カムパネルラさんからのコメント(2000年05月07日 00時50分54秒 ) | パスワード |
今のサルから進化したのではなくて、現代のサルと同じ祖先をもつということですね。
以前、興味をもって調べたことがあります。
ときどきラマルクの説と混同している人がいますので、進化論について簡単に?述べます。
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チャールズ・ダーウィン(1809−1882)生物学者・博物学者・自然主義者。
『素朴な自己愛』にメスをいれ、聖書の「人間は被造物のトップにいる。」という人間観を強烈にぐらつかせた人物です。
著書は、『種の起源』(1859)。
つまり、生存競争における有利な種族の保存による、すなわち自然選択による種の起源についてという内容です。
もっと強引にわかりやすく言うなら、下記の2点でしょうか。
1.今あるすべての動植物は、古い単純な形のものから生物学的に進化した。
2.この進化は、『自然選択』の結果である。
聖書にも書かれているように、古代ギリシャ哲学者のプラトンとかアリストテレスは、あらゆる動植物はいっペんに創造されたと考えていました。
ダーウィンの少し前に、ジャン・ド・ラマルクという人が、何世代にわたって首を伸ばすと首が伸びるといった『獲得形質』の遺伝説をとなえたのですが、けっきょく証明はできなかった。
ダーウィンはラマルクの説を受けつけず、進化は環境にもっとも順応したものが生き残り種を存続させるという『生存競争の自然選択』が起こすとしたのです。
これは同じ餌をめぐって争うため、もっとも近い種の間でもっとも激しい。
そうなると、ごく小さな違いが決定的になる。
生存競争が激しいほど新種への進化は速くなり、もっとも適したもの以外は死に絶える。
彼は言います。
「自然界に偶然は一つもない。すべては、幾世代にもわたるほんの小さな変化の結果だ。」
同一種に現れる個体差異と、少数のものしか生き残れないほどの高い出生率が地球上の生命進化の素地で、生存競争のなかでの自然選択がこの進化のしくみの陰の原動力ということです。
自然選択は、もっとも強いもの環境にもっとも順応したものの生き残りをはかるということですね。
その後、彼は『人間の由来』(1871)という本を書きました。
その中に、「人間は猿から進化した。(現代の猿と同じ祖先をもつ。)」と書いたのです。
けれども、なぜ固体差異が起こるのかは不明だとしたままだったのですよね。
現在の進化理論(ネオダーウィニズム)ではっきりしているのは、生命と繁殖は細胞分裂がかかわり、時々『突然変異』が起こる。病気等マイナス面もあるが、有利な性質を与えることもあるということかな。
最初の原細胞は、ダーウィンが夢想したように『生温かい水たまりの泡の中』で、無機物から有機物になったと仮定されています。
無機物から有機物・・・・・この目で見ないと信じられないですけど。(笑)
46億年前に太陽系及び地球が誕生し、酸素とオゾン層のない原始の地球だからこそ自己分裂できるDNA分子ができて、生命はおそらく30〜40億年前に生まれたとされています。
生命が誕生して今までを1年とすると、人間は大晦日の23時40分頃生まれたことになるのです。
なぜ多細胞生物のそれぞれの細胞が、別々の機能で働くかは現在も謎なのですよねぇ。
そういえば、ヒトゲノム計画はそろそろ完成じゃないのかな。
一足違いでダーウィンに先を越されたアルフレッド・ラッセル・ウォーレスの考えも面白いのですが、長くなったので、また今度。(^^ゞ
七重さんからのコメント(2000年05月07日 08時55分10秒 ) | パスワード |
ネアンデルタール人とクロマニョン人の繋がりが
今ひとつ判らない。。。
「大地の子エイラ」はお勧めです。(^-^)
ではでは〜
カムパネルラさんからのコメント(2000年05月07日 10時36分33秒 ) | パスワード |
ネアンデルタール人が、我々の直接の子孫とされるクロマニヨン人となり、ヒトへと進化したと最近まで考えられてましたけど、ネアンデルタール人の骨のDNAを調べた結果、人類がネアンデルタール人のDNAを受け継いでいないことが1997年に確認されたのですよね。
それまで当然と思ったいたのでビックリしましたけど。
つまり、彼らは我々の祖先ではなく、別の進化の道を辿ったもうひとつの人類ということですよねぇ。
七重さんからのコメント(2000年05月08日 21時33分15秒 ) | パスワード |
そうそう、
ネアンデルタール人は祖先じゃ無いんだって。
で、同時代にそれぞれ繁栄していたそうな。。。
でも、お墓に花を添えるネアンデルタール人も良いよね〜
ではでは〜
Motooさんからのコメント(2000年05月15日 16時13分51秒 ) | パスワード |
SFの一説に過ぎませんが、
地球外から来た、異星人が地球に元々生息していた
哺乳類(今のサルのご先祖)に遺伝子操作を施して
人類を作り上げ、自らは、絶対的な力を持った
神として人類の歴史に介入してきたというお話に
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