[下関を熱く語る!!一覧に戻る] お名前:INE
コメントの種類:提案 冷静になるために、そしてここから見る人のために、長くなりますが、ちょっと整理しますね。 前のスレッドの意見を、そのまま流用していますが、ここから再度はじめませんか? 個々の詳細は、私のHPも参考になさってください。 第一別館の保存を訴える理由としては、 (1)文化財としての価値。国からも有形文化財登録の申請要請がきているし、山口県近代化遺産報告でも、特別に保存が必要な文化財として上げられていること。 (2)付随するものとして、建築史上の価値。文化財的価値とほぼ同等であるけれども、日本近代建築史の一時期を担い、その後の建築界に大きく影響を及ぼした、日本最後の「分離派建築」であるということ。 (3)歴史的価値。下関の最隆盛期を担った時代の象徴であり、戦火で焼かれた中で残った、ごくわずかな建築物であるということ。特に、その時代を生きた人々が多く現存している中で、自分たちの生きた時代の象徴として見られること。 (4)観光的価値。旧英国領事館、秋田商会、南部町郵便局、ロダン美容室、旧山陽ホテル、旧日銀(ヒシアマゾンさん、訂正ありがとうございます)という、レトロ建築が集中して存在する地域にあること。また、連絡船で10分ほどの場所に門司港レトロ地区として観光地区となっている場所があり、全国的にもレトロエリアとして見られていること。 などでしょうか。 解体を進める側の意見としては、 (1)費用対効果が望めないこと。修復保存にお金がかかるが、観光施設として利用しても効果があるとは思えない。それほどに、汚く、壊れそうな建物であり、文化財的価値など認められないということ。 (2)費用がないこと。修復、保存にかかる費用の捻出が難しいということ。その負担分は、税金の増額という形で市民に負担が増えるのではないか。あるいは、そんな汚い建物に、お金をかける気もおこらないということ。 (3)介護保険の導入も間近であり、下水道局の施設が必要であること。そのために、第一別館を解体して、その上にプレハブ(年リース1000〜1200万)と駐車場スペースを確保するのが、一番安上がりであるということ。 という感じでしょうか。 今まで議論がこんがらがってきたのは、これらの諸問題が入り乱れていたからじゃないんでしょうか。 私も、この一日で、深く反省しています。 どうか、お互い、冷静に話し合って、いろんな人が意見をいえる場所にしましょう。 |
ヒシアマゾンです。
土日は少しヒートアップしました。すいません。少し冷静になって参加します。
私の考えの全てが解体反対派の方の総意ではないことはご確認お願いします。
私は解体反対派の方と接しながら、私独自の考えも含め、コメントしています。
誤解無きよう、お願いいたします。
下関市民側にこの建物を”有効に生かした物”として利用できるだけのソフトウェアが解体を決定する以前に構築できていなかった・・・と言うのも解体派の意見にあるんじゃないでしょうか??
(こう書くと解体しろってとられますが、はまかわは、仕方がない事かな??残せれば残した方が良いけどと・・と言うノンポリです(笑))
私は長府の金屋町という、今、市が昔ながらの町並みを復元しようと、大変な予算をかけて街作りをしているど真ん中で、「みるくや本舗」という小さな小さな牛乳屋をやっています。
先日までうちの店の前では、遺跡発掘ということで20日ほど店への人や車の出入りがシャットアウトでした。
しかし、4.5ヶ月ほど前から、毎日出るかでないかわからない遺跡のためにコツコツと作業されておられる
教育委員会の方達の行動には心を動かされるモノがありました。
商店街のそれぞれの店の前を完全にふさいで20日くらいかける作業ですから、それはそれは、毎日コメツキバッタのように
ペコペコと頭を下げながら仕事をされています。
そういう行政側の方々の仕事ぶりを毎日目にしながら、「行政は文化遺産に対する考え方が間違ってる」なんて
言えるわけがありません。
そういうわけです。
下関市長府金屋町3−2
(有)みるくや本舗 46−7642
代表取締役 藤岡義久
カモンFM 火・水・金 の夜11時からやってる「うめぎんランド」
でバカ騒ぎやってる、みるくや本舗です。
素性を明かしてやく一年、今までへんなメールなど一度も来たことはありません。
かわりに、INEさんから大変丁寧なお詫びのメールをいただきました。
あえて、オープンな場で言わせてください。とても、紳士的でお人柄の良く表れた感じの良いメールでした。
「ありがとうございます。そして、すいませんでした。」
ちなみに「正日さん」からも随分丁寧なメールをいただき和解させていただきました。
一対一で話してみればすごく穏やかな、感じの良い方でした。
短くしたかったんですけど、なるべく多くの人のご意見に、私個人の意見でお答えしたかったので、今回だけは許して下さいね。お答えできる内容に、それぞれ一言だけ。
おさるさんへ
>「その観光宣伝が余りにも少ない」と言う事です。第一別館だって、もしわかったとしても「これ古い建物だねぇ」と言う感じになると思います。
これは、私もそう思います。痛切に。門司港の成功は、宣伝力の大きさですよ。やはり。
JR九州のパンフレットも有効なんだよな〜。あれ、各駅の特徴を紹介しているし。もって帰りたくなるし。
ただ、白黒でよければ、持ち歩けるサイズの観光マップ、廉価で作成可能だと思いますよ。
ボランティアで作るというなら、私もぜひ参加したいですし。
>下関は観光フェロモン不足ですから、ちょっと違いますよね。建造物に観光価値を見出すには、どうしても「観光フェロモン」が必要の様な気がします。誰か作ってやって下さい。
フェロモン説、いいですね〜)^o^(
私個人は、下関には観光フェロモンは希薄でも、歴史フェロモンは、マリリンモンロー並みにあるように思うんですけど。そして、それって、工夫次第で観光フェロモンになるとも思うんですけど。どうかな?
>るるぶでも取り上げられていることを論拠にヒシアマゾンさんから説明がありましたけど、
あ、それは、私かも・・・。いや、門司との観光の関連の意味を、外部の目で再発見できたっていう主旨だったんです。
>ということは、文化財、即、保存という主張以外のなにものでもないように聞こえるんだけど?
いえいえ。物の価値をはかる基準が、お互い個人的印象でしかない以上、
一つの基準として文化財的価値があるというふうに受け取ってもらえる程度でどうでしょう。
ただ、こちらで発言している反対派の一部は、私をはじめ、あんまり言葉が上手ではないみたいなので。
前に誰かが言っていたけど、そんなこといってたら、全てのものを残さなくてはいけないって。
それに対して私がお答えできなかったのはですね、「それもそうだ」と思ったからです。
全てを残すことは出来ないって、私も思うんですよ。それは、文化財行政に関わる人が、大なり小なり思っている。
壊すことに見合う代償があるなら、やむを得ないっていうのは、私も思うところです。
ただ、優先順位から考えれば、何も真っ先に、その価値が見直されている第一別館を、急に壊す必要はないし、
その代償となるものも、急な解体決定の理由も、一つ一つに説得力がないんです。
決定の過程も公正明大ではないし、なんだかフェアでない。
結局矢面に立つ市長さんが、一番割をくっているような印象を持ちます。元凶は他の人達なのに。
だから、あきらめたり、納得するにはまだ早すぎるって思うんです。
解体に納得できる材料が、あまりにも少なすぎるんですね。
オランダシシガシラさんへ
>・市所有の物を解体することは民間の文化財保護の悪例となる。
これ、一つの重要ポイントなんです。詳しいことは、近日中に、うちのHPに書きます。
>昨日もある市会議員に「解体反対と言っていたのに、何故予算に賛成したのか」ときいたところ、122(?)号議案は 台風被害への予算が含まれていたので反対できなかったそうです。
何人もの議員さんが、同席上で、どうしようか顔を見合わせていたそうです。
派閥の問題もあるので、一つの意見に反対すると、自分の政党の主張の時に反対されかねないとか。
抱き合わせ採決という形でこの問題を決めたのは、議会側の政治的手腕でしょうね。
わたしもこすいとは思うけど、それが政治家さんのお仕事ですから。
くりがしらさんへ
もっと以前に個人的にお知り合いになれていたら、誤解も少なかったし、
感情の行き違いもなかったのかもと思っています。
あらためて、あなたの気持ちを傷つける書き込みの数々、ごめんなさい。
私は女なので、インターネット上では主人や友人に、素性を明らかにしないように注意されています。
ですから、オープンな場での素性の公開はできないんですけど、
来年春に長期で帰省する場合は、ぜひお店を訪ねさせていただきますね。
長府は大好きな町なので、帰省の度に訪れますから。
INEさんありがとうございます。
さっき帰って掲示板見たら・・・なんかあちこちすごいですねぇ〜〜(笑)
メールもいっぱい来てる・・・(笑)
とりあえず、このスレッドは穏やかにしましょう。私はこれでしばらくこのツリーはロムモードにいたします。
前から何十回か言ってますが、実名を上げるのは個人の自由です。
上げたから非難される覚えもなければ、上げないのが普通でもあります。
ただ、言い切りごめんの捨てぜりふレスや差別発言、そして、一番醜く次元の低いのが複数のハンドルネームを
使い分け、普段のHNでは言うことができない捨てぜりふを別のHNで言う卑怯なやり方ですね。
こういうことだけは、やめようと言っているだけですから、素性を明かすという私のコメントの真意だけ受け止めてくださいね。>「実名をあげる」についてメールをくださった方々
初めて「実名をあげる」の話を聞かれた方はびっくりされたでしょうけど、それが真意です。
もう、何十回と同じ事言ってるんだけど、よーわかってないスレッドを出す前からの参加者もおられるみたいなので・・・
それこそ、ホームページ作って書き込んでおこうかな・・・(笑)
今晩は、皆様。よく考えれば挨拶がまだでした。すいません。
ところで、「あんなもの」の話ですが・・・実は自分も”残せるものなら”とは考えてるんですよ。
でも、文化財だからじゃ、ありません。将来観光地として金銭を回収できるなら・・です。
だれかが”財政に余裕があったなら”と書かれてましたが正にそうですね。誰も残す事に異議は唱えないでしょう。
では今の状態で残すには? そう、観光名所にしてしまえば、いいんです。
自分ではない頭しぼって考えました。多分、小学生並みですが・・・
そもそも観光はお金がかかるのでしょうか?
キーワードは「時の迷路」そして”ルート””交通手段”です。
ちょっと前の焼酎のCMで、下関の新地が映っていました。あの地は自分もよく歩くんですが
なんかいいなー思っていました。古い遊郭らしきものが点在して、狭い道で・・・。
下関には観光資源が他の地に比べ驚くほどあります。(太古の時代より、源平・武蔵・明治維新・大正・芸能関係等)
しかしこの資源を上手く使っているとは思えません。整備されずにほったらかしだし、所々に点在しています。
第一別館もこの中の一つですね。
しかし今の状況を逆手に取り(昔と今がごちゃ混ぜ)「時の迷路」を作るのはどうでしょう?
例えば平家関連を「赤の迷路」 明治、大正を「青の迷路」とし”ルート”を作ります。
当然、観光地は点在してますからあっちへ、こっちへ・・・正に迷路です。
あまり長くなるといけないので詳しくは書きませんが、こうすれば第一別館も存在意義が出てきます。
工藤探偵事務所にするのも、面白いですね。
まるでネットのリンクのように、下関全体が繋がっていくのです。
こんな構想があれば、下関はもっと文化財を大切にすると思うのですが。
観光資源を洗い出し、サンデンバスを上手く使い、後はルートの表示を上手くすれば大丈夫のような気が・・・
どうでしょう?やっぱりだめですかね。。。
>でも、文化財だからじゃ、ありません。将来観光地として金銭を回収できるなら・・です。
だれかが”財政に余裕があったなら”と書かれてましたが正にそうですね。誰も残す事に異議は唱えないでしょう。
では今の状態で残すには? そう、観光名所にしてしまえば、いいんです。
>観光資源を洗い出し、サンデンバスを上手く使い、後はルートの表示を上手くすれば大丈夫のような気が・・・
どうでしょう?やっぱりだめですかね。。。
この案は、ボランティアレベルでも十分可能な案ですよね。
それぞれに見合うマップを作ってしまえばいいわけですから。キーワードなどを添えたりして。
で、下関駅や、近辺の駅に常備するというのは、どうですか?
市の行政や、観光課などに頼るだけでなく、市民の力で観光資源にしてしまうのも、なかなか、かっこいいのでは?
INEも協力できることがあれば、何でもしますよ。
今日は旦那と神戸にデートに行ってきました。
第一別館より、ずっと建築年代の若い建築物が、レトロ建築として、そして現役の建物として活躍していました。
当時のレンガづくりの下水道も、観光客が見やすいように工夫されて公開されていました。
大阪駅にも、神戸のレトロ建築群の写真パネルが展示されていて、これから行く町への期待をそそってます。
歴史フェロモン=観光フェロモン説は、成り立つのではないかしらと思いましたよ。
レトロ建築でありながら、現役にも活躍していて、町のムードを演出しているって、けっこうかっこいいと思います。
費用の問題は、一口にはいえませんが、まだまだ策はあるのではないかしら?
そういえば、ヒシアマゾンさんのおっしゃってた、文化財指定されることで受けられる金銭的な還元って、気になりますね。詳しいことがわかったら、また教えて下さい。
昨日 めぐみ幼稚園のバザーに行ってきました。
こんちゃんさんの 近代化遺産の表の 114と116の建物を見てきました。
見る人によっては「こんなボロッチーもの」とか「いろいろ手加えて」とか思うかもしれませんが、めぐみ幼稚園では経済的に大変なのにも関わらず、命あるものとして、大切にしながらも園児の教育に活かしながら使っておられます。建物としての効率は悪いかもしれませんが、暖炉跡や飾り棚のそれぞれが暖かい心となって園児や保護者に伝わっているようです。
“人と人との暖かい繋がり”が感じられるなんともうらやましいバザーでした。
第一別館にも息を吹き入れて、命を活かし尽くさせてあげてください。
市長も市教委委員長もかつて生涯学習センターがほしい、教育会館がほしい(大きな会議場とかステージのある近代的な箱物がほしかっただけ?)と言っていたし、地域からも地域公民館がほしい、児童館がほしいと毎年のように陳情要望が上がってきていますよね、どうか総合的判断で予算を前倒ししてでも、これらのどれかに第一別館を活かしてみてはどうでしょうか。(観光重視で観光センターでも 記念館でも結構です)
市庁舎の狭さの解消は、仕事の見直しを今一度されてはいかがでしょうか。
一人一人の机、山積みの書類・・・そんな仕事の形態の時代ではないと思いますが。
解体してそこにプレハブを建てるなんて 何の工夫もない一番頭を使っていない最悪の方策だと思います。
>解体してそこにプレハブを建てるなんて 何の工夫もない一番頭を使っていない最悪の方策だと思います。
ボクもそう思います。
ああいう建物(第一別館)があれば、市が買い取って、補修・管理・保存するのが、普通だと思います。
なのに自分の持ち物を、解体・プレハブとは、ナンデ?、全然ワカラン!というのが
自然な気持ちです。
他に、市有地で当面使わない空き地は、別館の近くにないのですか。
プレハブの後に建てるであろう「建物」の計画が、もう、あるのかも、あるいは、
決まっているのかも知れませんね。
な〜 です
介護保険ももめていますからこれも審議が最初からなんてことには?
下関のレトロ感覚の建物を一同にHP上に公開して
全国に売り込むっていうのはどう?
GOTOさんへ
>なのに自分の持ち物を、解体・プレハブとは、ナンデ?、全然ワカラン!というのが
自然な気持ちです。
文化財には、個人で管理しているものもあって、この管理・維持には、ある程度、市などから補助が出ています。しかし、個人のレベルで管理が難しく、持ち主としては破壊、破棄してしまいたいものもあります。
持ち主が、「自分のものなのだから、どう処分してもかまわないでしょ?」と言っているのを、市文化課などが、頭を下げてお願いして、なんとか維持していただいているものも、少なからずあるわけです。
その一方で、市自体が「市の持ち物なんだから、文化財であろうとどうであろうと、どう処分してもかまわないでしょ?」とばかり、本当に処分してしまったら、必死に個人で文化財を維持している人たちも、「私たちだって」と、処分してしまう可能性があるわけですよね。
この第一別館を処分することで、現在なんとか維持していただいている他の文化財まで失ってしまいかねない危険性があるわけです。
>他に、市有地で当面使わない空き地は、別館の近くにないのですか。
更地についてはわからないのですが(あるかぽーとは、港湾関係で申請が降りている地区なので、下水道局の建物は建てられないそうですね)、空いている施設なら、イヤになるほどありますよね。
第2別館しかり、唐戸第1市場しかり、国際ターミナルしかり・・・。
どうしてこれらの施設を利用しないのかの理由も、詳細には提示されていませんよね。
下関は市議会の情報公開請求ができないんですっけ?私はよくわからないんですけど。
な〜さんへ
>下関のレトロ感覚の建物を一同にHP上に公開して
全国に売り込むっていうのはどう?
検討中です。サーバーの容量の問題と、スキャナーの問題と、時間の問題がありますが。
周辺のレトロ散策マップも出来ればいいなあと思っています。
まあ、これも時間が許せばです。
それより、まだアップしていない情報もあるので、そちらが先かな?
10月13日に、下関市役所第一別館の保存と活用を考える会が市に提出した要望書の回答が、25日に出されています。昨日、それもアップしたので、よろしければご覧下さい。
この際このことではみんなで一致協力して市長を応援しませんか、次のようにして。
このままでは、彼は「世紀末の愚挙」を行った市長として後世に名を残してしまいます。日本の近代建築史上でかけがえのない貴重な建物である下関市役所第一別館は76年も昔の1923年(大正12年)に建てられて今でも頑丈だというのに、それを壊してただの駐車場にしてしまうのですから。プレハブに建て替えると言われていますが、プレハブは今の駐車場の所に建てて第一別館の跡は更地にして駐車場にする計画です。この建物と同じ頃に生まれて育ってきたお年寄りは、自分の人生を否定されたように感じて「ああ、勿体ないことを。なんてバチ当たりな」と思うに違いありません。
駐車場やプレハブなんて、みんなで知恵を絞れば何とかなりそうなものではありませんか。他の場所を探せば費用が少しは高くなるかもしれません。でも、どれくらい高くなるのか、議員の方々はご存じないままに賛成なさったそうですね。そりゃ、新水族館やあるかぽーとや人工島や何とかやらのように何百億円もかかるのであれば、何が何でも残せなんて無茶は言えません。しかし、もっとケタ違いに低い金額で済む話しではないでしょうか。
とにかく、全国津々浦々子々孫々末代にまで下関の汚名を広めて残すような愚挙を我らが愛する市長にさせてはなりません。そんなことをしようものなら、歴史豊かな国際観光都市の看板に泥を塗るもので、観光客は古いものをもっと大切にする他の町に引きつけられるに違いありません。
後をどう利用するか、なんてことは少しゆっくりみんなで知恵を寄せ合って考えてもよいのです。まずは取り返しのつかない愚挙を止めさせることが先決でしょう。
反対に、もしも、もしもですよ、ここで褌を締め直して第一別館の解体は撤回し、下関の近現代史の一面を示す貴重な遺産として残して活用しよう、と決定するならば、これは間違いなく「世紀末の快挙」になります。そうなれば、全国津々浦々子々孫々末代にまで下関の名が拡がり残ることになり、観光的な宣伝価値は計り知れないことでしょう。仮にほかのいろいろな事業がうまくいかなくても、その時の市長としての美名が残ります。こんなに安上がりでおいしい話しは滅多にありません。もちろん「世紀末の快挙」の振りをして棚上げしておいて「新世紀初の愚挙」を行わなければのことですが。
いったん決めたことだから覆せない、ですって? そんなことはありません。そのよいお手本がお向かいの門司港レトロ地区にあります。あそこのレトロ地区は船溜まりがあってこそなんですが、第一船溜まりは埋め立てられる運命にありました。埋め立てて海側に道路を通す計画が決まっていたのを、心ある人たちが「なんて勿体ないことを」と声を挙げてくれたおかげで、計画を見直して海を残すことにしたのです。ゴミがたまり汚いばかりで無用の長物のように思われた海の一角をそれでも愛する人たちがいたので少しずつ蘇ってきました。
レトロ事業には今でもいろいろな問題があるかもしれません。でも、とにもかくにもかくも多くの人を引き寄せているのは、郷土の自然や歴史を愛する人たちのさまざまな努力の積み重ねがあったからではないでしょうか。
今や「世紀末の愚挙」か「世紀末の快挙」かの分かれ道です。もちろん「世紀末の愚挙」をくい止めて「世紀末の快挙」をさせなければなりません。望みはあります。彼は「断固として」とは言っていない、と断固として繰り返されていますから。そのくせ「江島潔市長が「断固として解体する方針は変わらない」と主張。」と報じた山口新聞(10月9日)に対して誤報だと断固として抗議したのか否かは明らかではないのですが。ともあれ、断固として解体するとは言われていないようですから、翻意の可能性は十分にあります。
いずれにせよ一度決めたことを覆すのは勇気がいることで、一人で決めるのは心細いことでしょう。孫子の代まで汚名が残るバチ当たりな「世紀末の愚挙」をあきらめて、解体撤廃・保存という「世紀末の快挙」「世紀末の英断」ができるように、みんなで応援しようではありませんか。
ふうーっ。さて、どしたらよいのやら。
しばらくコメントを休んでいましたが一言。
市長部局と市教委の意思は、いまだ統一されていない
議会総務委員会の付帯条件は、市長部局と市教委が意思を一致させてからと云うことで
はなかったでしょうか。
私のホームページにもアップしていますが「現時点では教育委員会と市長部局との意思
統一が明確でないとの意見もあるため、市長を中心として一丸となった執行体制を改めて
確立した後、当該予算を執行する」ことが解体への議会側の条件です。
ところが、現時点でも教育委員会と市長サイドの一丸となった執行体制はないと思うの
ですが、
10月25日、「第一別館の保存と活用を考える会」への下関教育委員会の回答は、第
一に、第一別館の所有者たる下関市長に保存するよう要望しているとなっています。
すなわち市長部局と市教委は「解体」で一致していないと言うことです。
即時解体は、この付帯条件からも許されるものではありません。
INEさんのページに、その回答の全文が出ています。
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Suzuran/2258/25anskyo.html
そうすると、
文化財保護法で、所有者の責務を定めています。
文化財保護法 第4条【所有者の心構】この法律の目的を達成するために行う措置に誠実
に協力しなければならない
教育委員会が所有者たる下関市長に保存を云っているのですから、所有者は保存に向け
て誠実に協力しなければなりません。
ただ、保護法のなかでは、所有者の財産権を侵害してはならないとなっています。所有
者として保存することに多大な負荷がかかるので、保存に協力できない場合も一般的には
あると思います。それが第二、第三の回答だと思います。
では、下水道部を移設するために、第一別館を解体してプレハブにした方が、総合的に
廉価という、言い分で通るか。それは納得できません。保護法第4条に対して誠実でない
と云わざるをえません。
繰り返しませんが、保存を基本(前提)にして、あらゆる方策を検討してすることが必
要であり、そのうえで、財政面から、支えきれないと判断したら、これ以上の要請には応
えきれないと報告すべきです。民間所有の文化財だって、みんなその立場で、市教委は、
応対しているのではないでしょうか。
文化財を守るのは教育委員会だけではない
次の文章は、現市長が定めた、平成9年3月の下関市環境総合計画です。
119ページ 歴史的・文化的環境の整備には、次のように記述されています。
環境項目
●文化遺産を市民の財産として保存し、新しい文化創造の糧として後世に引き継いでいく
こと
(1)文化財の保護
c歴史的建造物の調査、保存
○歴史的建造物と周辺環境との調和に配慮しつつ、適切な保存対策を講じ、歴史的、文化
的環境の形成に努める。
※必要部分のみ抜粋しました。
市長部局とも云えども文化財保護を行うことは、この一節からも明らかではないでしょう
か。
な〜 です
江島潔さんの調査捕鯨のスレッドが立ったので一言。
全国で捕鯨を文化と考えている人はどれくらいいるのでしょうか?
また鯨が捕れなくなってどう困るかわかっている人はどれくらいいるのでしょうか?
少なくとも私はよくわかりません。
鯨の肉なんか10年に一度食べられるかどうかです。
今更全くとれなくなっても生活が変わるような気がしません。
実際鯨の肉を食べられる人は日本に何人いるの?
少なくとも半数いるわけないよね
では日本が捕鯨を主張し続けるのにいくらかかっているのでしょう?
調査捕鯨をするお金、調査員の給料、国際捕鯨委員会(でしたっけ?)の
人員の給料全部で数億はかかっているのでは?
捕鯨を何億もかけて残すかの残さないか多数決をとったらどうなるのだろう
で、これを第一別館に置き換えるとどうなるのかな?
やっぱり第一別館が文化財ならお金をかけても残すべきじゃないでしょうか。
私がいつも文化財だから保護するんだ、他に採算がどうというのは
議論の枠外といっているのはこのことなのです。
こんちゃんさんが言うようにます保存を前提に経費を予測し、予算をやりくりし
どうしてもだめなら解体やむなし、というのが文化を保護することと思っています。
で、文化財かどうかは私らにはわかりません。
だから専門家が決めればいい、と現段階では思っています。
上にある とろさんのコメント
>反対に、もしも、もしもですよ、ここで褌を締め直して第一別館の解体は撤回し、下関の近現代史の一面を示す貴重な遺産とし
>て残して活用しよう、と決定するならば、これは間違いなく「世紀末の快挙」になります。そうなれば、全国津々浦々子々孫々末
>代にまで下関の名が拡がり残ることになり、観光的な宣伝価値は計り知れないことでしょう。仮にほかのいろいろな事業がうま
>くいかなくても、その時の市長としての美名が残ります。こんなに安上がりでおいしい話しは滅多にありません。もちろん「世紀
>末の快挙」の振りをして棚上げしておいて「新世紀初の愚挙」を行わなければのことですが。
その通りだと思います。どうしてお気づきにならないのかしら?
私は3000万円余をかけてまで、プレハブはいらない派の市民です。
文化財を壊した後、年間1000万円余かかるプレハブはいらない!
日本に唯一といってもいい文化財を壊さないでと切望する1市民です。
さらに続けてしまうことになりますが、まだまだ言いたい。言い足りない。
違うところにも書いたんだけど、、。
下関市長は、文化財に対してどういう考えをお持ちなんでしょう?
こんちゃんさんのコメントの
>文化財保護法で、所有者の責務を定めています。文化財保護法
>第4条【所有者の心構】この法律の目的を達成するために行う措置に
>誠実に協力しなければならない教育委員会が所有者たる下関市長に保存を
>云っているのですから、所有者は保存に向けて誠実に協力しなければなりません。
>ただ、保護法のなかでは、所有者の財産権を侵害してはならないとなっています。
>所有者として保存することに多大な負荷がかかるので、保存に協力できない場合も
>一般的にはあると思います。それが第二、第三の回答だと思います。
とあることに対して、どうお思いなのかしら?
一方あたかも景観を大切にしているような、「下関都市景観シンポジウム」なんて開催して、
景観賞の表彰なんかしたりして(99.10.4)「きらめくまち、育てる心」なんて銘打って、
その一方で、さあ、文化財を壊して、プレハブを建てよう、ですもの。
このシンポジウムのちらしには、ロダン美容室も載ってますよね。
ロダン美容室は、下関市庁舎第一別館のすぐそばですよね。ロダン美容室が外観を
かえたいって申し出たら、下関市はどう対応するのかしら?なんてったって、
自分の持ち物は壊すっていってるんだから、説得力ないよね。
どうぞどううぞって推奨するのかしら?景観のちらしに使ってる建物を?
下関市の所有の建物だって、守れないんだもん。口出しできないよね。
どうぞすばらしいプレハブをとでも言うのかしら?
すぐそばの第一別館を壊すのに、2600万円余かかるんですよね。
で、年間の維持費が1000万円余かかるプレハブですか。
下関市の景観はプレハブにありって考えなのかしら?そしてそれが一番廉価なの?
ちょっとおかしくない?すばらしいプレハブを建てよう、年間1000万円かかるけど、
そんじょそこらにはないよ、なんてったって、日本には唯一って建物を壊して
建てるんだからさってことなのかしら?
どんなプレハブが建つのかしら?
やっぱり変、納得できない。そう思いませんか?
下関市の行政って こんなんだから、文化財審議会委員の方々に辞表をつきつけられるのよ。
誠実な対応をしてるとは思えない。市民もそっぽを向く日は近いと思います。
まっほんの一部と思ってらっしゃるようですけどね、、。さあどうでしょうか?
その後の反対活動として、何か成果は上がってますか?
そっちが知りたいんですが・・・
堂々巡りの行政に悪態ツキーノ・市長出てコイーノはもうあんまし聞きたくないですよ。
地道に確実に活動するなら、その成果を一つ一つこまめに報告されれば、興味が湧いてくるのですが・・・
興味の有る報告に期待します。
おさるさんです。と言う事ですが、ここで一言「重箱の隅つつくだけでは全然ポジティブな意見にならない」と言う事です。おっしゃりたい事はわかりますが、ではそれに対して「じゃプレハブを建てさせない為にはどうすればいいの」と言う提起が必要だと思います。
確かにお金はバラすにしても維持するにしても掛かる事だけは事実です。ただ、そのお金と設備(建物)の利用方法を考えていかないとただ「壊すな」だけでは説得力ないんですよね。景観を維持して、且つその建物に対するステータスを尊重させ、そんでもって下関の観光に貢献させる、非常に難しい事だと思います。
感性は確かに大事です。お気持ちも言いたい事ももちろんわかります。しかし金銭絡みについては残念ですが現実問題です。そこには感性よりも理論と現実性がつきまといます。その点は考えた方が良いと思いますよ。
繰り返しですねぇ。
何が何でも、解体反対派に引き込もうという主旨の話が展開されていると、
誤解されてしまい、逆効果なのではないでしょうか。
感情論や文化論だけを持ってくるのでなく、維持した場合にかかる費用とか、その効果(大風呂敷でない)とか、
それから、不足している事務所や駐車場の対策も含めて、具体的な数字で比較判断できるようにしたほうがいいのではと。。。
(大きなお節介ですね。失礼しました)
プレハブは本当に必要なんでしょうか?けっこう維持費もかかる、、。
INEさんの上のコメントにも、
>空いている施設なら、イヤになるほどありますよね。
>第2別館しかり、唐戸第1市場しかり、国際ターミナルしかり・・・。
>どうしてこれらの施設を利用しないのかの理由も、詳細には提示されていませんよね。
ってありますよね。
唐戸の第1市場はどうなんでしょう?ビルごとありますよね。
なぜ、解体するのに2600万円余もかかり、そのあとプレハブなんでしょう?
年間1000万円余かかるんですよね。限りある財政の中で、そうすることが、本当に1番廉価なんですかね。
これは現実問題ですよ。その分、税金でまかなうんでしょうから、、。
こんな無駄なお金を使ってほしいと、市民は望んでないと思います。
私は無駄金だと思ってます。
また、他のコメントでも
>>でも、文化財だからじゃ、ありません。将来観光地として金銭を回収できるなら・・です。
>だれかが”財政に余裕があったなら”と書かれてましたが正にそうですね。誰も残す事に異議は唱えないでしょう。
>では今の状態で残すには? そう、観光名所にしてしまえば、いいんです。
>
>>観光資源を洗い出し、サンデンバスを上手く使い、後はルートの表示を上手くすれば大丈夫のような気が・・・
>どうでしょう?やっぱりだめですかね。。。
>
>この案は、ボランティアレベルでも十分可能な案ですよね。
>それぞれに見合うマップを作ってしまえばいいわけですから。キーワードなどを添えたりして。
>で、下関駅や、近辺の駅に常備するというのは、どうですか?
>市の行政や、観光課などに頼るだけでなく、市民の力で観光資源にしてしまうのも、なかなか、かっこいいのでは?
>INEも協力できることがあれば、何でもしますよ。
と、ポジティブな意見を述べているじゃないですか。
下関市の観光行政がうまいとは、誰も思ってないでしょう。
でも、これからなんとかしていったらいいじゃないですか。
私も微力ですが、協力はしていきたいと思ってますよ。
何もしていないと同じと言われるかもしれませんが、私も唐戸周辺を歩き回ってます。
(この問題が発覚してからですから、にわかかも知れませんが、、。)
下関駅から、歩いて旧山陽ホテルや、山銀別館や、公園のみすずや、旧英国領事館、林芙美子の碑、等、
散策コースを作ったらと考えてます。(ちなみに東駅まで歩いてみましたが、林芙美子碑まででしょうかね。)
その中にロダン美容室、下関市庁舎第一別館も入れてはいかがでしょう。
みすずの広銀の看板ももう少しなんとかして、林芙美子の碑までをコースにする、、。
良いものがたくさんあるのに、それを売りこまないなんて、もったいないと思います。
下関駅をはさんで反対方向の新地の方まで入れるのも、面白いと思います。維新の白石、高杉等ありますよね。
景観を守るためには、確かに維持費はかかります。
でも、だからこそ、すこしでも補填できるよう、観光に力を入れてみては?
門司港とのレトロマップに下関のも入ったのがありますよね。
あれにいろいろ付け加えた形のものを作って、駅等に置くのなんて、どうでしょう?
新たに作るのなら、それもいいでしょう。そういう協力は惜しまないつもりです。
で、やっぱり、どうして2600万円余かけてまで、破壊しなくっちゃいけないの?
そのあとが年間1000万円余かかるプレハブでしょ?何年住む気なんですかね。
そのすてきなプレハブに、、。いくら投資するのかしら?やっぱり納得できませんね。
う〜ん。
修復+新事務所+駐車場が2600万円以下でできるかどうかという論点が抜けているような気がするんですよ。
今まで市役所にあった事務所が外にでるのですから、近くにいないと、
他部署との意志疎通が出来なくなるとか、内線電話で通じないとか、
会議室や食堂が二重にいるとか、運用費用がかさむということもあるでしょうし。。。
(いや、市役所の内情は知らないですけど、自分が運営者なら、できるだけ近くに持ってきますけどねぇ)
たしかに、観光収入ってこともあるでしょうけど、これだけじゃ人を呼べるような建物じゃないと思うんで、
観光トータルで考えて、本腰でそれをやるかどうかっていう、大きなテーマにも関わってくるんじゃないですかねぇ。
おさるさんです。
私思うんですけど第一別館を散策コースに入れたとして観光コースにしたとします。その場合「ではそのコースを作った事で下関の観光産業に対してどれだけの経済効果が出せるのか概算で出せるか」と言う事が抜けていると思うのです。ただ保存すると言うのであれば、それに対しても絶対維持費がかかるわけですから、それに対して見返りと言う形をある程度取らないといけないわけです。それが「観光資源としての利用」だと考えています。
例えば第一別館を保存して新しい事務所を建てたとして、更に事務所と第一別館両方について維持する必要があった場合、単なる第一別館を「散策コースの一部」と言う形ではいま一つ説得力がないんです。それを上回るもう一発の効果が無いと解体廃止は難しいと思うのです。
例えば年間で1億円近くの「経済効果」をもたらしてくれるのであれば、それはもちろん両方の維持費が出るわけですから、市だって保存には積極的に前向きな姿勢を取ってくれると思いますよ。でも、もし1,000万円だったら逆に「経済損失」として赤字計上される事になります。そうすると魅力ある建物もただの「厄介者」的な扱いにしかならないと思います。その損失はどこから取られるか。「税金」です。
よく「門司港レトロ」をあげられる事が多いのですが、それは門司港があそこまで徹底的に「レトロ」と言うキーワードを実践して、周辺を全部レトロに結びつけてしまった所にあります。集中的に配置する事でその効力は増大します。下関であそこまですぐに出来るかと言えば決してそうでは無いと思います。場所が飛び飛びの場合は特に難しくなります。
一応市に関わる事については感情、情熱も大切です。しかし更に訴える為には「理論と根拠」、これが伴わないと受け入れてすらもらえないと思いますよ。
唐戸市場のビルに下関市は賃料をはらってるのでは?
つかわないなんてもったいないと思いますけど、、。
新たに事務所を建てる必要が本当にあるのって、伺っているんです。
丸山に40人ぐらい入れないの?上下水道で一緒にって考えはダメなの?
第二別館を整理してって考えもないんだ。じゃ、国際センターには、どうなの?
空いてるスペースたくさんあるように思うんだけど、いっぱいではいれないんだ。
他にも手はあると思うのに、どうして維持費に年間1000万円余かかる、プレハブが必要なの?
こんちゃんさんのコメント、再度使わせていただいて、、
>文化財保護法で、所有者の責務を定めています。文化財保護法
>第4条【所有者の心構】この法律の目的を達成するために行う措置に
>誠実に協力しなければならない教育委員会が所有者たる下関市長に保存を
>云っているのですから、所有者は保存に向けて誠実に協力しなければなりません。
それとも、下関市には文化財は必要ないのかしら?プレハブ建築が誠実に保存に努力するってことなの?
だから、下関の文化財審議会委員会の10人中九人に辞表を提出するような事態になってしまうんですね。
そしてやっぱり、プレハブ建築が是非必要なんだ。
きびしい財政事情のなかで、限られた財源を有効に活用するためには、
すばらしいプレハブ、年間1000万円余かけて、下関が世界に誇るプレハブが、必要なんだ。
どこにもスペースがないんですか?なぜプレハブなんでしょう?
ロダン美容室の美しさを際立たせるためには、そのすぐそばには是非、プレハブが必要なんだ。
結構お金のかかるね。いったいどのくらいの期間プレハブで過ごすんでしょうね。
プレハブの「理論と根拠」をしめして欲しいですね。
SAGさん、文化庁も登録を勧めている第一別館を、破壊するのに、2600万円余かかるんです。
その後のプレハブの年間維持費に1000万円余かかるんですよ。
プレハブが本当に必要かって伺ってるんです。他にスペースがあるのでは?って。
確かに、建物を残すのにお金はかかるでしょう。でもプレハブで年間お金がでていくことを
思えば、日本に唯一って建物を残すことに使うほうが、より有意義に思うんですけど、、。
文化財保護法のこと、こんちゃんさんがいれてくれてますよね。
市が率先して、壊すんですか?じゃ、ロダン美容室が外観を変えたいっていっても
市は文句を言えないですね。ごく近所でやってるんだもん。
景観都市だなんて銘打って、、。やっぱりおかしい。
ぜひプレハブって「理論と根拠」をお願いしたいですね。
な〜 です
私も23mさんと同じように感じます。
>しかし更に訴える為には「理論と根拠」、これが伴わないと受け入れてす
>らもらえないと思いますよ。
元々第一別館を壊してプレハブを建てる「理論と論拠」が明確にされていないから
反対運動があるような気がします。
どちらがそれを証明すべきなのか
まるで民事裁判の原告と被告の関係を思い浮かべます。
こうなると民事裁判の多くがそうであるように原告(反対派)は不利になる気がします。
うーん、難しいですね。そこまでおっしゃるのでしたら直訴した方が話はやいかもしれませんよ。結局の所、私にはただ、持論を一方的に通達しているにしか聞こえませんので。納得出来なければ直接聞いてみるのが早いと思います。私も「きらら博」の時には直接電話掛けましたので。こう言う事は掲示板上ではわかりませんからね。
> 確かにお金はバラすにしても維持するにしても掛かる事だけは事実です。ただ、そのお金と設備(建物)の利用方法を考えていかないとただ「壊すな」だけでは説得力ないんですよね。
金額やあとの利用方法を考えずに「壊すな」という声を挙げてはいけないのでしょうか。
> しかし金銭絡みについては残念ですが現実問題です。そこには感性よりも理論と現実性がつきまといます。その点は考えた方が良いと思いますよ。
> 感情論や文化論だけを持ってくるのでなく、維持した場合にかかる費用とか、その効果(大風呂敷でない)とか、それから、不足している事務所や駐車場の対策も含めて、具体的な数字で比較判断できるようにしたほうがいいのではと。。。
現実性や具体的な数字などについて、反対の声を挙げる人に対してだけ求めるのは筋違いではないでしょうか。
市当局が解体案のほかにどういう代替案を検討したのか、それぞれの費用がどう見積もられたのか、ちっとも明らかにされていないではありませんか。きちんと情報を明らかにしないままに「総合的判断」というあいまいな言葉でごまかして教育委員会内の抵抗を強引に押し切ろうとするから、問題がこじれてきたのではないでしょうか。
説得力がないという言葉は、そういうやり方をしてきた市当局の説明に対してまず向けられるべきではないでしょうか。
金額的な比較検討などは大切なことで、無視してよいものではありません。しかし、基本的な資料や情報が与えられない状況で、一方の側にだけそれを要求するのは無理ではありませんか。
歴史的・文化的価値や教育的価値などは、金額的な評価だけではとらえきれない面もあります。例えば新水族館なども、収支の予測や経済効果だけで見通しが立てられるものなのでしょうか。
いったん取り壊されれば取り返しがつかないことになります。反対の声に明確な収支計算や具体的な経済効果の見通しがないからといって、取り壊しを容認するのは乱暴な話ではありませんか。
いまなお市当局が解体にこだわっている理由の一つは「示しが付かない」ということではないでしょうか。長年にわたり検討してきて慎重に審議して議会で決めたことだから、いまさらひっくり返せないというわけです。しかし、検討や審議の内容がどれだけのものであったのか、ちっとも明らかにされていません。
実は解体を強行する方がもっと「示しが付かない」ことになるのではありませんか。古くて貴重な建物などの多くは市の所有ではありません。自分の持ち物を(はっきりとした理由もなく)粗末にする人から、貴重なものだから是非残して大切に扱ってほしいと言われても、持ち主は不便を忍んで喜んで協力する気になれるでしょうか。
教育委員会は解体強行が教育にも悪影響を与えることを考えなかったのでしょうか。一方でこういうことをしておきながら、他方で「歴史に学ぶ」「郷土に誇りを」「お年寄りを大切に」などと教えても、なんだか空しいのではありませんか。
反対に、ここで解体を思いとどまり、全国でただ一つ残る物だから大切に扱おう、それをどう生かすかはみんなで知恵を寄せて考えよう、ということになれば,その教育的効果は計り知れないものがあるのではないでしょうか。
このようなプラスマイナスの効果は、金額としては計算しにくいものでしょう。しかし、目先のそろばん勘定だけでなく、こういうことを含めて「総合的に判断」することが大切なのではないでしょうか。
と言う事なんですが質問があります??いつまで続けますか??INEさんのページはどうなったんでしょう??なんか空しくなってきますね。私は一言で言うとこれでこの話については私は打ち切りたいと思います。一言ネットワークの議論はこれが限界でしょう。リアルタイムではないぶん、意思疎通が測りにくい事は確かです。
ただ、ここまで第一別館にこだわりを持ち続けるのであれば、後は皆さんで電話を掛けるなり、手紙を出すなり、メールが出せるのなら出した方が理解しやすいのではないかと思います。私は市職員でもないし、第一別館に対して特別な思い入れもない、もちろん下関の観光についても特段興味は持ち合わせておりません。ネット上で論議していて、それでもわからない時はリアルタイムコミュニケーションに訴えるのが一番でしょう。
私はこれ以上第一別館の話はしない事にします。それでは頑張って活動されて下さい。
おさるさんを論破しても、SAGさんを納得させてもどうにかなる問題では無さそうですね。(当たり前か・・・)
1000万かかっても、一億かかっても費用に対する効果があれば、どちらでもよいことなのでしょうけど
現在においては、反対派の方々が不利なのは当然の事。
ならば、「一方的に反対派を責めないでくれ」と話を持っていくよりも、費用対効果を解体と維持との両方で
計算し行政の方針に対抗して掲示し比較表を作ってはいかがでしょう?
『行政側の 解体VS維持 の費用対効果』 VS 『反対派の 解体VS維持 の費用対効果』
そこまでやったら興味を示す人が少しは増えてこないかなー・・・なお無理かなー
争点のポイントはここらへんじゃないのかなー
最近ほとんど毎日あそこの前を通るけど・・・
ホントに素晴らしいかなー???
ロダン美容室が改装云々って意見も出ていましたが、それは持ち主がそれを願い出たときのことであって
ここで話題や比較には出すべき事じゃないでしょう。
なんか、戦うポイントがどんどんずれていってます・・・・おさるさんも忙しいだろうに・・・(笑)
ホームページが停滞しているINEです(^^;)ご心配ありがとうございます。
何も遊んでいたわけではないんですよ。図書館に行ったり、画像を加工したり、サーバの容量を増量してたりしてました。近日中に更新します。
長くなりますが、ごめんなさい。HPが停滞している間に、話題が増えていたのですね。
さて、23mさんの
>一方あたかも景観を大切にしているような、「下関都市景観シンポジウム」なんて開催して、
>景観賞の表彰なんかしたりして(99.10.4)「きらめくまち、育てる心」なんて銘打って、
>その一方で、さあ、文化財を壊して、プレハブを建てよう、ですもの。
>このシンポジウムのちらしには、ロダン美容室も載ってますよね。
>ロダン美容室は、下関市庁舎第一別館のすぐそばですよね。
という意見を聞いて思ったのですけど今現在でも、ロダン美容室が市の景観に重要な位置を占めるなら、そのごく近所にある第一別館を改修するのと、壊してプレハブを建てるのと、どちらが景観的に好ましいかなとおもうんですよね。
一つの歴史的建築物(ロダン美容室)の周辺の景観を守るために、周辺の景観を整備するという目的でもプレハブよりは、第一別館の方がいいと、少なくとも私は思いますよ。
>ロダン美容室が改装云々って意見も出ていましたが、それは持ち主がそれを願い出たときのことであって
>ここで話題や比較には出すべき事じゃないでしょう。
とろさんとほぼ同意見になりますが。
ロダン美容室に限らず、下関には様々な歴史的遺物がありますよね。長府の土塀とか。
でも、それらも市からある程度の援助が出ても、個人の財政の中で保存していかなくてはいけない現状ですよね。
そういう状況で、市が「自分の持ち物だから」と第一別館を破壊してしまうのなら、土塀の持ち主だって「維持費かかるし、自分の持ち物だから」と破壊してしまっても、市文化課としては文句が言えないわけですよね。
市行政が破壊しようとしているのは、目に見える第一別館という建物だけではなく、自分たちの町、下関市という地方都市の、文化遺産についてのスタンス、いわば市としての精神的遺産にまで及ぶのではないですか。
23mさんは、そういうことを言いたかったんじゃないかな。ロダン美容室は、一つの例えの話で。
さて、昨日、大阪府立中之島図書館に行って来ました。文献を調べる目的だったのですが、その中之島図書館自体が、取り壊しになるところだった建物を保存・再生されたものだそうです。周辺一帯に再開発計画があったようですが、中之島という土地柄の機能性と高度利用の問題、そして「建物が古くなって危険である。当然改築されねばならない」という機能的面から、再開発計画があったようで(どこかで聞いたような・・)、計画があった1971年から、大阪市が永久保存を決定した1988年まで、長い時間をかけての決着だったようですね。
大阪の土地代の高さは、下関ではおよそ比較にならない、しかもその都心部にあたる中之島で、あれだけの規模の近代建築物を永久保存することに決定したことは、相当な決意だったと思います。しかし、どれほどのリスクがあったとしても、この結果は大阪市民の誇りとして、そして市行政の輝かしい業績として今後永久的に評価されるものでしょう。
こうした近代建築物の保存に関しての問題は、全国レベルで相当数あるようですが、どの例を見ても参考にはならないと思ったのは、下関庁舎第一別館の件に関しては、本来、率先して保存に働きかける立場であるはずの市が、率先して破壊を主張しているという点です。ちょっと、全国的に見ても、お粗末なお話です。
>1000万かかっても、一億かかっても費用に対する効果があれば、どちらでもよいことなのでしょうけど
>現在においては、反対派の方々が不利なのは当然の事。
くりがしらさんに反抗するわけではないんですけど、費用対効果で価値を決定するというなら、新水族館構想も、あれは、むしろ第一別館より無茶な計画だと私は思いますよ。年の収入試算が80億でしたっけ?観光客は水族館とか動物園も大好きですが、シロナガスクジラの骨格標本と、フグだけを見るためだけに、何回も足を運んだりしませんよ。ジンベイザメやラッコを見るためには、何度だって足を運びますが。
でも、建てることに価値がないと言いたいわけではありません。私自身は、現在のままでも、市水族館の所有している資料はすばらしいものがあると思うからです。それらにスポットを当てるためには、非常に有意義でしょう。
費用対効果という論だけで価値を決定するのでは、どの文化財の保存も破棄してしまった方が早いですよ。
それでも残すことで、自分たちの土地への歴史を確認し、肯定し、誇りに思う、それが将来の下関で生い育つ子供たちの郷土愛へもつながっていくと、少なくとも私自身の体験としてそう思います。
ところで、市がどうしても解体を断行するとしても、その日程まで明らかにしないっていうのは、これも公正明大な行政を誇る下関市行政としては、フェアじゃないんじゃないかな?
第一別館の隣にあった、旧商工会議所のように、予告もなしに突然破壊ですかね?
ちょっとボソっと一言。「行政の話は行政にダイレクトに聞くのが早い」。これだけです。「きらら博」の時、事務所に電話して聞きましたけど、良く対応してくれましたよ。
深い真実が聞きたければ文書回答してもらうか電話で聞くのが一番てっとり早くて良いと思います。なんか前置きが長い披露宴的状態になっています。回り道よりもダイレクト、と言う事で市役所に電話するか観光課にメールするのはいかがでしょうか。私もくりがしらさんもSAGさんも市役所の職員ではないですから詳しい事は説明出来ないと思います。
掲示板に市政関係の人を出して意見を聞くよりはダイレクトに聞くのが最短距離です。「急がば回れ」と言うことわざもありますが「単刀直入」の方が最適な場合もあると思いますよ。
かといって、行政に聞いて正直に教えてくれるのかな?
かといって、観光資源に活かせるのなら民間企業がとっくに歴史的遺産としての建築物の
保存に目をつけて、行政にも働きかけているように思います。
かといって、文化財として保存すべきだ、市民の見識が問われることになるよ、という
訴えにも聞こえ、保存に積極的に賛成しない市民は「非国民」というような響きにも僕なんかには
聞こえて「む〜」とします。SAGさんとは別の意味で逆効果になる場合もあると思います。
こういう、どうどう巡りいつまで続くのか、その思いはおさるさんと同様でございます。
以上が率直な私の感想です。
>>かといって、行政に聞いて正直に教えてくれるのかな?
これはやってみないとわからないです。やってみてうまく行けば儲け物程度にやってみるのが一番でしょうね。と言うかこれだけは本当に「ぶっつけ本番」的な事でやってみないとどんな反応が出るかわかりません。
掲示板で議論しても博識者とかがお話しているわけではないですし、市関係の人が出ているわけではない。それだとただの堂堂巡りの繰り返しです。それを断ち切るのであれば自分の意見を堂々と市役所の関係にぶちまけるのが最適だと思うのです。それぐらいしないと気が済まないのではないのでしょうか。私にはそんな気がします。
私は上記の事をそのまま市に訴えてみてもいいのではと思います。掲示板で話続けるよりもよっぽど説得力がありますよ。少なくとも第一別館の事については少なくとも私たちよりは詳しい事情は知っているはずですよ。
INEさん訂正ありがとうございます。
そしてみなさん、誤解しないでくださいね。勿論私はロダン美容室の存続も強く望んでます。
ロダン美容室は「今見ておきたい・全国に残る名建築 明治の洋館100選」にも堂々の載っている素晴らしい建物です。
その解説には、今問題の下関市庁舎第一別館にも触れています。
とろさんのコメントその通りだと思います。
>教育委員会は解体強行が教育にも悪影響を与えることを考えなかったのでしょうか。一方でこういうことをしておきながら、他方
>で「歴史に学ぶ」「郷土に誇りを」「お年寄りを大切に」などと教えても、なんだか空しいのではありませんか。
>反対に、ここで解体を思いとどまり、全国でただ一つ残る物だから大切に扱おう、それをどう生かすかはみんなで知恵を寄せて
>考えよう、ということになれば,その教育的効果は計り知れないものがあるのではないでしょうか。
>
>このようなプラスマイナスの効果は、金額としては計算しにくいものでしょう。しかし、目先のそろばん勘定だけでなく、こういうこ
>とを含めて「総合的に判断」することが大切なのではないでしょうか。
おととい、みらいが届きました。その中に、下関の町を「花いっぱい夢いっぱい」なんて書いてました。
文化財を破壊してのプレハブが「夢いっぱい」「景観都市」の下関なのかしら?
なんだか、夢はないですよね。そのプレハブの維持費に年間1000万円余ですか。
プレハブに「夢」があるのかしら?そんなのもったいない。いつまで住むのかしらないけど、
文化財を壊してのプレハブにお金がかかるんですよ。
文化財の維持費にってのなら、どうぞって気持ちになれるけど、、。
そう思いませんか?
第一別館の全面に網を張っていた。
何がはじまるんだ?
行政とは
@決まるまでは秘密主義
A決まったからには変えられない
B動き出したら止まらない
ということを聞いたことがあります。
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