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投稿番号:41560 投稿日:1999年11月07日 12時17分58秒  パスワード
お名前:江島 潔
 

下関から捕鯨船団出港式、再び。


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昨年に続いて、今年も下関港から、『調査捕鯨船団・合同出港式』が行なわれます。
11月9日(火)、12時〜、「あるかぽ〜と」埠頭にて。

日本にとって、捕鯨の持つ意味は、単に「鯨食文化」だけではなく、水産国家・日本の
存亡にかかわる問題なんです、実は。


な〜さんからのコメント(1999年11月07日 13時40分34秒)
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な〜 です

先日NHKで捕鯨委員会の話題を取り上げていましたが
どうも欧米の言い分は「鯨を保護すべき」だけなのですね。
どう保護するか、鯨によって多くの水産資源(魚ですね)が減少しているという
事実こういうことはいっさい議論にあがらないような感じでした。
それに対しオーストラリアにとっては鯨は観光資源なんだからいなくなると困るんだ
という姿勢の方がよっぽど説得力のある言葉でした。
そして歩み寄りの感じられる発言です。

でも逆に今の日本の食生活に文化があるかといわれると世界相手に
説得力に乏しいところがありますね。

食べ放題激安ツアーなんかで蟹が乱獲されているのではないですか、
また日常ものを残すのは当たり前、自給率は40%ぐらいでしたっけ?
食べ物を残さなければ自給率はどれくらいなのでしょう?
国家が鯨は文化と世界相手に主張するためにも皆さんもう一度
日本の文化を見直しましょうよ。

鯨のコロ(こちらではそういうのですが、皮の部分)おいしいですね。
先日偶然漁師さんに頂きました(売買は出来ないそうですね)
10年以上前に食べたような気がします。

江島 潔さんからのコメント(1999年11月07日 18時52分56秒)
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なぜ、日本政府が捕鯨を米英豪などの意向に反してでも取り組もうとするか、少し系統だって整理してみます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1.鯨類は人類の大切な食料資源です。

世界の人□は、21世紀半ばには、100億人を超えるといわれています。増加しつつある人類の食料を確保するには、
陸上での穀類・家畜類の生産ばかりでなく、地球の4分の3を占める広大な海の生物資源に依存しなければなりません。
鯨類も当然利用すべき海の重要な食料資源のひとつです。そのためには、その他の海洋生物と同様に、きちんとした
調査・研究をおこない、資源の実態について信頼できる情報を集めて、合理的な管理をしなければなりません。

な〜さんからのコメント(1999年11月07日 20時38分23秒)
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な〜 です

よくわからないのですが、食料確保が大切ならどうして
減反政策が採られているのですか?
米自由化に関しても日本は稲作は日本にとってかけがえのないものと言っている割に
減反制作は変わりません。

これはいつも疑問なのですが。
ちょっとスレッドの趣旨にはずれるのですが。

さて本題ですが前回のNHKの番組では
ノルウエーの学者(だったと思う)によれば
鯨が水産資源  というより  鯨が水産資源を食い尽くしている
と言う感じの内容だったと思っています。

でも少なくとも水産資源に関係あることは確かです
最近いろんな水産資源の乱獲が問題になっています。
先日も毛ガニが密漁の横行で絶滅するのでは、とニュースに流れていました。
今や乱獲問題は鯨に限りません。たしかマグロも問題になっていませんでしたか。
そして議論にあがってくるのは養殖の出来ない高級魚である感がしてなりません。
回転寿司が大流行ですが、いくつものお寿司が捨てられます。
ファミレスでも多くの残飯がでます。
大豆の絞りかすのおからは昔は家畜の餌でしたが、おからを餌に使った家畜は
おいしくないと言うことでおからは今や産業廃棄物であり処理にずいぶんお金がかかっているそうです

私は捕鯨禁止を唱えるわけでは毛頭ありませんが、日本の現状を知っている
外国人に
鯨は文化だ、とか 鯨は大切な海洋資源で将来的に大切な食料になる
とかいうことを主張しても説得力があるのかしら?

世界の水産資源を考えるという意味で調査捕鯨を続けることは非常に大切なことと
感じます。でも政府にお金がない場合は?
元々鯨は日本近海のみにいるわけでないですね。なんでこんなことに
日本人がお金を出さないといけないの、と言う疑問がわいてもおかしくないのでは?

要するに日本が食糧自給率なり食料の安定供給を視野に入れて調査捕鯨をしているのなら
なぜ減反?なぜ食べ物を粗末にするの?
なんか腑に落ちない。

江島さんにからむやくざものみたいに思わないでくださいね。
単にいつも思っている素朴な疑問をぶつけているだけですから。

海老爺さんからのコメント(1999年11月08日 01時00分39秒)
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>江島さんにからむやくざものみたいに思わないでくださいね。
単にいつも思っている素朴な疑問をぶつけているだけですから。

・・・あ、そんな事ぜーんぜん思ってないから、心配しないでね!
な〜さんには、先日、「女の子」と間違えちゃってごめんなさい。
で、学生さんなのかなぁ、20代の社会人なのかなぁ、それとも、もっと年上の方なのかなぁ。
やっぱり、ご質問にお答えするにしても、私自身が、まだそんなに歳くってないんで(若いつもりでいるんだ、これが)、
あまり年上の方に、学生さんに語るような口調で話しても失礼だし、ねぇ・・。

まあ、とりあえず、20代の社会人って仮定で。

>よくわからないのですが、食料確保が大切ならどうして減反政策が採られているのですか?
米自由化に関しても日本は稲作は日本にとってかけがえのないものと言っている割に減反制作は変わりません。

・・・な〜さん、これはこれで新しいスレッドが立つわ。
稲作は日本人を農耕民族たらしめてきた最大の要因であり、日本文化の大きな割合を担っています。
でもそれだからといって、「減反政策」を行わなかったら、今日では完全に米の供給過剰になり、自由市場ならば
農家は経営が成り立たなくなります。従って、政府が需要を見ながら生産調整を行い、かつ農家の経営も成立する
ように、買い上げ価格を保証しているわけです。

完全な「自由主義経済」では、日本の稲作は絶滅してしまいます。だから、いわば「保護主義」を取っているわけ。

海老爺さんからのコメント(1999年11月08日 01時09分32秒)
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>食料確保が大切ならどうして減反政策が採られているのですか?

・・・そうか、この質問には答えてないなー。でもこれは簡単でしょ?
食料確保、というのはこの場合「海洋タンパク資源」つーことであって、お米は当然「デンプン」ですねー。

さらに、捕鯨は、単に鯨肉の確保という事ではなく、いまや、日本を公海上での水産業全部について禁止または
制限をしよう、という一部欧米諸国の陰謀に対し、敢然と立ち向かう「水産国家・日本」のシンボル的産業なんです。
この、「陰謀」については、また今度お話しますね。

海老爺さんからのコメント(1999年11月08日 01時17分00秒)
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>ノルウエーの学者(だったと思う)によれば鯨が水産資源  というより  
鯨が水産資源を食い尽くしていると言う感じの内容だったと思っています。

・・・そのとおり、です。これも、日本の調査捕鯨のデータ解析の結果、わかった事なんだけど。
だいたい、人類が1年間に、10、000トンの漁業資源を捕獲するのに対し、鯨類は、年間にその5〜6倍(!)の
魚類を食料としています。 つまり、人間以外の、食物連鎖の頂点にいるわけ。

うえださんからのコメント(1999年11月08日 01時27分29秒)
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うえだです。
米の価格は政府が決めており米はどれだけ余っても政府が購入してくれるため農家の人は米だけを作っておけば比較的安定した収入が得られていたからです。
それでは当然のように米が余ってしまい減反せざるを得ないというわけです。
日本でも江戸時代から米の現物及び先物市場があって米の価格調整が行われていたのですが、食糧管理法のため廃止になりました。(大阪、江戸、京都及び下関にもありました。)
http://www.kce.or.jp/j_chart/j_histry.htm
興味のあるかたはNHKからでてる「マネー革命」などを読んでください。
ちなみに農産物の最大の生産国であるアメリカでは市場が発達してるためコーンの在庫が増えて価格が下落したら大豆に生産をシフトするなどして生産調整をしてます。

海老爺さんからのコメント(1999年11月08日 01時31分06秒)
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>今や乱獲問題は鯨に限りません。たしかマグロも問題になっていませんでしたか。

・・・日本やノルウェーが、商業捕鯨の対象にしようとしているのは、ミンククジラです。資源としては十二分に有り、
まったく乱獲問題とはなりません。ここが、科学的根拠に基づく、資源管理型漁業の特徴です。

マグロも問題になっていないか、というご質問。これこそ、米国の「陰謀」そのものなんです。
米国は今、日本を、公海上でマグロを取る事を禁止に追い込もうとしている。米国沿岸で、カジキマグロ釣りが
スポーツとして大変盛んですが、この団体から日本に圧力をかけるよう、政府に働き掛けているんです。
何のことはない、日本が公海上でマグロを取らなければ、沿岸部で米国人だけが取れる。こういう仕組み。

こうやって諸外国は、ひとつひとつ「絶滅しつつある」という「へ理屈」を作り上げ、日本を締め出してきてるんです。
諸君、外国の陰謀に、だまされてはいけないっ! 圧力に、屈してはいけないんだっ! (おっと興奮しすぎた。)

うえださんからのコメント(1999年11月08日 01時50分07秒)
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うえだです。
海老爺さんのおっしゃるとおり、いまの日本の稲作をいきなり自由競争に入れてしまうとまず経営がなりたちません。
といいますか、一種の護送船団方式で米の生産は行われていたため日本では生産者の価格意識が薄いのです。
2年まえに日本コメ市場という計画外流通米の市場が発足してますが、生産者の提示する金額が需給実態を反映していない(高すぎる)ため、まだ十分に機能していないようです。(1月くらい前にBSでやってた)

ちなみにアメリカの収入保険制度
http://ss.nriae.affrc.go.jp/kankou/nenpou/1997/9701.htm
どんどん捕鯨と離れてしまう(^^;別スレッドのほうが良いかも?

江島 潔さんからのコメント(1999年11月08日 12時08分36秒)
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>どんどん捕鯨と離れてしまう(^^;別スレッドのほうが良いかも?

・・・うえださんも、農業に関してはエキスパートですね! とっても心強いなぁ。
まあ、どちらも日本の重要な食料政策の一つですから、一緒でいいんじゃない?
で、私は「捕鯨」の意義・第2弾を、と。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2.日本の捕獲調査の目的

鯨類を適正な資源の水準以下に減らすことなく、安全に利用するためには、対象資源について3つの点を明らかにしなければ
なりません。第1は繁殖集団(系統群)の分布範囲を明確にすること、第2は資源の増減傾向をモニターすること、
第3は資源の構成(性及び年齢組成など)を知ることです。それにはクジラを捕獲して調査することが必要です。

日本が1987年から実施している南極海での捕獲調査は、鯨体標本を無作為に抽出することによって、ミンククジラ資源の
系統群とその構成を推定し、南極海生態系に果たす鯨類の役割を解明し、合せて環境の変化が鯨類に与える影響を調べる
ことを目的にして計画されています。
また、日本が1994年から開始した北太平洋での捕獲調査は、三陸・北海道沖合に来遊するミンククジラの系統群がどこまで
分布し、他の系統群とどういう関係にあるかを知ることと鯨類が生態系に果たす役割を調へることを目的として計画されています。

な〜さんからのコメント(1999年11月08日 15時08分42秒)
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な〜 です

>こうやって諸外国は、ひとつひとつ「絶滅しつつある」という「へ理屈」を作り上げ、日本を締め出してきてるんです。
>諸君、外国の陰謀に、だまされてはいけないっ! 圧力に、屈してはいけないんだっ! (おっと興奮しすぎた。)

同じ憤りは私も常日頃感じております。
でもいつもなんか釈然としないのです。

鯨・まぐろどちらも高級魚でないですか。
確かにアメリカの嫌がらせのように思えるのですが、でも日本人が
食べ物を大事にしないのも事実かな。
高級魚をもてはやし、食べ尽くしている感はありませんか?
日本が水産資源という観点から調査しているのなら国内でもそういう世論を
高めていくなり、啓蒙活動をすることも大切だと思っているのですよ。
そうしないと世界から見て説得力に乏しいのではないでしょうか。

減反については、
日本では水田の売買は多くの規制があります。
今の農家はもう田圃はしたくない、と言うところも多いのです。
でも売りようがないし、また売るには世間体もある。
減反でお米が作れなくても何か作らないといけない、
大豆であったり、麦であったりしますが、そのときはそれらを収穫するように
新たな機械を導入しないといけない。
地区でも減反が守られないと助成金がもらえない、
さらに最近は稲作の集団化が進んだり、個人で大規模な稲作をしている人もいます
効率化のために大規模な稲作になっていますが減反すると効率が落ちるんですね。
減反政策はいろんな矛盾があると思うのですよ。

食糧問題というわりにはどうも縦割り行政の現れのような矛盾を感じています。
なんか説得力に乏しい気がするんですよね。

な〜さんからのコメント(1999年11月08日 17時41分43秒)
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な〜 です

ところで海老爺さんの
>で、学生さんなのかなぁ、20代の社会人なのかなぁ、それとも、もっと年上の方なのかなぁ。

にお答えしますと
私は30代後半男性、自営業です。

もこ伝では「口程にもなく苦労知らず」と言われています。

江島 潔さんからのコメント(1999年11月08日 20時45分28秒)
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>鯨・まぐろどちらも高級魚でないですか。確かにアメリカの嫌がらせのように思えるのですが、
  でも日本人が食べ物を大事にしないのも事実かな。

・・・鯨は、「調査捕鯨」で捕獲した肉しか流通していないから、高級魚になっちゃってるんです。
ちなみに、現在、世界で唯一、商業捕鯨を行っているノルウェーでは、鯨肉は「鶏肉」と同程度の価格でした。
レストランに行くと、「鯨肉の赤身ステーキ」「鯨肉のピッツア」なんてメニューが普通に並んでました。

アメリカ、オーストラリア、等の国は、「くじらを食べるなんて可哀想だ、うちの牛や羊を食べなさい」って
こうなんだから、早い話が。

「日本人が食べ物を大事にしない」というのも、飽食の時代で、その通りなんですが、これは今の先進諸国、
みんなそうです。だから、な〜さんは、ちょっと議論をごちゃごちゃに混ぜてしまってますよ。
もちろん、もっと「食べ物を大事にする」という事は大変に大切だから、義務教育のレベルから取り組まなくてはねー。

江島 潔さんからのコメント(1999年11月08日 20時49分10秒)
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>私は30代後半男性、自営業です。

・・・あれま、な〜さん、じゃ私とまったく同世代だ!改めまして、よろしく!
岡田奈々さま、やっぱり青春時代に「かっわいいなー!」って思ったでしょー?

はしさんからのコメント(1999年11月08日 22時35分23秒)
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イギリスのB&Bに泊まり、チェックアウトの時、そこのお兄さんがなにやら必死で私に話をするのです。どうやら、あなたはクジラを食べますか?って言っているのです。
「私は食べない」と答えるとなんと日本語で「あなたは優しい人です」って言われました。

なんだか??っていう感じでした。
色々質問したかったのですが、英会話が出来なく、それで終わってしまったのが悲しい。

KORNさんからのコメント(1999年11月08日 23時10分44秒)
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はしさん、お久しぶり。今度おみやげ話聞かせてね。

>どうやら、あなたはクジラを食べますか?って言っているのです。
そんな外人に出会ったら、「あなたは牛を食べますか?」と言ってやろう(笑)

江島 潔さんからのコメント(1999年11月08日 23時40分52秒)
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>そんな外人に出会ったら、「あなたは牛を食べますか?」と言ってやろう(笑)

・・・いいねいいねー、そうなんです。所詮、人間が食物連鎖の頂点にいるんだから、「クジラは可哀想」なんて
全くナンセンス、反捕鯨国の人々の勝手な言い分なんだ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

3.日本の捕獲調査の特徴

日本の捕獲調査の特徴は、ミンククジラの系統群がいくつあつて、それらがどのように分布し、
将来どのように変化していくのかの予想ができるようにするための生物学的資料を集めることにあります。
これは人類が野生動物を資源として適正に管理しながら利用していくのに大切な情報です。

具体的にいえば、
A)年齢別自然死亡率(ある年齢のくじらが次の年齢になる前に何%が病気になったり、
           事故にあつて…例えばシヤチにおそわれたり、氷にとざされたりして・・・死ぬか)、
B)出産率、
C)性成熟年齢(何才で子どもを産めるようになるのか)、
D)発育状態、
といった情報を集めることです。これらの情報は系統群毎に異なる可能性がありますから、
DNA等の遺伝学的標本を採集して分析し、系統群を正しく区分することが必要になります。

人間の場合には、ある国の男女の年齢構成を調べ、出産率、死亡率、栄養摂取、成長発育度を
知ることにより、その人ロが将来どう変わつていくのかを予測しています。
日本の捕獲調査は、この人口動態学をミンククジラにあてはめ、よりきめこまかな資源管理ができる
ことをねらっています。

クジラからこういった情報を集めるには、捕獲して必要な標本を採集する必要があります。
調査の第2の柱に、海の生態系におけるミンククジラを中心とした鯨類の果たす役割と生息環境の
変化が鯨類資源に与える影響を明らかにすることがあります。採集したミンククジラの体重や餌などの
生物学的調査を通した食物連鎖とエネルギーの流れの研究や、組織標本の分析による海洋汚染などの
海洋環境調査もおこなつています。

海老爺さんからのコメント(1999年11月08日 23時48分45秒)
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>だいたい、人類が1年間に、10、000トンの漁業資源を捕獲するのに対し、
  鯨類は、年間にその5〜6倍(!)の魚類を食料としています。

・・・すみません、自分のデータの訂正です。人類の漁獲高は、「9,000万トン」の間違いでした。
そして、鯨類の魚類捕食量は、「50,000万トン」(5億トン)です。

非文化人代表さんからのコメント(1999年11月09日 09時07分05秒)
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 割り込みごめんなさい。トピックな話で、それ以前の話の流れとはズレます。

 昨日の夜は、豊前田など、市内のタクシーは大忙しでした。
 なぜかというと、調査捕鯨出航の前日で、彦島の宿舎などに泊っている乗組員のみなさんが、どっと夜の街に繰り出して、盛大にドンチャン騒ぎをしたからです。

 昨日の夜は、久しぶりに、港町・下関だったようです。
 かつて水産都市・下関だったころは、こういう夜が当たり前だったんですよね。

 割り込み失礼しました。

みすず命さんからのコメント(1999年11月09日 13時11分19秒)
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もし、金子みすずが「鯨の心」を詩に詠んだら、どう読んだだろうか?
 聞けるものなら聞いてみたい・・・・。

非文化人代表さんからのコメント(1999年11月09日 17時00分26秒)
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くじら捕りをかわいそうだ、と思いつつ、人々に恵みをもたらすものとして感謝し、供養しつつ捕るというのは、日本の古式捕鯨地帯に共通した文化です。
金子みすゞの育った仙崎方面も、同様の風土に包まれていました。

アイヌのイヨマンテと共通したものがあります。

金子みすゞも、かわいそうだな〜とは思っても、捕鯨自体には反対しなかったのではないでしょうか。
現代の環境の中では、ちょっと想像しづらいとは思いますが。


ただ、その後外洋に飛び出した近代捕鯨は、捕鯨オリンピックだと競争したりして、日本の捕鯨文化とすっかり異質なものになってしまいました。

下関では、いまそれをドッキングさせようと頑張っています。

みすず命さんからのコメント(1999年11月09日 21時57分03秒)
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そう、「生きるもの」への愛しみですよね。だから、「恵み」をもたらすものへの感謝ですよね。
 
 心が洗われます。

な〜さんからのコメント(1999年11月10日 08時30分32秒)
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な〜 です

だからこそもっと食べ物を大切にしないといけないと
思うのですよ。

スポーツだといってライフルで狩猟をしている方が
よっぽどかわいそうと思っているのは私だけでないはず。

yahooさんからのコメント(1999年11月11日 00時46分05秒)
 

本人によりコメントは削除されました。 1999年11月11日 00時48分44秒

yahooさんからのコメント(1999年11月11日 00時46分50秒)
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>確かにアメリカの嫌がらせのように思えるのですが、でも日本人が
>食べ物を大事にしないのも事実かな。

前にも書きましたが念のため。

アマゾンでは農作物と牛のために1日300haの原生林が農地に変わっています。
この農地はアメリカや欧米諸国が開拓しているものです。
#日本も商社などがやっている可能性はある。
さて、日本などに捕鯨を止めさせて儲かるのはどこの国でしょうか。


最近例の馬鹿者共のいうことには、人間は植物だけ摂取していても、
腹の中の細菌がたんぱく質を合成するんだそうで。
だから肉食しなくても人間は生きられるのだそうな。なるほど次に何を
言いたいのか想像が付きますね。おかげさまで牛のゲップ問題を彷彿と
させてくれます。

こちらを読む限り江島氏は捕鯨のことをよくご存知のようですね。
多分重々ご存知かとは思いますが、食文化という立場だけでは世界に
捕鯨を認めさせることは出来ないでしょう。

捕鯨は自然界のバランスを保つために必要な行為である、とはっきり
主張できなければ諸外国には通じないと考えます。
できれば、反捕鯨団体は今やカルト宗教だとの認知が広まれば言うことなし。

海で水爆実験しているような国が南半球のサンクチュアリ化を叫ぶなど悪質な
冗談ですね。「日本人が幾ら正しかろうと、俺たちにはかなうまい」という挑戦に
受け取れます。

はしさんからのコメント(1999年11月11日 02時15分24秒)
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一つ質問です。

くじら捕鯨が再開されたとします。

今の日本で大喜びして、くじらをたくさん食べる人っているのでしょうか?
若い人は特に食べない気もするのだけど・・・・・・
余計な考えでしょうか?

yahooさんからのコメント(1999年11月11日 03時47分29秒)
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>余計な考えでしょうか?
発言するのは結構でしょうね。ただし熟慮されたしと付け加えておきます。(??)
#どこかで聞いたような台詞だ。

あの手の連中もよくこういった質問を繰り返しますが、もし見かけたら一言
「科学的根拠は?」と聞いてやってください。もしあるなら示してほしいですね。

その土地で取れない食物を無理に採ろうとするのは、環境破壊の一因ですね。
まあ日本はその最たるものですけど。

北極で野菜が十分取れるわけでもない。なのに、イヌイットから鯨・アザラシを
取り上げ、牛肉を押し付けて何が起こったか。
他にも食べ物はある、と連中はほざいてきました。しかしそんな考えは既に
破綻をきたしているのですよ。これは単にかわいい動物が殺されなければ
それでいいという考えであり、環境を保護できるという科学的根拠はなにも
ありません。結局は環境破壊を南米に転嫁させただけでした。


あなたにとってパソコンは絶対必要だと思いますか? なら人間は地球に
とって必要なんでしょうか。あなたの存在自体はどうですか?

他のスレッドにも書きましたが、もう一度。
権利は元来請求し、戦って勝ち取られてきたものです。生まれながらにして
自動的に与えられるというものではありません。

で、一言言っておきます。鯨を食わせろ!妨害するな!

みんなともだちさんからのコメント(1999年11月11日 07時50分06秒)
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なるほど、
 
 >鯨を食わせろ!妨害するな!

 ここなんですね?実にストレートだ。わかりやすい。

 捕鯨再開論でも江島潔さんとyahooさんの見解とちょっと違うように思うんだな。

 江島潔さんは捕鯨再開論を資源管理の面から実に理路整然と展開されていらっしゃる。
 読んでいて気持ちがいい。

 はしさんは捕鯨再開反対とは一言もぼくは言っていないような気がするんだけど?
 ただ、再開したときの素朴な疑問を投げかけているだけのような気がする。
 

 

な〜さんからのコメント(1999年11月11日 09時06分47秒)
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な〜 です

すでに鯨がどれだけの水産資源を食い尽くしているかは
ノルウエーの学者が発表しているらしいのですが
国際捕鯨委員会の中では殆ど議論の中に取り上げられないのだそうです。

要は会議そのものが科学的雰囲気が無いのだそうです。

科学的論拠を元にせず感情だけで議論がなされる国際会議
が諸悪の根元でしょうかね。

非文化人代表さんからのコメント(1999年11月11日 10時11分39秒)
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ブリジッド・バルドーなんて、大嫌いだ

yahooさんからのコメント(1999年11月11日 11時22分48秒)
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ふむ。ひところは私も散々その手の本を読みました。で、とりあえず
至った結論は、、、

日本を始め、各捕鯨国が科学的な証拠・フィールドワークを積み上げて
おきながら、なぜ世界を説得出来ないのでしょうかね。
私が先のようなことを書くのは、この疑問故です。
生きる権利だ、文化だとはいうが、それ自体は日本人等だけの理屈に
しか捉えられていませんね。
捕鯨は環境を保護するのに必要なまったく正当な行為である、という位
の痛烈なアピールがなぜ無いのでしょうか。

だから、鯨をたべなくても困らないんじゃない?、という意見が出てくる。
いや、そんな意見も結構ですが、これを単なる一つの意見として看過して
よいのかどうか正直言って非常に悩みます。

なぜなら、敵はメディアエキスパートなる大衆扇情のプロを専門に
雇って活動しているからです。
どんな些細なことでもいいし、*嘘でも構わない*、相手の尊厳や信頼を
大衆から奪いとることさえ出来れば、なんでもよいようです。

掲示板にあって隣人を疑えというのも心苦しいのですが、大衆心理を知り尽く
した連中にあっては、日本を含め捕鯨国は負けるべくして負けたのだとしみじみ
思います。

心理戦で負けてしまったものはしょうがない。でも同じ失敗は繰り返
したくないですね。さてどうしましょうか。捕鯨続けますか?止めますか? 
続けるなら今度は負けない戦いをしましょう。

ある漫画の台詞を思い出します。「騙すな、しかし騙されるな」

な〜さんからのコメント(1999年11月11日 11時57分35秒)
           パスワード

な〜 です

私もyahooさんと同じように思います

以前も書きましたがもっともっと捕鯨について日本の国民に
啓蒙していくことも大切と思っています。

国中で捕鯨を考えていると言う姿勢をアピールしてほしいな
と思っています

文化を理解しない国民に文化と言っても無理なのでしょう。

鯨を殺して食べるのがかわいそうだと言うことに対する
反論。
みすず命さんがいわれる
>そう、「生きるもの」への愛しみですよね。だから、「恵み」をもたらすものへの感謝ですよね。

鯨を捕ることが水産資源の保全に役立つという科学的論拠。

を国中をあげて展開する。
外国人に聞かれてもはっきりと返答できる、ディベイドが成り立つ
くらいになってほしいですね。

萬字堂うりずんさんからのコメント(1999年11月12日 20時02分27秒)
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閑話休題

>みすず命さんへ
 鯨といえばみすずのこんな詩がありましたね。

  くじら法会

 くじら法会は春のくれ、
 海に飛魚とれるころ。

 浜のお寺で鳴るかねが、
 ゆれて水面をわたるとき、

 村の漁夫がはおり着て、
 浜のお寺へいそぐとき、

 おきでくじらの子がひとり、
 その鳴るかねをききながら、

 死んだ父さま、母さまを、
 こいし、こいしとないてます。

 海のおもてを、かねの音は、
 海のどこまで、ひびくやら。

非文化人代表さんからのコメント(1999年11月12日 21時53分20秒)
 

本人によりコメントは削除されました。 1999年11月12日 22時19分26秒

オランダシシガシラさんからのコメント(1999年11月12日 22時54分38秒)
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AGPさん
 12月の学校給食に鯨給食の日があると聞きました。
 高価な食材を児童生徒の為に使ってくださるのは結構なことのようにも思われますが、でも今一つの配慮がほしかったです。
 我が家では お中元・お歳暮とも鯨のセットにしておりますが、最初贈る時は必ず召し上がるかどうか相手の意向をお聞きしてからにしています。鯨を食することに嫌悪感を持っておられるかたは多いです。
 例えば 「当地では犬の肉を食す食文化がありますから、学校給食で犬料理を出します。」となった時、みなさんはどう思いますか? 捕鯨反対のかたが「我が子が知らぬ間に鯨の肉を食べさせられると思うと身震いする」いわれる気持ち わかりませんか?
 一斉給食においては 宗教上、体質上の問題の他 思想信条上への配慮も必要だと思います。年に何回かセレクト給食の日を設けることが出来てるのですから、鯨もセレクト給食にしてほしかったです。

AGPさんからのコメント(1999年11月13日 00時13分16秒)
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>AGPさん  12月の学校給食に鯨給食の日があると聞きました。

・・・お? これはまた、教育委員会が頑張って交渉して、特別価格で鯨肉を調達してくれたんですなー。
(通常価格では、とても現行では高すぎて学校給食には手が出せませんので。)


>鯨を食することに嫌悪感を持っておられるかたは多いです。

・・・最近は本当に、日本人全体が贅沢・わがままになっちゃいましたねー。
「あれは、嫌いだ」「これは、食べられない」「それは、僕の口に合わない」などなど・・・。
戦後しばらくの食糧難の時代に、日本人が鯨肉で育てられた頃は、「嫌悪感」なんて持つ人、一人もいなかったのにね。
グリーンピース等のとんでもない団体のプロパガンダに毒されちゃう人もいるなんて、なさけないなぁ。


>例えば「当地では犬の肉を食す食文化がありますから、学校給食で犬料理を出します。」となった時、みなさんはどう思いますか? 

・・・当然、食べるんじゃない?もしどこかの外国に行ってそう言うケースに当ったら。
それとも、オランダシシガシラさんは、「まぁ、なんて野蛮な食習慣を持つ国民なのかしら!」って軽蔑するの?
人間は、地球上の食物連鎖の頂点にいるんです。
カンニバリズムでもない限り、人様の食習慣を「いけない!」なんて言う権利はありません。


>捕鯨反対のかたが「我が子が知らぬ間に鯨の肉を食べさせられると思うと身震いする」いわれる気持ちわかりませんか?

・・・我が子だからといって、親の勝手で鯨肉を食べさない、なんて、子供の権利を剥奪してますよねー。
捕鯨反対でも、菜食主義者でも、有機無農薬野菜愛好者でも何でも結構ですが、無限の可能性を持った子供達にまで、
親の主義主張を押し付けられちゃーねー・・・。


>一斉給食においては 宗教上、体質上の問題の他 思想信条上への配慮も必要だと思います。
 年に何回かセレクト給食の日を設けることが出来てるのですから、鯨もセレクト給食にしてほしかったです。

・・・今の学校給食では、宗教上、豚肉を食べられない、体質上何かを食べられない、等のケースでは、
決して無理強いはしてません。でも、鯨肉を他の肉料理に比べて特別扱いすること事態が、変です。

鯨をセレクト給食になんてするはずがありません。セレクト給食とは、「魚が良いか、肉が良いか?」というような、
給食をビュッフェスタイルにして、より楽しくいただこう、という趣旨のものですから。
「鯨がかわいそう」「鳥がかわいそう」「牛がかわいそう」・・・個人個人の権利意識の主張が、最近少し、行きすぎ。

日本人が、「鯨肉を食べるなんて身震いする」なんて言っててどうしますか!
なぜ、下関市が積極的に商業捕鯨再開に向けて、全力投球しているか。再開となれば単に下関が潤う、というだけの理由
じゃありません。これは、四方が海に囲まれた、海洋国家・日本として、これからも断固として守って行かなければならない
「水産資源の持続的活用」のシンボル的存在が、現在の捕鯨だからなんです。水産都市・下関としての、使命なんです。



おさるさんからのコメント(1999年11月13日 08時06分16秒)
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おさるさんです。おさるさんはバナナが主食なんで鯨は食べません。はい。でもなんかこの内容だと「鯨のお肉食べたいのじゃ」と言うのしか見えてこないんですが、確か鯨ってお肉以外にも活用出来るって聞いていますし、乱獲についても別にお肉だけじゃなくておヒゲを頂くのに乱獲したっちゅう話を聞きますが....別に食わなくてもすぐに死ぬわけではないので特に気にはしていませんが、肉ばっかりに注目してしまえば(要は食料確保的なニュアンスだけ)逆に「やっぱり捕鯨は駄目よーん」と言われてしまったりするのではないのですかねぇ。セールスポイントが偏り過ぎている気がします。捕鯨=お肉って感じがしちゃいますよね。

逆に捕鯨って下関の使命なのですか??他の地域ではやってないの??もっと考えると下関で無くても出来るのでは??と言う気がしないでもないです。「ふく」と似た様な考え方をいすればそんな気がします。水産、食品産業以外にも産業って存在すると思うのですが。下関って過去の栄光を引きずって生き延びようと言う気がしないでもないです。

yahooさんからのコメント(1999年11月13日 09時14分11秒)
 

本人によりコメントは削除されました。 1999年11月13日 09時15分29秒

yahooさんからのコメント(1999年11月13日 09時14分56秒)
           パスワード

>水産、食品産業以外にも産業って存在すると思うのですが。
>下関って過去の栄光を引きずって生き延びようと言う気がしないでもないです。

氏に限らず、恐らく多くの人がこのような考えを持っているのでしょう。プロパガンダ
の犠牲者なのか、したたかな計算が含まれているのかは判断できませんけど…。
政治に無関心な人が増えれば為政者に取ってみればやりよいのと同じ。


私が何処の誰を好きになろうが、多くの人には関心がないだろうし、たいした利害も
ないでしょう。だからといって「じゃあ止めとけば。他にもいい人がいるじゃない」
などと言われるのは大きなお世話です。

自由を制限する必要悪として法は存在しますが、それは公共の利益を守る目的で
設けられていますね。
逆を言えば、公共の利益があることであれば自由を認められているはずです。

だから、自然のバランスを崩さない範囲であれば捕鯨を行っても良い、と考えて
下さい。もし鯨が増えすぎて困るのなら、(環境にとって必要だと思うなら)
誰かがやらなければなりませんね。
もし危惧するなら、その理由と共に述べればいいでしょう。


無くてもよい、のではなく必要だと考えるから捕鯨を行うのです。実行者が
誰であろうとも良いではないですか。

KORNさんからのコメント(1999年11月13日 10時12分09秒)
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>そんな外人に出会ったら、「あなたは牛を食べますか?」と言ってやろう(笑)

実はこの質問、以前テレビのインタビューで実際に反捕鯨団体の人に対して行なわれました。
その時の反捕鯨団体の人の回答は、

「牛は鯨ほど知能が高くない。そもそも牛は人間の食料として飼育されてきたのだ。だから牛は食べてもよい」

とのことでした。所詮この程度の思想の集団なのでしょう。きっとヤツらの先祖は
「有色人種は白人ほど知能が高くない。そもそも有色人種は白人に仕える為に生まれてきたのだ」
と言っていたに違いない(怒)
(実際、反捕鯨団体の思想には人種差別の匂いを感じます)

最近は「肉は一切食べない。野菜だけを食べている」と言ってる人もいるようですが、
それもきっと、「植物は動物より劣る」という思想に基づいているのでしょう。
・・・まったく大した正義感です。

>>例えば「当地では犬の肉を食す食文化がありますから、学校給食で犬料理を出します。」となった時、みなさんはどう思いますか? 
>・・・当然、食べるんじゃない?もしどこかの外国に行ってそう言うケースに当ったら。

私も食べると思います。私は犬のみならず牛・豚・鶏、さらには地球の酸素を作り出している
植物(野菜)まで食してしまう罪深い人間です。しかし、罪滅ぼしの為にそれらを「食べるな」
なんておこがましい事は言えません。「食卓に上がった物は残さず食べる」これが彼らに対す
る最大の“供養”だと考え実践しています。

産業としての捕鯨の将来性には疑問を感じないでもありませんが、少なくとも世界に蔓延して
いる反捕鯨団体の思想には絶対に納得できません。

な〜さんからのコメント(1999年11月13日 11時01分36秒)
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な〜 です。

私はオランダシシガシラさんの意見に賛成です

日本には今やいろんな国籍を持った方が働いておられます
学校に通っている人も日本人だけではありません。
いろんな宗教、思想をお持ちの人もいるでしょう。
そういう人の宗教観なり思想を尊重することも必要と考えます。

よく郷に入らば郷に従えと言いますが、でも外からきた人の
思想も尊重してあげたいですね。

相手がいやがることを無理強いしないのは(給食を残せばいいと
言われるかもしれませんが)思いやりかなと思います。


正義感の部分に関しては
KORNさんと全く同意見です。
でもいくら怒ってもあと10年くらいは捕鯨は再開されない気がします。

もっと牛を殺す場面とか豚を殺す場面を捕鯨反対の人に見せては
どうかと思ったりもしますがね。
でも自分でもそれは行きすぎだとも思いますが。

感情論で来る人にはやっぱり感情で訴えるしかないような気がします。

ところで下関に行けば簡単に鯨が食べられるのですか?
そんなお中元とかお歳暮に使えるのですか?

オランダシシガシラさんからのコメント(1999年11月13日 14時33分13秒)
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 ・日新丸の火災事故の余波(冷凍機能の問題)で学校給食に回ったと聞き及びました。
  ちょうどよい大量消費先だったのでは?

 ・私自身は何でも美味しく頂ける(頂き過ぎです)ほうですから、人様の食習慣を「いけない!」なんて言いません。だからこそかえって贅沢とかわがままやもちろん差別でもなく、愛した生き物を食することを拒否する人の気持ちも大事にしたいと思います。

 ・子の権利に関して言うならば、国際的な捕鯨問題とか知ること無しに「日本の・下関の食文化」との紹介しか載らないような『給食だより』て゛一斉に押し付けることも 権利の侵害だと思います。
 
 ・イタリアの放送局が「日本の食文化」の取材を企画しているそうで、下関をよく知る方が「下関で鯨と河豚を取材したら」と提案したそうです。もし具体化されたら是非取材に応じられて、持論を世界へ発信されて下さい。(自己完結でなく世界を動かす意気込みで)


 な〜さんへ:
  下関大○の地下食品売り場にコーナーがありますし、お中元・お歳暮の時期はセットが組まれてます。また卸問屋の直売店もあります。
 つれあいの業界の協同組合では 今年から贈答用地方名産品として問屋と提携して斡旋もするそうです。

 捕鯨が再開されて喜ぶのは一体誰なのでしょうか?

江島 潔さんからのコメント(1999年11月13日 14時46分12秒)
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>捕鯨が再開されて喜ぶのは一体誰なのでしょうか?

・・・海洋資源の持続的活用、という人類が21世紀も他の生物と共に生き延びる為に必要なテーマに、
日本の水産技術が挑戦しています。この点を理解して頂ける方だったら、喜んでもらえるでしょう。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

4.どのようにして年齢や系統群を調べるのか?

ミンククジラの年齢は外耳道につまっているローソク状の耳垢栓を調べることによつて判定します。
それにはクジラを捕獲して耳垢栓を取り出す必要があります。この耳垢栓をたてに切り、明暗の縞を数えて
年齢を測定します。明暗一対で1才です。木の年齢を年輪から読みとるのと似ています。
系統群の判定は、筋肉や肝臓内に含まれているDNAや酵素を分析したり、クジラの体の形を測定したりして、
個々の類似性を比較検討しておこなう方法や、人工衛星を利用した標識を用いた個体の移動の追跡などによって
おこなわれます。

遊び人の松っあんさんからのコメント(1999年11月13日 16時37分11秒)
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>「鯨がかわいそう」「鳥がかわいそう」「牛がかわいそう」・・・個人個人の権利意識の主張が、
> 最近少し、行きすぎ。
>日本人が、「鯨肉を食べるなんて身震いする」なんて言っててどうしますか!

 このAGPさんの意見に一票! そしてKORNさんの意見にも一票!
 学校給食はある意味、教育の一部です。
 色んな食材があることを教えるいい機会だと思います。
 特に小学校の段階では、色々な食べ物を食べさせて味覚の発達を促す事は良い事だと思います。
 オランダシシガシラさんの意見も一理ありますが、親の考えを子供にあまり押しつけるのも
 どんなモンなんでしょうか?
 食べ物に関して日本で問題なのは、必要以上に供給される食料と、それによって生み出される
 あまりに多くの残飯(まだ充分に食べられるモノもあるのに...)じゃないでしょうか?
 コンビニやファーストフード店で時間が来れば廃棄処分される食べ物......、う〜んモッタイナイな〜。
 今や「飽食の時代」ではなく「洪食の時代(食が溢れ返っている)」なのかも知れません。

おさるさんからのコメント(1999年11月13日 18時21分57秒)
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うーん、鯨と言うと「お肉食べる事」しか頭にないのかなぁ。私は良くわかりませんけど........

>>日本人が、「鯨肉を食べるなんて身震いする」なんて言っててどうしますか
って言われてもねぇ。そこまでして日本人がんばらなくちゃいけないの??って気になっちゃいますよ。

yahooさんからのコメント(1999年11月13日 21時47分54秒)
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>愛した生き物を食することを拒否する人の気持ちも大事にしたいと思います。
なにやら歪んだ清潔感を感じますね。きれい好きも行き過ぎれば
嫌味ではないでしょうか。
ましてや動物は愛せても人間を愛せない人が反捕鯨・動物愛護の
旗振り役のようですから。

カリフォルニアで悪魔のようなプロパガンダ作戦によりアシカの
保護区域を作ったはいいが、増えすぎたアシカのせいで生態系が
目茶目茶になったにも関わらず、連中は自分たちに失敗はなかった
などと反省すらしません。

神奈川県警とおんなじなんですよ。正義や真実ではなく権威こそ
が彼らのすべてなのです。

私が育ったところでは中学まで同和教育の時間がありました。
そのときは判らなくても、あとになれば意味がわかります。たしか
和歌山の太地町でも同じような問題を考える時間があったように
記憶しています。(テレビで放映していた)

地区によってはそれ相応の教育が必要ではないですか。
必要なのは寝た子を起こさないのことではなく、積極的に教える
ことが差別を防止するのです。

参考文献:ちょっと古いですけど。
ジャニス・ヘンケ(三崎滋子訳)『あざらし戦争 環境保護団体の内幕』
(時事通信社)1300円

ガチャピンさんからのコメント(1999年11月13日 21時49分10秒)
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>確か鯨ってお肉以外にも活用出来るって聞いていますし、乱獲についても別にお肉だけじゃなくておヒゲを頂くのに乱獲したっちゅう話を聞きますが....

確かに鯨には、肉から骨まで使い道はあるそうです。例えば日本のどこかの伝統芸能の人形劇で人形を操作するのにひげ鯨のひげを使っていたり、北欧のほうの少数民族は骨は住居の建材として使っていると聞きました。石油がポピュラーじゃなかったころ鯨の油はランプなどの燃料に使われていました。
ひげを取るのに乱獲をしたというのは、わからないですが鯨の油をとるために乱獲し鯨が減った原因となったことはあります。それをやっていた国は何を隠そう今、反捕鯨の音頭をとっているアメリカなんです。
アメリカは最初(日本でいう江戸中期頃かと思います。)本国の西海岸沿岸で捕鯨をしていたんですが乱獲のせいでそのへんの鯨が枯渇してきたんです。そうして鯨が取れるところ取れるところと進むうち日本付近(小笠原沿岸)までこないと取れなくなったんです。しかし日本が開国していなかったため水や食料、燃料の補給ができず困りました。そこでペリー率いる黒船艦隊を派遣し開国をせまったんです。アメリカは当時綿花などの工業原料しか輸出するものがなく貿易に対する意欲は余りありませんでした。後年石油がポピュラーになり捕鯨はアメリカは止めました。アメリカは採油しか目的がなかったので採油後の鯨の肉は捨ててたそうです。
こんな国に日本は捕鯨を反対され野蛮人みたいに思われているんですよね。これの事実を知ったとき僕はすごく腹が立ったのを覚えています。アメリカが捕鯨に反対する理由は、鯨がかわいそうとか絶滅してはいけないなどの感情的な理由ではないと思います。それはあとでとってつけた理由で、捕鯨禁止が決まった当時は、日米間は貿易摩擦でアメリカでは日本のTVや日本車がデモで壊されたりして日本がバッシングされていた時期ですよね。そんな時期、アメリカの政治家が日本が盛んにやっている捕鯨の禁止を訴えたらその政治家は、選挙の票や企業献金が多くえられたと思います。
結局日本は、選挙の人気取りに利用されたのではないでしょうか。

江島 潔さんからのコメント(1999年11月14日 01時31分32秒)
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>うーん、鯨と言うと「お肉食べる事」しか頭にないのかなぁ。私は良くわかりませんけど........

・・・水産業に、「科学」を持ち込んだのは、日本の最大の功績の一つでしょう。
ただ単に、日本人の食文化だから鯨を取るんだ、というのではなく、「科学」という、世界共通の言語を
もって、捕鯨の正当性を証明し、宗教も価値観も異なる国同士のコンセンサスを図ろう、というものです。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
          【 日本が実施しているミンククジラの捕獲調査 】

5.いつ調査し、どのように標本として採集するのか?

南半球に夏が来ると、南極海には動物プランクトンの一種であるオキアミが大発生します。冬場は繁殖のために
赤道付近の暖かい海で過ごしていたミンククジラは、夏になると、このオキアミを食べに南極海に集まってきます。
この索餌期をねらって毎年12月から3月まで調査がおこなわれます。北太平洋での調査は5月から8月にかけて
おこなわれます。

南極海における調査では、決められた調査海域で毎年10%の上下幅をもたせて300頭が標本として採集されることに
なっています。しかし調査の対象としいる系統群の分布範囲が当初予想していた以上に広がっていることが解って
きたため、今回は南極海W区で328頭を採集した前後に、この系統群の西側の分布限界を知るためにlIl区の東側で
110頭のミンククジラを採集しました。標本の偏りをさけるために、無作為抽出法を用いて採集します。採集場所も
ミンククジラが密集する氷縁だけでなく密度の低い沖合も均等に調査が進められるように、決められた航路にそって
調査海域を均質にカバーするように設計されています。

北太平洋の調査でも同様な手法による標本採集がおこなわれますが、南極海では年齢別自然死亡率等、より多くの標本が
必要な調査を主自的にしているのに比べて北太平洋では系統群判別に調査の主目的がおかれていることから、最大標本数
を100頭に抑えております。調査する海域も前年までの解析結果をみて変更していくことになつています。

ガチャピンさんからのコメント(1999年11月14日 02時20分23秒)
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こんなホームページ見つけました。

http://luna.pos.to/whale/jpn.html

参考までに。

海老爺さんからのコメント(1999年11月15日 03時43分49秒)
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このサイト、すごいねー。 ↑
詳細にデータが。


>肉ばっかりに注目してしまえば(要は食料確保的なニュアンスだけ)逆に「やっぱり捕鯨は駄目よーん」と言われて
しまったりするのではないのですかねぇ。セールスポイントが偏り過ぎている気がします。捕鯨=お肉って感じが
しちゃいますよね。

・・・しかし極論すれば、捕鯨=お肉、ですねん。
現在の食料生産高の伸び具合と、世界人口の伸び具合とを比較すれば、将来の食糧危機は自明の理です。
この時は必ず、自国民に食糧を確保しようと、世界各国が海洋資源を取って取って取り尽くします。
もう、「持続的な資源活用」なんて事は言ってるゆとりが無い。漁業資源は激減します。
もちろん、鯨も例外ではありません。

こうなってしまう前に、「持続的に」海洋資源を利用する為の科学的なデータ収集を、ミンククジラの捕獲を通じて
行っているのが、現在の日本の調査捕鯨事業です。IWCでは、既に「科学委員会」という専門部会で、捕鯨の正当性
に対して異論を出せなくなる位、信頼性の高い報告書を日本が出しています。

な〜さんからのコメント(1999年11月15日 08時59分33秒)
           パスワード

な〜 です

資源と言うことだけに注目すれば無くなるのは食料だけでもないような。
石油も危ないんじゃないでしょうか。
でも行政がそのことに真剣に取り組んでいるのかはいつも?

また国債、自治体が債権を発行していますが、これも将来的に税金という形で
返さないといけないのは自明の理。

将来に対する総合的展望が見えてきません。

どうも将来的に大切と言われても
総合的に判断すると残念ながら説得力が乏しく感じます。

話題がそれますが。

みんなともだちさんからのコメント(1999年11月15日 21時25分24秒)
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>・・・しかし極論すれば、捕鯨=お肉、ですねん。
現在の食料生産高の伸び具合と、世界人口の伸び具合とを比較すれば、将来の食糧危機は自明の理です。
この時は必ず、自国民に食糧を確保しようと、世界各国が海洋資源を取って取って取り尽くします。
もう、「持続的な資源活用」なんて事は言ってるゆとりが無い。漁業資源は激減します。
もちろん、鯨も例外ではありません。

 そうであるなら、鯨だけでなく、世界各国は漁業資源を共同で管理する必要性が増すと思うのですが・・・。
 
 そうであるのなら、自国の領海だけではなく、公海上の漁業資源の管理を世界規模で管理する必要性が増すと思うの
 ですが・・・。

 鯨の個体数の調査だけではなく、食物連鎖のバランスを保つために他の魚類の調査も必要になると思うのですが・・・。

 世界各国で国益の対立抜きに漁業資源を管理する方法にはどういうやり方があるのでしょうか?

 このことについてお詳しいかたいらっしゃいませんか?

 このあたりがいま一つわかりません。
 
 

みすず命さんからのコメント(1999年12月06日 01時01分24秒)
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萬字堂うりずんさんへ>

  くじら法会の詩大好きです。レスを見落としていて申し訳ありません。
  
  くじらとイルカって仲間でしたよね?それを知って以来、食卓に出されても食べないことに決めています。
  
  水族館のイルカくん>くじらでなく、イルカに生まれてよかったね!素敵な名前をつけてもらってみんなに
  可愛がってもらいなさいね。

海老爺さんからのコメント(1999年12月06日 20時50分40秒)
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>資源と言うことだけに注目すれば無くなるのは食料だけでもないような。
石油も危ないんじゃないでしょうか。

・・・だから、人類は原子力その他の新エネルギーの有効活用・安全利用に全力を挙げて取り組んでいるんじゃない!


>将来に対する総合的展望が見えてきません。
 どうも将来的に大切と言われても総合的に判断すると残念ながら説得力が乏しく感じます。

・・・な〜さんは、何に対する総合的展望が見えてこないのかなー?食料問題?エネルギー問題?
それとも、こういう地球的規模の問題に対して、日本の取り組み姿勢がよくわからない、と言う事?

海老爺さんからのコメント(1999年12月06日 21時31分34秒)
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>鯨だけでなく、世界各国は漁業資源を共同で管理する必要性が増すと思うのですが・・・。

・・・その通りですよ、みんなともだちさん。

>自国の領海だけではなく、公海上の漁業資源の管理を世界規模で管理する必要性が増すと思うのですが・・・。
 
・・・日本が目指しているのは、「公海上の漁業資源の持続的活用の為の適切な管理」です。
1982年の国連海洋法条約は、海の生物資源の保存と合理的利用の責任と義務を、200カイリ内は沿岸国、
それ以外の公海部分については国際社会に任せることとしています。


>鯨の個体数の調査だけではなく、食物連鎖のバランスを保つために他の魚類の調査も必要になると思うのですが・・・。

・・・一口に『鯨』といっても、小はイルカから、大はシロナガスクジラまで、種類は千差万別です。
一時期の乱獲がたたり、大型ヒゲ鯨類が減少した結果、ミンク鯨の繁殖力が高まり増加し続けている為に、
シロナガスクジラやナガスクジラ等の大型ヒゲ鯨類の資源の回復が遅れている、と考えられています。


                  シロナガスクジラ     ミンク鯨      *      
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー    *
 体重              (100〜150トン) ( 5〜8トン )   *         
 身長              (  〜30メートル) ( 〜8メートル)   *    
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー    * 
1904年(南氷洋捕鯨開始年)     約16万頭     約10万頭      *
現在                    1.4万頭    76万頭      *

            

海老爺さんからのコメント(1999年12月06日 22時06分40秒)
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>世界各国で国益の対立抜きに漁業資源を管理する方法にはどういうやり方があるのでしょうか?
 このことについてお詳しいかたいらっしゃいませんか?

・・・みんなともだちさん、国連海洋法条約に基づき、日本は水産立国として科学的な漁業の振興に努めています。

TACとは「Total Allowable Catch」の略で、魚種ごとに漁獲できる総量を定めることにより、資源の維持または
回復を図ろうとするものです。TACのような漁獲の数量管理は、従来の漁業法などによる漁獲努力に対する規制とは
異なったものです。このため、「海洋生物資源の保存及び管理に関する法律」という新しい法律に基づいて平成9年
1月1日からTAC制度を実施しています。詳しくは、下記ページを見て下さいね。

水産庁「TAC」のページ http://www.jfa.go.jp/

海老爺さんからのコメント(1999年12月06日 22時25分34秒)
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>くじらとイルカって仲間でしたよね?それを知って以来、食卓に出されても食べないことに決めています。

・・・牛も、豚も、羊も、馬も、猪も、ウサギも、そしてイルカもくじらも、みんな哺乳類ですよ。
みすず命さんは、どれも食べないことに決めたの? それともイルカは、みすず命さんにとって、特別・神聖な動物なの?

一口に「クジラ」と言っても、普通は4mより大きい種類をクジラ、これより小さい種類をイルカ、って呼ぶんです。
日本の沿岸では、資源量に見合った捕獲枠が設けられ、ツチクジラ、ゴンドウクジラ、イルカなどのIWCの管理対象外の
小型鯨類を捕獲しています。

みすず命さんからのコメント(1999年12月07日 01時51分50秒)
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>それともイルカは、みすず命さんにとって、特別・神聖な動物なの?

 はい。特別な動物です。心の病をもった子どもたちにはイルカと触れることは治療効果が大きいことは世界的に知られていますから。そういう子どもを身内に持てば、食べるなんてとんでもない、イルカにすがりたいという気持ちが湧いてきますね。

海老爺さんからのコメント(1999年12月07日 08時55分11秒)
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>心の病をもった子どもたちにはイルカと触れることは治療効果が大きいことは世界的に知られていますから。

・・・アニマルセラピーですね。犬や猫等のコンパニオン・アニマルとのふれあいも、とても効果的だそうですね。

2001年オープンの下関新水族館のイルカプールは、水を抜かないで、水深を50cmくらいにまで「床を上げる」
事が可能で、したがって、ここで人とイルカとのふれあいを考えています。
ぜひ、お子さんとご一緒にお越しください。


な〜さんからのコメント(1999年12月08日 17時26分35秒)
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な〜 です

>全力を挙げて取り組んでいるんじゃない!

原子力に関してはこの前大事故が起きたばかりですね。
CO2削減の一環として打ち出したクリーン税制にしたって結局アメリカの外圧でなくなったじゃない。
何が全力なのかね。EUなんかはノーカーデーを設けていると聞きましたけど。
今の現状が全力なら日本の未来は残念ながらありませんね。


>何に対する総合的展望が見えてこないのかなー?食料問題?エネルギー問題?
>それとも、こういう地球的規模の問題に対して、日本の取り組み姿勢がよくわからない、と言う事?

日本の取り組み姿勢が一貫していないと言うことです。
将来の目標値をどこに置くのか。そのためにクリアーしないといけない諸問題は何か。
そしてそのためにどうすればいいか。
どれもはっきりしません。


ミナミマグロのところでも指摘したけどどんなに日本が水産資源を管理していると
主張しても現実ミナミマグロの消費量が増えていれば国として何ら管理している
事にはなりません。
水産庁と通産省の縦割り行政でしょうか。
全力で取り組んでもこの縦割り行政はどうにもならないのでしょうかね。

海老爺さんからのコメント(1999年12月08日 23時32分58秒)
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>今の現状が全力なら日本の未来は残念ながらありませんね。

・・・な〜さん、国の努力をくさすのは簡単だけど、今、日本がどんな取り組みを総合的に行っているか、
商業新聞の情報だけに頼らずに、見てみて下さい。日本の役割は、エネルギー問題についても、アジアのリーダーとして
国家的使命、国民的使命を果たさなければいけないと考えます。

                      資源エネルギー庁 http://www.enecho.go.jp/


>日本の取り組み姿勢が一貫していないと言うことです。 将来の目標値をどこに置くのか。
そのためにクリアーしないといけない諸問題は何か。そしてそのためにどうすればいいか。どれもはっきりしません。

・・・食料の自給率については、農林水産省が長期ビジョンを持って取り組んでいます。
「食料・農業・農村基本法のあらまし」 http://www.maff.go.jp/soshiki/kambou/kikaku/NewBLaw/panf.html

水産資源の現状、21世紀に向けての漁業の今後のあり方についての研究は、もちろん水産庁。
「平成10年度漁業白書・ダイジェスト版」 http://www.jfa.maff.go.jp/rerys/11hakusyo.html


>ミナミマグロのところでも指摘したけどどんなに日本が水産資源を管理していると主張しても現実ミナミマグロの
 消費量が増えていれば国として何ら管理している事にはなりません。水産庁と通産省の縦割り行政でしょうか。

・・・というより、国際的な資源管理機構がまだ完成していない、という事でしょう。
だからこそ、クジラの商業捕鯨再開に向けて確立された「改定管理方式」(クジラ資源が枯渇しないように、最も
安全に捕鯨を管理できる方法)のようなシステムを、日本が主導しながら全世界に適用する必要があるわけです。

米国や豪州の畜産業界の圧力による、日本の水産資源活用の封じ込めには、日本は「断固として」闘わなければなりません。


な〜さんからのコメント(1999年12月09日 07時46分04秒)
           パスワード

な〜 です

>国際的な資源管理機構がまだ完成していない、という事でしょう

国際的機構が出来ていないことが問題なのでしょうか。
では今回WTOは決裂しましたよね。
私はそうは思いませんが。
CO2削減問題でもEUは既に独自に取り組んでいると思います。
積極的でないのはアメリカ。日本もそう感じます。
国際的ルールを作ってCO2削減を決めたにもかかわらずです。

私の言いたいのは
>米国や豪州の畜産業界の圧力による、日本の水産資源活用の封じ込めには、日本は「断固として」闘わなければなりません。

といっても水産庁が独自に言っているだけで国として本気で取り組んだいるとは多分外国には写らないだろうと
言うことです。
実際日本人のどれだけの人がこのことに問題意識を持っていると思いますか。

国としても全体的な構想を立て各省庁が助け合って政策を進めなければ
予算の無駄使いになってしまう気がしますが。(もったいない)

な〜さんからのコメント(1999年12月09日 11時40分39秒)
           パスワード

な〜 です

海老爺さんはどうも「全力で」とか「総合的に」とかいう言葉を
使われますが議論をする上でこういう言葉は私は個人的に好きでありません。
なぜなら非常に抽象的な表現だからです

どこが総合的なんでしょうか。
私にはどれも各省庁の縦割り行政にしか見えませんが。

yahooさんからのコメント(1999年12月16日 13時49分11秒)
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>食べるなんてとんでもない、イルカにすがりたいという気持ちが湧いて
>きますね。

夜中のTV番組を見ていたら、イルカを使ったリハビリの番組が出ていました。
イルカの出す超音波が人間の細胞に変化を与えているとのことです。とくに
ハンデを持った人間にイルカは興味を示すようですね。
しかしながら、本当に必要なのはイルカではなくて特定の超音波にすぎない
と思います。

アニマルセラピーも結構ですが、それはあくまで人間側の理屈でしかあり
ません。イルカの気持ちになったなら、檻に閉じ込められ、「神聖だ」と
言われ、望んだ訳でもないのに人間のリハビリに付き合わされて嬉しいで
しょうか。
別な言い方をすれば、食べるわけでもないのに檻に閉じ込めて不当な待遇
をし続けているのではないですか?

動物愛護を叫ぶ人達の理論は、如何に叫ぼうとも所詮人間側の理論でしか
ありません。勿論私に至っても何かが違う訳でもないですが。

少しばかりの体の自由と引き換えに心の自由を失うのなら、全くおかしな話
ですね。リハビリとは、偏った感覚を持った人間になるのが目的なのでしょ
うか。

動物を偏愛するばかりに、人間自体を愛する心を失った人間はたくさん
います。彼等は(飼う必要もないのに)かわいい動物の為に他の動植物
の命を奪い続ける行為は良しとする、自己合理化と欺瞞に満ちた自分を
見つめる冷静な感覚はお忘れになったようです。もはやマインドコント
ロールの世界ですね。

人間でありながら人間を愛せないならば、心の隙間をただ満たす目的
だけのふれあいなんて、結末はたかが知れているのではないですか。

海老爺さんからのコメント(1999年12月16日 20時06分59秒)
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>海老爺さんはどうも「全力で」とか「総合的に」とかいう言葉を使われますが議論をする上でこういう言葉は
 私は個人的に好きでありません。なぜなら非常に抽象的な表現だからです

・・・はぁ、抽象的ですかぁ。でもそれって、な〜さんの情報咀嚼力不足、って事じゃない?
私は別に、学校の教師でここで授業をしている訳じゃないんだから、限られたスペースの中での情報交換・提供においては、
読み手も努力してくれなくっちゃ。

>>資源と言うことだけに注目すれば無くなるのは食料だけでもないような。石油も危ないんじゃないでしょうか。
>だから、人類は原子力その他の新エネルギーの有効活用・安全利用に全力を挙げて取り組んでいるんじゃない!

・・・人類の将来を憂う、各国の科学者や政治家たちが、現世での利害関係の調整に苦慮しながら、『全力を挙げて』、
21世紀のエネルギー問題に取り組んでいるって事、な〜さんには国際時事ニュースを通じて理解してもらえないかな〜。

>>今の現状が全力なら日本の未来は残念ながらありませんね。
>な〜さん、国の努力をくさすのは簡単だけど、今、日本がどんな取り組みを総合的に行っているか、
商業新聞の情報だけに頼らずに、見てみて下さい。

・・・日本国としての取り組みを『総合的に』理解する為には、商業新聞のみを通じた、ステロタイプ化された情報
だけを拠り所としていたのでは、到底無理です。


海老爺さんからのコメント(1999年12月16日 20時10分05秒)
           パスワード

あれれ?

>どうも将来的に大切と言われても
総合的に判断すると残念ながら説得力が乏しく感じます。

・・・なんだー、な〜さんも『総合的に判断すると』って言ってんじゃん。

yahooさんからのコメント(1999年12月17日 00時15分57秒)
           パスワード

>なぜなら非常に抽象的な表現だからです
世の中の人々が政治家の答弁や公約に日頃抱いている不満そのもののような
気がします。具体的な目標や方法、日程が明言されて、実行にうつされなけ
れば、誰もが疑問に思うでしょう。

ただし、一個人として発言したまでなのに実行と責任まで持たされるのでは
堪ったものではないでしょうけど。逆にそれならば、細かい文言まで指摘さ
れるのはお気の毒様ですね。


ああ、同じ意見を繰り返すのは苦痛だなぁ。
さて、私自身もはや細かい数字なんかどうでもよくて、調査結果の数字なんか
参考程度にしか見ていません。

本当に捕鯨を続けたいと思うなら、数字を公表する前にどうすれば皆に理解
されるかとか、如何に連中の嘘を崩すかの方法論を問うべきですね。科学
的な数字については詳しくても、人々を説得させる為に必要な作戦・ディ
ベートの方法については、何ら具体的な話がありません。
もしかしてその策は最高機密なんでしょうか。

察するに、この辺の具体性の無さには、な〜さんもいたく欲求不満じゃない
かと。勿論私は不満です。
#え、違うって?こりゃ失礼しました。

数字を示すだけで皆が理解してくれるのなら、とっくに商業捕鯨は再開されて
いるでしょうにね。

海老爺さんからのコメント(1999年12月17日 00時51分41秒)
           パスワード

だいぶスレッドもディープになって、ほとんど誰もついて来なくなったけどさー、

>数字を示すだけで皆が理解してくれるのなら、とっくに商業捕鯨は再開されて
いるでしょうにね。

・・・本当にねー。
でも、yahooさんが言われる「如何に連中の嘘を崩すか」等等は、水産庁もかなり計画的に進めてますよ。
私も来年の国際捕鯨委員会(IWC)にはぜひ出席して、海洋国家・日本の水産業を守り育てる為に、進んで先頭に立って、
『全力で』汗を流し、各国の利害関係を含む主義主張を『総合的に』把握して行こうと思っています。

な〜さんからのコメント(1999年12月18日 11時16分16秒)
           パスワード

な〜 です。

yahooさんどうも

要するにそうなんです。
具体的数字があがっているし、科学的論拠もできあがっているのに
国際世論を動かせないのはどうして。

当然日本の世論も盛り上がっていません。

国内でさえ盛り上がらない世論をどうして世界に盛り上がられるのでしょう。

商業新聞でだめならどうすれば世論を盛り上げられるのでしょう。

この点は如何お考えなのでしょうか
世論は必要ないのでしょうか。

それと私の使った「総合的判断は」某スレッドでよく出てきたため
皮肉の意味だったのです。
申し訳ありません。

な〜さんからのコメント(1999年12月18日 11時18分34秒)
 

本人によりコメントは削除されました。 1999年12月18日 11時21分27秒

な〜さんからのコメント(1999年12月18日 11時20分22秒)
           パスワード

な〜です

>この点は如何お考えなのでしょうか

唐突な発言でしたが、これは海老爺さんへの質問です。

追加
日本としての取り組みというのであれば国民の支持が必要と考えます。
国民が容易に理解できないことをして日本国としての取り組みと言うことに
大きな疑問を感じていると言うことです。
だから世論を形成することが大切だと思う次第です



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