[1] | まささんからのコメント(2001年05月03日 01時26分34秒 ) | パスワード |
毎日新聞のページ見たら、ホントに書いてました!
ちょっとびっくり!
どうしちゃったんだろう、ブッシュさん・・・。
京都議定書も反対したみたいですし・・・。
Co2の排出抑制を狙っての設置推進の様ですが、
じゃあ、原発では発生しないのか?と言われたら彼らも
答えに窮するハズです。
(っていうか、そこまで考えているのかな?)
発電所のCo2排出の是非は以下のHPで論争されています。
朝日新聞の地方版のページなのですが、『論点 上関原発計画』
をご参考下さい。
http://mytown.asahi.com/yamaguchi/kikaku_itiran.asp
ここでは東大のヒトと慶応のヒトがそれぞれ賛成・反対の意見を
載せていますが、両方の意見が聞けて、勉強になります。
が、ちょっと推進派の東大のヒトの方は、議論がお粗末です。
推進派の方でももう少しちゃんと意見が言えるヒトがいると
思うのですが・・・。
記述の中にもあるのですが、推進派の中枢を担うヒトなので、
結構、”仕方なく”意見を言っているのではないでしょうか?
ボクの父親も同じ様な状態で”推進派”の代表みたいな形にされて、
実家にいやがらせみたいな手紙とか電話が来てました。
ちょっと話が反れましたが、米国ではこの間のカリフォルニアでの
電力不足の打撃が相当尾を引いている感じですね。
ボクは米国や欧州の強電系の国際学会に行く機会があったのですが、
そこで感じたのは、米国では相当電力のロス(損失・効率)に関して
大雑把な考え方をしています。
これはお国柄なのでしょうが、そう考えると日本の技術は頑張っています。
が、自由化が本格的に進んでいないのが玉に瑕、ってトコですが・・・。
だから、カリフォルニアのあの事故(?)を目の当たりにしても、
「ああ、やっぱりね。」というのが正直なところでした。
だからって、じゃあ、原発!?
もう少し、技術的な努力をしてからにして欲しいトコロですが、
そんなことをブッシュさんに言っても仕方がないことですしね・・・。
個人的な意見としては、残念なところです。
今年の秋にまた米国で世界で最大級の国際学会に出席予定なので、
そこで末端の方々の意見を聞いてみたいところです。
新しい知見が得られるかも・・・!
[2] | 創さんからのコメント(2001年05月03日 04時39分13秒 ) | パスワード |
先の西沖発電所のスレッドにわたしは、
>なお、わたし自身代替エネルギーの問題は、これからごく近い将来に向けて人類が真剣に考えていかない問題だと認識しています。その中にはいちおう原子力も候補としては入っています。しかし、東海村や敦賀の事故を考えた時、いまの人類は決して原子力をコントロールしきってはいません。これは明らかなことだと思います。
と書き込みました。
で、これまで反対派の人々の様子はいろんなマスコミで取り上げられることも多かったと思いますが、賛成派:推進派の様子はなかなかその状況がわかりませんでした。もっともただ単にわたしが知らなかっただけなのかもしれません・・・っていうか、そうだったのです(苦笑)。
それで、上のまささんのレスにあるリンクを溯って反対派:推進派のコメントをもう一度読みました。
これを読む限り、まささんのいわれるとおり賛成派のコメントは、鈴木篤之・東大大学院教授も、片山秀行・上関町長も決定的な目玉がありませんな。特に鈴木教授の「機会があれば、できるだけ公の場に出ているため、旗を振って推進しているように思われるのだろう。議論の参考にと専門的な立場からコメントするだけで、原発立地の責任ある立場にはない。大学で研究だけしていれば、そうは思われないのだろうが」とありますが、これはあくまで原発建設のための一般論で、『何故に上関町に原発を建設するのか?』という根拠にはなりませんな。おまけに取り様によっては「上関に原発を建設する問題とは直接的に無関係だ。」といっているように解釈することもできます。
また片山上関町長の「日本は資源がないのだから、科学技術で生きていくのが基本だ。高レベルの廃棄物は、安定した安全な地質の場所に埋めればいい。隔離した場所で自然にかえしていく。保管・管理している間の人間への影響は、技術の進歩で抑えればいい。民族の科学力に自信を持たないといけない」
廃棄物処理について、本当にこの程度の認識しかないとすると、背筋が寒くなりますな。それにいくら科学力を誇っても、自然の驚異の前には一瞬にしてその自信は吹き飛ばされてしまいます。その証拠に、比較的地盤が安定していると思われてきた中国地方で、ここ数年地震が多発し、かなりの被害も出ていているではありませんか。
たとえいくら地元に金を落としても、何かあった日にはチャラを通り越してオケラになってしまうでしょう。それだけは済まないでしょうな・・・。
ひとつ注意しておきたいことは、これはあくまでマスコミが取材して、そのソースの中から抜粋したものであるということ。当然そこには書き手の(こういう記事を書こうという)意志が入ってきますので、そのことを読み手も考慮する必要があります。
(注)下熱の方では某新聞社のことで、ヒートアップしていますが、そのことと今わたしの書いた意見は関係ありませんのであしからず。
山口県知事の意見も条件付きとはいえ、賛成方向に向かったようです。宇部と上関は離れていますが、もし上関に原発が建設され、あってはならないことですが重大事故が起きた時、その距離は意味を無くします。上関町や周辺市町村だけの問題じゃなく、山口県全体のエネルギー問題として今後もウォッチしていく必要がありますね。
[3] | ピスタチオAさんからのコメント(2001年05月06日 17時40分33秒 ) | パスワード |
朝日新聞の山口ページがあるのは知りませんでした。まささんありがとうございます。
早速お気に入りに追加させて頂きました。
(ちなみにわたしはいつもHP地方版では、ウベニチ,宇部時報,山口新聞,中国新聞地域ニュースの4つをチェックしていましたが、これに朝日コム山口版も追加しようと思います。)
さて、その朝日コムの特集記事ですが、自分の意見はお恥ずかしながら?町長の意見に一番近いような気がするのです。
たしかに、何かあったら当然元も子もなくなってしまうのですが、そのような事態は東芝,日立が社運をかけて起こさせないと思っています。
「楽観的だな」と言われれば、「そうですね(ハハハ)」と言わざるを得ない訳ですが、柏崎(K−6,7)のお手本どおりにちゃんとやれば、大丈夫だと今でもそう思っています。
[4] | ピスタチオAさんからのコメント(2001年05月06日 18時09分23秒 ) | パスワード |
E.フロム氏は、著書の中で以下のような意味の事を言っています。
会話をする当人たちにとって重要なのは、自分の意見を守るためのよりよい議論を見つけることであり、自分の意見を変えることや相手の意見が変わることを予期していないと。
また、自分の意見を当人の所有物であると仮定して、それぞれが自分の意見を変えることは、所有物を失って貧しくなることを意味するのだと。
掲示板も、時差のある活字での「会話」であると言えますから、今後原発議論があっても、わたしは原発賛成と言ってる事でしょう。
なお、西沖…スレッドにて誤解があったかもしれませんが、私は原発建設推進の意見に賛成なのであり、決してそのような団体で〇〇派などと言って活動してる訳ではありませんので、ご承知置き願いたいと思います。
[5] | ピスタチオAさんからのコメント(2001年05月06日 20時37分25秒 ) | パスワード |
・活字 → 文字
訂正します。
[6] | 創さんからのコメント(2001年05月09日 19時21分09秒 ) | パスワード |
今日のニュースで再び仁井知事の国への回答について反対派の人たちの抗議行動が報道されていましたね。
さて、ピスタチオAさんは、熱心な活動家ではないにせよ原発推進意見に賛成ということですね。わたしは原発危惧派ですが、やはり具体的な反対行動などをしているわけではありません。強いて言うなら、「お座敷活動家」といったところでしょうか。
で、web上を検索してみると反対派の活動に関するHPや記事はわらわらと出てくるのに、原発推進派の記事やHPというのはなかなか見つかりませんな。だからどう?というのではありませんが、webだけではなく賛成派も賛成するのならもっとどんどん情報を発信すればいいのに。情報も何も無くて「理解を得る」なんていわれてもどうしようもありませんな。そりゃ、現地説明会などは一生懸命やるんだろうけど、反対派が何とかして世論を巻き込もうとしているのに、賛成派はそういった努力が全く見受けられませんよね。わたしは市民レベルでの賛成派の人たちの意見が非常に気になります。
まさか「こちとらお国の事業でい!!」とか「最後に笑うのはおれたちさ、ふふふ」ってことは無いでしょうけどね。
宣伝してるのは電力会社くらいしかありませんもん。
>たしかに、何かあったら当然元も子もなくなってしまうのですが、そのような事態は東芝,日立が社運をかけて起こさせないと思っています。
>「楽観的だな」と言われれば、「そうですね(ハハハ)」と言わざるを得ない訳ですが、柏崎(K−6,7)のお手本どおりにちゃんとやれば、大丈夫だと今でもそう思っています。
すごい信頼ですね・・・。いや、マジで。
しかし災害の結果を社運ごときと比べられても困るんですけど・・・>東芝・日立さん
[7] | ピスタチオAさんからのコメント(2001年05月09日 20時49分47秒 ) | パスワード |
レスありがとうございます。
さて、本音を言わせて頂くと、原発建設騒動?は次のような事なのではないかと思うのです。
この前某CATVの12チャンネルを見ていましたら、JR山陽本線建設当時の様子をやってました。
当時山陽本線は山口市中心部を経由していく路線が計画されていたとの事。
しかしながら山口市中心部の住民が、田畑がSLの煤煙によってダメになるとして、反対運動を起こし、やむなく小郡経由にしたという話でした。
その結果は、今の小郡周辺の発展と、山口市中心部の衰退を見れば明らかだと思います。
日本には資源がないという事を考えると、現状は原子力しかないのだと思っています。「資源が無いから使う量を減らしましょう」なんて環境団体みたいな真似はできません。
ただ、核燃料のリサイクルリングが完成しないと原発のメリットは全くないと思っています。早くリングが完成する事を期待しています。
(青森県みたいに関連施設を山口県に作るのには反対すると思いますが。。。)
このリサイクルリングが完成しない限り、当然原発の地下には、核廃棄物が貯蔵されていくものだと思います。
チッソという会社がありますが、あんな公害を起こしていながら今でも特殊な技術を持ってるからと言って存続しています。
県内では周南コンビナートや宇部小野田地域に工場がたくさんありますが、ここで市民が多数巻き添えになる事故が起きないとも限りませんし、死者が多数出る原発事故が起きないとも限りません。
[8] | ピスタチオAさんからのコメント(2001年05月11日 21時17分13秒 ) | パスワード |
アメリカ電力事情についての記事です。
http://tanakanews.com/b0507energy.htm
[9] | ピスタチオAさんからのコメント(2001年05月11日 23時11分28秒 ) | パスワード |
↑の記事は、原発,原油,京都議定書…と広い視野から書かれてありますが、筆者の結論が書かれてありません。参考になると思い、紹介しただけでございます。。。
さて、電気事業連合会HPによると、日本の発電電力量の1/3は原子力によるものだそうです。
現状を考えると、原発廃止するよりも、今回上関に建設が計画されているような最新式の原発に更新していく方が、現実的だと考えるところであります。
「くどい」ようですが、山口県に原発をつくろう!ということです。
おもしろい記事を見つけたので紹介します。
http://www.hotwired.co.jp/news/news/20010510203.html
http://www.hotwired.co.jp/news/news/20010511207.html
[10] | まささんからのコメント(2001年05月18日 00時24分26秒 ) | パスワード |
個人的な意見ですが、今回の国の上関原発公認、残念です。
(二井関成知事がゴーサインを出した時点で、今回の結果は出ていたも同然ですが・・・)
米国も今日、ブッシュさんが正式に原発推進を提唱しました。
世界の流れはこのまま原発へと流されていくのでしょうか・・・。
が、上のピスタチオAさんが紹介されたHPの上側のページ
http://www.hotwired.co.jp/news/news/20010510203.html
の下の方では、『スイスの企業がグリーン発電を本格化』と出ています。
ヨーロッパ方面では、原発推進、という流れとは限りません。
(フランスはちょっと違いますが。(笑))
ちなみにこのスイスの企業、ABBという会社で、
私の将来入社希望している企業です。
ここで代替エネルギー発電の実際を仕事として得たものを、
ゆくゆくは故郷山口に還元し、なんとしても原発を廃止しようと思っています。
(その頃には設置されているでしょうから、あえて”廃止”と書きます)
ピスタチオAさんの意見を読ませて頂いていると、
お金が地元に還元されるのであれば、原発だろうが代替エネルギー発電だろうが
どちらでも構わない、と考えていいのですね?
同時に代替エネルギーが日本の発電電力量の1/3を賄うことができれば。
将来的に技術を日本へ還元するにしても、ピスタチオAさんの様な原発推進派の
方々が納得されるような方式でないと、意味がありませんから・・・。
ピスタチオAさんも今考えられる方法としては原発しかないから
仕方なく推進していると思います。
だから賛成派と反対派が大きな溝を作ってしまうのだと思います。
ですので両方が納得できる方法をなんとしても探し出してみようと思っています。
私は自分の仕事の全てをかけて原発を廃止しようと考えています。
ゆくゆく、ピスタチオAさんの様な方が味方になってくれると本当に心強いです。
[11] | 創さんからのコメント(2001年05月18日 01時34分52秒 ) | パスワード |
>ピスタチオAさんも今考えられる方法としては原発しかないから
仕方なく推進していると思います。
そうですね。石油の代替エネルギーについてという点ではピスタチオAさんも同様ですね。
ところで、先日件の知事のゴーサインを取り上げたTV(KRYの夕方のやつ)で、国からの連絡をうけた上関町長や、原発賛成派の祝島島民のインタビューをやってましたが、第一印象は(言い方は悪いですが)『この寂れた島の活気を取り戻すには、とにかく島にお金が落ちないと人が集まらない。』そうじて、そういう雰囲気でした。っていうか、町長は明言していましたし・・・。
まるでお金を落とす方法としてしか原発を見ていない、というふうに放送を見て感じてしまいました。穿った見方をすれば、「お金を産む方法がたまたま原発だった」とも受け取れるような・・・。
わたしは原発大反対というわけではないのです。
しっかりした運転管理と、完全な放射能制御が可能ならば原発大いに結構だと思うのですが、いまの状況はそれは『絵に描いた餅』にほかなりません。
ところがいまの上関原発賛成派のなかには、上記のような考えの人たちがかなりの数で存在するようなのです。確かに過疎の島で漁業だけでは生計が難しく、働き手の若者はどんどん村を離れ、高齢者だけではますます漁業がなりたたなくなる、という悪循環は想像に難くありませんし、痛切な問題だと思います。
けれど、本来そのことと原発建設の問題は切り離して考えるべきことです。
産業構造の変革は、原発のみによってなされるわけでは無いはずです。
それに原発によってもたらされるお金というのは、基本的には補助金です。
片山町長は、その補助金で福祉行政や教育の充実を図るといっていますが、それはそれで重要なことだと思いますが、では、どのように上関町の産業構造を発展させていくのか、少なくともわたしは知りませんし、ネットでもなかなか情報が集まりません。あるのは反対派のHPばかりです(苦笑)。
本気で賛成するのなら、賛成派も負けずにいろいろとPRすればいいのに。
弘兼憲史さんだけに任せるのは、気の毒です。
[12] | 246さんからのコメント(2001年05月18日 08時14分40秒 ) | パスワード |
先日 NHKスペシャルで先の東海村臨界事故で作業中被爆された方の、事故からお亡くなりになるまでをドキュメントで放送していました。
直接原発の建設とは結び付けて考えなくてもと思われるかも知れませんが、あの特集を見てしまうと終了後もしばらくは考え込んでしまいましたね。
視点は患者さんを救おうとする医療スタッフからのもので、医師や看護婦が次第に悪くなってゆく患者さんをどうすることも出来なく、最後には何のためにこの方を助けているのだろうか?という疑問すら湧いてきて、目の前にいる人としての尊厳などなくなった一固体をなぜ延命しなければならないのか悩む場面もありました。
助かる見込のない今の放射線高度被爆の医療実態。 思いつまされました。
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