[1] | 姫さんからのコメント(2001年01月11日 00時01分40秒 ) | パスワード |
中学の頃に読んでも分からなかった本が21歳の今になって分かるということは
私も成長しているのだと思いました。
ちなみに、私の好きな作家は
安部公房
江戸川乱歩
三島由紀夫
太宰治
カフカ です。
こういう系でお勧めがあれば是非教えてください。
[2] | ちえぞうさんからのコメント(2001年01月11日 00時21分13秒 ) | パスワード |
そういう系じゃないけど、最近わたしがはまり読みしてるのは
帚木 蓬生(ははきぎほうせい)です。
特にこの人すげぇって思ったのが「閉鎖病棟」「臓器農場」。
止まらなくなります。
[3] | しもさんからのコメント(2001年01月11日 00時26分01秒 ) | パスワード |
ドストエフスキーなんて読まれてますか。
トルストイはいかがでしょ?選択が安易ですかね。
僕のお勧めは、「復活」と「アンナ・カレーニナ」。
「車輪の下」で有名なヘッセの後期作もシブいです。
「シッダールタ」とか。(これがイチオシ。)
いずれも新潮文庫です。
[4] | 姫さんからのコメント(2001年01月11日 00時43分07秒 ) | パスワード |
おー。早速ありがとうございます。
ちえぞうさん、それ題名からしておもしろそう。
私、そういうの好きかも。
もうちょっと内容説明してもらっていいです?
しもさん。
ヘッセっておもしろいです?
高校の時に「車輪の下」を読んだけど、イマイチという印象があって。
あともう1冊ヘッセを読んだけど、ビビビとくるものがなくて。
題名も忘れてしまいました。
後期作がお勧めということは、車輪の下は前期にあたるんですか?
「シッダールタ」なんかお釈迦様のフルネームの一部にこんなの
入ってなかったですっけ?
それとは全く関係ないんですかね?
質問攻めですみません。ヘッセについては無知なもので。
[5] | しもさんからのコメント(2001年01月11日 01時10分36秒 ) | パスワード |
僕は作家で本を選びません(基本的には)。ヘッセの作品は良いかと問われるとちょっと困ってしまいます。そんなに読んでないですから。恐らく前期〜中期の間で書かれた「車輪の下」もイマイチでしたし、晩年に書かれた「幸福論」もピンと来ませんでした(というか僕には難解過ぎる)。なんて言うか、シッダールタが、良かったんです。
シッダールタは仏陀の本名ですな。ゴータマ・シッダールタ。でもこの本は仏陀の伝記ではありません。仏教の教えを説いたものでもありません。筆者が持つに至った宗教観にたどり着くまでの変遷を綴った物語、です。たぶん。詳しくは読んでいただいた方が良いと思いますが、僕は共感しています。
公立学校で宗教観を、と森首相が推してるみたいですね。偏ったものでなければ賛成ですが、まず無理、というのが私見です。
脱線ついでに、宇部高前のカレー屋さん、「オールドスパイス」のカレーはゴータマカリ−よりカシミールカリ−が好きです。辛さはNo.2です。
[6] | みーちゃんさんからのコメント(2001年01月11日 01時18分09秒 ) | パスワード |
やっぱ、人間の生臭く描く大家は「シェイクスピア」しか無いと思う。
てんこもりの、人間をここまで書き切るか?と云う「業の宿命」を悲恋・悲哀・愚か・笑い・ユーモラスなど、十分に人間の愚かさを風刺していますもん。
高校生の時「女の一生」を読んだ時、女の本質を見てしまったようで
苦笑いしてしまった事あったな・・・
一度読んで見てください。
[7] | ralirunさんからのコメント(2001年01月11日 05時47分07秒 ) | パスワード |
本ですか。そうですねぇ。おれ的には聖なる予言という本をオススメします。
たしか角川の文庫本でもでてるはずなので1度読んでみるといいです。
高校のときにハマって以来、なにかをしようと思うときには必ずまた読んだり
してなにかを得てるのできっとあなたもなにか得られるところがあるのでは
ないでしょうか?(笑)形式的には冒険小説なんですけど実におもしろいんですよ。
[8] | 寝る子さんからのコメント(2001年01月11日 07時29分16秒 ) | パスワード |
本ですか。
いいですねえ。
高校生の時に芥川龍之介にはまり、文庫1本だった私が始めて勤め出して
全集を買ったのも彼の本だけです。
いつ読み返しても彼の作品はいいですね。
(重いけど)
お正月に天童荒太の「あふれる愛」を読み終え、
今は「レイモンド・カーヴァ−傑作選」を読んでいます。
姫さんおなじみのキングの「ザ・スタンド」の上下はまだ手付かずのまま。
・・・百科事典か、ってくらいありますよ。
持ち歩けないからなあ・・・。
1000円だったら、キングの「ライディング・ザ・ブレット」
がお薦めです。お値段もぴったり(笑)
結構内容的にも好きなんですけどね。
いい中篇だと思っています。
図書券持って書店にゴー!(笑)
[9] | 寝る子さんからのコメント(2001年01月11日 07時57分00秒 ) | パスワード |
>始めて勤め出して
・・・初めて勤め出して、の間違いです。
すみません。睡眠不足でまだボ−ッとしておりまして。
ふああ。眠いですう・・・。
[10] | ちえぞうさんからのコメント(2001年01月11日 10時43分46秒 ) | パスワード |
「閉鎖病棟」・・・精神病院で起こった殺人事件、なぜそのようなことが起こったのか・・・?
作者が現役の精神科のお医者様なので、こちらもそういう人たちを見る目が変 わりました。
「臓器農場」・・・子供の臓器移植で有名な総合病院の産婦人科、その奥には「特別病棟」という特定のスタッフしか入れない謎の病棟が・・・。
脳死、無脳症児、これは命があるものなのか否か?
いろいろ考えることができる本です。
是非読んでみて下さい。
[11] | わかさんからのコメント(2001年01月11日 22時24分44秒 ) | パスワード |
はじめまして。
わたしも帚木大好きなので、ついでてきてしまいました。
医療系のもいいけど、「三たびの海峡」などの日韓ものも好きです。
かなりの長編ですし、テーマも重いのに、一気に読んでしまいますよねえ・・・
[12] | ちえぞうさんからのコメント(2001年01月11日 22時36分39秒 ) | パスワード |
「三たびの海峡」、これから読みます・・・。
現在「賞の柩」読んでま〜す♪
ちなみに、これまで挙った本は全部新潮文庫です。
うれし〜、帚木ファンが他にもいたんだ〜♪
[13] | しもさんからのコメント(2001年01月11日 23時21分49秒 ) | パスワード |
>わたしも帚木大好きなので、ついでてきてしまいました。
>医療系のもいいけど、「三たびの海峡」などの日韓ものも好きです。
誰それ?って思ってました。このコメントを
書いていただくまでは。
三たびの海峡 大好きです。何度も読みました。
今、本棚で確認したら、確かに帚木蓬生って
書いてあります。知らなかった・・・読み方さえ。
ほら、如何に僕が作者に無頓着かがわかるでしょ?
[14] | パパイヤさんからのコメント(2001年01月12日 21時59分18秒 ) | パスワード |
おすすめ本は・・・
ハードカバーでは買う気がしなかったので、文庫本化になって読んで
良かったと思ったのが「ノルウェーの森」です。
普段、恋愛小説を読まないのですが、これは良かったです。
独特の世界で展開してると思います。
[15] | 姫さんからのコメント(2001年01月12日 23時07分35秒 ) | パスワード |
みなさん、ありがとうございます!!
映画って割と友達との話題に上ることもあるんですけど
本っていうのは限られた人としか話さないから、うれしいなぁ。
しもさん、ちえぞうさん!
私も「三たびの海峡」読みました。人それぞれだとは思いますが
私としては「大地の子」の方がおもしろかったです。
大地の子はおもしろいって言う言葉が軽く感じられるくらいですが。
年末、再放送してましたね。私と同じく睡眠不足に陥り、次の日
目を腫らした方がいらっしゃると思います。
大地の子を読んだときには「子供が産まれたら必ず”一心”とつける!」と
意気込みました。
ワイルドスワンを読んだときは、まだ幼かったということもありますが
あまり理解できなかったけれど、大地の子はもう高校生になっていたので
はまりましたねー。
寝る子さん!
芥川!いいですねーーーーーーーー(うっとり)
何より文章がきれいです。流れるようです。
私は「捧教人の死」が好きです。中学生の頃、これで読書感想文の賞をもらいました。
ろおれんぞ。くー。懐かしい!!
あー。迷ってしまう。
何を買おうかなーーーーーー???
[16] | 寝る子さんからのコメント(2001年01月13日 21時51分26秒 ) | パスワード |
姫さん:
芥川龍之介がお好きでしたら(嬉しいな、お若いのに同じで)、
福永武彦もお薦めしたいと思います。
ただし、私が好きなのは彼が30代から40代前半にかけて書いたもの、ですが。
私が中3の頃めぐり合った作家で、
「草の花」「海市」「廃市」などなど、とても印象深い作品ばかりです。
特に「草の花」は、強く心に残りました。
聖書のペテロ前書・第1章・24、25節に載っている
「人はみな草の如く、その光栄はみな草の花の如し。
草は枯れ、花は散る。しかし、主の言葉はとこしえに残る」
と言う言葉からつけられたタイトルですが、
自分が幸せになりたいと望む気持ちが人を幸せにし、
またその気持ちが自分をも幸せにする・・・といったことを描いたのでは・・・と、
当時何度も何度も読み返しましたものでした。
私はクリスチャンではないので、主、という言葉を理解するには
至っておりませんけれどね。
プラトニックラブを極めたい人にも、お薦めの1冊です。
・・・絶版が多いので、図書館の方が探しやすいかもしれません。
[17] | chrisさんからのコメント(2001年01月20日 18時01分04秒 ) | パスワード |
こんにちは、chris です。
最近、お薦めの一冊というのがなかなかありませんが、以前読んだ本に下記が
あります。
"The Firm" --- John Grisham著
邦題は「法律事務所」です。
私の以前の上司(ドイツ生まれの米国人)が、話題になっている本だからと
言って、自分自身が読んだ後にこの本をくれました。
初めは1日に数ページずつ読んでいたのですが、次第に加速度がついてきて
(英語表現で "page turner" というのでしょうか?)、最期の1/3は徹夜して
読んでしまいました。
映画はあとから、読んだのですが、がっかりしました。面白い部分が端折って
あったのです。映画しか観ていない人にとっては、それなりに面白かったの
でしょうが、本を読んだ人はきっと誰しもそう思ったことでしょう。
[18] | chrisさんからのコメント(2001年01月20日 18時19分30秒 ) | パスワード |
ふたたび、chrisです。
中学校のとき「夏休み帳」で、こんな表現があり、chris少年は激しく感動した
ことを思い出しました。
「その友達の母親は、上品に微笑みながら私に語りかけていた。
ひょっとしたきっかけで、私がたまたま、テーブルの下に
何かを取るために、彼女の膝の上にある両手にくしゃくしゃに
されたハンケチをみたとき、彼女は手で泣いていた。」
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
確か、その友達は何らかの原因で死亡し、彼の母親が挨拶のため
「私」を訪問したときの話しだったと思います。
題名は 以下のようだったと思います。
「ハンケチ」----- 芥川龍之介
また、書きます。
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