[下関を熱く語る!!一覧に戻る] お名前:nyao
コメントの種類:レポート 好評をいただいております駐輪場調査、 第3回のネタは新下関駅でございます。 (今回は多少趣向を変えております) ――――――――――――――――――――――――― 私の家の近所にある新下関駅。 引っ越してきた当初は駅に自転車を置いて、 バスやJRで通勤…、という夢を抱いていた。 実家に帰るにも便利だし。 ところが駐輪場がない。 そんなばかな〜!(某雑誌じゃないですが) 仕事ついでに周辺を調べてようやく事情がわかった。 新下関駅は砂子田川を挟んだ南北に乗り場がある。 新幹線乗り場が近い東口/西口は、 頻繁にバスが出ていることもあって利用者が多い。 また南口も東亜大学が近いため、 駅に自転車を置いて通学に利用することも考えられる。 <JR箱崎駅(福岡市東区)などではよく見られる> ということは相当数の需要があると推測されるわけだ。 して自転車用のスペースはと言うと…、 「とみやま」方面に向かう片側2車線の道路の両側に、 ガード下に自転車用のラックが各100台分程度。 砂子田川北岸にも同様のラックが約60台分。 これだけである。 南口の駅舎付近には公式スペースなど皆無である! (黙認されていますけどね) しかして需要は南北合わせて1200〜1600台。 バス乗り場に面した東口に400台以上、 2車線道路の南側に100台前後、 西口の歩道上にこれまた400台以上、 そして南口にも400台前後。 新幹線の停車駅であること、 更には進行住宅地に最も近い駅であることを考えると、 下曽根駅(小倉南区)並みの1800台分特大クラスや、 小倉駅北口&南口のような複数配置など、 本来ならば最優先で駐輪場を整備しなければならない状況である。 しかし現状では保安上の不安が厳然と存在しており、 結果としてアクセス環境の悪さを露呈している。 「ひかり」停車本数の増大を図るにしても、 シティ電車構想を実現するにしても、 交通需要管理政策を推進するにしても、 この駐輪事情の悪さを改善しない限り、 JR・バス乗客数の増加は見込めないだろう。 せっかく絶妙な地理的環境にあるのにね〜。 |
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