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投稿番号:39990 投稿日:1999年09月30日 22時11分19秒  パスワード
お名前:軍事アナル@TAKA
 

やばいっす東海村

キーワード:はよ逃げましょう。

コメントの種類:その他


臨界なんて使い慣れない言葉使うより
はっきりと「核分裂反応」と言い直すべきだと思うのですが・・・
現時点で核分裂反応が持続中なら周囲10キロ以上をフォールアウト
地域と仮定して住民を早急に避難させるべきですね。
とにかくこれってものすごくやばいっす!




てっちゃんさんからのコメント(1999年09月30日 23時57分33秒)
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先ほど半径10km以内は外出しないようにとの発表(?)がありましたね。
日立、ひたちなか両市のほぼ全域が含まれているみたいです。

こっちの鹿島原発から半径10km以内というと、松江の橋北域のほとんどが入ってしまう。
なんか、よそ事じゃないのが余計怖いです(汗)

えじぴーさんからのコメント(1999年10月01日 00時33分14秒)
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3大新聞の夕刊を見比べてみると、この記事に対する取扱い方が、ぜんぜん違うんだなぁ。

朝日新聞:(トップ)『東海村で臨界事故か』(2番目)『地下鉄サリン初の死刑』(3番目)『下関駅通り魔・不満を示すメモ』
読売新聞:(トップ)『横山被告に死刑判決』(2番目)『東海村で放射能漏れ』(3番目)『環境長官清水・自治相保利氏固まる』
毎日新聞:(トップ)『地下鉄サリン初の死刑』(2番目)『首相、池田総務会長起用へ』(3番目)『石原都知事が資産公開』


毎日新聞は、午前10時半に起きた事故の情報を、全くキャッチ出来なかったんですねー。
1面どころか、どこにも書いてないもの。

ガチャピンさんからのコメント(1999年10月01日 00時52分30秒)
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目に見えない放射線・放射能、怖いですね。そういえば山口県にも原発できるんでしたね。人事ではないですね。安全神話なんてものはないですね。

>臨界なんて使い慣れない言葉使うより
はっきりと「核分裂反応」と言い直すべきだと思うのですが・・・

核分裂反応が連続して起こる状態が臨海だそうです。
それにしても日本には原発がたくさんあるのに放射線から体を守る防護服は1枚もないそうです。おかしいですよね。

マロさんからのコメント(1999年10月01日 01時19分23秒)
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TAKAさん
お久しぶりでーす。(^_^)
で、真面目な話し。
これって、核爆弾が、ゆっくり爆発している(ヘンな表現だな・・・)のと、同じ事なんですかね?

えじぴーさんからのコメント(1999年10月01日 01時38分58秒)
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>これって、核爆弾が、ゆっくり爆発している(ヘンな表現だな・・・)のと、同じ事なんですかね?

・・・マロさん、遅くまでお疲れ様です。
「ゆっくり爆発( = 核分裂)している」状態というのが、いわゆる原子力発電の通常運転でしょうねぇ。
重水を使って、中性子を減速させて核分裂をコントロールする、という技術で。

本当に臨界事故ならば、核分裂のコントロールが効かなくなった状態ですから、核爆弾と似たようなもんです。
後は、核分裂物質の量によって、建物が吹っ飛ぶ(=爆発する)か、否かという分かれ目になるんじゃぁ・・・。

kaheruさんからのコメント(1999年10月01日 03時35分27秒)
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某BBS からの転載です. 屋根, ふっ飛んでますね.....
http://news.bbc.co.uk/olmedia/460000/video/_461668_ghosh1300_vi.ram
値, 再上昇してます.
http://www.jnc.go.jp/ztokai/kankyo/realtime/graph48.html

被害が最小限に食い止められることを祈ります.

マロさんからのコメント(1999年10月01日 09時30分06秒)
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えじぴー、おはようございます。
>・・・マロさん、遅くまでお疲れ様です。
いえいえ、お互い様です。もっと遅い方もいらっしゃるようで…。(=Kaheruさん)

それにしても…!
BBCだ…!しかも『リアルプレーヤー』で!!(Kaheruさん、情報をどうも、です)
BBCが1分半も(!)報じるほどの出来事、ってことですね。

>本当に臨界事故ならば、核分裂のコントロールが効かなくなった状態ですから、
 核爆弾と似たようなもんです。

ホントに大変だ〜!! いまはγ線量も落ち着いているようです(?)が…。

この事故はあちこちに波紋を投げかけそうですね。

takaさんからのコメント(1999年10月01日 10時06分36秒)
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こんち マロさん
臨界状態ってのは核分裂が持続して起こる状態を言います。
核分裂
 核物質(ウラン235等)は中性子をぶつけると半分に割れその中から複数の中性子が出てきます
 これがまた他の核物質の原子核にあたりそこで中性子が出る・・
核物質が一定量あるとこれが連鎖反応的に持続しておこります。
これを臨界状態と呼びます。
核爆弾の場合、この状態を急激に起こさせるわけで、今回のような原発の燃料ではウランの濃縮度が
低く臨界状態は持続できても急激な反応までは考えられませんので爆発はないと思います。
ただ、kaheruさんの書き込みで知ったのですが、建物の屋根がふっとんでいたとしたら、汚染物質が
かなりまき散らされている可能性があります。

核反応=熱=水蒸気=屋根とかの残骸=埃=死の灰=外に出てる=風にながされ
地面に落ちる=フォールアウト

まさに、チェルノブイリ、スリーマイル島に続く大事件です。国の早急な対応が必要です。
死の灰によるフォールアウトの可能性が非常に高いので、パニックを恐れず付近10数キロ以上を
封鎖する必要が絶対にあると思います。事故時点のからの風向きにも注意!
核汚染に関しては過剰反応でもかまわないから国が積極的に対応をとりべきです。
被害にあった3人の状況から今回の事件が尋常では無いことを既に物語っています。
(被爆による急劇な症状がでています。)


ガチャピンさんからのコメント(1999年10月01日 11時50分30秒)
           パスワード

BBSの映像すごいですね。
でもなんで日本のマスコミは屋根が吹っ飛んでいること一言も言ってないんですかね。
まさか隠してるんじゃ・・・

マロさんからのコメント(1999年10月01日 13時55分22秒)
           パスワード

TAKAさん、ども。
えじぴーの説明と合わせて、およそ把握出来ました。
核分裂における臨界状態が一瞬に進めば『核爆弾』、ある程度持続して、ゆっくり進めば『原子炉』という
ことですね?(違う?)それには濃縮度が関係してくると…。

>でもなんで日本のマスコミは屋根が吹っ飛んでいること一言も言ってないんですかね。
そうなんですか?報道管制かな?でも、BBCが言ってりゃ意味ないんだけど…。
『大したことじゃあない』って思ってたりして…。(^_^;

NHKが朝からこの事故の放送ばかりやっているところに、今回の事故の重大さが滲み出ている…。
日本は『核』には敏感な国だと思ってるけど、実際、今回の事故による『危機感』というのはどう
なんだろう?現場から1,000qも離れていると、はっきりいって『危機感』は無いな…。
うちより西側だったりすれば、偏西風で影響が?とか思うかもしれないけど…。


はまかわさんからのコメント(1999年10月01日 16時51分23秒)
           パスワード

>でもなんで日本のマスコミは屋根が吹っ飛んでいること一言も言ってないんですかね。
>まさか隠してるんじゃ・・・

台風18号の傷跡って事はないですよね・・・。
そうであって欲しいと思うのですが

takaさんからのコメント(1999年10月01日 16時58分37秒)
           パスワード

この国は肝心なとこはいつも闇のなかですから・・・(^^;
たぶん真相は公表されないでしょうが被害者多くなると漏れ伝えて来る
話でかつてのHIVや古くは各種の公害病のように遙か後になって真実
が表に出てくるのではないかと思います。
そのころには責任取るべきひとは退職金もらってパラシュート会社に渡
りをつけ実害が及ばないとこまで行ってます。
取り締まる方も取り締まられる方も官僚関係者ですからね、じき滅びま
すねこの国は・・・(笑)
とにかく事を荒立てないのが一番、人命2番かな?

>『大したことじゃあない』って思ってたりして…。
ほんとそう思えるような対応ですね
いたずらに騒ぐのはよくないけど、サリン等の化科学物質とは違って
中和も分解も人為的にはできない以上 用心に越したことは無いと思
います。

kaheruさんからのコメント(1999年10月01日 19時33分49秒)
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kaheruです.

なにか書こうかと思っていたのですが, taka さん(はじめまして.)に
核心を全部書かれちゃいました :-)

> たぶん真相は公表されないでしょうが被害者多くなると漏れ伝えて来る
> 話でかつてのHIVや古くは各種の公害病のように遙か後になって真実
> が表に出てくるのではないかと思います。
件の BBC の映像は様々な所で様々な意見が出されています. しかし上記
の taka さんの言葉に尽きるでしょうね.

ただ捕捉(と言うか強調)すれば今回の事故, NewYork Times の Web 版
では実際に1 面トップ扱いで報道されていましたし, 他の国々でもいろんな
メディアでトップ扱いだったようです(中国やらメキシコやら話題に事欠かないのに.)
国際原子力事象評価尺度(INES)は暫定にしろ Level 4 ということで,
これは97年の「もんじゅ」の事故時の Level 3 を上回った大きな事故だと
認識はしておかなければならないのではないでしょうか.

http://www.asahi.com/1001/news/national01020.html
http://www.sta.go.jp/genan/jco/jco91001_3.html
http://www.zakzak.co.jp/top/top2A5.html

# しかし 「アルミのバケツ」 で作業とわ. 脱力します.

P.S. マロさん > はじめまして. 私はフリーランスで仕事してるので
つい不規則な生活をしてしまいます. 言い訳にゃならんですが ^^;

kaheruさんからのコメント(1999年10月01日 20時25分21秒)
           パスワード

kaheru です.

上の私の文書,

捕捉 -> 補足

に訂正です. 失礼しました.

# 捕まえてどうする.

KORNさんからのコメント(1999年10月01日 22時56分48秒)
           パスワード

私の弟は、現在ひたちなか市に住んでいるのでこの事故はシャレになりません。
(幸い無事だったようですが・・・)

いくら完全なシステムを作っても、運用するのが人間である以上、「絶対安全」は
有り得ないということが、またもや証明される結果となりました。

それにしてもチェルノブイリ、スリーマイル島に続く世界的な大事故だというのに危機感
がありませんね。この事故を教訓にして国家の危機管理マニュアルの整備が進めば良いの
ですが、果たしてどうでしょうか。結局、次の大事故が発生するまで何の対策もないまま
終わってしまいそうです。
「もんじゅ」の事故のとき、徹底的に今後の危機対策をしていたら、今回の事故はもっと
違った結果になっていたかもしれません。

しかし、今の日本のエネルギー事情を考えると、「原子力」なしでは考えられないし・・・
実際問題、この事故が起こったからといって、企業や個人が電力の節約を心がけるとは
思えません。何らかの形で原子力は必要なのでしょう。ほんとに難しい問題です。

暴論を承知で書きますが、やはり原子力関連施設は電力の消費地である“大都市”に作る
べきではないでしょうか?
自分たちが大量に消費しているエネルギーがどのようにして作られているのか、
現実を目の前に突付けないと、この国の人間の意識は変えられないような気がします。
それに政府の言う通り、本当に原発が100%安全(むなしい言葉だ・・・)だとしたら
都心に原発を作るのは何の問題も無いはずです。
(土地が無い、などと言い訳しているようですが・・・)

それにしても、最近いやな事件ばかりだ!

TAKA@軍事アナルさんからのコメント(1999年10月02日 00時19分03秒)
           パスワード

KORNさんお久しぶりです。(^^)
人類が手に入れた「第2の火」ですが間違いなく制御不能だと思います。
私はできれば早急に代替エネルギーを開発するべきだと思います。
今回の事故もプルサーマル用に濃縮していたウランを通常原発用の処理
手順で処理した結果だという説もあります。
つまり通常より濃いめの原料で、通常燃料用の処理工程をおこなった結果
普通では考えられない段階で濃縮率があがり核分裂が始まったと。
所詮人間がやることです。ミスはつきものですから核物質に頼ったエネルギー
政策には大反対です。
自分のやってる事も信じれんのに他人様が原爆のもと制御してるなんて・・・
やっぱ我慢できませんね。

kaheruさんはじめまして、私はフリーの軍事アナ(ル)リストです(^^;
久しぶりこのモードで書き込んだ為ハンドルまで間違えちゃってました。


ガチャピンさんからのコメント(1999年10月02日 00時22分17秒)
           パスワード

>暴論を承知で書きますが、やはり原子力関連施設は電力の消費地である“大都市”に作る
べきではないでしょうか?

昔誰の本だったか「原発が絶対安全というなら新宿に立てろ」という内容の本がありました。

寝太郎さんからのコメント(1999年10月02日 00時22分50秒)
           パスワード

>>それに政府の言う通り、本当に原発が100%安全(むなしい言葉だ・・・)だとしたら
>>都心に原発を作るのは何の問題も無いはずです。

 かつては、電力会社のトップの皆さんに原発の側に住んでいただくという意見もありまし
たね。

#今回の事故は原発で起きたわけではないから・・・という言い訳が聞こえてきそうだ。

さくちゃんさんからのコメント(1999年10月02日 00時34分04秒)
           パスワード

今回の事件、友人が栃木に住んでいるので
他人事ではありませんでした。
避難勧告が出てる所より、10キロぐらい離れている所に住んでいたようですが。
一つ、疑問があります。
放射能の数値が下がって来ているという報道がありました。
どうやって、放射能の数値が下がるのですか?
濃度が下がるという意味?
放射能が散らばるということですか?

物理など理系科目が苦手なので、とんちんかんな質問かもしれませんが
教えてくださいm(__)m

じろさんからのコメント(1999年10月02日 01時46分37秒)
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 夜勤帰りのラジオニュースにて耳にしました。
今回の事故に関しIAEAからの事故調査団派遣を政府は断ったそうですが、この政府対応はちょっと不可解ですね。
隠蔽工作を行っているのでは?と勘ぐりたくなりますね。

TAKA@軍事アナルさんからのコメント(1999年10月02日 15時46分32秒)
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核物質の放射線の強さは時間とともに弱くなって行きます。
その弱くなって行く時間経過には一定の法則があり、放射線量が半分に
なるまでの時間を半減期と呼ぶそうです。
この半減期はその種類によって違いますが、原発燃料のウラン235で
たしか7億年くらいだったと思います。
どの放射性物質が人体にどの程度の線量でどういった影響があるかまでは
覚えていませんが、人体のDNA等への影響は放射線物質との距離の二乗
に比例して影響するなんてのを聞いたことがあります。

今回の数値が下がる云々の報道は、さくちゃんさんのご推察とおりその殆
どが、散らばって薄まるってことで相対的に放射線量が下がったと言う事
だと思います。
報道も、国も、この場合は「シューベル違ったシーベルト」とか「キュリー」
とか判断が出来ない単位を用いるより核戦争下での基準を使えば非常にわか
り安いと思います。
例えばこの地域に1時間以上いた場合種なしなるとか。
たしか軍隊にはそう言った基準があったはずです。

>隠蔽工作を行っているのでは?
間違いなでしょう。と言うか原爆の原料になるプルトニュウムの保管状況その他
も出来れば見られたくないと言うのが本音ではないのでしょうか?
ただでさえ核拡散に神経質な状況です。何を言われるかわかったもんじゃありま
せん。できれば今の段階で査察を受けるのは日本にとって不利益だと感じます。
ただし、それが必ずしも国民の利益と一致するかは別問題ですが。

寝太郎さんからのコメント(1999年10月02日 18時36分18秒)
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>>どうやって、放射能の数値が下がるのですか?
>>濃度が下がるという意味?
>>放射能が散らばるということですか?

 今回の事故では、報道に寄れば幸いにも放射性物質は容器外には拡散してい
ないようです。
放射線の数値が下がったと言ってるんですが、これは容器内のウランから出て
いた中性子やガンマ線の量が減ってる(現在は0)ということのようですね。
もしほんとに放射性物質が外部に放出されていたら、それこそTAKAさんが書か
れているように、半減期によって放射性物質が寿命を迎えるまでは、一般市民
は工場周辺に近寄ることすらできないでしょう。

#工場の屋根が破壊されているとされる映像ですが、Web上の映像ではちょ
 っとわかりにくいですね。
 あれは今回の事故とは関係ないように思えるんですが、どうなんでしょうね。
 もしほんとに屋根が吹っ飛んでいるのなら、それこそ隠蔽工作が行われてる
 ということになりますが。

なかにしさんからのコメント(1999年10月03日 00時02分12秒)
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 何シーベルトの被爆でどういう状態になる、というのは、今回最高の被爆量の方が昨日の読売新聞の朝刊によると8〜20シーベルトとのことですから、なかなか本当のことを書きづらいのでは?

 もし、支障があったら管理人削除してくださっていいのですが、人間の50%致死放射線量は4シーベルトと推定されています。50%致死量というのは、4シーベルトの放射線を10人が浴びると5人が死んでしまうという意味です。致死線量というのは、一次関数ではなく、シグモイド曲線とよばれる、低シーベルトでは被爆量が少なくても致死率はそれほど上がらず、50%前後では、被爆量がわずかに増えても、致死率が急激に上がる、という曲線を描きます。

 私の手元の放射線のテキストでは、8〜20シーベルトの被爆をした人がたどる経路というのは

第一期:被爆直後:むくみ・腫れ、発熱
第二期:被爆1日後以降:快復の経過をたどる(潜伏期)
第三期:被爆7日目以降:骨髄の造血に関する細胞に急激に機能低下が生じ、死に至る
第四期:被爆2週間以降:回復に向かう

 となっています。50%致死率が4シーベルトですから、果たして第四期を迎えることが出来るかどうか・・・。どなたかも上の方で書いておられましたが、被爆する前に服用する放射線防護薬というのはなくはないですが、浴びてからは効果的な薬はまだありません。骨髄移植をして、死亡の原因となる造血幹細胞の損傷を補償してやるしか手がありません。

 そういう感じですから、関係者の心情を考えると今回の被爆の結果から推定される症状を記載するのは支障があるということかなぁ、と思っているのですが。もちろん、被爆量とその後の経緯というのは原爆・第五福竜丸・チェルノブイリなどの事故からあくまで「推定」されているものですから、意外とこの後何もなく回復する可能性もあると思います。

 ちなみに、100シーベルトを浴びると神経系に異常を生じて即死だそうです。

さくちゃんさんからのコメント(1999年10月03日 00時03分05秒)
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今日テレビで言っていたのですが
今回の東海村の事件はレベル4だと。
チェルノブイリよりレベルは低いようです。
ただ、その報道を信じることが出来ないんですね。
国際機関の介入を拒否したぐらいだし。
この事件自体は後ろめたいことかもしれませんが、報道されている内容がうしろめたくないのなら
国際機関が入っても問題がないのでは?

何年かたって、同じような事故が起こって、その時に
「実は東海村の事故はレベル5でした」なんてことになったら、しゃれにならないでしょう・・・。

TAKA@軍事アナルさんからのコメント(1999年10月03日 01時23分55秒)
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TVで見た限り屋根は吹っ飛んでないので周辺への放射能漏れは少なかったみたいですね
(放射能=放射線を発生する物質=放射性物質)
でも臨界状態になっている以上放射能をを含んだ水蒸気はかなり発生しているような
建物の放射能を洗浄するとなると、うーーん どうすんでしょう 洗い流した水は?

先に書いたプルサーマル用の燃料は高速増殖炉用の燃料の間違いでした(^^;
で、考えられるのは
高速増殖炉では炉心を劣化ウランで囲うんですが、このウランが炉心より出てくる
中性子でプルトニュウム239に変わるわけで、これが又高速増殖炉用に使ってる
原子炉級プルトニュウムと違って兵器級プルトニュウム純度98%の核爆弾の元が
いっちょあがりってわけで
でもって先のもんじゅ、今回の事件
核拡散と瓶の蓋戦略から日本にこれ以上核に対する能力を付加させないためのCIA
あたりの戦略だったりして。
なんかトムクランシーばりの小説が書けそうです。
たちの悪い空想はここまでで、

なかにしさん、なかなか書きにくいことを書かれましたね。
でも、ビキニ環礁の第5福竜丸、チェルノブイリの例を出すまでもなく
火傷に、下痢、嘔吐 かなり深刻な状態ですよね・・・
肝心な時に肝心な報道をしない我が国の報道機関(マスコミ)ってほんとうになんな
んでしょう?やっぱ自分の事は自分で守るが基本でしょうか?
今後原発周辺の方々は放射線測定器を自分で購入することを本気で考えなくてはいけ
ないような気がします。

KORNさんからのコメント(1999年10月03日 10時18分54秒)
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それにしても、いつもながらTAKAさんをはじめ皆さんの豊富な知識には脱帽です。
はっきり言って新聞読むより、この掲示板読んだ方が役に立ちます(笑)

>やっぱ自分の事は自分で守るが基本でしょうか?
>今後原発周辺の方々は放射線測定器を自分で購入することを本気で考えなくてはいけ
>ないような気がします。

そうなんですよね、本気でその方向を検討すべきなのかもしれません。
話は変わりますが、ひたちなか市に住む私の弟なんですけど、現在どういう状況かというと
・・・会社で仕事をしているそうです。

納期の厳しい仕事が残っているらしく、遅らせるわけにはいかないらしいのです。
う〜ん、確かに自分が同じ立場だったら・・・
「お客さまを待たせるわけにはいかない」と言われたら、やっぱり働くだろうなあ。

この前の台風18号のときも、うちの会社は仕事してましたもんね。
(私の所属するセクションは、物理的に業務ができない状況だったので臨時休業でしたが)
自分が直接被害を受けない限り、働いてしまうのが我々日本人の特性なんですかねえ・・・

今回の事故も、これと同じ心理がどこかで働いていたのではないかという気がします。
実際に被害が発生して人が死なない限り、日本人は今までのやり方を変えようとはしない。
「今までこれで大丈夫だったから」という言葉は日本人にとって“絶対”なんですよね。

これって原子力関連施設に限らず、日本の“安全保障”全般に関わる問題です。

TAKA@軍事アナルさんからのコメント(1999年10月03日 16時19分00秒)
           パスワード

KORNさんこんちは
ほめられちゃった(^^; なんかこっぱずかしいっすね。
今の日本ではネコもまたいで通る、個人の軍事オタクですから。

今そこにある危機(なんか映画の題みたいですが)それを認識する
雰囲気というか、物の考え方と言うんですかなんか根本的な部分で
私たち日本人には足りない物があるようでなりません。
日の丸、国歌、etc・・ここでもいくつも話題に上りましたが多くの
人たちには別世界のことなんですよね。
それと、戦後50数年平和だった事が、こういった危機に関して我々
から思考能力すら奪っていったようで、いえ相変わらず政府に盲従す
る状態が続いているような気がします。
KORNさんのおっしゃる
>「今までこれで大丈夫だったから」という言葉は日本人にとって“絶対”なんですよね。
これが今の日本なんでしょうね。



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