２００２（平成１４）年「世界地方都市十字路会議」（国土交通省所管）を下関市で開催することとなりました。官民一体の実行委員会主催という形での市民参加型会議を考えており、御協力いただける方の募集等も考えておりますので、よろしくお願いします。
２００２年は４月下旬から５月下旬にかけて、ＩＷＣ（国際捕鯨委員会）も下関市で開催されますので、市役所としても大忙しですが、２００１年に続いて２００２年も下関市は熱いねえ、という雰囲気をつくっていけるよう市民のみなさんも巻き込んで頑張っていきたいと思います。

１ テーマ
　・海峡を活かしたまちづくり

２　目的
　・下関市改称１００周年記念イベントに位置付け、市民参画で市民に元気と活力を与える。
　・「観光都市」「国際都市」にふさわしいまちづくりを進める上での相互研究に資する。
　・トルコ・イスタンブル市との姉妹都市締結３０周年記念行事に位置付け、さらなる両市の親善を推進する。

３　担当部局
・主催は国土交通省（都市・地域整備局地方整備課）、下関市（総合政策部国際交流課）のほか、官民一体の実行委員会を組織することとしており、市民の積極的な参画が求められている。

４ 開催場所・時期
　・海峡メッセ
・２００２年秋頃

５ 参加候補地
　・ボスポラス海峡［イスタンブル市］　※姉妹都市
・津軽海峡［函館市、青森市］　※日本海峡フォーラム関係都市
　・関門海峡［北九州市、下関市］
　・前年度開催都市［姫路市］
・その他海外からいくつかの海峡都市の来関を予定。

６ 予算見込み額
・過去の開催事例を参考にすると、地元負担は約２，０００万円
・海外招致都市の招致経費（往復旅費・国内滞在費）は国庫負担

７ 市民のみなさんへの提案
・民主導の併催イベントを検討できないか。
　・会議のプロデュース・進行・広報等で民間の参画はできないか。
　・アトラクション・講演などでの参加はできないか。
　・上記のようなことを検討する準備委員会を発足したい。官側は市国際交流課が事務局を務めるが、民側の事務局も立ち上げ、名実ともに官民一体型の取組とし、下関市第４次総合計画の第１章で位置づけている「市民が主体のまちづくり」の先進的モデル事例としたい。

※世界地方都市十字路会議とは
　国土交通省（旧国土庁）所管の国際会議で、世界の特色ある地方都市が一堂に会し、地域の活性化について意見交換をする。同じような地域づくりのテーマを抱えた国内外の７〜１０都市程度が参加。今年の第１０回会議は世界遺産「姫路城」を有する兵庫県姫路市で、世界遺産を有する都市が集まり「歴史遺産を活かしたまちづくり」をテーマに６／１４に開催された。次回開催都市として江島市長も出席し、開催旗を引き継ぐとともに、下関市の来年に向けた意気込み・下関市の魅力をＰＲ。　
※日本海峡フォーラムとは
　下関市、北九州市、青森市、函館市の関門・津軽両海峡の４市長が毎年持ち回りで集い、まちづくりなどについて意見交換する会議で、今年は第１３回会合が１０／２９に北九州市のステーションホテル小倉で開催される。