キーワード:映画 アメリカン・ビユーティ コメントの種類 :レポート
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初めて投稿します。「おきらくマン」と言います。
今から書きますのは、映画ど素人である僕が、今、話題の映画を
「シネマ7」で観て素直に感じた感想です。
こんなものを公共のホームページに載せることに抵抗を感じる
方もいらっしゃるかもしれませんが、考えてみれば、映画の感想
(批評?)といえば少しマニアックなものが多く、僕ら素人には
読んでもチンプンカンプンなものばかり。
たまには、ど素人が書いた映画感想文があってもいいじゃないか、
と思って筆をとりました。
僕の名前同様、「おきらく」な気分で読んでください。
では、第1回は、あの「アメリカン・ビユーティ」です。
みなさん、「アメリカン・ファミリー」といえば、どんな
第一印象を持っておられますか?
強くいお父さんがいて、陽気なお母さんがいて、わんぱくだけど
やさしい子供達がいて…。
でも、「クレーマー・クレーマー」ぐらいから、そんな「アメリカン
・ファミリー」は幻想になっているのでしょうか?
この映画で描かれる家族は、そんな「アメリカン・ファミリー」に
全く似つかない…、会社で抑圧され、そのはけ口を家にも見出せない
父親、夫が弱いゆえに過激に強くなろうとする母親、そしてそんな
両親を軽蔑しきっている娘。「ビユーティ」など、どこにも見当たり
ません。
でも、ひょんなことがきっかけで、弱い父親が豹変します。
それは娘の友達に、年甲斐も無く恋してしまったこと。
「マッチョが好き」という彼女の幼い言葉に、なぜか反応して
筋トレに励む父親。そして、隣に引っ越してきた青年に影響を
受け、今までの抑圧を振り払うように、会社を辞め、家庭でも
強気な態度を取るようになります。
夫の豹変に動揺する母親。自分が頑張って夫を支える、それが
彼女の生きがいだったのに、夫はそれを拒否します。
娘は隣の青年と恋に落ち、駆け落ちを決意。
そして家庭は崩壊します。
でも、なぜか僕の中には、すがすがしさが残りました。
理由はわかりません。普段、自分もなんらかの抑圧されたスト
レスを感じているからでしょうか?
この映画は、賛否両論があると思います。
みなさん、「アカデミー賞」を取ったからといって、「絶対に
おもしろいぞ」と思って観に行くなら、僕はお勧めしません。
決して娯楽映画ではありません。不思議な映画です。
でも、こんな映画を観るのも、たまにはいいものです。
「アメリカン・ビユーティ」、まだまだやってます。
ご覧になったみなさんの感想、お待ちしてます。
では、さようなら。
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