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厚東川アサリ漁復活 |
キーワード:宇部 アサリ 漁業 コメントの種類:ニュース =厚東川アサリ漁 復活= 厚東川河口で被覆網法によるアサリ放流に取り組んでいる藤曲浦漁協 (西村三範組合長、57人)は14日、今年最初の収穫を行った。導入 から3年目。試行錯誤を続ける中で出荷にこぎ着け、採算ベースに乗る までになった。同漁協は「収益を上げ、漁業の活性化につなげたい」と 話している。 同河口のアサリは1970年代から減少。以来、稚貝を放流して保護 に努めてきたが、90年ごろから放流しても死滅、流されるなど定着が 進まず、まったく取れなくなっていた。同漁協ではアサリ漁の復活に向 けて、青壮年部が中心となって対策を検討。千葉県船橋市で行われてい る被覆網法を96年、県内の漁協で初めて導入し、97年からは宇部市 の助成を受けて本格的な試験放流に取り組んでいる。 被覆網法は、放流した貝の上から縦30メートル、横10メートルの 網をかぶせて貝の流失を防ぐ。当初は春に放流、アサリが大きく成長す る夏を経て秋に掘り出す方法を試した。しかし、梅雨の間に上流のダム が放水、ヘドロが流れ込むなどして一昨年、昨年と全滅が続いた。 昨年からは歩留まりを高めるため、韓国や北朝鮮から仕入れた直径3 センチ前後の貝を4月に放流し、同河口の環境になじませて梅雨前に取 る方法も導入。成長は1、2ミリほどだが、放流量の半分を収穫、仕入 れ値の倍の値段で出荷できる。ヘドロの影響が少ない場所も見つかり、 採算割れは防げるようになった。 この日は、同漁協の15人で作業。4月に1,200キロずつ放流した3区 画のうち、1区画の網を外して600キロのアサリを掘り出した。放流 したときは白っぼかった輸入貝が、昔通りの黒々としたアサリに変化。 高齢の組合員からは「すっかり厚東川のアサリになった」と太鼓判を押 す声が上がった。 青壮年部の花沢勲さんは「被覆網の無い所はアサリがまったくおらず、 効果は確か。試験データを公開したことから、同じ方法が県内各地に広 まっている。アイデアを出し合って収益が上がる方法を見つけていきた い」と意気込んでいる。 #「宇部時報」6月15日付け記事より、宇部時報社の許可を得て転載し ました。 |
へぇ〜!
知らないところで頑張っている人達がいるのですね。
厚東川って、あんまりキレイなイメージないです。
私の幼い頃はすでに汚れたイメージが強く、入って遊んでいると「破傷風になるよ!!」って言われたものです。
豚の糞が流れてくるとも言われていましたから。
現在は、もちろんそんなことないでしょうけど。
どうなのでしょう?
アサリが取れるくらいだから、ずいぶん水質が改善されたのかな?
毎日、川沿いの道を通りますが、久しぶりに車を止めて眺めて見ようかなぁ。
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