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カブトガニはどこへ? |
キーワード:小野田 カブトガニ 絶滅危惧 コメントの種類:ニュース =姿消した?!カブトガニ 小野田市内の干潟= 「生きている化石」と呼ばれるカブトガニの保護運動に取り組んでいる 山口カブトガニ研究懇話会の原田直宏代表=山陽町吉部田、豊浦高教諭=が、 小野田市の干渇でこのほど生息調査を行った。市内ではほんの3年前まで、 地元住民らが産卵を確認していたものの、今回の調査では繁殖をしていると いう確認には至らず、環境の悪化を裏付けた形となった。 希少生物を対象とした県版レッドデータブック(2000年度に発行予定) の資料集めを兼ねて、県東部から西部にわたる瀬戸内海側で調査を実施して いる。今月12日には、熊毛郡平生町の田布施川河口で、県内4番目となる 繁殖地を確認したばかり。 小野田市では、有帆川河口から周防灘に面した干潟、厚狭川河口に至る西 高泊一帯で、干潮時に合わせて約2時間にわたり、ポイントの調査を行った。 原田さんによると、カブトガニは比較的波が穏やかで、干潮時に干潟がで きるような内湾の沿岸に生息。夏の大潮の満潮時、波打ち際の砂の中へ産卵 する。ふ化した幼生は砂泥質の干潟へ移動し、脱皮を繰り返しながら成長す るという。 有帆川河口には幼生の生息に適した砂泥質の干潟があったものの、卵塊、 幼生、成体、脱皮殻のいずれも発見することはできなかった。情報があった 厚狭川河口では、産卵できる砂浜自体が失われていた。 「砂浜は石交じりや泥質のように硬すぎては産卵に適さない。干潟の形は悪 くないので、産卵できる砂浜を整備すれば、数年後にカブトガニが戻ってく る可能性はあるが」と原田さん。 カブトガニは約2億年前から形を変えずに生きている。北米、揚子江以南 の東・東南アジア、日本に4種が生息。血液成分から内毒素検出試薬や敗血 症の治療薬が開発され、エイズの治療薬の研究も進んでいる。 国内の繁殖地は瀬戸内悔や九州北部。 県内は木屋川河口の千鳥浜(下関市)、山口湾(山口市)、前場川河口(山 陽町埴生)と、今回調査した田布施川河口の4カ所だけ。 自然海岸の破壊や環境汚染、人為的な活動とともに年々個体数の減少が伝 えられ、国際自然保護連合、水産庁は絶滅危ぐ種に指定している。 #「宇部時報」8月27日付け記事より、宇部時報社の許可を得て転載しま した。 |
子供の頃には、秋穂の海水浴場などで、でっかい奴を何度も捕まえていたのに・・・・
いますぐ見られるのは、下関の水族館だけ?
>HSかじやまさん
先程は、どうも(^^)
>>いますぐ見られるのは、下関の水族館だけ?
山陽町の埴生では今でも捕れるようです。
7月に漁港まつりがあったんですが、そのときに4匹水揚げされてました。
(デジカメで撮ってまして、近いうちにぼくのWebページに載せる予定)
何でも都市部の大きな水族館から引き取りに来るそうです。
わりと定期的に捕れるのは埴生くらいだそうで、引き合いが多いんだそうです。
大阪の海遊館などにもしカブトガニがいたら、もしかすると山陽町で捕れたものか
もしれませんね。
なにか、どこか寂しいですねぇ。当たり前のことが当たり前じゃなくなってくるのは・・・。私がココを初めて覗いた時、『厚南で蛍が見れる穴場は・・・』って内容でしたが、いつの日か目にすることが出来なくなるのかなぁ・・・。ほんの2日前、私の母・義姉と甥が遥々西岐波からウチの響を見に、大阪に来た際、海遊館に行ったばかり。未確認でした(笑)。
私も子供の頃にはよく父親にカブトガニをもらって遊んでいたものです(^^;
いつのまにか「どこにでもいる海の生物」じゃなくなっていたんですね。
僕の実家の隣町(母の実家)の岡山県笠岡市もカブトガニの生息地ですね。
そういえば、小学校だったかの教科書に当時のカブトガニ保護センター(現カブトガニ博物館)の研究員だったかの土屋さんの文章が国語の教科書に載っていたなぁ?と、思い出しました。
母の実家からホントに近いのでセンターの時代には何回か言った記憶があるんですが今はどうなってるんでしょう?
なんだかこの記事を見て、ちょっと思い出してしまいました。
ps.各保護区の間での情報交換とかはやっているんでしょうか?と、ふと思ってしまいました(^^;
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