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投稿番号:46635 投稿日:2000年03月08日 22時10分22秒  パスワード
お名前:青ジャージ
 

排気ガス

キーワード:ディーゼル サンデンバス

コメントの種類:報告


私はいつもバイクで通勤しているのですが、昨日たまたま
あるサンデンバスの後ろを走っていると、あのディーゼル特有の黒い排気ガスが
まったくでていませんでした!
そのバスは取り立てて新しい車ではなかったようですが・・・。
ディーゼル微粒子除去装置(DPF)つけているのでしょうか?
だったら、順次全バスに取り付けていくのでしょうね。うれしいことです。

私は、ディーゼル車肯定派です。
低速トルク(車を押し出す力)もあるから運転しやすいし、ガソリン車より
熱効率もいいし・・・。
教習車もディーゼル車だったしね(笑)。エンストしにくかったです。
あの黒煙も、マフラーの触媒かなにかを定期的に交換すればいいそうです。

サンデンバス、がんばれ!



エットーレさんからのコメント(2000年03月09日 10時40分48秒)
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エットーレです。

ディーゼルサイクルは確かにオットーサイクル(通常のガソリン車はコレ)より、
熱効率が高いです。
燃料の炭素含有量にも関連しますが、
ディーゼル車はCO2の排出量に関しては少ないといえるでしょう。
しかし、SPM(黒煙)とNOxに関しては、現在の規制では甘いといえます。
DPFに関しても、その有効性に多少の疑問があるのと、(しかもイニシャルコストが高い)
黒煙とNOxがくっついて悪さをすることから、
黒煙だけに有効なDPFだけを装着しても片手落ちといえるでしょう。
SPMに関しては、厳密に言えばガソリン車にも存在します(但し、分子の大きさが違う)。

内燃機関で最もクリーンで身近なエネルギーはLPGです。
前出のSPMはもちろん、SOxもゼロなのです。
インフラに関しても、圧縮天然ガスを取り扱うスタンドの比ではありません。
ただ、お役所の管轄が通産省になるので…
ま、政治的に弱い業界体質が、
良質なエネルギーを有効利用できない原因になっています。
全くこの国は…

で、私の会社では、新規車輌にはLPG車の導入を既に始めています。
現在まで、1トン積みのトラック1台、軽トラック1台(バイフューエル)、
3トン積みトラック1台を導入済みです。
別段誰に評価される訳でもなく、補助金が出るわけでもありませんが、
環境面を考えての導入です。
クリーンなだけでなく、音も大変静かですよ。

イニシャルコストは上がりますが、
環境面への配慮として、企業としての当然の姿勢だと思います。

長くなりましたが、
本当の意味でのエコを考えて欲しいですね。

青ジャージさんからのコメント(2000年03月09日 19時02分38秒)
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こんばんは!青ジャージです。
レスありがとうございます!

質問です!
LPG車って、普通のおなじような車との値段は、どれぐらい違うのですか?
会社関係だけでなく、個人でも買えるのですか?値引きは?(笑)
車種は固定されてくるのですか?
燃費はどれぐらいですか?

以上、ぜひ教えてくださいね!

ホント、同じ敗戦国のドイツと比べて、なんでこんなに環境面で
官も民も意識が進んでないの?
法律に違反してなければなにしてもいいって考えの企業が多いから、
社会的弱者が痛い目に会うんですよね・・・。
企業も社会の一員なんだから、もっと公共性を意識しないと・・・。
で、エットーレさんの会社名は?(笑)
いいことしているんだから、えばって名前書いとかないと!(笑)

エットーレさんからのコメント(2000年03月09日 21時23分36秒)
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エットーレです。

> LPG車って、普通のおなじような車との値段は、どれぐらい違うのですか?

+10〜20万円前後ぐらいでしょうか。
今年購入した3トン車は、同クラスのディーゼル車とほぼ同じでした。

> 会社関係だけでなく、個人でも買えるのですか?値引きは?(笑)

天然ガス車(ボルボを除く)や電気自動車と違って、個人で買えます。
もちろん、ボルボ以外でも買えますが、根性が要ります。
(何故って?売る気が無いからです)
値引きはありますが、少し渋いかな。でも、条件によって変わりますね。

> 車種は固定されてくるのですか?

乗用車に関しては、まだ調べていないのでわかりませんが、
軽トラックや、1〜3トントラックについては、結構バリエーションは豊富です。
エンジンとしては、第2世代の軽が今のところ一番良いようです。

> 燃費はどれぐらいですか?

ガソリン車より5〜10%悪いです。(軽はほぼ同じ)
しかしながら、リッター当りの単価はガソリンの35〜45%安いので、
ランニングコストは下がります。
しかも、CO2排出量もガソリンと同等かそれ以下です。

スバルの軽トラックは、日本版バイフューエルで、
冷間時の始動時にガソリンで動く他、
万が一LPGがなくなったときでも切り替えて動きますので、
ガス切れで立ち往生するということはまずありません。

LPGって、家庭で使うプロパンガスのことです。
一般的にはあまりよい印象はありませんが、
エネルギーとしては非常に優秀なものです。
特に阪神大震災以降、その災害に強い特徴から、
都市部では、都市ガス供給区域内でのLPG供給の公共集合住宅ができるなど、
災害対策とクリーンさが再認識されてきています。

私の会社でも今後取り組んで行く「燃料電池」との組合せで、
環境に優しく、しかも災害に強いエネルギー供給ができます。
特に、公共性の強い建物には採用して欲しいですね。

会社名は私の口からは言えません。
それに、まだまだ目指しているものには程遠いし…
あ、でも地元の同業他社には絶対負けない自信はあります。

はしさんからのコメント(2000年03月10日 12時28分33秒)
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>イニシャルコストは上がりますが、
環境面への配慮として、企業としての当然の姿勢だと思います。

素晴らしい御発言です。環境よりも目先の利益ばかりを追求する会社が多いなかで。
エットーレさんのような方が増えて欲しいものです



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