントは削除されました。 1999年12月15日 00時30分36秒
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