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 投稿番号:101631 投稿日:2002年08月16日 13時38分26秒  パスワード
 お名前:fumichan
とりあえずよかった

コメントの種類 :その他  パスワード

 またかと思われる方が多いでしょうが、とりあえずほっと致しました。何って、愛媛の新設中高一貫校の教科書採択の件です。たかだか480冊にすぎませんが、次の採択にいい影響を与えてくれればと思います。そういえば下関第一高校も中高一貫制にリニューアルされるそうだし、もしかしたらその際、教科書も、新たに採択されるのかしら?ならば、今度の歴史教科書問題の台風の目は下関か!?ぜひ、期待したいところです。 

 p.s.べグさん、(=ペロリンさん)なにか、コメントをお願いいたします。

 
 

[1]日本の未来を危惧するさんからのコメント(2002年08月16日 15時39分56秒 ) パスワード
  

どこが良いのやら。
悪い方向へまっしぐら!
考えることを放棄した、日本の未来が見えてきました。
こりゃ、近い将来アメリカの保護領になるんじゃない。もしくは、某国の保護領とか。
保護領になれば、考えなくて済むから、政治屋もいらないしね。

こういう事を喜んでいるfumichanみたいな奴がいるから
日本がダメになるんだ。
なんとかせねば。
[2]21世紀の青年さんからのコメント(2002年08月16日 16時07分20秒 ) パスワード
  

>考えることを放棄した、日本の未来が見えてきました。

何を言うてるんやら。↑の人。
「新しい教科書」と他の教科書を読み比べて見れば、どっちが
考える事を放棄しているかは一目瞭然なのに。
愛媛県の皆さん、左翼マスコミの圧力に負けずに頑張って下さい!
[3]fumichanさんからのコメント(2002年08月16日 22時30分32秒 ) パスワード
  

>こういう事を喜んでいるfumichanみたいな奴がいる

 そりゃ、うれしいさ。つくる会賛成の署名が30万人を超えたって聞くし、それにひきかえ、つくる会への反対派が愛媛で開いた集会には、70人ほどしか人が集まらなかったとも聞きます。愛媛の採択委員の方にも、警察の護衛がついたとも聞きます。

 過激な反対派の抗議活動、および脅迫行為が封じられれば、今回のような結果になる、ということを示したといえます。私は正直、うれしい。

 今日の朝日新聞夕刊では、愛媛県校長会の総意としては、つくる会の教科書ではなく、東京書籍を一番に推していたから、それを無視した採択委員会の判断には疑問があるって書いてありましたが、東京書籍の歴史教科書って、みなさん、読んだことあります?
 あれも結構偏ってますよ。たとえば韓国併合でも‥‥やめとこうか。話が長くなる。

>こりゃ、近い将来アメリカの保護領になるんじゃない。もしくは、某国の
>保護領とか。

 今のほとんどの教科書が描いているような(悪役としての)日本の歴史を学校で日常的に教えていれば、どうして子供が「われわれの国を大事にしよう」とか、「かつて日本を支えてくれた昔の日本人がいてこそいまのわれわれが生きていられる」とか思えましょう。今日行われているような教育のほうがむしろ、あなたの危惧する「よその国の属国となって日本が生まれ変わったほうがましだ」という思想をはびこらせることでしょう。
 日本の未来を危惧するさん、たった700円ちょっとで日本書籍の教科書は入手できます。ぜひ、読み比べていただきたい。どちらの本が子供にとってましかを。
[4]寝太郎さんからのコメント(2002年08月17日 02時56分37秒 ) パスワード
  

 確か20年以上になりますか、こういう教科書問題ってやつを見てきて
ずっと思ってることですが、実際問題として各教科を教える時間がどんど
ん削られていく中で、右とか左とか言われてる人たちがたぶん一番読んで
ほしいはずの近代史まで到達することがあるんでしょうかねえ。
まあ、近代史を先に教えるところもあったようですが。
日本とアメリカが戦ったことを知らないという、初めて読んだときには、
そんなバカなと思ってた小松左京の「戦争はなかった」を地で行くような
若いのを何人か知ってるんで、余計そう思っちゃうんですが。

#ちなみに、その若いやつの一人は実の妹だったりする(爆

 また、どちら側の教科書が採択されても、現場の教師がその内容をどう
教えるかってこともありますよね。
どっちの教科書でも、著作者の意図したこととは違う教え方をしちゃうこ
ともあるでしょうし。

 結局のところ、教科書だけじゃなく、色んな本を読んで、自分で取捨択
一するってのが本来の姿だし、自分の子供もそうあって欲しいです。
何せ、一応は自由が認められた国で生きてるんだもの。

>fumichanさま

 メールの返事がないのが気になる今日この頃ですが、それはまあ置いといてと。

> 今のほとんどの教科書が描いているような(悪役としての)日本の歴史を学>校で日常的に教えていれば、どうして子供が「われわれの国を大事にしよう」>とか、「かつて日本を支えてくれた昔の日本人がいてこそいまのわれわれが生>きていられる」とか思えましょう。今日行われているような教育のほうがむし>ろ、あなたの危惧する「よその国の属国となって日本が生まれ変わったほうが>ましだ」という思想をはびこらせることでしょう。

 真面目な話、ほんとにそうなんでしょうか?
自分の国をほんとうに好きであれば、過去の事は過去の事として考えつつ、
前向きになれると思うんですけど。
逆にそういう考えってのは子供を信用していないような気がします。
(あ、もちろん間違った情報を教えるってるのは論外として)
わたしが子供の頃もあんまり変わらないと思いますが、少なくとも社会に出
るまでは自分の国が好きかどうかなんて考えるコって、あんまりいないんじ
ゃないかなあ。
国が好きになれないっていうのは、もっと根本的なもんがあるような気がし
ます。例えば、アメリカの属国のようなのがイヤとか、基本的人権ってやつ
が認められてるのに厳しい校則でがんじがらめにされてるからとか、自分ら
にはそうやって厳しいくせに、自分らは裏で好きなことをやってる大人ばっ
かりいるように見えてしまうとか・・・。

[5]日本の未来を危惧するさんからのコメント(2002年08月17日 08時45分40秒 ) パスワード
  

寝太郎さんいいこといいますね。(^^

現実を直視できなくて、自分に「都合の良い情報だけ」鵜呑みに
信じて、他の意見は、「悪」「左」と決め付けるステレオタイプな
単純思考の人がこの掲示板の書き込みに多い中、現実を直視できる
人がいてほっとします。

>fumichan

現状が、アメリカ追従の属国状態であることを認識されてはいかが。
まだ、アメリカに意見できる他の国の方がその点ましだという事も
そんな、現実を見ないで、空想にふけり、「世界に冠たる○○」なんて
言い出す子供を作りだして、破滅にまっしぐらですか?
それが、大人が示すべき国とは、恐れ入った。
そういうことを平気で掲示板に書き込むことができるのも、日本人
特有の「寄らば大樹の影」思想が浸透している証拠ですな。
「寄らば大樹の影」の古き伝統も良いですがそれでは、いつのまにか
保護領ですよ。

もっと現実を直視しましょう。


[6]日本の未来を危惧するさんからのコメント(2002年08月17日 08時52分10秒 )
  

本人によりコメントは削除されました。 2002年08月17日 09時00分00秒
[7]某専門学校卒さんからのコメント(2002年08月18日 08時18分28秒 ) パスワード
  


 過ちを潔く詫びることは、誇るべきことではないのでしょうか?
 あなたは、何かを潔く詫びたことで、人に歓迎されるようになったご経験はないの
ですか?
 それほどにも、あなたは、何一つ人に詫びるようなことはせずに生きてきたとおっ
しゃるのでしたら、何をかいわんやです。

 とんでもない自国だけの妄想に閉じこもって、外国の人とは話が通じないような若
者を育てることが、子どもへの愛情でしょうか?
 外国人との話の中でも、ちょっと歴史に話が及ぶと、ちんぷんかんぷんで、みそっ
かす、一言口をきけば、まるでずれてて、みんなが肩をすくめて無視・・・そんな若
者を育てるのが、あなたの行政者としての使命ですか。
 愛媛新聞の社説がいみじくも述べた通り、無反省なナルシズムから国の誇りが生ま
れるわけはありません。

 夫婦喧嘩をしている家に強盗が押し込んだら、夫婦は喧嘩をやめて強盗と戦うでし
ょうが、強盗が、夫婦和合の道を知らせるために押し入るのだなどとは言えますまい
。日本がアジアのためにした、いいことというのは、せいぜいその程度のことではあ
りませんか。欧米列強なみに植民地をもとうなどという、成り上がり根性の強欲さが
なかったら、日韓併合などやりますか? 日本はロシアをやっつけたから偉いなどと
言ってくれるのは、日本からはるかに遠くて、害を受けたことのないイスラム教徒た
ちです。

 自虐とはなんでしょうか? 中国戦線で中国女性を強姦したことを酒席で自慢して
いるような男たちにかしづくことは、日本女性にとってこの上ない自虐ですから、扶
桑社の教科書で学ぶようなことは、愛媛県のこれからの若い女性に自虐を強いること
にほかなりません。国家の名を借りて人の権利を抑圧することを子どもに学ばせるよ
うな教科書はごめんです。あの教科書を作ったのは、そういう卑しい人たちです。
 高橋史朗は生長の家の幹部です。生長の家は、女性に「亭主が飲む打つ買うのだら
しない男であなたを撲るような人だったら、その亭主にありがとうございますと頭を
下げなさい」と教えてきた教団です(いまは時流に合わせて変えているのでしょうが
、本性はそうです。原宿にある教団本部の門扉には、右向きの卍がいまもついている
はずです)。
 小林よしのりは、「女は、男の幻想の産物であればよく、男にとってありのままの
女などはなんの意味もない」と書くような男です。
 あなたは、女性がどれだけありのままの男を知ろうとするか感じたことがないでし
ょうか? ならば、ずいぶん不幸な人です。女性は、同じことを男に求めるのです。
それに応えようとしないなら、あなたはひどい男です。
 扶桑社の教科書は、そういう不幸な男女関係を作るのに資するものでしょう。 

 ひとことでも、人から自分の過ちを指摘されるといきりたつ愚か者は、ちんぴらに
多いものです。
 あなたは、日本をそういう国にすることが、何か世界に対して、また日本人どうし
で、誇れるようなことだとお考えなのでしょう。

[8]某専門学校卒さんからのコメント(2002年08月18日 08時19分58秒 ) パスワード
  


                抗議声明

 愛媛県教育委員会は、愛媛県知事加戸守行と「新しい歴史教科書をつくる会」の
強力な圧力の前に屈してしまった。つまり、共生と平和をめざす21世紀を、世界
の中で生きていく子どもたちにとって、どのような歴史(公民)教科書がふさわし
いのかという観点で考え、採択する行為を、教育委員会は全面的に放棄したのであ
る。

 扶桑社版教科書ー「つくる会」教科書は、右翼・国家主義団体が自らの思想を子
どもたちに注入、洗脳するためにつくった教科書である。それは、<他国、他民族
を蔑視し、日本人のみが最も優秀だとする偏狭で誇大妄想的なナショナリズム>、
<女性や障害者をはじめとする社会的弱者に対する徹底した差別思想>、<人権や
民主主義の否定と、国家や天皇に対する無条件の忠誠、礼賛>、そして、<戦争の
肯定と賛美>等で構成されるものである。

 このような恐ろしい政治目的を持った教科書が、「つくる会」と全く一体となっ
た愛媛県知事加戸守行と愛媛県教育委員会によって、力づくで教育現場に持ち込ま
れ、来春から中高一貫校に通う子どもたちや教師に強要、強制されようとしている。

 私たちは、「つくる会」教科書の内容と同時に、このことにーつまり、教師や子
ども、保護者らの学校現場、あるいは県内、国内、そして国外の多くの人々の反対
や危惧の声に全く耳を傾けることなく、右翼団体と一体となった知事、教育委員会
が強引に、権力的に、一方的に教科書を決定、採択したことに、私たちは、ほんと
うにぞっとするような、背筋の凍るような恐ろしさを、今、感じている。

 昨夏、養護学校やろう学校で、ただ今回の布石とするために「つくる会」教科書
を採択し、そして、いままた今回の採択を突破口として、彼らは、この教科書を、
全県下の中学へ、そして全国の中学へ広めようとしている。まさに、これは、教育
を足がかりとした、新たなファシズム運動の展開に他ならない。

 私たちは、知事加戸守行に、教育長吉野内直光に、愛媛県教育委員会に、満身の
怒りを込めて抗議する。

 そして、宣言する。
 教科書を、学校教育を、この日本社会を、あなたたちの思い通りには変えさせな
い。
 この社会をつくっていくのは、一握りの権力者ではなく、私たちひとり一人の市
民である。私たち市民こそが、この社会の主人公であり、主権者である。私たちは、
権力者たちによる今回の採択に、決して屈しない。

 私たちは、この「つくる会」教科書の持つ恐ろしい政治目的を、その政治目的の
みで教科書を決定した今回の採択の異常性、違憲性、違法性を、さらに多くの人々
に知らせ、訴えていく。

 そして、愛媛を突破口にして、全国展開されようとしている、「つくる会」教科
書採択を新たなファシズム運動を、県内、国内、そしてアジアの人々と共に、この
愛媛の地で封印する。
 金や地位や権力によってではなく、ひとり一人の思いと知恵といのちをもって。

                           2002.8.15
          戦争賛美の「つくる会」教科書採択N0!大集会実行委員会
          「つくる会」教科書採択抗議集会参加者一同
[10]サッカー小父さんさんからのコメント(2002年08月18日 14時54分24秒 ) パスワード
  

某専門学校卒さんへ

何を言ってるんだか、あなた。
たいそうご立派な「抗議声明」を[8]で 掲示してくれましたが、
あなた、あちこちの掲示板でこうしてカキコしてるわけですか?



>夫婦喧嘩をしている家に強盗が押し込んだら、夫婦は喧嘩をやめて強盗と
>戦うでしょうが、強盗が、夫婦和合の道を知らせるために押し入るのだ
>などとは言えますまい。日本がアジアのためにした、いいことというのは、
>せいぜいその程度のことではありませんか。


つまり、欧米列強によるアジアの搾取は『夫婦喧嘩』に例え??
日本によるアジアの開放は『強盗』に例え??
あなたの歴史認識って、めちゃめちゃですね。



>欧米列強なみに植民地をもとうなどという成り上がり根性の強欲さが
>なかったら、日韓併合などやりますか? 


歴史を全く知らない人がこうして教科書採択に反対しているのを見ると、
笑ってしまいます。まずはご自身が少しお勉強しなさいよ。
欧米列強が作った『植民地』とは、その土地から果実を搾取する為の領土でしたが、
韓国、台湾に対して日本が行なったのは、まさにその土地を日本と同じレベルの
教育水準・生活水準にしようというものでした。大東亜共栄圏の建設が成功して
いたら、現在の【アメリカ合衆国】のような形態の国家になっていたのでしょうね。



>日本はロシアをやっつけたから偉いなどと言ってくれるのは、日本から
>はるかに遠くて、害を受けたことのないイスラム教徒たちです。


イスラム教徒だって???
なんかイスラム教徒に偏見を持ってないですか?
『ロシアをやっつけたから偉い』という言葉がそんなに不愉快?
やっぱりあなたの文のあちこちに、政党の匂いがプンプンしますね(笑)

当時のロシアの拡張政策に脅威を感じていたのは、イスラム教徒だけでは
ないですよ。英国も日本の勝利に対して拍手喝采を送りました。
(英国人って、イスラム教徒だったっけ?)


最後にひとつ注文なんだけど・・・
ハンドルネームで、『某専門学校卒』というの、止めない?
なんか学歴誇示されてるみたいでね、、、
「専門学校を卒業したから、偉いんか!」って絡みたくなってしまい・・・。
中卒だって、高卒だって、尋常小学校卒の人だっているんだから、
わざわざ学歴をHNにしてまで、そんなにエバらないでよ。

[11]すてはんくんさんからのコメント(2002年08月18日 16時22分48秒 ) パスワード
  

ルールより抜粋


このようなコミュニケーションボードには向き不向きの話題があります。
イデオロギー、政治観、倫理観、道徳観、宗教観等がこれにあたると思います。これについて議論するのは不毛だとは言いませんが、人類が誕生して未だこれらについては一つではありません。
それを一つの考えに集約するような議論は下関の伝言板ごときで議論するのは無理があります。
それを承知で議論される場合には180度異なった意見も真摯に受け止めその存在を認めるように努力してください。
それでもこれらの事を多くの方に伝えたい方は是非ご自分のホームページで存分に主張してください。

ルールにあるようにスレ主さんご自分のホームページをつくるなりして主張なさってはいかがですか?継続的に教科書問題、日韓問題について主張なさっておられるようですし。
もうそろそろ、あなたの主張から下熱を解放していただけませんか?
あなたのビジョンをここで達成するには皆に迷惑ではないでしょうか?
少し悪乗りしすぎです、反対意見を煽ってみたり、常軌を逸していませんか?
以上、お願いします。

[12]右田さんからのコメント(2002年08月18日 17時13分36秒 ) パスワード
  

>>「すてはんくん」さん
>もうそろそろ、あなたの主張から下熱を解放していただけませんか?
>あなたのビジョンをここで達成するには皆に迷惑ではないでしょうか?
>少し悪乗りしすぎです、反対意見を煽ってみたり、常軌を逸していませんか?

いやなら見なければいいだけ。相手にしなければいいだけ。

「日本の未来を危惧する」さん、
あなたのような人がいるために韓国や中国がつけあがるのです。
[13]さんからのコメント(2002年08月18日 17時14分15秒 ) パスワード
  

>もうそろそろ、あなたの主張から下熱を解放していただけませんか?
>あなたのビジョンをここで達成するには皆に迷惑ではないでしょうか?
>少し悪乗りしすぎです、反対意見を煽ってみたり、常軌を逸していませんか?


すてはんくんへ、私はそうは思いません。
このスレッドでも、決してスレ主は「反教科書派」を罵倒したりはしていませんし。
むしろ伝統的に下熱ではこのようなスレッドは歓迎されて活発なレスがついて
います。もし、すてはんくんが興味がないのなら、君が読み飛ばせばそれで済む
事です。「下熱を解放して!」というのは少し違うんじゃない?

特に、教科書問題は、イデオロギーや宗教や道徳観と違って『私は関係ないや!』
では済まない大切な事柄です。将来の日本を担う子供の育成がかかっているんです
から。fumichanがここでカキコする内容を通じて、段々と真実が広がってくる事を
私も感じています。この『問題』については、賛否双方の数を見ても、峠を越えて
全国的にほぼ決着がつきそうですが、私達が安心して歴史教育を任せられるような
教育環境が完全に整うまで、もう少しみんなで頑張っていかなければ、と思いますよ。

[14]某専門学校卒さんからのコメント(2002年08月18日 20時39分20秒 ) パスワード
  

「新しい歴史教科書をつくる会」教科書の

愛媛県での採択の企みに反対する


積み重ねは大変でも、崩すのは一瞬

 去る6月30日、世界の人々が見守る中で韓日両国が長い時間をかけて取り組んだ
2002年韓日ワールドカップが成功裏に幕を閉じた。その成果の中でも、反目と不信で
一貫してきた両国の市民が、お互いをよい隣人・友人として理解するための切っ掛け
になったという点は注目に値する。これまで韓日両国は、過去の歴史やそこから派生
した問題により、居心地がいい関係とは言い難い状態にあった。しかも、忘れる頃に
蒸し返されるように起こる、過去の歴史をめぐる日本の官僚の妄言や歴史教科書歪曲
事件などは、韓国人にとって日本は信頼できない国だと思わせるものであった。しか
し、日本政府や一部右翼による継続的な策動にもかかわらず、昨年、日本の市民は、
中学歴史教科書の採択過程において「新しい歴史教科書をつくる会(以下、つくる
会)」教科書の採択率0.039%という良識ある判断を下した。韓国において、この良識
ある日本社会の判断が大きく評価されたことは言うまでもない。また、韓日市民団体
の努力の成果としても喜びをもって受け止められた。

 ところが、こうして積み重ねてきた「信頼の塔」が再び崩されようとしている。日
本の愛媛県内の中高一貫校における歴史教科書の採択が、再び両国の関心事として浮
上しているのである。対象は3校の学生約500人という少ない数とはいえ、その採択結
果がもたらす影響は無視できないものといえる。昨年、つくる会の教科書採択が決
まった学校は、東京と愛媛の養護学校・ろう学校と、私立学校のごく一部であった。
つくる会は今回の採択を「愛媛決戦」と名づけ、全ての力量を動員して採択を実現さ
せようとしている。しかも、愛媛県の加戸守行知事は「扶桑社版(「つくる会」教科
書)がベストだろう」とその採択を露骨に後押ししており、昨年この教科書を採択し
た教育委員の態度も未だに微動ともしていない。愛媛県でのつくる会の教科書の採択
が8月15日の形式的手続きを残しているだけだという状況だとしてら、それはあまり
にも不幸な事態である。


耳を傾けてくれる、よき隣人を望む

 2002年韓日ワールドカップは、日本の総理の靖国神社参拝や『最新日本史』へと続
いた歴史歪曲にもかかわらず、韓国人にとっては多くの忍耐を可能にした。しかし、
つくる会の教科書とその支持者たちは、次のような過ちを犯しているため、私たちも
これ以上、助言の口を閉ざしているわけにはいかない。

 つくる会の教科書は、日本の植民地支配によって韓国の人々が受けた苦しみを無視
し、隠蔽・縮小した。植民地支配の被害者が現に生存しており、両国の学者による研
究成果が植民地支配の過ちを立証している。また、この教科書は、日本の国民に軍国
主義精神を植え付けるために、アジアへの侵略の歴史を歪曲した。日本の民族を優秀
な民族として、朝鮮民族を劣等な民族として記述している。甚だしくは、過去の侵略
戦争を擁護しているばかりでなく、国益のための手段として戦争を美化している。教
科書における歴史歪曲や平和憲法の廃棄の企み、有事法制の推進などは、結局、朝鮮
半島の戦争を念頭においている。韓国の私たちは、自らの意志に関係なく日本の侵略
戦争に動員された歴史があり、その後、再び内戦の厳しい試練を経験した。しかも、
韓国は分断国家である。戦争を画策し、連想させる一切の企みには反対せざるを得な
い。


つくる会の教科書の採択は、必ず阻止されるべきだ

 実際、韓国の人々は愛媛県のことをよく知らない。栃木県についてもよく知らな
い。しかし、そういった中でも、人々の両地域に対する理解は大きく異なっている。
栃木県の場合、昨年、つくる会の教科書を最終的に採択しなかったことによって、韓
国人に対し善いイメージを与えた。反面、愛媛県は東京都と共につくる会の教科書を
採択し、いま再びそのことを繰り返そうとしている。愛媛県は韓国と日本の観光交流
が活発な地域である。万が一、愛媛県で今回もつくる会の教科書が採択されるとした
ら、多くの人が行き来した愛媛と韓国の間の美しい道は「不信と侵略への道」と印象
付けられ、韓国人にとっての愛媛は「右翼の本拠地」「隣国の友人を配慮しないとこ
ろ」と記憶されてしまうであろう。愛媛県でのつくる会の教科書採択は、崖の淵に
立った「つくる会」を助けることはあっても、日本を助けることをできない。むし
ろ、戦後50年間、国際社会の中で積み重ねてきた平和と民主主義国家のイメージを一
瞬に吹き飛ばしてしまう結果を招くであろう。故に、愛媛県民のいま一度の慎重な選
択を強く望む。


 これまで愛媛の市民と韓国の「日本の教科書を正す運動本部(以下、教科書運動本
部)」は、緊密な連帯活動を繰り広げてきた。愛媛の良心的な市民グループは、つく
る会とその支持者たちの理不尽な活動への問題提起として、様々な訴訟に取り組み、
教科書採択をめぐって情報公開の原則をやぶった教育長を告発、また、11日からは身
体を張った壮絶な訴えとしてリレーハンストも予定している。私たち教科書運動本部
も、韓国内の市民社会団体や国会議員たちと共に、つくる会の教科書不採択運動を展
開している。

 教科書運動本部は、つくる会の教科書が愛媛県で再び採択されることを、決して容
認することはできない。日本の全国で展開されている良心的市民の闘いに、私たちの
熱い連帯の気持ちを重ねたい。このような危ない教科書が教育現場から姿を消すま
で、私たちもまた韓国の地で闘いの歩みを続けていく決意である。


2002年8月9日

日本の教科書を正す運動本部
[15]サッカー小父さんさんからのコメント(2002年08月18日 22時47分27秒 ) パスワード
  

某専門学校卒さんへ

相変わらず訳の判らない事を、まぁ、同じハンドルネームで・・・

>去る6月30日、世界の人々が見守る中で韓日両国が長い時間をかけて
>取り組んだ2002年韓日ワールドカップが成功裏に幕を閉じた。

「韓日両国」とか、「韓日ワールドカップ」って、あなたは一体・・??
韓国の人が「韓日」と言うのは構いませんが、ここであまり「韓日、韓日」
と叫んだってねぇ・・・却って反感を買いますよ。


>11日からは身体を張った壮絶な訴えとしてリレーハンストも予定している。
>私たち教科書運動本部も、韓国内の市民社会団体や国会議員たちと共に、
>つくる会の教科書不採択運動を展開している。

以前から日本で指摘されている事ですが、その「日本の教科書を正す運動本部」
とやらの皆さん、まずは自国の教科書を見つめなおす事から始めたらどうで
しょうか?リレーハンストなんかやったって何も変わらないのは百も承知でしょ?
そもそも、リレーでハンストしたって誰も何も辛くないじゃないの(笑)
最近はお嬢さんたちがダイエットで食事を抜いてるわ〜。

まあとにかく、某専門学校卒さんが何者なのかはよくわかりました。
21世紀に誇れる日本人を、日本人自らの手で正しい教科書を選んだ上で育てて
いきますから、あまり外からとやかく言わないで下さいね。

[16]2ちゃんよりさんからのコメント(2002年08月19日 00時14分14秒 ) パスワード
  

2ちゃんねるの「野球総合」板の高校野球スレにこんなの見つけました。
ご参考までに。


第1日目漏れは甲子園に行き、1塁側イエローシートに座った。
開会式の君が代斉唱のとき、場内アナウンスの協力の呼びかけのもとに、
球場内の多くが座席から起立して歌っていた。
報道関係者も取材を中断していたが、
漏れの斜め前の取材中断中の記者は座ったまま沈黙していた。
そいつのいくつか前の座席の記者は起立し歌っていた。
さらに漏れの後ろの高校生4,5人組は座ったままだった。
記者は首から記者証をさげていたので後でのぞいてみると、
沈黙記者はやはり協力要請をしたはずの主催者「朝日」で、
斉唱してた記者は「NHK」だった。
後ろの高校生グループは第1試合の沖縄代表中部商を応援する
沖縄の高校生だった。
まさか甲子園で社会の縮図を目の当たりにするとは思わなかったよ。

[17]なんなんですかさんからのコメント(2002年08月19日 01時29分31秒 ) パスワード
  

[15]サッカー小父さん

『21世紀に誇れる日本人を、日本人自らの手で正しい教科書』

誇れる日本人って何に対して何を誇れるのかを教えて頂きたいのですが?

人のレスを否定するばかりで貴方の理念が見えません。
こういったことによって「新しい教科書」を勧めるとかね。
[18]ヨシタコヴィチさんからのコメント(2002年08月19日 02時01分05秒 ) パスワード
  

「朝日」だとか「NHK」だとかって所属を問題にするのはなんかヤですねェ。
朝日の記者が「朝日であるが故に」沈黙していた、NHKの記者が「NHKであるが故に」斉唱していたのならとても寂しく思います。個人の意志で沈黙なり斉唱していたと思いたいですね。
記者証を覗いて所属を確かめたくなった筆者も同様に情けないですよ。

組織に属して活動することはもちろん情けないことでもなんでもないですよ。
自分の会社や居住地がどこであろうと確固たる自分自身の考えを持っていて欲しいし、相手の所属や出身地という色眼鏡で相手を判断するのもやめて欲しいという意味です。

その点において、自説を真摯に主張されるfumichanさんの姿勢を私は評価していますし、逆にサッカー小父さんには自省していただきたいと思うのです。少なくとも某専門学校卒さんに対する中傷はおやめ下さい。みっともないです。
(こういう事、考え方が180度異なる私や[17]さんではなく、同じ考え方同士の人が言って欲しかったなあ。その方が説得力あるでしょ。)
[19]同志ヨシタコヴィチさんとともに闘おうさんからのコメント(2002年08月19日 05時39分18秒 ) パスワード
  

「つくる会」教科書採択阻止闘争、勝利の地平
 改憲・戦争国家化と対決し教科書・教育闘争の発展を
 東京・愛媛養護学校採択撤回をかちとろう
 労働者人民が力でもぎ取った大勝利
 「つくる会」教科書採択阻止の闘いは歴史的な大勝利をかちとった。公立中学では市区町村の五百四十二採択区でゼロ。都道府県立学校では歴史・公民が東京の養護学校の一部、歴史のみが愛媛の養護学校・ろう学校四校。国立中学はゼロ。私立中学は歴史・公民が六校、歴史のみが一校、公民のみが二校。生徒数比率では、歴史が約八百冊で〇・〇六三%、公民が約千六十冊で〇・〇八二%(教科書情報資料センターの調査による)。「つくる会」が目標とした「生徒数の一〇%」どころか、〇・一%にも及ばない惨状だ。
 敵は数年がかりで「つくる会」教科書採択へ道筋を引いていた。採択制度改悪を求める請願が地方議会で採択され、採択制度の大改悪で教育労働者が排除された。政府・文科省は「つくる会」教科書を検定合格させ、韓国・中国両政府からの再修正要求はごう然と拒否、逆に「内政干渉を許すな」と排外主義キャンペーンを展開した。そうした中で多くの採択区でぎりぎりのせめぎ合いとなった。教育委員の「つくる会」教科書への賛否が同数になった教委、僅差(きんさ)だった教委も多い。しかし広範な人民の闘いが「つくる会」教科書の採択を阻止した。労働者人民が力でもぎり取った勝利である。

 栃木と杉並が全国情勢決す
 とりわけ全国情勢を決したのが、栃木県下都賀(しもつが)地区と、東京・杉並区における勝利である。
 七月十一日に公立校で初めて「つくる会」教科書採択を決めた下都賀地区教科書採択協議会では、教組、地区労や自治労、市民団体などが猛然と決起し、二十五日の再度の協議会で決定を白紙撤回させた。
 杉並では、昨年十一月の山田区長による教育委員人事差し替えに危機感を高めた人びとが、申し入れ行動、区役所前座り込み、署名提出行動などを連日展開した。七月二十四日には五百五十人の「人間の鎖」が区役所を包囲し、そして二十五日、「つくる会」教科書の採択は阻止された。「つくる会」派教育委員、勝共連合機関紙『世界日報』主筆の大蔵雄之助も、「軍隊慰安婦は売春婦だった」発言を徹底追及し辞任を要求する闘いによって、「つくる会」教科書を推すとは言い出せなかった。
 この二つの勝利で、闘う者すべてが「すべての地区で採択を阻止できる!」と圧倒的に自信を持った。
 都知事・石原は、文教地区・杉並における採択を突破口に、他地区での雪崩うつ採択を狙っていたが、この思惑を杉並の闘いは完全に打ち砕いた。そこで石原は、唯一自らが直接採択できる都立養護学校で採択し、「障害児」に押しつけるという差別主義的な暴挙に突き進んだ。しかしその後採択が行われた地区でも「つくる会」教科書採択はゼロ。都教委の採択が、ただただ石原の政治的意図のみに基づく暴挙であることを完全に浮き彫りにした。

 “絶対反対”の決意・思想が闘い広げる
 教科書闘争の第一の総括点は、小泉およびその改憲=戦争国家化攻撃と対決する労働者人民の巨大な反転攻勢を、「つくる会」教科書採択阻止闘争として切り開いたことである。
 われわれは今年前半の重大な全国政治闘争として教育闘争を位置づけ、教育関連六法改悪阻止、「つくる会」教科書阻止、「日の丸・君が代」強制とその処分攻撃粉砕を一体のものとして決戦的に闘いぬいた。
 教科書攻撃は、日帝の戦争国家化攻撃の決定的一翼に位置している。日帝は今、有事立法や改憲攻撃をもって、ヒトとモノと土地の戦時総動員体制を確立しようとしている。しかし日帝には致命的な弱点がある。圧倒的大多数の人民が「過ちは再びくり返さない」という反戦平和意識を持ち続けている現実を解体できていないことだ。
 「特攻隊」精神で、「国のために戦い、命を捧げる」子どもたち・青年たちをつくり出すことが日帝にとって死活的課題であり、そのために教育と教科書に総攻撃をかけてきたのだ。
 これに対して、われわれは「新たな侵略戦争のための『つくる会』教科書採択絶対阻止!」「韓国・中国の再修正要求断固支持!」を掲げて決起した。この決意と思想が広範な労働者人民の闘いに火をつけ、大衆的スローガンとなり、闘いは燎原(りょうげん)の火のように広がった。戦後の日本の階級闘争の中で培われてきた全蓄積が「つくる会」教科書採択を許さない闘いの力となった。
 小泉の戦争国家化攻撃を労働者人民が緒戦で阻んだ勝利の意義は巨大だ。教科書・教育闘争を改憲・戦争国家化阻止闘争として階級闘争の中に定着させた。

 アジア人民と共同闘争開く
 第二の総括点は、アジア人民・在日アジア人民との共同闘争を画歴史的に闘ったことだ。日本階級闘争に日帝を打倒する力が存在することを内外に示すことができたのは、革命運動にとって大きな意義がある。
 「つくる会」教科書に対してアジア全域で激烈な抗議闘争が展開された。日本軍軍隊慰安婦とされた女性たちを始め、多くの人びとが訪日し、抗議闘争に決起した。六月の文科省包囲行動、全世界一斉行動、八・六ヒロシマ大行動が、アジア人民と日本人民の共同闘争として闘われた。
 われわれは一九四八年の阪神教育闘争の歴史を掘り起こし学び、在日朝鮮人・中国人―アジア人民の全存在をかけた決起に今度こそ血債をかけて連帯し、「連帯し侵略を内乱へ」を貫いて闘うことを誓い、決起した。アジア人民・在日アジア人民の限りない援助を受けて、日本人民は「この闘いに絶対にこたえよう」と決起した。アジア人民と生きた共同闘争を展開し、その中で日本人民の階級性が研ぎ澄まされ、根底的に決起し、勝利した――この経験の意義は計り知れない。

 広範な運動体を各地で形成
 第三の総括点は、教育闘争を担う運動体が各地で生まれ、教育労働運動を軸とする闘争陣形が土台的に形成されたことである。
 「つくる会」教科書に反対する集会が全国一千カ所以上で行われ、各地で教育労働者、保護者、労組、市民団体などを糾合した運動体が形成された。上部団体を超えた教組の共闘も多く実現された。教育・教科書への攻撃が改憲=戦争国家化攻撃そのものであることに強烈に危機感を持って闘う教育闘争の運動体が広範に形成されたのだ。
 敵は改憲=戦争国家化へ向けた攻撃として教育・教科書への攻撃を今後ますます強めざるをえない。この大攻撃と全面対決して闘う教育闘争の戦線を、さらに大胆に広げていこう。

 教育労働者の採択権を奪還し追撃を
 「つくる会」教科書をめぐる次の闘いの火ぶたは切られている。「つくる会」は八月十六日、二〇〇六年度使用開始の中学校歴史教科書に再び検定申請すること、二〇〇五年度使用開始の小学校社会科教科書への新規参入を発表した。息の根を止めるまで、さらに追撃戦に打って出よう。
 今回、他の七社でも、日帝の戦争犯罪に関する記述が大幅に削減された。唯一日本軍軍隊慰安婦問題の記述を残した日本書籍は採択区数比率で一四・七%から六・九%に激減した。教科書改悪を許さず闘おう。
 教科書闘争の課題の第一は、小泉の戦争国家化=改憲攻撃との対決である。教科書をめぐる攻防は、教育現場だけで争われるものではない。小泉の激烈な戦争政策に対する労働者人民の巨大な全国政治闘争として、改憲粉砕・有事立法粉砕・教育基本法改悪阻止の大奔流をつくり出し、教科書攻撃を打ち砕くのだ。
 第二に、教科書それ自身をめぐる闘いである。
 東京・愛媛の養護学校の採択を絶対許さず、撤回を求めて闘おう。来年四月使用開始を絶対に阻もう。
 今回の採択の教育委員会議事録、選定審議会資料、調査部会報告などを公開させ、現場の研究がどの段階でいかに覆されたのかを明らかにさせよう。「つくる会」教科書を推した教育委員を徹底的に追及しよう。「教育委員会の権限による採択」のでたらめさを暴き、奪われた採択権を教育労働者の手に奪還しよう。
 愛媛では二〇〇三年度開校予定の県立中高一貫校三校の教科書が来年採択されるが、愛媛県知事・加戸は「扶桑社が一番ふさわしい」と公言している。さらなる採択を絶対に阻もう。
 教育労働運動の防衛と発展をかちとり、教科書闘争をさらに継続しよう。
[20]fumichanさんからのコメント(2002年08月19日 09時09分56秒 ) パスワード
  

 みなさま多々御意見あるようですが、多くの妨害工作にも負けず、外国からの干渉にも左右されずに自らの判断を貫いた愛媛県採択委員さんたちの勇気に、私は拍手を送りたい。全国どこの採択地区でも、こうあって欲しいと思う。こういうこと(教科書採択)が、周辺諸国を巻き込むような大事件に毎回なること自体異常です。はやく、このような異常事態が止んで欲しいと思います。

p.s.べグさん、(=ペロリンさん)。あなた、前の教科書スレでは言い足りないことあったのでしょ?なにかコメントをカキコしてよ。待ってるんだからさ。
[21]棄て藩さんからのコメント(2002年08月19日 09時39分57秒 ) パスワード
  

すてはんくんさんへ

>それを承知で議論される場合には180度異なった意見も真摯に受け止めその存在を認めるように努力してください。

 これは、検討にあたいする主張だ!とは思いますが・・・

 
>もうそろそろ、あなたの主張から下熱を解放していただけませんか?
>あなたのビジョンをここで達成するには皆に迷惑ではないでしょうか?
 
 ルールにあるようにスレ主さんご自分のホームページをつくるなりして主張なさっても、だれも覗かないからここに寄生して主張なさっておられることを理解して、時々無視下しを飲んでください。
 寄生虫が居なくなるとアレルギーが現れることを某医がのたまってる。

[22]べグさんからのコメント(2002年08月19日 14時12分44秒 ) パスワード
  

[20] fumichan ちゃん

ご指名に預かりまして…しっつこいよ!!!

待つことも知らないとね。

ここぞって時に行きますからね!

個人的にメールの方がいいけどね!
メール返してくれないし…
[23]べグさんからのコメント(2002年08月19日 14時23分12秒 ) パスワード
  

ps
私とべろりん?は別人ですので<きっぱり
お知り合いじゃぁ無かったんですか?
反目の間柄みたいですが?
それよか苦言と同一人物とハッキリおっしゃい!!

こんなことはどうでもいいけどね。

もう少し待っててね、ぎゃふんと言わせますので。

[24]とりあえずさんからのコメント(2002年08月19日 17時48分45秒 ) パスワード
  

未体験の戦争の話で論じるより、現在体験していることで論じてみたら?

加害者がいて被害者がいる・・・医者がいて患者がいる。
間違った診断の積み重ねで医療が発達した。
時には不必要な医療で被害者がでたが、世論に押されて、不正は正されついでに、結果として医療は進歩した?(緑十字エイズ問題)

 それでも法廷では、その時点では判断は正しく、我田引水的な医療はやってないので無罪を主張!国家も認めていた!などなど
このA 級○○の関係者は一様に口をつぐんでいる(耐えがたきを耐え、忍がたきをしのび・・・・)
これを歴史の教科書でどう扱うのか? つくる会の立場での加害者擁護の見解はいかに?
fumichan ちゃんをご指名はしないが、回答するしないは自由。



[27]ヨシタコヴィチさんからのコメント(2002年08月20日 03時57分57秒 ) パスワード
  

荒らさないためにも、fumichanさんへ素朴な質問です。

教科書の中身の話はとりあえずおいといて、愛媛県採択委員さんたちってどういう人たちだったんでしょう。全くの中立性を保った人たちだったんですか?
思想・信条に偏りがある人たちを知事が集めたという事はないんでしょうか。あるいは知事の意向に逆らえない何らかの事情をかかえていたとか。
県民の方を向かずに知事の方を向いて仕事している人たちだったなら、外国からの干渉にも左右されずに自らの判断(=知事の意向)を貫いた事は当然のことで、勇気ある行動でもなんでもないんですよね。
[28]さんからのコメント(2002年08月20日 09時19分40秒 ) パスワード
  

>愛媛県採択委員さんたちってどういう人たちだったんでしょう。全くの中立性を保った人たちだったんですか?思想・信条に偏りがある人たちを知事が集めたという事はないんでしょうか。あるいは知事の意向に逆らえない何らかの事情をかかえていたとか。


ご自分の意見と異なる判断を下した人達を、「知事に弱みを握られているのでは?」
等という邪推をされるのは如何なものでしょうか?採択委員って、県の教育委員
でしたよね。それなら総て人選は県議会の承認を経て決まりますので、(間接的な)
県民の総意です。もう少し、皆さんの本問題に対する思い込みを1度取り外して、
何故、このような時代の潮流が力強さを持って動き始めているのかを考えてみて
下さい。ただ単に、「右翼の仕業だ!」とか「戦争好きな愛国者がケシカラン!」
とかの、無駄吠えなんかをせずに。
[29]不可触民さんからのコメント(2002年08月20日 22時30分07秒 ) パスワード
  

このテーマは、あらゆるメディアで論じられていますが
いつも違和感を感じています。(個人的に)

これは教科書問題でしょ?
であれば、話は単純で「教科書を読み、教育の手段として適当か否か」
ということを客観的に論じれば良いのです。ただそれだけの話。

しかし不思議な事に、このテーマになると
教科書を読んでいない人が“教科書を作った人達”を批判。
その反撃に肯定派は“教科書を批判する人達”を「左翼・自虐主義者」とやり返す。
でもって、やり返された方は「右翼・戦争主義者」と再反撃。
ほぼ、この繰り返しです。

教科書を熟読し「教育問題」を論じようとする人は極少数です。
(教科書をネタにして、別のテーマを主張したいのでしょうか?)

教科書の内容云々より、その歪なイデオロギー構造こそ問題のように思えます。

[30]fumichanさんからのコメント(2002年08月20日 23時25分12秒 ) パスワード
  

>県民の方を向かずに知事の方を向いて仕事している人たちだったなら、
>外国からの干渉にも左右されずに自らの判断(=知事の意向)を貫いた
>事は当然のことで、勇気ある行動でもなんでもないんですよね。

 年上の方にこういうことを申し上げるのは恐縮ですが、よほど、知事の意向に沿うのが嫌いなご様子ですね。それはそれであなたの主義なのですから私は一向に構いませんが、知事のほうを向いて仕事をするということは、県民の総意を代表する者の方を向いて仕事をするということです。ですから、『県民のほうを向かずに知事の方を向いて仕事をする』とは、論理的欺瞞を意味します。この掲示板もきっと下関西の在校生も見ているかと思います。論旨に破綻をきたすことは、先輩として、天下第一関の名を汚すことと存じます。

 また、昨年の全国での教科書採択のおりには、採択委員さんたちの住所や電話番号が漏洩され、脅迫電話が繰り返されたと聞きます。ですから、今回の愛媛の委員さんたちは勇気があると私は思います。
[31]fumichanさんからのコメント(2002年08月20日 23時59分50秒 ) パスワード
  

>教科書を読んでいない人が“教科書を作った人達”を批判。

 ごめんなさいね、教科書を作った人たちを批判なんかして。でも、私はすべての教科書会社のものに目を通したのよ。その上で、以前の教科書スレに、会社別に比較検討した見解を書き込んだのよ。つくる会製作のものを持ち上げたのではなく、たしか、清水書院の歴史教科書が現時点ではお勧めと書き込んだはずです。ですから、あなたの言うことは間違いです。

>教科書を熟読し「教育問題」を論じようとする人は極少数です。
>(教科書をネタにして、別のテーマを主張したいのでしょうか?)
>教科書の内容云々より、その歪なイデオロギー構造こそ問題のように思えます。

 あなたのように、高みから物事を判断し、その問題点を解説しようとする姿勢に、私は言い知れぬ嫌悪感を覚えます。なぜなら、あなたのその分析が『何の解決策にもなっていない』からです。
 論理的破綻をきたしながらも自説を述べようとするわが先輩のヨシタコヴィチさんのほうがむしろ、いろんな批判が叩きつけられるのを覚悟に書き込んだその意気に対して、爽快感というか、あの方ならさもありなんという潔さとも言うべき感慨を覚えます。欺瞞も感じますが、それと同時に好感も持てます。 でも、毒にも薬にもならない意見を高みにたって述べるというのは、どちらの人々をも敵に回したくない、という一種の立ち回りのよさ、狡猾さを感じさせるだけです。韓国スレではなかなかの人だと思っておりましたが、いささかがっかりいたしました。
 
[32]サッカー小父さんさんからのコメント(2002年08月21日 00時44分28秒 ) パスワード
  

[18]ヨシタコヴィチさん

>逆にサッカー小父さんには自省していただきたいと思うのです。少なくとも某専門学校卒さんに対する中傷はおやめ下さい。みっともないです。


おやおや・・・私が「中傷」してますかいねー。
具体的にどの部分が「中傷」なのか指摘できますか?
某〜さんのレス[8]が所謂典型的な自己陶酔型左翼文(長すぎて読手の事を
考えていない)だったので、若干のアイロニーを込めて[10]の長文レスを
返したのですが、またまた誰も読みそうに無い[14]なる長文レスとは・・・。
で、更にご丁寧に[19]なる長文レスまで。HNは異なりますが、同一人物だって
事は文の中身から一目瞭然でしょ?いやいやHNを変えた事を非難しているのでは
ありませんよ。レスを読んで欲しいのなら、言い方を変えれば、電子掲示板として
コミュニケーションを他の人と交わそうとするのなら、もう少し短くて読まれる
文を掲載しなさいよ、と。


>教科書攻撃は、日帝の戦争国家化攻撃の決定的一翼に位置している。
>小泉の戦争国家化攻撃を労働者人民が緒戦で阻んだ勝利の意義は巨大だ。
>教科書・教育闘争を改憲・戦争国家化阻止闘争として階級闘争の中に定着させた。
・・・・
>教育労働運動の防衛と発展をかちとり、教科書闘争をさらに継続しよう。


こんな言葉が延々と掲示板に載せられて、、、やれやれ。
こんな事してないで、ビラでも作って駅前ででも配ってれば?
戦う労働者諸君に。ポケットティッシュと一緒にね。



[33]サッカー小父さんさんからのコメント(2002年08月21日 01時10分38秒 ) パスワード
  

[17] なんなんですかさん


>>『21世紀に誇れる日本人を、日本人自らの手で正しい教科書』
>誇れる日本人って何に対して何を誇れるのかを教えて頂きたいのですが?


【世界、そして人類全体】に対して【日本人である事】を誇れる事、です。
・・・ I'm Japanese, and I'm proud of it!


>人のレスを否定するばかりで貴方の理念が見えません。
>こういったことによって「新しい教科書」を勧めるとかね。


「新しい教科書」が何故今後の時代の潮流になっていくのかは、もう
十二分に論じられたはずです。もう今更私が再掲しなくても良いでしょ?
[7][8][14][19]といった読み手無視のレスにお灸を据えているだけですよ。
[34]ヨシタコヴィチさんからのコメント(2002年08月21日 01時33分22秒 ) パスワード
  

[25][26]が消されていますね。荒れそうな雰囲気だったので急遽まじめなコメントを[27]に書き込もうとしたのですが、消していただいてホッとしました。管理様ありがとうございます。こういうスレッドは荒れて欲しくないと個人的には思っているもので。
眠い時間帯に急ごしらえでコメントをこしらえたものでfumichanさんにも少し誤解を与えてしまいました。今度は正確に伝えましょう。

>知事のほうを向いて仕事をするということは、県民の総意を代表する者の方を向いて仕事をするということです。
私もまさにそのことを言おうとしていました。その前に採択委員がどのような人なのか確認しておきたかったのです。
採択委員というのは現場の教師たちがほとんどだと思い込んでいたのです。教育委員会のいわば下請けのような形でね。その場合なら「つくる会」の教科書は採択しないだろうになぜなんだろうと思いました。東京都の場合は校長の権限や責任を強めたり、知事自ら教育委員会にハッパをかけるなどしていたらしいので、愛媛県もそうなのかなとふと思ったわけです。であるなら採択に際しては知事の意向が強く反映されるのは当然の事で、結局のところ愛媛県民の総意で「つくる会」の教科書が採択されたのと同じ事なんだー!!と訴えたかった訳です。だから1票の重みを大切にしよう!とね。

>採択委員さんたちの住所や電話番号が漏洩され、脅迫電話が繰り返されたと聞きます。
脅迫電話とは尋常ではないですね。初めて知りました。私も「つくる会」の教科書には反対する立場ではありますが、そのような行為は卑劣きわまりないものと抗議したいと思います。正々堂々と、署名活動なり「1票の重み」で闘って欲しいものです。
山口県ももうじきですよね。私も傍観者でいるのは良くないな、こりゃあ。
PS:天下第一関なんて言うのやめません?同窓会のHPじゃないんだから。それと30歳〜50歳はもう同世代ですよ。年齢差なんて気になさらぬ様。。。
[35]ヨシタコヴィチさんからのコメント(2002年08月21日 01時39分47秒 ) パスワード
  

[29]で不可触民さんのコメントがあるのでスレ主さんに確認しておきたいのですが、ここは教科書の適不適を議論しようとするスレッドではないんですよね? 「自分の評価する教科書が採択されてうれしい。山口県でもそうでありたい。」事を言いたいだけだと私は受け止めたんですが。

サッカー小父さんと私とでは考え方が異なるために私が言ってもあの人は聞かないんでしょう。一度fumichanさんから言ってあげて下さいませんか。それともあの人は無視すべき人でしょうか?
[36]ごっくん青年さんからのコメント(2002年08月21日 02時32分31秒 ) パスワード
  

 ヨシタコヴィチさん

 誰が見ても少し異常としか思えない某専門学校卒さんのレスを擁護す
るかのようなまねをするあなたって一体・・・。

 過日のスレ「韓国人の良い所を教えて下さい」でも少々鼻についてい
ましたが、その偽善ぶった内容には辟易してしまいます。

 自分の意見を表明するということは、その中には、相手に切り込み、
何らかのアクションを引き起こすようなものが当然ながら随伴するもの
でしょう。でなければ、全く表明する意味がない。
 一定の作法の下においてそれが行われているのであれば、全く問題は
無いはずです。

 それを中傷とかなんとかで片付けてしまうのは、余りにおかしい。

 あなたがどのような意見を持とうと勝手ですが、人との間で、単に耳
障りのよい、うわべだけの提灯意見を交換しているだけでは、何も産み
出しはしないことを、あなたこそ、もういい加減、お気づきになっては
どうですか?
[37]ヨシタコヴィチさんからのコメント(2002年08月21日 03時15分06秒 ) パスワード
  

もう寝ようと思っていたら、またしてもそういう訳には行かなくなりましたね。
でも今日はもうやめておきます。明日しゃきっとした状態で書かないとまた論旨に破綻をきたしてしまいそうですから。すみませんね。

じゃあひとことだけ言っておきましょう。某専門学校卒さんのレスを擁護する気は私はありません。というか、私はあのコメントを実はよく読んでいないのです。長いし、ウサンクサイと感じましたから。
ただ、自分の意見を言わずに他人を批判するばかりの人がいてそれが目に余る場合、ちょっと許せないなと思ってその人を批判する事はあってもいいではありませんか。

韓国ネタでは偽善ととらえられた方も多い事でしょう。でもあれは正真正銘すべて本音です。一番最後に書いたコメントが私の一番訴えたかった事で、けっこう時間をかけて真剣に文章を練りました。

後半部分についての反論は明日にさせて下さいね。今日はもう、おやすみなさい。
[38]不可触民さんからのコメント(2002年08月21日 06時17分28秒 ) パスワード
  

>ごめんなさいね、教科書を作った人たちを批判なんかして。

誤読してますよ。fumichanさん。
後の文脈を読めば判るように、この文は
「つくる会の歴史教科書を批判する人の多くは、教科書そのものを読んでいない」
という意味です。(以前の教科書問題スレッドで良くわかりました)

私は「教科書」について議論する時は、教科書の内容を論じる事が最も合理的だと
思っています。別に高みから物事を判断しているのではなく、
それが一番シンプルだからです。

ヨシタコヴィチさん
>ここは教科書の適不適を議論しようとするスレッドではないんですよね?

私は教科書問題に関する一般論を述べただけですので。
このスレッドの流れをどうこうするつもりはありません。
ただ前述の通り、教科書を作った人の人格や、採択した人の人格を論じる事に
あまり意義を感じていないもので・・・。

あくまで個人的見解です。


[39]サッカー小父さんさんからのコメント(2002年08月21日 09時10分36秒 ) パスワード
  

[37] ヨシタコヴィチさん

>私はあのコメントを実はよく読んでいないのです。長いし、ウサンクサイと感じましたから。ただ、自分の意見を言わずに他人を批判するばかりの人がいてそれが目に余る場合、ちょっと許せないなと思ってその人を批判する事はあってもいいではありませんか。


あらあら。なあんだ。読んでないんですか。
せめて斜め読みでもすればそのおかしさをあなたも理解出来たと思いますが。
でもそしたら、ヨシタコヴィチさんは私のレスにある「新しい教科書」擁護姿勢
だけに反応して《許せないな》と思い、「他人を中傷するな」ときたわけですか。
少々ガッカリです。

お若い方から私が批判を受けるのは一向に構いませんよ。喜ばしい事です。
でもそれなりの心構えでレスしなかったら、今度はあなたが批判の集中砲火を
浴びてしまいますよ。手抜きをせずに、頑張りなされ〜。
[40]サッカー小父さんさんからのコメント(2002年08月21日 09時24分28秒 ) パスワード
  

[35]ヨシタコヴィチさん

>サッカー小父さんと私とでは考え方が異なるために私が言ってもあの人は聞かないんでしょう。一度fumichanさんから言ってあげて下さいませんか。それともあの人は無視すべき人でしょうか?


おやおや。これはまた・・。
fumichanに『同窓会のHPじゃないんだから!』と非難しているヨシタコヴィチ
さんなのに、ここを同窓会の掲示板かの如く使っているのは、あなたみたいですな。
上記のレス、ちょっといただけませんよ。私を敢えて無視して、同窓の仲間と
「・・・あいつ、どうする〜?」みたいな雰囲気が伝わってきますけど。

結論として、もう少しヨシタコヴィチさんは、レスする場合には真摯な態度で
対応すべきかと考えます。論理破綻は恐れますな!その時点で非を認める限り、
ここの掲示板の参加者は皆あなたに寛容ですぞ。

[43]ヨシタコヴィチさんからのコメント(2002年08月22日 01時13分15秒 ) パスワード
  

ごっくん青年様。[37]の続きを書きますね。
[36]のコメントの後半部分ですが、何度読み返してみても私には「おっしゃるとおりです」としか言えません。ですからこれは反論と言うより付け足しになります。[36]の文面と比較しながら読んで下さい。

自分の意見を全く表明せずに相手に切り込み、何らかのアクションを引き起こすようなものは読んでて不愉快な気持ちになりますね。
一定の作法からはずれてそれが行われている場合は、大いに問題は有りそうです。

うわべだけの提灯意見を交換しているだけでは確かに何も産み出さないですよね。だからこそ、このような掲示板では「うわべだけの提灯意見」にとどめておきたいと思うのです。だってその方が楽しいじゃありませんか。(ときどき逸脱して「失敗した〜」と後悔する事もありますが・・・)
ごっくん青年さんとしても掲示板という手段では啓蒙活動は難しいと実感されているのでは。私も何か産み出したいと思った時は掲示板に頼らず、自分で会を立ち上げます。(政治的なものではなく、音楽関係の会なんですけどね。)

考え方自体は異なる私たちですが、私のコメントに偽善と感じながらも真摯に対応して下さっている事、ありがたく思います。私もごっくん青年さんにはこれからも真摯にお応えしていきたいと思っています。
[44]ごっくん青年さんからのコメント(2002年08月22日 05時09分59秒 ) パスワード
  

 ヨシタコヴィチさん

 私の悪意に満ちたレスにわざわざご返事を頂いたことにはとても有難
く、感謝している次第なのですが、私の書き方が悪かったせいか、少し
誤解されて受け取られてしまったようです。

>自分の意見を全く表明せずに相手に切り込み、何らかのアクションを
>引き起こすようなものは読んでて不愉快な気持ちになりますね。
>一定の作法からはずれてそれが行われている場合は、大いに問題は有
>りそうです。

 これは、暗にサッカー小父さんを批判していらっしゃるのだと想像が
つきますが、私が前のレスで書いたその部分に関して、あなたに伝えた
かったことは、

 先ず、某専門学校卒さんに対する、サッカー小父さんのレスは、中傷
なんかでも何でもなく、作法に従った適切な形での、れっきとした自分
の意見の表明であったのではないかということ、

 次に、意見の表明という行為は、一般的に、相手に対して、良くも悪
くも、それによって心を揺り動かし、気持なり行動なり、何らかの形で、
その人に変化を引き起こす作用をもたらすものではないのかということ、

 活発な意見の応酬の中に、お互い自分の気付かなかったことを知らさ
れ、自分の考えが揉まれ、補正されて、以前より成長したと感じる…。
私にとっては、これこそ自分が掲示板で味わうことの出来る楽しみだと
思っています。
 また、人を啓蒙するだなんて、そんな大それた考えをもってここに来
てる人なんて誰もいるわけありません。
 私なんか殆どROMですが、その立場であってさえ、ここで展開される
多くの人のご意見を読んで、いろいろ勉強になったことは数え切れませ
ん。

 あなたが過去に、テーマに沿って完璧なまでにプロデユ―スしたスレ
作品においては、残念ながら、テーマにこだわる余り、自由であるべき
意見交換の、統制に近いことが行われた形になって、まぁ比較的平穏だ
った代わり、全く面白さが失われてしまったのではと、とても残念に思
っています。

 しかし、こと教科書問題については、国家百年の計の要諦をなす教育
に関わるものですから、今度ばかりは、そのような、現実に背を向けて、
奇麗事ばかり並べ立てる空間を作り出すことは決して許されませんので、
どうぞ、今の教育の荒廃と、子供達の現状、さらに国際環境を十分踏ま
えた上で、もっと本音のご意見をして頂きたく思います。


[45]ヨシタコヴィチさんからのコメント(2002年08月23日 01時28分58秒 ) パスワード
  

ごっくん青年さん、すばらしい! 特に真ん中あたり、ジーンときました。ごっくん青年さんって楽しくて愉快で茶目っ気たっぷりの人だという思いこみが私にはありましたが(失礼!)今回のコメントで印象がガラリと変わりました。こんな熟成されたコメントが書ける人だったんですね。(重ね重ね失礼。)お世辞抜きで感銘を受けました。

さて、今日もまた反論にはなっておりません。感想とか弁明の類かも知れませんが、最後の方の「本音のご意見を」についてです。
実際の人間関係における会話でも、思っていることをそのままストレートに出すのは私の場合半分くらいでしょうか。相手が気を悪くするような発言は控えようと思っていますし、忠告する場合でもどのような言い回しなら素直に聞いてくれるだろうかなどと考えて言葉を選んでいます。
ましてやメールとか掲示板の世界では言葉に抑揚がなく、純粋に文章だけで気持ちを伝えなくてはならないため、表現には慎重になっているんです。言葉の表情を補うために顔文字などを皆さん駆使しておられますが私には上手く使いこなせず、いきおいオーバー気味に、いんぎんに表現することでやっと普通に私の本当の気持ちが伝わるようなんですね。
結果的に乱暴な言葉使いやおちゃらけた表現などは省かれ、一見「うわべだけの提灯意見」となって受け止め方によっては「偽善」に聞こえる事もあるでしょう。それでも誤解を最小限にとどめ、本音を最大限正確に伝えるためには私にとってはそれが一番なのです。

お酒を飲んだ時などにはよく失敗します。言葉が頭に浮かぶ前から勢いで打ち込んでしまうのでしょうね。翌日読み直して真っ青になり、自分のコメントに自分で批判したくなったりもします。自分のHPの掲示板でもやらかしてひんしゅくをかった事もありました。そういう経験を経ての今の私の文章表現なのです。
みんながみんなそうではないとは思うのですが、いい関係を保ちながら本音で語り合うことの難しさを私はつくづく実感しています。

スレッドの趣旨から大きくはずれてしまい、スレ主さんごめんなさいね。教科書に対する私の思いは近い内にご披露したいと思います。もっとも私自身は「つくる会」以外の教科書を読んだ事はないので議論は無理なのですが、まあ意見表明という程度で。。。そう言えば待望のペグさんもまだ考えをまとめている最中のようですしね。(^_^)
[46]ベグさんからのコメント(2002年08月23日 23時38分51秒 ) パスワード
  

スレ主様

一抜けます。ごきげんよう。

ヨシタコヴィチさん、すみません、まとまり切れません。

お詫び申し上げます。

[47]ヨシタコヴィチさんからのコメント(2002年08月24日 02時29分13秒 ) パスワード
  

あらら。バトンタッチされてしまった。リングに一人取り残された気分。
スレ主さんももう他のリングに移っちゃってるし、私もそっちに行こうかな。
このコメントがもし一番最後だったとしたら・・・・。ぎんちゃんさんの気持ちがよくわかります。(^^;
でもいいや。日曜日に半日かけてがんばってみよう。(と一大決心!)
[48]ヨシタコヴィチさんからのコメント(2002年08月26日 02時36分21秒 ) パスワード
  

fumichanさんとペグさんに捧げる叙情的5章

 第1章 「つくる会」と日教組

教科書問題についてはニュース等で知るだけで普段考えたこともなかった私ですが、このスレッドをきっかけに「つくる会」のHPと日教組のHPを一通り見てまいりました。
どちらもいい事言ってるなあというのが第一印象です。決して攻撃的ではなく、真剣に、まじめに、紳士的に持論を主張している点に好感が持てました。

内容についてはどちらの意見も半分ほどは共感を持てた事が意外でもありました。私自身は「真ん中よりはやや左寄り」の考え方なのに「つくる会」の意見にも半分共感できるとは!
残り半分について「違うな」と感じたのは当然と言えば当然でしょう。赤の他人同士で意見がピタリと一致する偶然はそうそうないでしょうからね。

どちらもりっぱな団体です。世の中にはできれば関わりを持ちたくない怪しげな団体は多そうですが、この両者に対しては変な固定観念を持たずにまじめな気持ちでご意見を拝聴したいなと思いました。
何より「未来を担う子供たちのためによりよい教科書を」という点では両者は一致しているのであり、その点において声援を送りたいと思うのです。
こうした活動を妨害する動きがあるとの事ですが、それこそ非難されるべきでしょう。
[49]ヨシタコヴィチさんからのコメント(2002年08月26日 02時39分43秒 ) パスワード
  

 第2章 立花隆ゼミの学生たち
  http://dolphin.c.u-tokyo.ac.jp/~suzuki8/kyoukasho/index.html

大学生たちが「教科書問題を考える」サイトを立ち上げていましたのでそちらも見てきました。自分たちは中立的な立場に徹し、右寄り・左寄り両者の意見をしっかり聞こうとの姿勢です。立花氏は関与していません。

テーマが広範にわたるので論争自体は「(従軍)慰安婦」一点に絞ってありましたが、「歴史的側面」と「教科書で取り上げる事の是非」の2点に分けてとらえてあり、この手法は上手いなと思いました。自国の歴史をどうとらえるかという事と中学生が学ぶ教科書にどう記述するかは、なるほど別問題ですもんね。

そろそろ閉鎖するらしく、最後になって自分たちの感想を各自が書いているのですが、これがまた読んでてすがすがしく、とてもいい気持ちになりました。特にその中の1名は「ネットで見つけたいい話」に取り上げたいほどです。みなさんもぜひお読み下さい。
http://dolphin.c.u-tokyo.ac.jp/~suzuki8/kyoukasho/tokusyu/matsuno.html
[50]ヨシタコヴィチさんからのコメント(2002年08月26日 02時43分35秒 ) パスワード
  

 第3章 私の希望

親の立場からというより、私が中学生であるとして、好ましい教科書とはどんなものだ?と考えてみました。普段考えた事がないので即席ではあるんですけどね。

歴史を深く掘り下げて学び研究するのは高校や大学でいいでしょう。中学校では明らかになっている事実を可能な限りたくさん、淡々と客観的に教えるのがいいかなと思います。
つめこみ教育は批判されていますが、小学校高学年から中学生にかけては一生の内で最も記憶力が高い時期なので、けっこうたくさんの事を教えても大丈夫だと私は思っています。ただ個人差があるので最低限これこれを、余裕のある人はこの事も、というやり方がいいですけどね。これは他の教科についても同じ事です。

もちろん丸暗記というのは楽しくありませんから因果関係はきちんと解説して欲しいです。その際特定の○○史観というものは持ち出さずにお願いしたいのですが、それは無理なのでしょうか。学者じゃないのでわかりませんが、偏った教え方をするべきではないという事は私も感じますね。<BR>思想信条の自由が保障された日本では、特定の思想を公立校の生徒に植え込むのは適当でないように思います。ある史実をどうとらえるかは個人個人が年齢を積み重ねていって自然に自分なりの感じ方を育てていって欲しいものです。
[51]ヨシタコヴィチさんからのコメント(2002年08月26日 02時45分34秒 ) パスワード
  

 第4章 絶対的な悪

古代より人類は戦争を繰り返してきました。征服欲を満たすためのもの以外にも、自分たちの食料を守るためや人間としての尊厳を手に入れるための戦いもありました。聖戦だとか正義の戦いという言い方もありますが、いかなる場合も戦争は正当化されたり美化されていいはずのものではありません。この世に絶対的な悪があるとするならば、戦争以上のものはないと言い切ってしまいたい思いが私の中にはあります。

戦争によって自由を手に入れ民主主義を確立し、その果てに現在の人類があるのも確かです。戦争は必要悪でした。やるせない気持ちにもなりますが、私たちはこの重い事実を“業(ごう・カルマ)”として厳粛に受け止めていかなくてはならないのではないでしょうか。
首相が靖国神社に参拝するたび「二度と戦争を起こさない誓いを云々」とメディアに語りますが、わざわざ周辺国のひんしゅくをかう靖国でなくても・・・と思いつつ、首相にとって不戦を誓うシンボルが靖国神社であるのなら、私はそれを支持します。

各国が今すぐに武力を放棄するのは現実的ではありません。日本とてしかりでしょう。しかし30年前に比べれば半分に減らせるのではないでしょうか。やがて地球上の正規軍は国連軍1本に絞るという日が必ず訪れるものと信じています。それが私の死後何百年か先の話であろうと。
[52]ヨシタコヴィチさんからのコメント(2002年08月26日 02時49分03秒 ) パスワード
  

 第5章 絶対的な善

この世に絶対的な善があるとするなら、それは愛だと思っています。「日本人として」とか「○○民族として」という表現をする前に、人間として、人類の一員として互いを愛せるようになりたいものだと考えています。

郷土を愛するという意味で私は日本がとても好きですし誇りにも思っています。
四季折々の自然の美しさは日本に生まれて良かったと実感させます。夏の暑さも冬の寒さも人間の生存を危ぶむほどの脅威ではなく、逆に夜空の花火や雪見酒といった風流を醸し出してくれます。だから建築もまた、大自然に抵抗して自己を主張するようにそびえ立つものではなく、宇治の平等院のような大規模建築でさえ自然の中にひっそりとたたずんで景観にとけ込むようにデザインされています。お茶や生け花の世界でも同じ事が言えるのでしょう。
謙虚さや質素を尊ぶ道徳や価値観、習慣なども、穏やかな気候風土が作り出したものではなかろうかと考えてしまいます。自然の美がそのまま日本人の心の美として息づいているんですね。

世界の各地で同じように郷土を愛する人たちが暮らしています。その土地ごとに暮らし方も考え方も異なるでしょう。会ったこともないそんな遠い「友」に想いを馳せながら、共に平和に生き、子供たちを育てていけたらとても幸せなことだと、このスレッドを通してしみじみと感じてしまいました。
[53]fumichanさんからのコメント(2002年08月26日 23時24分54秒 ) パスワード
  

 ネットの世界での会話って、どうしても相手の発言の一部を取り上げて、それについて意見を述べてしまい、全体を把握して議論するという方法をとりにくい媒体であります。いったいどこにとっかかって行けば全体を把握した会話になるか定かではありませんが、とりあえず何か書かなくては、放置状態となってしまいますので、何か書きますね。

 従軍慰安婦って売春婦の仕事場が軍の駐屯地だったってことでしょう。それだけのことなのに、なんでわざわざ教科書に載せることがありましょう。ましてやそれをわざわざくだんのゼミの若人諸氏はあーだこうだとホームページ上で思考し己の未熟と幼さを世間にさらけ出すとは、破廉恥行為といえるものです。近日中に閉鎖するのも、ようやくにしてそこのところに気がついたからと私は思います。

 司馬遼太郎の「項羽と劉邦」に、何十万の軍が駐屯するとそこで酒を飲ませ女を抱かせる店が自然とできて、軍が移動するとそういう連中もついていくってはなし、いくらでも出てきますよね‥

>この世に絶対的な善があるとするなら、それは愛だと思っています。
>「日本人として」とか「○○民族として」という表現をする前に、
>人間として、人類の一員として互いを愛せるようになりたいもの
>だと考えています。

 私はこういう考えには真っ向から反対です。ご自身がそう思われるのは一向に構いません。また、こういう思想が日本人受けするのもよく知ってます。地球市民主義とかって称していますよね。でも、よその国の人はそういう感情を日本人に、また、ヨシタコヴィチさんに対して抱いてくれるでしょうか?

 お互いの違いを分かり合って仲良くやりましょう、という程度に日本人は考えがちですが、よそはそうは思ってくれません。意地を張り合って、がめつくしぶとく、恥も外聞もなく、勝った者がち、というのが外国です。相手に自分の主張を認めさせたほうが勝ちの世界です。負けるが勝ちよなーんて言ってるのは日本ぐらいなもの。世界市民主義思想を受け入れたら、あなたの大好きな日本建築の美は、よその国から「無駄が多い」「火事に弱い」「高コストである」などと非難され、「人類のためにとりこわすべきである」なーんて決められちゃうかもしれません。人類愛のために、あなたの好きな鳳凰堂を壊せますか?あくまで仮定の話ですが。

 日本人に生まれたからには、日本人の看板を背負っていかねばならないのです。とりあえずは日本人としての主張をしてみてはいかがでしょう。「人類愛」を説いたところで、外国人からは「あなたどこの国の人ですか?」と問い直されるのが関の山と思われます。
 
 
[54]人に自分の主張を押し付けるのやめたらさんからのコメント(2002年08月27日 11時19分34秒 ) パスワード
  



また、どっかの本か映画にでももろ影響受けてるねぇ。
影響受けやすいのは、よく分かったから、受け売りは止めようよ。
受け売りをさも、自分の主張のように書くのは、見苦しいというかなんというか。

>よその国から「無駄が多い」「火事に弱い」「高コストである」
>などと非難され、「人類のためにとりこわすべきである」なーんて
>決められちゃうかもしれません。
えー出典は、どこかな?

別にいいんじゃない、決められても。
どうせ、落書きだらけで、汚いし。

>あなたの大好きな日本建築の美は、

あなたも、充分決め付けてるし、人の美観を個人の美的主観で
決め付けるのは、あなたの中では、何の問題も無いみたいですね。
それに、複数のHN使って書き込むのも、何の問題ないみたいですね。
[57]fumichanさんからのコメント(2002年08月27日 20時37分39秒 ) パスワード
  

 ヨシタコヴィチさんへ
 このスレに書くのはこれを最後とします。教科書問題に関心がおありなら、ぜひ、他社のものも入手され、比較検討してみてはいかがでしょう。一冊760円ぐらいのものです。オールカラーで、昔で言うところの資料集が合体した感じの編集になっていて、見るだけでも楽しいです。作る会のものしかまだごらんになっていらっしゃらないご様子ですので、あなたがほかのを読んでから、また教科書について語りましょうか。機会があればの話ですが。
[58]@@@さんからのコメント(2002年08月27日 21時16分30秒 ) パスワード
  

貴女のスレッドです。
何がこれを最後にします?
いい加減にして下さい!ヨシタコヴィチさんの言われることに、
貴女の的は大外れですよ。

俳句か川柳でもお勉強されて下さい。本当の意味での武士道も!
茶道かお花でも良いかもしれませんね。侘び寂びを!

ps
ヨシタコヴィチさん、5章から成る大叙情詩、お疲れ様でした
[59]何じゃ?さんからのコメント(2002年08月27日 23時18分13秒 ) パスワード
  

@@@さんの書いてること、わけがわかんないんすけど・・・。
[60]ヨシタコヴィチさんからのコメント(2002年08月28日 02時03分25秒 ) パスワード
  

「叙情的5章」では部分的な記述を取り上げての意見・質問・批判がいくつかあるものと覚悟しており、それに対する回答も用意していたんですが、なくてちょっとホッとしています。fumichanさんからの返信も全体を網羅したものになっていてうれしく思いました。私の考えは第5章に集約されていると言ってもいいでしょうから。

教科書の個々の具体的な記述について考えを述べることができなかったものの、このスレッドがなかったら教科書問題に対するいろいろなHPを見て回ることもなかったでしょうし、とても勉強になったと思います。
ただ正直言ってホント、しんどかったですけどね。デリケートでまじめな問題ですから必死になってましたもん。私もこれからしばらく休養をとるとします。

高校時代は日本史で欠点を取り世界史は選択すらしていない私ですが、大人になってからけっこう歴史は好きになりました。これを機に全出版社の教科書を読んでみるのもいいかもという気になりましたね。
問題提起をして下さったfumichan、どうもありがとう!
[61]ごっくん青年さんからのコメント(2002年08月28日 05時06分18秒 ) パスワード
  

ヨシタコヴィチさんへ

 私も最後に十言!

いやー、この一ヶ月も、いろいろなことがありました。

マナーを守らない、あるいはモラルを忘れた大人たち・・・本屋での立ち読みして
るオッサンの、商品にいちいち唾をつけてのページめくり(因みにエロ本)。観劇中
に鳴り響く、オバハンの携帯。新幹線の中で、泣きわめきちらす子供を叱ろうともせ
ず、平気な顔で談笑する若い夫婦。登山で山頂でのオッサンオバハン連中の平気なゴ
ミ捨て・・・。
身近な、日常のあらゆる局面で、様々な醜悪な光景に出くわしました。皆さんにも
ご経験の事かと思います。全く日常茶飯事の光景ですよね。

私は、そんな時、コイツラ、ホンマ首締めたろか!っていうような衝動にかられる
ときがあります。

また、三井物産を始め、富士通、雪印、日本ハム、これら一流企業と呼ばれ、社会
的信用度・成熟度が高いと思われていた企業の不祥事。金儲けのことなら、なりふり
構わず何でもするんだという、卑しい企業の姿が露になりました。

新聞の社会面を見れば、尊属殺人すら、平気で行われるようになった様子。
こんなことでは、いずれ、軽くサカキバラを超えるモンスターが登場することにな
るのは間違いないでしょう。

高い倫理性が問われる公人にしたって、いわずもがなのムネオ大明神を始めとして、
40兆円という、膨大な借金をかかえているというのに、いっくら批判を浴びても、
利権欲しさに、高速道路建設をゴリ押ししようとする、特に九州選出の国会議員の先
生方。そしてこのような卑しく視野狭窄に陥った人間どもに一票を投じる有権者達。

私にとっては、もう、こんなヤツラ、人間とも思わない!ハヨ、死んでクレンカイ
ナーと、神に祈る毎日が続いております。

でもでも、マトモな人間が集まっている中であっても、密度の濃い人間関係の坩堝
に投げ込まれれば、少しでも敏感な人だったら、いっぺんに人間不信に陥ること間違
いなしナノヨネー!

言うまでもないことやけど、いろいろな利害をもった人間集団と、それを取りまと
め、意見調整して一定の方向に向かわせる政治という仕事の苦労は、並大抵のもので
はないと推測します。私には、同じ日本人同士でも、上のような多種多様な人間が存
在して、互いに勝手し放題やっているというのに、何とか統治され、曲がりなりにも
国としての体をなしているということ自体、不思議でなりません。そして、自分の生
命と財産を守ってくれている国家というものに、有り難味を感じないわけには行きま
せん。自然、ホッブスの政治理論が思い浮かびます。

ましてや国同士の利害が鋭く対立する、国際間の政治の困難さは、容易に想像でき
るものであります。そこには、奇麗事は決して許されない、正に国の存亡とプライド
をかけた駆け引きの場所だと思います。(因みにこの前NHKで放映していた、地球温
暖化に関わる京都議定書の条約をめぐる各国の利害対立のシーンはおもろかったで
すな!)

チョットでも気を抜くと、後でトンデモナイ目に遭うことになるのは必定です。

北朝鮮に対して、太陽政策などと、アマッチョロイ政策とっていた韓国は、何か大
きな成果をあげたんやろうか?
過去、ナチスドイツにたいして、イギリスなんかがヘタに宥和政策をとってしまっ
たんで、増長させてしもうて、チェコを併呑し、挙句ポーランド進攻して、第二次世
界大戦の直接の引き金になってしもうたという教訓を忘れたんかナー。

やっぱ、目的のためには、時には力に頼ることは、許されることやと思う。
(マキャベリやビスマルクは偉かったのだ!)

・・・さて、いろいろ書いたけど、あなたが賛美される「謙虚さや質素を尊ぶ道徳
や価値観、習慣」は、最初書いたように、急速なテンポで失われていっていること
になるのでは?
そしてこのことは、それらが、自然発生的に出来上がったものなのでも何でもなく、
正に、先人達が意志をもって、過去から連綿として積み上げてきた、努力の産物で
あること、そして、今に生きる私達は、それを意思的に学んでいかなくてはならな
いこと、の証左ではないのですか?

突き詰めていけば、人間の根本的なあり方の問題に辿り着くことになると思うんや
けど・・・。

今の巷の人間達の天醜爛漫さ(勿論私も入ります!)を目の当たりにして、私も、
fumichanさんと同じく、人間は歴史とともに、限りなく進歩し続けるのだという楽観
論には、賛成することはできません。

こんなに豊かになったのに、それでもなお、求め続けてやまない、人間にとって、
断ち難い欲望(そしてそれは同時に、人間活動の源泉なのだという背反)と、妬み、
そねみ、恨み、怒り、憎しみ・・・あらゆる混乱の元凶ともなっている、こうした人
間にとって不可避の感情・情念をどのように克服するか・・・。
東洋宗教の大きなテーマに対して、ブッダのような天才でさえ、悟りを開くのに6
年もの間、過酷な難行苦行を味わなければならなかったというのに、一介の凡夫に過
ぎない私達が、そうやすやすと、そのような境地に到達できるはずはありません。一
生かけても無理というものでしょう。

ならば、いっそのこと、それを業として引き受けて、不完全ながら、現実の中で、
バランスをとりながら、生きていこうとするのが、マットウナ生き方というモンでし
ょう。そのためには、やっぱ、歴史と道徳というのが大きな指針となってくれるのは
間違いないことだと思います。(何か、まんま西部邁調になってきたナー。)

そのためには、教科書をもっと骨太の、しっかりとしたものにしてもらわなければ
アカンし、そして、親も先生も、このことに比重をおいた教育をやってもらわないと
アカンと思うのです。

あなたがお書きになった内容は、誰にだって、今まで成長してきた過程の中で、一
度は心の中に生まれたものなのだと思います。でも、みんないつか否応無しにそれと
は決別しなければならなかったのではないかとおもいます。
 だから、そんなものは、大人だったら、自分の心の中にだけ、そっとしまっておい
た方が良いのでは・・・。



[62]ぼそっとさんからのコメント(2002年08月28日 08時25分20秒 ) パスワード
  

あれ?このスレ何故下熱のスレッドが荒れるのか? だっけ?大荒れじゃん(w
[63]渡れば怖いさんからのコメント(2002年08月28日 18時45分23秒 ) パスワード
  

流石にマキャベリやビスマルク、このあたりを出されると、
グーの根も出ないのかな?    過去の人です。
ごっくん青年さん亡霊に取り付かれてるのかな?

「大人だったら、自分の心の中にだけ、そっとしまっておい
た方が良いのでは・・・。」
それだったらBBSの意味無いでしょ?


[64]渡れば怖いさんからのコメント(2002年08月28日 20時00分34秒 ) パスワード
  


「今の巷の人間達の天醜爛漫さ(勿論私も入ります!)を目の当たりにして、私も、fumichanさんと同じく、人間は歴史とともに、限りなく進歩し続けるのだという楽観論には、賛成することはできません。」

何故?進歩するのに浪費するエネルギーは計り知れません。
天醜爛漫さを言われるんであればイコールでしょうに…。

     ネッ!!

[65]渡れば怖いさんからのコメント(2002年08月28日 20時07分31秒 ) パスワード
  

すみません、もう一言、まだ10言には足りませんので…

「みんないつか否応無しにそれと
は決別しなければならなかったのではないかとおもいます。」

決別ではナインですよ!引きずって生きるんです。
「いわし頭トド」 昔の人は冴えていましたね〜!!
[66]渡れば怖いさんからのコメント(2002年08月28日 20時16分38秒 ) パスワード
  

「いわし頭トド」 昔の人は冴えていましたね〜!!

失言、謝ります。

一を聞いて十を知れ、こっちでした。  ネッ、おふみ
[67]渡れば怖いさんからのコメント(2002年08月28日 20時57分12秒 ) パスワード
  

あれ?このスレ何故下熱のスレッドが荒れるのか? だっけ?大荒れじゃん(w


荒れてないんですよ、これが。
荒れていると思うから、そのように感じるんです。
[68]ぼそっとさんからのコメント(2002年08月29日 02時07分23秒 ) パスワード
  

ふ〜ん、オマエの書き方はめっちゃ煽っているように感じるのだが、これも気のせいなのか。はやくストップかからんかなぁ。
[69]田中 勝さんからのコメント(2002年08月29日 02時40分27秒 ) パスワード
  

結局、行きつく先は、この有様。

2・26の将校気取りもええけど、兵隊達はえらい迷惑しとったのが、、、、、わからんのじゃろーなぁ。関中程度じゃあ.......。

もちっと、ちゃんと「下関を熱く語」ったらどーかね。
もー、うんざりじゃよ。
よその板いってやったらどーかね。
[70]ごっくん青年さんからのコメント(2002年08月29日 10時16分08秒 ) パスワード
  

 渡れば怖いさんへ

 おあいてして下さって、おありがとうございます。m(__)m ペコッ

 ・・・うーみゅ、なあるほど・・・

 ― 寸鉄人を刺す ―

 ですな!カッコイイっすね!

 σ(^_^)も、アフォリズムには非常に憧れがあるので、これからは、少し力
を抜いて、もっと遊び心を持って、今までのようなわけわからん長駄文でなく、
作風を変えて、短くてもシャープな言葉で本質をズバリ突くことができるよう、
がんがりやす! (^-^)/

 ・・・ところで、

>「いわし頭トド」 昔の人は冴えていましたね〜!!
>一を聞いて十を知れ、こっちでした。  

 なぜ、こうなのですか?
 意味よう解らんのでおせーてくらはい。
[71]遊び人の松っあんさんからのコメント(2002年08月29日 11時48分14秒 ) パスワード
  

渡れば怖いさんへ。

あの〜〜〜〜〜〜〜、不勉強なモノでお尋ねしたいのですが・・・・
「いわし頭トド」というのはどう言う意味なのでしょうか?
おせーてー。

重箱の隅ですが・・・・・・・
「一を聞いて十を知れ、こっちでした。 」ですが、私が習ったのは
「一を聞いて十を知る。(悟る。)」なのですが、違ったかな?

 * 因みに最近では「一を聞いて十を忘るる。」と言います。
   高齢化社会となり、お年寄りの方々は新しい事を一つ覚えると、
   旧い事を十忘れる。
   或いは旧いことを十忘れないと、新しいことが一つ覚えられない
   という意味です。
   私自身の事でもありますが・・・・・・ (大汗)
[72]遊び人の松っあんさんからのコメント(2002年08月29日 11時55分11秒 ) パスワード
  



変なチャチャ入れて、すまん。 m(_ _)m
[73]ごっくん青年さんからのコメント(2002年08月30日 03時06分38秒 ) パスワード
  

 田中 勝さんへ

 σ(^_^) 残念ながら、渡れば怖いさんに相手にしてもらえない様なので、
勝手にからませてもらいやす。m(__)m

>2・26の将校気取りもええけど、兵隊達はえらい迷惑しとったのが、、、、、
>わからんのじゃろーなぁ。

 何かおこがましいけど、これ、ひょっとして、σ(^_^) に反応してくれ
たんかなー?じゃったとしたら、青年将校に擬してくれて、大変光栄です!

 確かに2・26では、5・15と違って、大量の兵士を動員させてしまい、
そして、自らは手を下さず、彼らに重臣たちを殺させてしまった点は、
素直に反省せんにゃならんのよね!

 やり方はヒジョーにまずかったんやけど、でも、国、そして郷土(の惨状)
を純粋に憂う心に一点のクモリも無かったということも、わかってほしいよ
ね・・・。

 じゃから、

>もちっと、ちゃんと「下関を熱く語」ったらどーかね。

 こう言いなさるが、ちゃんと書いとるつもりなんやけど・・・。


[74]田中 勝さんからのコメント(2002年08月30日 08時04分38秒 ) パスワード
  

>青年将校に擬してくれて、大変光栄です!

別に貴公お一人に、投げかけたのではありませんが、まぁ、それはええとして。
貴公らのご熱意と至誠は、よおく分かるのであります。

しかし、光栄に思うちゃあ、いかんです。
ご指摘通り、自分らは、あまりに

>純粋に憂う心に一点のクモリも無かった

がために、道を誤り、陛下の赤子を徒らに苦悩させ、のちのち徒死に追いこんでしもうたのです。
それは、聡明な貴公にならお分かりいただけることと思います。

もう一歩、ふみこんでみて下されて、自分らと同じてつを踏まんで頂きたい。
真の憂国を、今一歩、今一度。
[75]田中 勝さんからのコメント(2002年08月30日 08時52分26秒 ) パスワード
  

自分らの後続は、いざ戦端を開くと、国民を守れない軍隊でありました。
20年8月14・15日、つひには賢所にまで銃口を向けてしまったのであります。
純粋に憂うあまりに。

その後の、共産活動家も学生闘士らも、純粋に憂うあまりに、徒らに同胞を傷つけてしまったのであります。

学生運動の闘士を見るにつけ、つくづく未熟なりし自分らの姿を見る思いにかられたものであります。

青年将校にたとえられて光栄を感じるは、実は、赤軍派にたとえられて光栄を感じるに、何ら変わりなきものなのであります。

憂国に自己陶酔してはならないのであります。
以上であります。
これだけが、ごっくん青年殿、貴公から頂戴したお言葉に対する、回答の全てであります。
[79]遅れた。さんからのコメント(2002年08月30日 21時51分56秒 )
  

スタッフによりコメントは削除されました。 2002年08月31日 00時16分22秒
[80]ごっくん青年さんからのコメント(2002年08月30日 22時40分44秒 ) パスワード
  

 田中 勝さん、こんばんは!

 大変ご丁寧なご返事、誠に有り難うございます。m(__)m ペコッ


 田中 勝さんに対しては、いい加減なイメージを持たれないためにも、今ま
で通りの書き方で、レスさせて頂きます!(昨日のお休みのときだったら、即
レスできたんですけど・・・。)

 先ず、(少し言い訳がましくなりますが)一番わかって欲しかったのは、

>もちっと、ちゃんと「下関を熱く語」ったらどーかね。

 そうではなくて、このスレで私がそれまで書いてきたことが、全て、反発は
覚悟の上での、マジメなレスのつもりだったということでした。(特にこのよ
うなこだわりのテーマについては!)

 さて、行きがかり上、青年将校のことに触れたいと思いますが、まこと仰る
とおり、人の上に立つ指導者たるもの、まさしくウエーバー言うところの、
「責任倫理」を持ち、行ったこと全てに対して、結果責任をとらなければなら
ないこと、当然のことであります。独り善がりの軽挙妄動はゆめゆめ慎まなけ
ればなりません。

 高杉晋作が行った、いわゆる、功山寺挙兵「回天義挙」なども、あの局面に
おいては、殆ど勝算のない暴挙と言ってよいものが、運よく成功し、皆からヤ
ンヤの喝采で、今では、彼をヒーローたらしめている所以なのですから、おか
しなものですヨネ!

 しかし、私は、青年将校を、赤軍派と一緒にして片付けることには賛成でき
ません。彼ら赤軍派は全く似て非なるものだと思っております。なぜなら、
背負ったものの大きさと質が、全く異なっていたと思うからです。

 赤軍派どもは、何のバックボーンも持たず、また、ろくすっぽ本を読まない、
理論を理解してもいないままに、当時の雰囲気に流されて、その運動自体の熱
病に憑かれてしまったようなものでしょう。挙句、暴力と性という、人間のも
つ原始的・土俗的なものに収斂してしまうという、全くの究極を辿ってしまっ
た・・・。自業自得です。合掌・・・。
 一方、青年将校は、現実に軍隊という集団の中にいて、いずれ自ら戦地に赴
きお国(天皇)のために戦うのだという、確固たる信念と覚悟を持っていたは
ず・・・。そんな張り詰めた緊張感の中での、思い余って天皇親政を目指した、
急進的行動でした。それが、単なる計画性のないものだったと言うだけでしょう。

 田中 勝さんの批判は、むしろ保身に走った彼らのボスと、そして戦争を実
質的に指導した、少将以上のクラスのエリートに向けられるべきなのでは?

 その戦略のなさ、そして作戦のまずさ、杜撰さによって、これら純粋な心と
使命感をもった若き兵士達を、犬死させ、あるいは汚名を着せて、それに対す
る責任を全く負わないこのような指導者たちこそ、私達日本人の手によって、
(あくまでも限定的にではあるが!)裁かなければならなかったのでは・・・。
(やい、瀬島龍三!おまえよくそのトシになってまで、しゃーしゃーと財界で
大きな顔していられるな、まったく! 恥を知れ恥を!)

 ・・・さて、話はだいぶそれてしまったので、元に戻したいと思います。

>真の憂国を、今一歩、今一度。

 このスレに引き付けて言えば、田中 勝さんにしてみれば、新しい歴史教科書
をつくる運動など、後先を考えない、軽挙妄動にすぎない、と受け取れます。
でも、この運動は、本の執筆や講演活動をとおして、日本の歴史(特に近代史)
を肯定的に捉えなおそうとする、あくまでも穏健で抑制的なものです。

 一体この運動のどこに問題があるというのでしょう?
 では、真の憂国とは、どのようなものであるべきとお考えですか?


[81]田中 勝さんからのコメント(2002年08月31日 00時11分16秒 ) パスワード
  

さすがに、ごっくん青年さんでいらっしゃいます。
わが見込みに違いなかりしこと、われながら嬉しく思ひます。

下関を思ひご意見を述べておられること、十分理解いたしました。
ご不快をお感じでしたら、陳謝申しあげます。

>田中 勝さんの批判は、むしろ保身に走った彼らのボスと、そして戦争を実
>質的に指導した、少将以上のクラスのエリートに向けられるべきなのでは?

聡明な貴公ならば云々、と前に申しましたのは、まさにそのことにお気づきのことと拝察したからにほかありません。

真の憂国とは、天保銭組のやうな奸賊に利用されない日本人を育英することと考えておるところであります。そして、二度と再び陛下の赤子を、無辜の国民を徒死に追ひこまぬやうに、国を滅ぼすことなきやうに一心に思考し労働することと考えておるところであります。

誠に無念ながら、自分らも未熟さゆえに君側の奸に弄ばれ、皇道派の人士を失脚せしめ、貴公もご指摘の牟田口・花谷・富永・辻 等の高邁を許す結果しか生まなかったのであります。
結果として、共産主義界の天保銭組に弄ばされたる赤軍派の青年達と同等の否それ以下の成果しか日本にもたらせなかったといふ意味で、自分たちは同等もしくはそれ以下なのであります。

そして、今も奸賊は、そこここに跋扈しているのは、貴公もお気づきのことと思ひます。
くだんの「会」にも潜んでいるとお考えになられた方が賢明でせう。

前に申しました「憂国に自己陶酔」してしまうと、思考停止に行きつきます。
「会」の運動が無意味などとは思ふてはおりません。しかし、のめりこみ視野狭窄を起こすと次は思考停止であります。貴公ご指摘の通り、思考停止の状態では計画性は生まれません。
どうか、その方向に引率されませぬやうに、祈念申しあげます。
以上であります。
[82]不可触民さんからのコメント(2002年08月31日 15時50分54秒 ) パスワード
  

★別スレで「いわし頭トド」の意味が判明してスッキリしました(笑)。


さて、もはやスレッドのテーマを把握する事すら困難な状況なので
最後に個人的な感想を述べます。
ヨシタコヴィチさんの「戦争=絶対悪」・「愛=絶対善」の考え方ですが
理念として素晴らしいのもであると思います。が、一方で
「善も悪も相対的なものである」という現実も直視する必要があるでしょう。

●家族を守る為に闘った侵略者との争い
●民族独立を勝ち取るための戦争
●唯一絶対神を信仰する国同士の宗教戦争
etc・・・
これらは誰が善で、誰が悪なのか?
愛がある側が善で、愛の無い側が悪なのか?
そもそも善と悪を、後世の人間が判定する必要があるのか?

>やがて地球上の正規軍は国連軍1本に絞る

この場合、国連軍は一体誰と戦うのでしょうか?
国連軍の敵は、全ての人類の敵=絶対悪なのでしょうか?

・・・これら答えはおそらく出ないでしょう。

私は愛が無いから必ずしも戦争が起こるとは思えません。
逆に、愛があれば戦争が無くなるとも思えない。
善や悪・愛の有無のような観念的なものではなく、
むしろ経済的な理由、すなわち「貧富の差」という現実問題こそが
戦争の真の原因になっている場合が多いのではないでしょうか。

現在の日本人の多くが他国に対して「戦争反対」と叫べるのも、
人類愛に目覚めたからではなく、短に生活が豊かであることが大きな理由でしょう。
つまり、戦争なんかやらずに現在の生活を維持している方が幸福だからです。
しかし世界には「今の生活を続けるくらいなら戦った方がマシ」と考える人々も
多数いることも事実です。我々が考える以上に国家間の貧富の差は大きい。

では、国家間の貧富の差を無くす為に、先進国が現在の生活レベルを半分に落とし
途上国へ資源や労働力の還元を行なうことができるのか?
または、先進国各国が増税してODAのような援助を増やすのか?
・・・そんな法案出したところで、却下されるのではないでしょうか。
殆どの人は「人類愛」は大切だと理解していても、自分の生活の方を選ぶでしょう。

しかし、私はそれが生物として人類の自然な姿だと思います。

「人類愛」を前提として戦争防止策を検討するより、「人類の自然な姿」を直視して
国際関係を確立することが、戦争防止への最も現実的な手段ではないでしょうか。
その意味において、戦争とは善悪の問題ではなく政治の延長であると考えます。

長々と失礼しました。
これはヨシタコヴィチさんへの批判ではなく
多面的な見方の必要性を提示したものですので、御理解下さい。
[83]ヨシタコヴィチさんからのコメント(2002年09月01日 04時06分09秒 ) パスワード
  

不可触民さんの疑問は実は私自身も感じている事なんです。いろんな問題を考える時、いつも理想と現実の狭間で私の気持ちは揺れ動いています。それでも「叙情的5章」ではあえて理想主義的な言い方をしてみました。願望というか努力目標というか、「決意表明」みたいなものだと受け止めて下さい。
ですから反論するわけではないのですが、すでに初めから自分で答えを用意しておりますので“理想主義者的”立場でお応えしてみたいと思います。

●家族を守る為に闘った侵略者との争い
正当防衛は許されると思っています。ただ過剰防衛にならないようにすべきです。

●民族独立を勝ち取るための戦争
第4章に記述している如く、必要悪だったと考えるしかないのではと思っています。戦争を半ば認める事になりとてもつらい事ですが、「戦争は決して肯定してはいけない」という立場で書いておりますので、私たちが背負うべき「業」であると理解しようとしています。

●唯一絶対神を信仰する国同士の宗教戦争
どちらの神も信仰していない他人からみればやはり悪だといいきれると思います。ただ当人たちにとっては聖戦である事がタチが悪いんですよね。宗教は哲学と違って理屈ではありませんから。中東問題は解決する日がくるんでしょうか。。。

国連軍については「地球連邦の警察」のような意味で使っています。話がSF的ですが、何百年か後の事ならSFでもなくなっていると思います。各国が武力を放棄しても過激派によるテロなどの犯罪を取り締まる組織は必要でしょう。

不可触民さんは「人類愛」と「自分の生活」を対比させておられますが、必ずしも対立するものではないと思えるのです。人類愛もいきなり「無償の愛」からスタートするとは思えませんので。
人間誰しも自分がかわいい。自分を愛しています。でも人間ってそういう愛を他人に向ける事ができるんですよね。恋愛とか結婚も決して情熱や打算ばかりではありません。子供については自分の命よりも大切に思うものです。これもまた自然な姿です。
自分を認めてもらうために相手を認めるって事は実社会で生きるコツのひとつだと思います。ある意味で打算ですが、人類愛ってこういう気持ちの延長上にあるものではないかという気がしています。なかなかそういう境地には至れませんが、一人でも多くの人を愛せるようになれたら本当に幸せなことだなあと思っています。
[85]不可触民さんからのコメント(2002年09月01日 14時49分41秒 ) パスワード
  

なるほど、丁寧なご回答ありがとうございます。
ヨシタコヴィチさんのお考えは何となく理解できました。
おそらく、私とヨシタコヴィチさんの間で大きく違うのは
「人類が進むべき理想像」の部分ではないかと思います。

ヨシタコヴィチさんの理想とする人類像とは、
【国家を廃止し、統一したルールの中で全人類が地球市民となる。そうすれば国家間の戦争は起こらない。しかし、統一ルールに違反する者に対しては国連軍という名の警察機構が取り締まる。】
・・・こういったところでしょうか?

私は逆に「国家」を廃止する必要は無いと考えていて、むしろ民族的差異・ルールの違いこそが文化であり、人類が進化する上で必要不可欠なダイナミズムを生み出すものであると考えます。ですから各国は多いに自国の民族性を主張すべきであると思っています。その結果、国家間の対立のようなものが発生する危険性はあるでしょう。
要は、その対立が戦争などの大量殺戮行為に至らなければ良いわけで、そのために必要なのが「貧富の差」の克服だと思っています。つまり「戦争する方が損得勘定の上で損である」と各国が考える状況になっていば、結果的に戦争は防げるという考えです。

それに、「地球市民」って・・・美しい語感とは裏腹に、実際は制限が多くて窮屈な世界なんじゃないかなあ?

ヨシタコヴィチさんは『宗教戦争は他人から見れば“悪”である』という立場ですよね。それは我々が、日本という一風変わった宗教観を持つ国に生まれたからであって、例えば地球市民の統一ルールを作るにあたり『アッラー(キリストでも良いけど)の名の元に世界統一のルールを作る』という選択肢もあるわけです。そうなったら、ヨシタコヴィチさん嫌じゃないですか?少なくとも私は嫌です。でも、イスラム教圏の人達から見たら、それは自然な「地球市民」の姿でしょう。ヨシタコヴィチさんの考える地球市民の姿は“現代の日本人”の立場で考えている人類の理想像なのではないでしょうか?

この差を埋めないかぎり「地球市民」は実現できないのです。
(他にも色々ありますけどね・・・)

でも、はたしてその差異を埋める必要があるのでしょうか?
私は無理やり統一ルールに守られた地球市民を作るより、小競り合いが続きながらも多様な国家が乱立する世界の方が好きです。

・・・単に好みの問題かもしれませんけどね。

[86]ヨシタコヴィチさんからのコメント(2002年09月02日 03時35分51秒 ) パスワード
  

「そうかー、なるほどー!」という思いです。普段考えたこともなかったのですが、指摘されてみると確かに私は「国家より地球」派ですね。だから教科書の記載でも自国を持ち上げる事にも卑下する事にも抵抗があるのでしょう。
不可触民さんのコメントの中で「統一ルール」という単語に引っかかるものを感じましたので今日はその事を考えてみました。

「地球連邦」なるものができたとしても、法律は地域ごと(現在の国ごと)に異なっている方が自然な気がします。アメリカ合衆国がそうですもんね。基本法すら、EUのごとく地域差があってもいいと思います。
経済についてもとりあえず西側的体制であればアメリカ型や日本型という程度の違いくらいはOKでしょうか。摩擦はおきるでしょうが、それもまた学習の機会になるというものでしょう。
となると、「統一ルール」は非常にアバウトなもので充分みたいですね。連邦政府も司法・警察機構と全体の取りまとめ機能を持つだけのきわめて小さな政府で良さそうです。

私にとって難しいのは宗教です。信仰の自由は保障されるべきで、特定の宗教観のもとに統一ルールを定められてはやっぱ嫌ですね。
ただ現実の世界では宗教的対立から紛争がおきている地域もあり悩ましい事です。これは私の理解を超えたテーマであり、「なぜ仲良くできないの?」なんて日本人独特の感覚で質問しようものなら当事者たちからは大ひんしゅくをかってしまうのでしょうね。こればかりはホントわからんです。

違いを無くす必要は全くないものの、違いを理解して認め会う事が大切だと思っています。ではどうすれば認め会うことができるようになるのか。
ここで人類愛を持ち出したくなるのが私なのですが、現実的にはなるほど、経済格差の解消が近道のようです。ODAも正しく行われて欲しいですし、北朝鮮への援助物資も直接民衆にわたるようにして欲しいものです。
[87]渡れば怖いさんからのコメント(2002年09月02日 23時04分35秒 ) パスワード
  

来た路行く路笑うなですな。 ののさまののさま
[88]不可触民さんからのコメント(2002年09月02日 23時34分27秒 ) パスワード
  

>「統一ルール」は非常にアバウトなもので充分みたいですね。連邦政府も司法・警察機構と全体の取りまとめ機能を持つだけのきわめて小さな政府で良さそうです。

私が「統一ルール」という言葉を使ったのは、ヨシタコヴィチさんが「地球上の正規軍は国連軍1本に絞る」と主張されている事から来ています。もし、地球の安全保障システムを国連軍ひとつに統一するとしたら、逆に中央政府(地球連法政府?)は強大な権力と決定権が必要になるでしょう。何しろ「唯一の軍事力」ですからそれを制御するにはアバウトなルールでは危険過ぎますし、地球上に様々なルール(法律)が混在していたら“世界の警察”である国連軍も何を根拠に行動すべきか決められないでしょう。各国(各州?)が自分たちの法律(州法?)に応じて「国連軍」を運営したら収拾つかなくなります。

私が思うのは、そこまでして「地球連邦」にこだわる必要があるのか?
ということです。

ヨシタコヴィチさんも
>「地球連邦」なるものができたとしても、法律は地域ごと(現在の国ごと)に異なっている方が自然な気がします。
・・・とおっしゃっているように、そのような状態を良しとするなら別に「地球連邦」にこだわる必要は無いような気がします。各国の自主性を尊重するのなら、とことん民族性を尊重した方が良くないですか?

「地球連邦」だとか「地球市民」なる言葉は語感が良いので、あたかも“人類究極の目標”であるかのように捉えられがちですが、それがどのような状態の世界なのか具体的にイメージしてみることも必要でしょう。あと「自由」や「平等」さらには「民主主義」なんて言葉も“絶対的な正義”として言葉だけが一人歩きしているような気がします。自由だから、平等だから、民主主義だから人間が幸せになるわけではない。自由も平等も民主主義も人間が幸せになるための「手段」に過ぎません。言葉のイメージに捉えられることなく、真に有効な手段を選択する事が人類の進化にとって重要なのではないでしょうか。

人が人らしく生きる為の第一歩は「衣食住」が足りる事です。宗教戦争も、その元を辿れば貧困や貧富の差が原因になっていることが多い。宗教は戦争の理由付けに使われていることが多いのです。どんな宗教を信仰しようと、(国レベルで)衣食住が満たされていれば、わざわざ現状を破壊してまで戦争しようなんて考える国は極少数でしょう。私が「地球連邦」より「貧富の差の克服」・「損得勘定」を重要視する理由はそこにあります。


・・・しかし、ここまで議論して感じたのですが、私とヨシタコヴィチさんとの間には、さほど見解の相違は無いようです。人間「衣食住」が足りて冷静に語り合えばお互い理解し合えるということですね(笑)。

[89]渡れば怖いさんからのコメント(2002年09月03日 01時22分55秒 ) パスワード
  

斜めだよ!人生は…
[90]ヨシタコヴィチさんからのコメント(2002年09月03日 02時26分56秒 ) パスワード
  

>私とヨシタコヴィチさんとの間には、さほど見解の相違は無いようです。

ですね。見解の相違とは言っても小さな小さな違いのように思います。文章にするとけっこう際だつものですね。
流れが言葉遊びのようになってきましたが、こういうの割と好きなんで(^o^)もう少し続けさせて下さい。

●統一ルールについて。
アメリカ合衆国は各州で異なる法律を有するといっても軍は一本です。それを制御できるだけの巨大な権力と決定権が政府にはゆだねられている訳ですが、よりどころとなっている合衆国全体の統一ルールはアメリカ国民にとって制限の多い窮屈なものなのかどうか、そのへんが実感として私にはよくわからないです。軍事以外に関しては想像以上にアバウトな社会であるようにも見受けられるんですが・・・。
むろん、アメリカ型が究極的理想像だなどとは決して考えていませんよ。あくまで一例としてあげてみました。

●「衣食住」が足りる事
この事自体は否定しないんですが、今ひとつ私が引っかかっている点はこうした物質欲には際限がない事なんですね。「足るを知る」という日本人なら大切に思う哲学を人類は理解できないものなんだろうかと考えてしまいます。国民性は違ってもギリシャやドイツやイギリスの哲学を私たちが受け入れているようにね。りっぱな考え方なら文化の違いを乗り越えて人類共有の財産にできるように思います。

どちらも「程度によるさー」という問題なんでしょう。だから最終的には「物質」よりも「精神」を重要視しています。

ところで「ののさまののさま」って・・・。神様仏様、お天道様お月様? 大東亜共栄圏と勘違いしないでね。
人生が斜め・・・これもよくわかりませんね。♪浪花節だよ人生いろいろ♪
[91]視野の狭い人が多いねぇさんからのコメント(2002年09月03日 11時21分02秒 ) パスワード
  

右田くんの脳内世界には、「アメリカ」という国はないのかねぇ。
うらやましいなぁ。

アメリカが

「金」を出せと言えば
「へへー、どうかお納めください」とお金を差し出し
「物」を出せと言えば
「へへー、どうかお納めください」と物を差し出し
「人」を出せと言えば
「へへー、喜んで協力させてもらいます。」と「人」を出す

そういう国をはたから見ていて「尊敬」できるんだぁ
もっと広い視野を持つと別の見方ができるよ。
日本の未来を危惧するさんは、その事をいってるんでないの

[92]不可触民さんからのコメント(2002年09月03日 22時30分11秒 ) パスワード
  

>よりどころとなっている合衆国全体の統一ルールはアメリカ国民にとって制限の多い窮屈なものなのかどうか、そのへんが実感として私にはよくわからないです。

アメリカ国民にとっては窮屈さ(デメリット)より心地よさ(メリット)の方が勝っているのでしょう。そう感じる人が集まって、結果として「国家」が形成されているのですから。国家とは政府が創造したものではなく、公約数的に価値観や利害の一致する人達が寄り集まって形成されたのもです。

しかし、それはあくまでアメリカの価値観(ルール)であり、他国の価値観から見れば鬱陶しく思えることもあります。これはヨーロッパルールでも中国ルールでも日本ルールでも同じことでしょう。もし、地球を単一国家に統一する方が人類にとって実質的に心地よいものなら、とっくに「地球連邦」は実現しているはずです。そうならずに人類が結果的に国家という単位でまとまっているのは、それが人々にとって自然な姿だからではないでしょうか。

システムを構築する場合はなるべく自然に逆らわない方式が良い、というのが私の持論です。

>今ひとつ私が引っかかっている点はこうした物質欲には際限がない事なんですね。
全くその通りだと思います。
私が「貧富の差の克服」と言ったのは、全ての発展途上国の生活レベルを先進国のレベルに上げると言う意味ではなく、途上国の生活レベルを上げるのと同時に、先進国のエネルギー消費レベルは下げるという意味です。そうしないとまず資源が枯渇します。CO2の排出量も許容範囲を遥かにオーバーするでしょう。これからは「冨」の分配より「エネルギー」の公平な分配がより重要な国家問題になるかもしれません。

・・・長くなりましたが、そろそろサーバの負荷も限界でしょうし、スレッドのテーマとかけ離れつつあるので私レスはそろそろ終わりにしておきます。なかなか有意義な議論でした。
お付き合いいただきありがとうございました、ヨシタコヴィチさん。

[93]ヨシタコヴィチさんからのコメント(2002年09月04日 00時36分14秒 ) パスワード
  

不可触民さん、こちらこそいろいろ教えていただき、ありがとうございました。とても勉強になりました。
スレッドのテーマからはずいぶんそれてスレ主さんに申し訳ないと思いつつ、普段考えたこともないテーマに向き合ってみるいい機会になって個人的には良かったなあと思っています。
またいつかこんな機会があるとうれしいですね。「エアコン」なんてのも本当は大事なテーマだと思うんですけどねえ。。。。
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