[1] | 牛馬鹿丸さんからのコメント(2001年06月04日 00時43分16秒 ) | パスワード |
他人の主観についてとやかく言うのは本意ではありませんが、最近の議論も含めてちょっと思うところがありましたので、語らせて頂きます。
みなみんさんが挙げられた点については、先月の「朝まで生テレビ」で議論してましたね。御覧になられましたか?
新しい歴史教科書については、神話の問題や、古代史における誤認等があり広く支持できるものではありません。ただし近代史の部分については、そのほとんどの部分が解釈の違いで、事実を改竄したとはとても言い切れないのではと思いました。
この教科書の採択に反対している人たちはいったい何を恐れているのでしょうか?愛国心を持つことによって、日本が再びアジアを侵略するとでも?それこそアナクロニズムなのでは?
多面的に物事を捉えれば、彼等のような意見が出てくるのも当然の成りゆきと言えますし、言論の自由の中ではむしろそれが健全であるとさえ思います。
[2] | 月読命さんからのコメント(2001年06月04日 04時18分32秒 ) | パスワード |
とりあえず質問
>神話が数ページ登場します。よく読まないと史実と勘違いする記述の仕方です。
どのあたりが史実だと勘違いするのでしょうか?
>神武や日本武尊の東征のルート図が掲載されていますからますます史実と勘違いします。
伝承ではこういうルートを通ったとされている。
という説明の為の地図に過ぎないと思います。
まさかこの地図だけを見るのでしょうか?
地図の上の本文の部分には「カラスが道案内をした」やら「金色のトビが稲光のように光って敵の目をくらました」やら到底史実だとは思いようの無い話が満載です。
これを読んで「史実」だと思うには「クスリでもやっておく必要がある」と思います。
>三種の神器の由来も書いてあります。
由来を書くとまずいのでしょうか?
>天の岩戸の前での踊りについては「陰部を見せた」ことまで詳しく記載されていてびっくりしました。
「腰の衣のひもを陰部までおしさげた」という記述の事だと思うのですが、どこにびっくりするのでしょうか?
「陰部」って単語にピンポイントで反応したのですか?
>教育勅語全文が掲載されています。近代日本の国民の背骨を形成したという何とも情緒的な表現による解説がされているのには驚きました。
近代日本の国民の背骨を形成したというのはその通りの事ではないでしょうか?
情緒的というのはあなたの個人的な感想であって勝手に感じて勝手に驚いただけの事。
>昭和天皇は平和を希求し、国民のことを常に思って行動したとその生涯をまとめています。
これまた事実とは違うのかな?
事実とは違うという点を具体例も沿えて提示して頂きたいものです。
>124代となっているので初代は神武天皇となります。存在が確認されていない神話 上の人物から数えているわけで、そうなると上記の神話はやっぱり史実として扱われているのだなと思いました。
天皇自身が124代だと名乗っていたのではないの?
即位の時にも124代として即位したんじゃないの?
今の天皇が即位する時には神話がどうとか言って12代ほど差っ引いて報道したりしていたんですか?
神話も史実として扱った事になる?
馬鹿馬鹿しい、何か妄想に憑かれてるのでは?
>太平洋戦争は大東亜戦争と記載され
当時の人達が大東亜戦争と言っていたのですからどちらを使っても問題ないのではないでしょうか?
>大東亜共栄圏構想も朝鮮併合も満州国建国も太平洋戦争も記述の調子はみんな「よいことをした」と感じられる記述です
これも個人が勝手に感じただけの話ですね?
「良い事をした」などとは一言も書いてありませんね。
ここまで言うならどこをどう読めば「よいことをした」と感じられるのか具体的な指摘をして欲しいですね。これじゃただの言いがかり。
>自衛隊も同様です。集団的自衛権についても肯定的な記載があります。
自衛隊が何と同様なのかさっぱりわからない。
集団的自衛権に肯定的な記載というのは何ページですか?
>核兵器の廃絶については理想論・空論として結論付けてあります。
核兵器を全廃した後に条約破りをして1国でこっそり作られたら極めて危険。
と指摘してる部分の事だと思うのですが、実際その通りだと思いますが、もう少しどこが問題なのか踏み込んで書いてもらえませんか?
牛馬鹿丸もちらっと言ってましたが、みなみさんが言ってる話は今までにテレビや雑誌などで散々やってきて全部決着がついた話ばかり。
そもそも内容に問題があるというなら、検定を通した文部科学省に言いなさい(笑)
[3] | なぎさんからのコメント(2001年06月04日 13時42分45秒 ) | パスワード |
昨日、京都で入手し帰りの道すがら電車の中で読み切りました。
以下感想。
、、、普通の教科書じゃん、、、
感想は以上です。
想像以上にふつうでした(笑)
で、みなみさんへのレスをば。
ども、はじめまして。
>太平洋戦争は大東亜戦争と記載され、
市販本にはこうあります。(『』内は市販本からの引用です)
『日本政府はこの戦争を大東亜戦争と命名した
(戦後アメリカ側がこの名称を禁止したので太平洋戦争という用語が一般的になった)。』
と、ちゃんと書いてありますよね。
大東亜戦争と一言でも記載したらいけないんですか?
>大東亜共栄圏構想も朝鮮併合も満州国建国も太平洋戦争も記述の調子はみんな「よいことをした」
>と感じられる記述です。
市販本の『アジア諸国と日本』の項(281ページ)に「悪い事」も書いてあります。
『しかし、大東亜共栄圏のもとでは、日本語教育や神社参拝が強要されたので現地の人の反発が強まった。
また、戦局が悪化し、日本軍によって現地の人々が過酷な労働に従事される場合もしばしばおきた。』
以下若干「悪い事」続きます。
もし「よいことをした」という記述の調子があるのなら、具体的にあげてください。
特に満州事変については「そういう調子」では無いとおもいますが。
>これらの事柄を他国への侵略行為だと考えている僕にとっては認めがたいものです。
ながくなるのでいちいち申しませんが、
これらの事柄、、、っと、すべてひっくるめて同列に扱うのはいかがなものでしょうか?
それぞれの事例、全部違いますよ。
神話の部分についても(13)日本の神話「神話とは」の最初に、
『世界の民族には、さまざまな神話や伝説があり、
古代の人々の考え方や暮らしぶりを知る上での重要な文化遺産となっている。』(60ページ)
と書いてあって、
ちょっと戻りますが、日本武尊と弟橘媛というコラム(42〜43ページ)の最期には、
『全国には、神話に由来する地名が多く残っている。
自分たちのすんでいる地域にある地名の由来を調べてみよう』とか、
さらに戻って、日本語の起源と神話の発生というコラム(30〜31ページ)には、
『日本神話もそうした口承の遺産である。
一般に神話には、科学的にはすぐに説明のつかない不思議な話がおおい。』
として、オオゲツヒメをスサノオノミコトが殺して、その死体から大豆や麦などが発生した神話をあげ、
同様の話を持つ、ニューギニアやメラネシアとの共通点を示唆し
『縄文時代に南から新しい文化の渡来があったのではないかともいわれている。』
としています。
こういう記述が全体としてあるのに、史実と勘違いする生徒はいませんって(笑)
もしいたとしたら、それは教師の方の教え方が悪いのです。
というか、一部をことさらにあげて、悪印象を植え付けるやり方はいかがなものかな?
って、思います。
みなみさんのあげられている事というのは、すべてそういう事です。
みなみさんが、
「この教科書の出現を喜び、
採択を願って行動している人々はやっぱり「右翼」「皇国史観」とか呼ばれても仕方ないな」
という結論を持つのは御自由なのですが、
自由だとしても、そういう「レッテル貼り」はやめてほしいです。
この教科書のどの部分が「右翼」で「皇国史観」なのかさっぱりわかりませんし。
ってか「皇国史観」って定義、良くわかりません。
逆に、
「この教科書の出現を悲しみ、不採択を願って行動している人々は
やっぱり「左翼」「言論弾圧が好きな全体主義的」とか呼ばれても仕方ないな」
なーんて、結論をもたれる可能性もありますしねー、、、あんま、気持ちよくないでしょ?(笑)
この「市販本」の巻末に学習指導要領が掲載されていますが、
それに沿った内容である事は間違いないと、思います。
学習指導要領に反対するのならそういう運動をされればよろしいかとも思いますが、
そこから逸脱していないかぎり、教科書として出版される事は、
現時点ではなんら問題ないと、思うのですがいかがでしょうか?
[4] | 疑問さんからのコメント(2001年06月04日 13時55分37秒 ) | パスワード |
月読命さん
なぎさんがかかれていますが、
>市販本の『アジア諸国と日本』の項(281ページ)に「悪い事」も書いてあります。
>『しかし、大東亜共栄圏のもとでは、日本語教育や神社参拝が強要されたので現地の人の反発が強まった。
> また、戦局が悪化し、日本軍によって現地の人々が過酷な労働に従事される場合もしばしばおきた。』
となってますから、「日本語の強要」があったと認めたら?
[5] | 月読命さんからのコメント(2001年06月04日 16時30分51秒 ) |
本人によりコメントは削除されました。 2001年06月04日 16時34分18秒
[6] | 月読命さんからのコメント(2001年06月04日 16時36分47秒 ) | パスワード |
ちとムカっと来たまま書いてしまったので書き直し。
疑問君へ:
『以後は具体的な事例も沿えた反論でお願いします。』
と言ったはずです。
「教科書に書いてるから」では「朝鮮人が言ってるから」と言ってるのと何一つ変わりません。
具体的な事例を沿えて出直して下さい。
[7] | 月読命さんからのコメント(2001年06月04日 17時01分26秒 ) | パスワード |
教育勅語を情緒的な表現による解説がしてあるので驚いた。
と言われてましたが、実際に教科書を読んでいない人にはどれほどの事が書いてあるのかわからないかと思います。
そこで実際に「どれほど情緒的な表現の解説か」参考までに読んで見て驚いてください(笑)
扶桑社「新しい歴史教科書」215ページ。
ページの上半分に「教育ニ関スル勅語」の全文と単語の説明書きがあります。
その下にページの4分の1、行数にして6行で解説があります。
「1890年、議会の召集に先立ち、天皇の名によって「教育ニ関スル勅語」(教育勅語)が発布された。これは、父母への孝行や、非常時には国のために尽くす姿勢、近代国家の国民としての心得を説いた教えで、1945(昭和20)年の終戦にいたるまで、各学校で用いられ、近代日本人の人格の背骨をなすものとなった。」
以上が新しい歴史教科書に記載された「驚くほど情緒的な表現」と言われた教育勅語の解説文です。
私にはただ、教育勅語の内容を簡単に説明してあるだけに見えます。
父母への孝行などの話は全部教育勅語の中に書いてある話です。
あとはいつ出来て、いつ使わなくなったかが書いてあるだけ。
これで情緒的というならば「教育勅語そのものが情緒的」という話だと思います。
[8] | 疑問さんからのコメント(2001年06月04日 21時24分08秒 ) | パスワード |
月読命君へ
>市販本の『アジア諸国と日本』の項(281ページ)に「悪い事」も書いてあります。
>『しかし、大東亜共栄圏のもとでは、日本語教育や神社参拝が強要されたので現地の人の反発が強まった。
> また、戦局が悪化し、日本軍によって現地の人々が過酷な労働に従事される場合もしばしばおきた。』
市販本の『アジア諸国と日本』の項(281ページ)に書いてあるそうです。
見てください。
[9] | 月読命さんからのコメント(2001年06月04日 21時33分15秒 ) | パスワード |
以後あっちのスレッドに統一する。
2つも使ってやる話じゃないね。
具体例を上げて反論してこない限りは相手をしませんよ。
[10] | 疑問さんからのコメント(2001年06月04日 21時55分31秒 ) | パスワード |
月読命君へ
>市販本の『アジア諸国と日本』の項(281ページ)に「悪い事」も書いてあります。
>『しかし、大東亜共栄圏のもとでは、日本語教育や神社参拝が強要されたので現地の人の反発が強まった。
> また、戦局が悪化し、日本軍によって現地の人々が過酷な労働に従事される場合もしばしばおきた。』
市販本の『アジア諸国と日本』の項(281ページ)に書いてあるそうです。
見てください。
それで疑問に思った場合は、編集元とか著者に具体的に聞いたらどうです?
[11] | みなみさんからのコメント(2001年06月07日 00時44分53秒 ) | パスワード |
私の書きこみに対する感想やご意見をくださった皆さんに感謝しつつ
こういうテーマで投稿すると、僕の考えとは対極にある人々からバンバン批判というか反論がくるだろうなと思いつつ投稿してしまいました。
自己の内部においてこの教科書への「決着がついている」人たちからは、僕のような非常に省略的で意を尽くさない表現には一つひとつ意見がつくだろうなとも思っていました。まさにそのとおりになりました、ハイ。
本名や住所その他明らかにしての「論争」「討論」の場ではない、基本的には無責任の場(こういうのも曖昧な表現ですね)である電子掲示板上のことですから、一つひとつにお答えする必要というか義務はないと思っていますのであしからず。(僕にはそれだけの能力も資料もありません。文献的には「この本にはこう書いてあるよ」とか言えるところもないではないですが、これやりだすときりがありませんものね)
いただいた感想や意見を踏まえつつ、もうちょっと僕の思いをいわせてもらうと、
@この教科書がよいと言われる方は当然この教科書の記述は基本的に正しいことだと思っておられるのですから、何も問題はないわけです。したがって決着済みでしょう。
A歴史の事実への解釈の違いというのは大きい事柄だと僕は思っています。「つくる会」副会長の高橋教授は南京大虐殺や従軍慰安婦は日本の歴史においては「茶碗のよごれ」のようなものと、あるところで書いておられます。僕はそう考えていません。そしてこの違いは解釈の違い以上のものであると思っています。
B愛国心は否定しません。日本に生まれてこなければよかったと思ったこともありません。この国を愛したいと思っています。しかし、「子どもたちが元気の出る歴史教科書でないといけない」と言ってこの教科書を支持している国会議員のように、つくる会教科書で愛国心が育つとは思えない僕なのです。
C神話を史実だと思うにはクスリでもやっておく必要があるかどうかについては、クスリの経験がないので何とも答えられません。ただ日本人の中には神話を史実だと思っている人たちは今も結構存在すると思いますよ。
D124代であると昭和天皇自身が語っていたから124代なのだというのはちょっとどうでしょうか。マスコミもそう報道したから124代というのもちょっと歴史としてはやっぱりどうなのだろうかと思っています。
E検定を通した文部科学省には文句を言ってます。僕の書きこみをたまたま読むであろう人を相手に文句言っているわけではありません。何か意見がちがったり、自分にとって気に食わない意見が出たときに「文句があるのならXXXXXに言えよ」と世間一般で権威や力があるものを引っ張り出してくるのはままあることですが。
F表現や出版、言論の自由は守られるべきものです。これらを弾圧したものは全体主義者だけではなく歴史上多く存在しましたが、許せないことだと思っています。ただ教科書は何でもOkではないと思います。だから検定を通過させたことがおかしいとも思っているんです。
本日はこれまでおやすみなさい。
[12] | まゆさんからのコメント(2001年06月07日 01時06分43秒 ) | パスワード |
話題になってるので、今日近くの本屋さんで買ってきました。
中学生の時は、歴史ってぜんぜんキョーミなかったのに、
お金払って教科書の本を買うなんて、不思議な気分。
少し大人になったのかな?
読んでみたら、、、なんかおもしろいじゃないですか!
まだ半分しか見てないけど、歴史が好きになりそうです。。。
みなみさん、そのほか紹介してくれたみなさん、ありがとうございました!
ともだちにも、すすめてみます。
[13] | KORNさんからのコメント(2001年06月07日 22時28分16秒 ) | パスワード |
私も大人になってからお金出して「教科書」を買うとは思いませんでした(笑)
しかし内容が公開される前から某大新聞に徹底的に批判され、一部の現役教師をして「政府が日本を軍国主義にするための道具」とまで言わしめた”話題の本”ですから読まないわけにはいかないでしょう。
読み終えた感想ですが・・・
“日本を軍事大国化”する為の手段としてはお粗末過ぎます。
しかし、教科書としては読んで面白い部類に入るのではないでしょうか。
著者の目論みは本当に「日本の軍事大国化」なのでしょうか?
で、みなみさんが書いておられる懸念について。
>「つくる会」副会長の高橋教授は南京大虐殺や従軍慰安婦は日本の歴史においては「茶碗のよごれ」のようなものと、あるところで書いておられます。
●この「歴史教科書」にはそのようなことは一言も書かれていませんよね。
>ただ日本人の中には神話を史実だと思っている人たちは今も結構存在すると思いますよ。
●この「歴史教科書」には神話を“史実”だとは書いていませんよね。神話を“神話”として紹介しています。神話を掲載したらマズイですか?(余談ですが、個人的には「なぜ神話が生まれたのか」というテーマは歴史を学ぶ上で非常に興味深いポイントだと思います)
>つくる会教科書で愛国心が育つとは思えない僕なのです。
● 今の教科書なら愛国心が育つのでしょうか。
ま、批判したい人は「批判する為に」読んでしまいがちですから、ある意味仕方ないでしょう。しかし書物を批判するなら、あくまで書かれてある事に対して批判すべきではないでしょうか。その意味において、今回の教科書の「市販化」は非常に面白い試みだと思いました。そもそも公開される前に先入観で批判されるなんておかしくありませんか?これにならって他の検定合格教科書も市販されることを望みます。我々の子供が読む教科書です。採用前にどんどん「情報開示」してほしいものです。
しかし、これほど教育界で「日本の歴史」が話題になることって珍しいのではないでしょうか。私が教師なら絶好のチャンスとばかり子供達に歴史を学ぶ面白さを教えますけどね。もし、教科書に日本を軍事大国化(?)させるほどの影響力があると思っている教師がいらっしゃるのなら、ぜひその影響力を良い方向に向かわせるようがんばっていただきたいものです。(これは真剣に思っています)
[14] | なぎさんからのコメント(2001年06月07日 23時39分49秒 ) | パスワード |
みなみさんへ
返答の義務はないでしょうけど「レスについて考える」くらいはして欲しいです、はい。
基本的にKORNさんが書かれている事と同じで、
教科書を書いた人がこういっているからとかってのは止めましょうよ(笑)
教科書が市販されていて入手できるわけですから、
それについて批判をする分にはいっこうにかまいませんが。
また、こまごまとしますけど、、、
「ただ日本人の中には神話を史実だと思っている人たちは今も結構存在すると思いますよ。」
というのも想像でしかないですよねー。
なんなら神話すら知らない人の方が多いんですよ。
天皇の124代っていうのも日本書紀や古事記などの記述の裏付けがあっての事なわけで、
勝手に言ってってるわけではないんですよ(笑)
一つ質問なんですが、
みなみさんが何故この教科書が「ダメ」だと思われるんですか?
右翼だの皇国史観だのいう定義があやふやな言葉を使わずに説明していただけないでしょうか?
具体的にどこがどうでこうだからダメって、説明していただけません?
「あの人たちがつくった教科書だからダメなんだ」っていうふうにしか、
みなみさんはおっしゃられていないような気がするのですが。
まっ、返答の義務はないんでしょうが(笑)
>KORNさん
この教科書で軍事大国化するのでしたら、日本以外の国は、皆、軍事大国になってしまいますね(笑)
また、何故神話はうまれたのか?とか、
神話のルーツを探ったりとかいう行為は、かなり面白いとおもいますねぇ。
このトピの(3)でも書きましたけど「つくる会」の教科書にはそういう記述がコラムでありますし。
なかなか歴史について興味を持つようになる、教科書ではないかと思います。
いちおう、教科書の展示会とか各地で開かれてますけど、なかなか、見に行けませんからね。
やはり子供の教科書は一応一通り、みてみたいです。
[15] | KORNさんからのコメント(2001年06月08日 00時51分37秒 ) | パスワード |
>教科書を書いた人がこういっているからとかってのは止めましょうよ(笑)
>教科書が市販されていて入手できるわけですから、
>それについて批判をする分にはいっこうにかまいませんが。
同感です。書いてあることを元に冷静に論じる、
それこそがまさに「学問的」なアプローチだと思います。
>この教科書で軍事大国化するのでしたら、日本以外の国は、皆、軍事大国になってしまいますね(笑)
そうですね。
まあ、中国や北朝鮮くらい徹底してやれば軍事大国化するのかもしれませんが。
・・・ってことは中国や北朝鮮は「右翼」なのだろうか(苦笑)
日本は国定教科書ではなく選択方式ですから、かなり安全側です。
今回も選択肢がひとつ増えたと言うだけの話だと思うのですが。
[16] | ふみちゃんさんからのコメント(2001年06月08日 01時13分50秒 ) | パスワード |
みなみさんへ
>見本本を読む機会がありました
>検定を通した文部科学省には文句を言ってます。
学校の先生でいらっしゃるのでしょうか?それとも、いわゆる“市民グループ”のメンバーのかたかしら? 一般人は見本本は見られないですから。
>日本人の中には神話を史実だと思っている人たち
>は今も結構存在すると思いますよ。
なんだか、日本人の知的レベルを馬鹿にしてません?そんな蒙昧な日本人はいないでしょ。
>表現や出版、言論の自由は守られるべき……ただ教科書は
>何でもOkではないと思います。だから検定を通過させたこ
>とがおかしいとも思っているんです。
言論の自由があるからあなたがそう考えるのも、文部省に文句言うのも認められた権利なんでしょうけど、ここであなたが言われることはつまり、『特定の思想だけを教科書に載せるべき。』と言ってるのと同じことなんですよ。それはあなたのお嫌いな全体主義の思想ではないですか。全体主義は嫌いとあなたが言っても、求めているものが全体主義的思想に基づくものであるから、文章に説得力がありませんよ。
>一つひとつにお答えする必要というか義務はないと
>思っていますのであしからず。
義務はないですね(管理人様をさしおいてごめんなさい!)
返事するのもしないのも自由ですが、スレッドを立てたからには責任が、ましてや反響が大きいと初めからお思いであったのでしたら、反論への反論をあらかじめ準備なさった方が男らしいと思いますが。(女性でしたらごめんなさいね)
[17] | ふみちゃんさんからのコメント(2001年06月08日 01時36分36秒 ) | パスワード |
>核兵器の使用がもたらす悲劇については記載がほとんど
ありませんから、この教科書は核肯定なんだと思われて
も仕方がないなと思いました。
この教科書の書き方が核肯定なんですか…
では、以下の記述は核肯定でしょうか、核否定でしょうか。
『世界の核兵器を保有する覇権主義国家が、原子爆弾を使ってわが国と世界の一部の国に対して威嚇を行った。わが国が原子爆弾を持つことによって、彼らの核独占を打ち破り、国防力を強化することができ、世界平和の擁護に重要な意義を持つようになる。』
お隣のお国の小学校教科書からの引用です。
[18] | 非文化人代表さんからのコメント(2001年06月08日 01時39分07秒 ) | パスワード |
>日本は国定教科書ではなく選択方式ですから、かなり安全側です。
>今回も選択肢がひとつ増えたと言うだけの話だと思うのですが。
「世の一般的な」大人の世界では、いよいよ勝負あったようです。勝負あったというのは、どっちが正しいか正しくないかとかいった勝負ではなくて、この本はこの本で「なかなかいいじゃないか」と認められたかどうかという意味での勝負のことですが。
しかし教科書選択の段階では、またいろいろあるんでしょうね。この教科書じゃ受験に不利だとか、妙な理屈を前面に出そうとする人達もあるでしょうし(まあ、そういうことを言い出す人は、そこまで追い詰められているってことでしょうが)。
私の想像では、現在の教師はこの教科書を出来ることなら現場で使いたくないと思っている人が多いように思うのです(内容が嫌だという積極的な意味だけでなく、これまでの自分の授業内容・パターンと勝手が違ってくるのは今さら面倒だという消極的な意味でも)。従って、直接教師が教科書を選ぶわけじゃないにしても、結果的にこの教科書が選択されるケースは極めて少ないんじゃないかと思ったり、もし逆に世のムードに押されてなだれを打ってこの教科書ばかりが選択されたとしたら、それはそれでどう解釈したらいいのかとまどったり…。いずれにしても、今年のこれからの動きが注目されます。
[19] | 月読命さんからのコメント(2001年06月08日 03時58分23秒 ) | パスワード |
みなみさんへ:
>@この教科書がよいと言われる方は当然この教科書の記述は基本的に正しいことだと思っておられるのですから、何も問題はないわけです。したがって決着済みでしょう。
この教科書の記述の一体にどこに誤りがあるのか指摘して頂きたい。
記述内容に誤りがあるならばそれこそ再修正の必要があります。
「この本はデタラメだ!」とただ騒ぐだけでは単なる誹謗だ。
あなたは神話がどうとかは指摘していたが、記述が正しくないとしたらそちらの方が重大な問題なのだから優先して指摘してはどうか?
>A歴史の事実への解釈の違いというのは大きい事柄だと僕は思っています。「つくる会」副会長の高橋教授は南京大虐殺や従軍慰安婦は日本の歴史においては「茶碗のよごれ」のようなものと、あるところで書いておられます。僕はそう考えていません。そしてこの違いは解釈の違い以上のものであると思っています。
この教科書に実際に記述された内容だけが評価の対象となるのである。
あなたと違う解釈をしている人間が関与しているから駄目という事か?
だとしたら正気とは思えない。
>B愛国心は否定しません。日本に生まれてこなければよかったと思ったこともありません。この国を愛したいと思っています。しかし、「子どもたちが元気の出る歴史教科書でないといけない」と言ってこの教科書を支持している国会議員のように、つくる会教科書で愛国心が育つとは思えない僕なのです。
あなたが思えないだけであって、多くの人が評価している。
今までの教科書で元気が出るとか愛国心が育つと思っているのだろうか?
そうは思えない多くの人がつくる会の教科書を評価し、これまでの教科書を批判しているという現実があるのでは?
>C神話を史実だと思うにはクスリでもやっておく必要があるかどうかについては、クスリの経験がないので何とも答えられません。ただ日本人の中には神話を史実だと思っている人たちは今も結構存在すると思いますよ。
私は「これを読んで」書いてある神話を事実だと思うにはクスリでも使う必要があると書いています。
つまり「あの教科書の記述では史実だと勘違いする」という馬鹿げた話に対して述べているのである。
私の発言も教科書も曲解せずに書いてある通りお読み頂きたいものです。
体から麦やら稲が生えてきたなどという話や目や鼻から次々に神様が生まれたなどという神話を史実だと思っている人は神道関係者にも居ないだろう。
>D124代であると昭和天皇自身が語っていたから124代なのだというのはちょっとどうでしょうか。マスコミもそう報道したから124代というのもちょっと歴史としてはやっぱりどうなのだろうかと思っています。
なぎさんも書かれている通り。
古事記や日本書紀に実際に書いてある。
つくる会や今の天皇陛下が勝手に話を創って語っているのではない。
>E検定を通した文部科学省には文句を言ってます。僕の書きこみをたまたま読むであろう人を相手に文句言っているわけではありません。何か意見がちがったり、自分にとって気に食わない意見が出たときに「文句があるのならXXXXXに言えよ」と世間一般で権威や力があるものを引っ張り出してくるのはままあることですが。
教科書検定を通った以上、内容に関しては文部科学省が認めた物である。
内容に問題があるなら検定を通した責任者たる文部科学省に言うべきだという事は何も強者や権威にすがるような事ではない。
何か考え違いをしているのではないか?
>F表現や出版、言論の自由は守られるべきものです。これらを弾圧したものは全体主義者だけではなく歴史上多く存在しましたが、許せないことだと思っています。ただ教科書は何でもOkではないと思います。だから検定を通過させたことがおかしいとも思っているんです。
上でみなみ殿自身が「書いた人間の解釈に問題がある」と書いていたと思うが・・・
この項目と相反するものがあるのではないか?
表現や出版・言論の自由が守られるべきならば他にどんな本を出版していても問題はないはずだし、どんな解釈をしていようが問題は無いはずだ。
つくる会の教科書は検定で137箇所の修正を行っている。
「何でもOK」ではないからこそ検定があり、修正も行ったのではないか?
[20] | 疑問さんからのコメント(2001年06月08日 10時10分54秒 ) | パスワード |
[19]へ
疑問に思った場合は、編集元とか著者に具体的に聞いたらどうです?
それとも、聞くに聞けない理由がおありとか?
[21] | 疑問へ疑問さんからのコメント(2001年06月08日 12時28分45秒 ) | パスワード |
[20]へ
みなみさんと意見交換をしてるのを、みんな楽しみにしてるのだから、
こういう冷や水をかけるようなレスは入れるな。わかったか。
[22] | なぎさんからのコメント(2001年06月08日 15時38分24秒 ) | パスワード |
さういへば、、、実際に先日の「朝生」で、東大教授の姜尚中さんが、
「作る会の教科書使ったら入試には通りません!」なんて事、おっしゃってましたね(笑)
個人的に、ですが、「つくる会」の教科書は、これまでの教科書よりも歴史の流れが理解しやすく、逆に成績があがるように思うんですが、どうでしょう。
一時代前の学研マンガ「日本の歴史」みたいな感じですねー。
(余談ですが最近の各社のマンガ「日本の歴史」は教科書を反映していて、結構「左傾化」してます)
英語の授業でもユダヤ人を救った「命のビザ」の杉原千畝さんを扱った部分は、
他の部分よりも点数があがるという事を聞いた事があります。
やはり「ポジティブ」な記述の方が記憶しやすいように思います。
まっ、成績をあげる為に勉強するわけでは無いのですから、
どうでもいいといえばどうでもいいことなんですけどね(笑)
[23] | ふみちゃんさんからのコメント(2001年06月08日 23時14分19秒 ) | パスワード |
>「つくる会」の教科書は、これまでの教科書よりも
>歴史の流れが理解しやすく、逆に成績があがるよう
>に思うんですが、どうでしょう
マルクス主義を信奉する教授達が文系の大学には多いでしょうから、歴史の記述問題を学生の思想検閲に利用してるのでは?と思えてしまいます。だから、つくる会的な解釈を入試の答案に書いたら、少なくとも(姜尚中氏が教官をやってる)東大は落とされるんでしょうね(笑)
>成績をあげる為に勉強するわけでは無いのですから、
>どうでもいいといえばどうでもいいことなんですけどね(笑)
確かに。この教科書は、教科書というよりは読み物ですね。読んでるうちに、成績のことは気にならなくなります。わくわくして。(もっとももう試験とは縁のない年齢ですが)
それにしても、この教科書に理論的に反論してくる人がいれば、もっと面白いスレッドとなるのでしょうけどねえ。ほとんどが肯定的な意見では、それはそれで刺激が少ないですね。以前の教科書問題を扱ったスレッドでは左派の人も参加してくれて、きちんとレスしてくれるものだから論破しがいがあったのに、ここでは寂しいかぎりです。ぜひ、こんちゃんにも“科学的共産思想”に基づいた感想を伺いたいものです。市議会で忙しくてそれどころではないのでしょうけど。
[24] | 渡辺慶太郎さんからのコメント(2001年06月09日 09時51分18秒 ) | パスワード |
事実はやはり強いのです。左翼の人たちは「事実」を見ようとしません。
従って「イデオロギー」に頼るのです。しかし、そのイデオロギーも
必ず事実によって反駁されます。従って、現在の日本はそのあたりまえ
の情勢になったということでしょう。
これは別のところで書きましたが、今までの歴史教科書は戦後の日本の
繁栄・発展を無視するどころか否定した発想で歴史教科書をつくって
きましたが、経済が右肩あがりの時代ならばそうこういう矛盾をふくん
だというか「実感」にそぐわない教科書であっても我慢できたのでしょう
が、この10年の平成不況で文字どおり日本人の心はかなりのダメージ
を受けました。
さらにまた、「冷たい戦争」の終結により、世界の経済は単一の経済マ
ーケットに結びあわさっていくなかで、いわゆるグロバリーゼーション
の波が起きるなかでそれに対応しようとすると逆に日本人としてのアイ
デンテイテイを求めるという方向、そうして見たときにあまりにも自分
たちの生活実感にかけ離れた教科書の存在につきあたるわけです。
中国政府,韓国政府の対応は逆に日本人に歴史の見直しを迫る機会を
提供することになります。これは今までとは大きな違いです。現に2
年前、江沢民が来日したときに行ったあの日本に対する姿勢、あれが
この歴史を見直す機会を加速度的に与えたことは事実です。
それにもまして日本人がきちんとつかんでおかないといけないことは
今の日本があるのは、広範な自由を国が保障したということなのです。
中国と比較すればそれはもう問題になりません。今でも選挙のない
中国共産党一党独裁体制の国だからです。台湾が初めて総統民選をや
ったときに何をしましたか。台湾海峡にミサイルを打ち込み威嚇をお
こないました。
いったい共産主義とはなんなんでしょう。共産主義とはみんなが平等
にさらに自由を享受できるという思想じゃなかったのではないでしょ
うか。実際に起きてることは何か。独裁体制の力で国民をおさえつけ
自由を与えず階級ができるというまさにマルクス主義では考えられな
いような結果を生んでいるではないですか?
共産主義とは実は「戦争に適した」最善のシステムです。逆にいえば
戦争を前提にしないともたないシステムです。スターリン、毛沢東
金日成がやったことは何か?ソ連は戦争ができないためにつぶれて
しまいました。戦争には勝てるかもしれませんが、戦争ができない情勢
になり、「経済戦争」に変わったときにあっさり「資本主義陣営」い
いかえれば「自由主義陣営」に完膚なきまでに敗北を喫したのです。
その自由主義陣営として先頭にたつアメリカを支えたのが、日本とドイ
ツの「経済力」です。その経済力の強さは「自由を保障した」結果の
反映です。この自由を保障するため、また守るために国民は歴史にまな
び実感としてその恩恵を感じとる必要があると思うのです。
逆に日本に対して反発するような国があれば、実はその機会を日本人に
与えているということになります。従って、日本人は普通の感覚に戻る
という機会を提供していることにそれらの国は気づくべきです。集団
安全保障の論議はそのような背景から生まれているのです。
[25] | fumichanさんからのコメント(2001年06月10日 13時57分42秒 ) | パスワード |
さすがは渡辺慶太郎様、格調高い書き込みですね。この教科書問題に対し、数多くの知識人・文化人がメディアを通じて思うところを発表していますが、この行為が一種の踏み絵となって、一般の我々にも、この文化人がいったいどちらがわの人間かが分かります。
この教科書が実際に採択されないと、せっかく盛り上がった、日本人が歴史を取り戻す機運が水泡に帰すと思っておりましたが、約千円という安い価格で市販されたことで、この懸念はなくなりました。
ただですね…やっぱりこの教科書って、難しくないですかねえ。子供に考えさせる質問が随所にありますが、私にはこれが途方もなく難しい設問に思えてしまうのです。この市販本を読んだ方は、私の言ってることおわかりだと思うのですが、特に近代・現代の所の設問では、学者の間でも意見が分かれるのが多いでしょうね。
[26] | みなみさんからのコメント(2001年06月10日 21時15分14秒 ) | パスワード |
私の書きこみに対する感想やご意見をくださった皆さんに感謝しつつ・・・その2
@「学問的な」討論をこの掲示板上で期待されている方には申し分けありませんが、私はその相手とはなり得ませんのであしからず。
A反論があることを予想して反論の準備くらいしておけとの声もありましたが、この掲示板に書きこみするのにそんなことまで必要とは全く思っていません。まあ、ボールを投げておいて完全に無視というのはどうかと思いますが(別のスレッドではそういう人がいたことも経験上事実ですから)、それも許されるくらいじゃないと、ハンドルネームでの書きこみの意味はないのではないでしょうか。
B教科書に書かれた事実だけがこの教科書について考える資料ではないでしょう。もしそうならこれまでの教科書を批判し、つくる会教科書を支持する人たちの意見のなかに時に出てくる、これまでの教科書は左翼が書いたとか共産主義思想への傾倒があるなどという趣旨の発言はどうなるんでしょうか。「共産主義万歳」といった記述の教科書や「資本主義はよくない」といった記述の教科書に私は出会ったことがありません。
C山口県の徳山市で開かれたつくる会を支持する人たちの集会に招かれた西部邁氏の「日本の子どもたちは教科書で馬鹿になった・日本経済は経営者が日経を読むからだめになった・日本人は朝日を読むから馬鹿になった・明日から子どもたちに教科書を読まさないように」との発言や、前に書いたつくる会の高橋副会長の発言などを知ると、そういう考えの皆さんが中心になって書かれた教科書は、私の場合はごめん蒙りたいのです。
Dこれまでの教科書で愛国心が育つのかどうかですが、前にも書いたように私は私なりの愛国心があると思っていますがどうでしょうか。もちろん愛国心なんて教科書で育つようなものかは別の話ですが。
E文部省の検定を通ったから問題なしというのなら、これまでの教科書も検定を通過しているのですから問題なしではないでしょうか。つくる会はこれまでの教科書を批判して新しい教科書をつくったのですが、それは許されるというのは???です。
F過去の文献についての評価の仕方ですが、これはかなりまちまちでしょう。古事記や日本書紀が一級の史料であることはいうまでもないことですが、そこに書いてあることすべてが史実として認められたことではないと思っています。
本日はこれまでおやすみなさい。
[27] | kazzさんからのコメント(2001年06月11日 00時11分57秒 ) | パスワード |
これ以上、マッチポンプの扶桑社にもうけさせたくないので
この教科書は立ち読みします。
[28] | なぎさんからのコメント(2001年06月11日 00時34分41秒 ) | パスワード |
>みなみさんへ
なるほど、結局、具体的にダメな部分はあげられないんですねー(笑)
そんなもんでしょうかね。
『教科書に書かれた事実だけがこの教科書について考える資料ではないでしょう。』
この教科書で学ぶ生徒はこの教科書に書かれている事しか関係無いじゃないですか。
まぁ、、、「つくる会」に反対している面々を見てたら「つくる会」を賛成したくなる人もいるでしょう。
北朝鮮シンパで「地上の楽園」とかゆって北朝鮮への帰国事業を推進していた和田春樹さんとかですね(笑)
ただ、そんなこといいだしたらキリが無い。
だいたい西部さんは歴史は執筆してないですし。
『「共産主義万歳」といった記述の教科書や
「資本主義はよくない」といった記述の教科書に私は出会ったことがありません。』
そんな生々しい教科書は共産主義国家くらいでしょ(笑)
でもね、これまでの教科書は「共産主義チック」な教科書ではあると。
いわゆる階級闘争史観ともいうのでしょうか?
(階級闘争=経済的・政治的に対立する階級間の争い。
特にマルクス主義において、歴史の基本的な動因とされる。 )
よくいわれる例ですが、、、
これまでの教科書は常に支配者に反抗する人民の歴史として基本的には描かれてきていますよね。
一揆の連続というかなんというか。
じゃぁ、一揆で政体が変わった例がこれまでの日本史であったかといえば、全く無い。
江戸時代とか、特に一揆が多かったように強調されていますけど、
江戸幕府を倒そうとした一揆があったという話は、聞いたこともありません。
一揆は起こされた藩主にも厳罰が下されたといいます。
そのため藩主は一揆が起きないように良い藩政を心掛けた。
だからこそ江戸幕府は長きにわたって続きました。
つまり支配者vs民衆という階級闘争史観的構図はあまりあてはまらない。
またそういう歴史観になった原因もコミンテルンから発せられた数々の「テーゼ」をお手本にして、
近代日本を「封建的で絶対主義的で独占資本主義で帝国主義」の国家だと定義付ける為の研究をした
左翼系歴史学者の人たちが原因だと説明できます(by谷沢永一さんの著書から)
この他にもいろいろありますけど、
こういう一例からも「共産主義チック」な教科書と言えるわけですよ、今までの教科書は。
何も僕は「共産主義チックだからダメ」と言ってるわけでは無くて
「それでは日本史は教えられないからダメ」だとσ(^-^)は思うのです。
で、、、具体的に「つくる会」の教科書でダメだと思われる部分、指摘していただけませんか?
僕としても参考になるんですけど。。。
>fumichanさん
ちょいと微妙なトコありますねぇ。
教師の方の教え方次第だとは思いますけど、、、なかなか、、、うーん。
教師の方にもいろいろいらっしゃいますもんね(笑)
>kazzさん
マッチポンプというか、熱心に「宣伝」されたのは朝日新聞ですからねぇ。
朝日新聞と扶桑社がグルだったら笑えますけど(笑)
[29] | 串焼きさんからのコメント(2001年06月11日 16時11分21秒 ) | パスワード |
なぎさん
>そのため藩主は一揆が起きないように良い藩政を心掛けた。
>だからこそ江戸幕府は長きにわたって続きました。
>つまり支配者vs民衆という階級闘争史観的構図はあまりあてはまらない。
いやーすばらしい。
まったく、今までの教科書の弊害を見事に言っていますね。
こういうことをまじめに言えること自体、今までの教科書が
いかに、歴史の表面しかかかれていなかったか端的にあらわしていますよね。
>そのため藩主は一揆が起きないように良い藩政を心掛けた。
こりゃあたりまえのことでしょう。
だからこそ、生かさず殺さずなんですよ。
はむかえば、見せしめに、ひどい拷問とかしていますしね。
拷問の仕方は、江戸時代に最盛期を迎えたともいわれていますから
そうでしょう。
それが、明治時代に受け継がれ、特高も手本にしたとか。
fumichanさん
>ただですね…やっぱりこの教科書って、難しくないですかねえ。子供に考えさせる質>問が随所にありますが、私にはこれが途方もなく難しい設問に思えてしまうのです。
子供を馬鹿にしすぎてませんか?
そんなに難しいというのであれば、採択しないよう請願してはどうでしょう。
教育委員会に、理由は「難しすぎるから」と。
今の子供は、もっと頭を使わせたほうがいいんじゃないの。
使わないから、ろくなことに頭を使わなくなってんだと思いますけどね。
[30] | fumichanさんからのコメント(2001年06月11日 18時00分23秒 ) | パスワード |
>今の子供は、もっと頭を使わせたほうがいいんじゃないの。
>使わないから、ろくなことに頭を使わなくなってんだと思いますけどね。
賛成です。もっと言えば、クラブ活動で毎日へとへとにすれば少年犯罪は減ると思います。
なお、私が言った、難しい設問とは
1.なぜ、両大戦はそれまでの戦争に比べて圧倒的な被害を出したのだろうか。
2.現在と大正・昭和初期の人々の生活や考え方の違いを一覧表にしてみよう。
3.国際協力の重要性と私たちができる平和への貢献について、考えてみよう。
以上の3個です。
1については、教科書の筆者は、戦車や毒ガスの戦争投入とは別の回答を求めているように思います。2や3では、安全保障にかかわる問題であり、子供のレポートにするには重たすぎる課題です。串焼きさん、あなたには簡単なようですが、あなたならどう答えますか?子供に笑われないような回答を期待します。
[31] | 串焼きさんからのコメント(2001年06月11日 18時22分50秒 ) | パスワード |
>1については、教科書の筆者は、戦車や毒ガスの戦争投入とは別の回答を求めて>いるように思います。2や3では、安全保障にかかわる問題であり、
>子供のレポートにするには重たすぎる課題です。
こういう考え方をしている人が教員だと怖いですね。
子供を誘導して偏った考え方を植え付ける目的がありそうで。
子供には、重すぎるとは、子供でない人間の見方ですね。
子供を肉体的に鍛えるときに、子供には荷が重過ぎると箸以上重いものを
持たせない事が良いことだとは思えませんが。
考え方に柔軟性があり、自分で考えて自分で答えを見つける子供に育って
欲しいものです。
今の若者に目標がない、別にしたいこともない、というのは、全て
回りがお膳立てしてあげて、自分で考えなくてもすんでいたからでは?
[32] | 月読命さんからのコメント(2001年06月11日 19時04分28秒 ) | パスワード |
少年「おおかみがでたぞ〜〜〜」
村人「なに!どこに居るんだ? 何匹いるんだ?」
少年「具体的な話にはお答えする気もないし義務もないのでお相手しません」
こんな話では信用も賛同も得にくいと思うが・・・・・まぁいいや。
事実を無視してただ「デタラメ教科書」と騒ぐだけでは無責任な話。
そういえば前にインターネットの掲示板は無責任な場所と言ってましたね。
事実なんかどうでもいい、ただデタラメ本と叫んでこの教科書の評判を少しでも落としたい、少しでも悪印象を植え付けたいだけ。
という話ならとんでもない話です。
>これまでの教科書で愛国心が育つのかどうかですが、前にも書いたように私は私なりの愛国心があると思っていますがどうでしょうか。もちろん愛国心なんて教科書で育つようなものかは別の話ですが。
みなみさんの愛国心がどのような物かは存じ上げませんが・・・・・
反対派の一員である一部の共産主義者が次のような主張をしています。
「尖閣諸島は中国領であり、つくる会の教科書は日本の領土と記載しており誤りである。
石原都知事と西村衆議院議員の尖閣上陸は侵略行為でありこの教科書はその侵略を賛美している。
このような中国領土に対する略奪行為を賛美する教科書は断じて認められない」
こういう主張をする「反対派の愛国心」は一体「どこの国に対する愛国心」を持っていらっしゃるんでしょう?(笑)
次に、みなみさんは教科書なんかで愛国心に影響があるか疑問に思っていらっしゃるようですが
愛国心は育たないけど戦前賛美は育つんですか?
愛国心は育たないけど皇国史観は育つんですか?
そもそもつくる会の教科書には軍国主義や皇国史観が育つ要素は全く無いと思いますが、みなみさんも皇国史観なんて話を持ち出していましたね。
愛国心すら育てられるかどうか疑問な教科書で、しかもあんな記述で皇国史観や軍国主義なんて心配の必要があるでしょうか?
今回の話だと皇国史観やら戦前回帰なんて話は教科書では無用の心配という事になると思いますが・・・・・
最後に、愛国心という物は人それぞれ違いがあって当然だと思いますが「日本が好き」という方向性では一致して欲しいですね。
しかしながら従来の教科書は日本が好きだと思える記述ではないように思う。
日本のいい事はろくすっぽ書いてない。悪い事ばかり書いてある。
日本が嫌になりそうな教科書では困りますね。
自国の偉人達をろくに載せず、朝鮮出兵時に朝鮮に居残った武将の話やら元首相を暗殺した外国のテロリストを大きく肯定的に扱うような教科書で日本が好きになるかな?日本の歴史に愛情をもてるかな?
私は持てた。私にも愛国心はある。というのでは答えにならないのですよ。
自分の国を軽んじて外国に夢を追い求めるような事では困るのです。
だからこそ学習指導要領に「我が国の歴史に対する愛情を深め、国民としての自覚を育てる」という一文があるのだと思いますよ。
[33] | modem2さんからのコメント(2001年06月11日 19時14分08秒 ) | パスワード |
月読命さん
>少年「おおかみがでたぞ〜〜〜」
>村人「なに!どこに居るんだ? 何匹いるんだ?」
>少年「具体的な話にはお答えする気もないし義務もないのでお相手しません」
>こんな話では信用も賛同も得にくいと思うが・・・・・まぁいいや。
うまいですね。
しかし、ご自身のことをココまで言えるとは、達観してますね。
もしかして、マゾ?
まあ、信用も賛同も得ていないと自覚していらっしゃるようで、確信犯ですか?
[34] | KORNさんからのコメント(2001年06月11日 19時17分12秒 ) | パスワード |
みなみさんの回答が入っていますが・・・
申し訳ありませんが、ちょっと論点がわからなくなってしまいました。
当初の問題提起は「新しい歴史教科書の内容には問題がある」というテーマなのだと解釈していました。しかし、みなみさんは「内容に関して間違っているかどうかはわからない。しかし著者が嫌いだからこの教科書も嫌い」ということをおっしゃりたいのでしょうか?
う〜ん、それはそれで結構だと思うのですが、それでは「議論」にはなりませんね。教科書問題を「学問的に」議論せずに何を議論しろと言うのでしょうか。みなみさんの「好き嫌い」で教科書を決めるべきだと・・・?
>文部省の検定を通ったから問題なしというのなら、これまでの教科書も検定を通過しているのですから問題なしではないでしょうか。つくる会はこれまでの教科書を批判して新しい教科書をつくったのですが、それは許されるというのは???です。
いえいえ、少なくともこのスレッドでそのような主張をしている人はいないと思いますが。そうではなくて、みなみさんが「今までの教科書は問題ないが、新しい教科書は問題がある。新しい教科書のみ検定をやり直せ」と言っているのです。で、なぜ新しい教科書だけが許されないのですか、と問うているのです。
>古事記や日本書紀が一級の史料であることはいうまでもないことですが、そこに書いてあることすべてが史実として認められたことではないと思っています。
このコメントは意外でした。みなみさんは「古事記や日本書紀は一級の史料」だと思われているのですね。しかし、みなみさん流に言うならば「古事記」や「日本書紀」は元祖・皇国史観の書物ですよ(笑)。
あれは紛れも無く天皇の支配を正当化するために作り上げられた“神話”の本です。
しかし、日本史上「古事記」と「日本書紀」が存在したことは事実ですし、あの書物が日本の歴史の中で大きな影響を与えたのは事実です。あの書物が皇国史観に基いて書かれた神話だからと言って「あの本はケシカラン、古事記と日本書紀は教科書から削除しろ!」というのはおかしいと思うでしょ?
「三種の神器の由来を書くのはケシカラン」とか「大東亜戦争なんて言葉を載せるとはケシカラン」と主張するのはそれと同じことではないですか?現在「太平洋戦争」と呼ばれている戦争が、当時「大東亜戦争」と呼ばれていたのは歴史的事実なのです。
歴史を学ぶ上で大切なのは、臭い物にフタをすることではないと思います。
なぜ、あの時代に古事記や日本書紀という書物を編纂する必要があったのか?
なぜ、あの時代に大東亜戦争という戦いが勃発してしまったのか?
それらを“客観的事実”に基いて検証するのが「歴史」ではないでしょうか。
ああ、それからこれは何度も書きますが、
新しい教科書は神話を史実だとは一言も書いていません。
>そこに書いてあることすべてが史実として認められたことではないと思っています。
なんて言っているのはみなみさんだけです。
[35] | fumichanさんからのコメント(2001年06月11日 19時51分02秒 ) | パスワード |
串焼きさんへ。
まともな回答は初めから期待していませんでしたが、揚げ足取りに終始なさるのでしたらご勝手にどうぞ。以後相手にしませんよ。ちなみに私は教員ではありません。
月読命様へ
>少年「おおかみがでたぞ〜〜〜」
>村人「なに!どこに居るんだ? 何匹いるんだ?」
>少年「具体的な話にはお答えする気もないし義務もないのでお相手しません」
『狼少年の系譜』から思いつかれたのでしょうか(笑)笑わせていただきました。ぴったりですね。
あと、ほかのスレッドで恐縮なんですが、文革の話、あとで気になって中国の教科書を読み返しましたが、小学校のぶんにはやっぱりないですよ〜、文革の記述。明石書店から出ている訳本なのですが、訳者が小島晋治(東大名誉教授)では、わざと訳者が削除しちゃったのかなあ…
[36] | fumichanさんからのコメント(2001年06月11日 20時15分52秒 ) | パスワード |
月読命様 ◆
>自国の偉人達をろくに載せず、朝鮮出兵時に朝鮮に居残った
>武将の話やら元首相を暗殺した外国のテロリストを大きく肯
>定的に扱うような教科書で日本が好きになるかな?日本の歴
>史に愛情をもてるかな?
>私は持てた。私にも愛国心はある。というのでは答えになら
>ないのですよ。
そのとおり!こういう書き方の教科書で勉強していれば、自然に日本嫌いになりますよ。『日本は悪い国だ、もっと韓国や中国に日本の悪いところをどんどん教えてもらいたいなー。でも、その悪い国って僕の国なんだよね。悪い国だから日本がこの先どうなってもしらないもんね〜 滅びたっていいんじゃない?僕の半径2m以内が平和なら。』とばかりに、モラルは低下していくでしょうね。リサイクル法で不法投棄が増えているのも、放置自転車が増えているのも、少年犯罪が増えているのも、おやじ狩りがはやっているのも説明つきそうに思いました。
[37] | 串焼きさんからのコメント(2001年06月11日 21時03分12秒 ) | パスワード |
fumichanさんへ
あらあら、痛いところをつかれて、逆ギレですか?
最近は、若者だけでなく、老人も逆ギレするんですね。
いったいどういう教科書を使ってたんだか?
こういうおじさんがいるから、サイクル法で不法投棄が増えている
のも、放置自転車が増えているのも、少年犯罪が増えているのも、
おやじ狩りがはやっているのも説明つきそうに思いました。
まともな回答は初めから期待していませんでしたが
揚げ足取りに終始なさるのでしたらご勝手にどうぞ。
以後相手にしませんよ。
[38] | D・ロジャールさんからのコメント(2001年06月11日 21時44分49秒 ) | パスワード |
次どこの国に生まれたい?と聞かれ、アフリカ等々の飢餓に苦しむ
国等のことを知っているような人たちは、また日本に生まれたいと答えると思います。
愛国心ってそんなもんでいいんじゃないんですか?
過度な愛国心は危険きわまる。
そんな事よりは親による教育で道徳心を育てる事が先のようにも思います。
まぁ、高度に資本主義経済の発達した国の宿命かもしれませんね、道徳心の衰退と言う問題は。
[39] | KORNさんからのコメント(2001年06月11日 21時50分47秒 ) | パスワード |
次にfumichanさんの問題提起について。
>なお、私が言った、難しい設問とは
>1.なぜ、両大戦はそれまでの戦争に比べて圧倒的な被害を出したのだろうか。
>2.現在と大正・昭和初期の人々の生活や考え方の違いを一覧表にしてみよう。
>3.国際協力の重要性と私たちができる平和への貢献について、考えてみよう。
fumichanさんは新しい教科書肯定派だけに、
先入観やイデオロギーにとらわれない真っ当な疑問だと思いました。
やっと教科書問題を「教育問題」として語れそうです。
中学一年生に教えるには難しい設問かもしれませんね。
しかし自然科学の問題と違って、このような設問には「正解」は存在しません。
正解を出すことではなく子供達に考えさせる事に意義があるのではないでしょうか。
その意味において、この設問もぎりぎり「アリ」なんじゃないかと思うのですが。
私は寧ろ、子供達より教師が教えきれないような気がしています。
まあ、新しい歴史教科書を見て「これは子供達に軍国主義を植え付ける本だ!」
とヒステリックに叫ぶ教師にそもそも“歴史”を教えるのは不可能でしょう(苦笑)
[40] | なぎさんからのコメント(2001年06月11日 23時37分03秒 ) | パスワード |
生かさず殺さず、、、って、良くいうんですけど、、、
徳川家康がゆうたんでしたっけ?
徳川家康がどういうシチュエーションで発言したのか?
それとも徳川家康の著書(そんなんがあるのか知らんけど)で書いてあることなのか?
なんかそういうの分かる史料or資料って御存じないです?
ちと興味あるんで教えて下さい。
で、まぁ、徳川家康が実際にゆうたと仮定しても、結局は「天領」の範囲だけですわね。
加賀百万石の加賀藩の検地は村主導による検地で誰が耕作しようが、
どのような作物が植わっていよう干渉せずで、、、
石高は生産力ではなく年貢を課す為の基準の石高だったそうで。
うちの郷里には江戸時代に開かれた田畑つうのも結構たくさんあるって、
郷土学習でおべんきょーしたような覚えがあります。
生かさず殺さずで「搾取」されるのがわかってて新田開発をする人たちって、、、うーん。
李氏朝鮮末期の韓国を訪れたカナダ人のマッケンジーという人は、
朝鮮の悲劇という本にこういう事を書いているそうです。
「私は十分に耕せそうな土地をほったらかしにしていながらも、飢えに苦しむ農民の様が理解できなかった。
『どうしてそれらの土地を耕さないのか』ときいたところ、
『耕せば耕すほど、税をとられるだけのことだ』という返事があった」
これが、生かさず殺さずで「搾取」されている農民の姿だと、思いますよ。
あと拷問(笑)
あたくし、拷問の歴史に詳しくないんですけど、そんなもん洋の東西を問わず、
どこでも発達するんじゃないんです?(笑)
日本だけが特別、拷問が発達していたんだったら、あぁ、そうなのかな、、、っておもいますけど。
せっぱつまってきたからこそ、拷問も恐れずに一揆を起こすんじゃ無いんですか?
まぁ、江戸時代について語る程の知識は僕にはありませんのでこのへんで。
あたくしが言いたかったのは、ようするに今までの教科書は
「マルクス共産主義的」な「階級闘争的」歴史観で描かれた教科書だ、
ってことを言いたかっただけですので(笑)
ちなみに、、、ですけど、扶桑社の歴史教科書の江戸時代の年貢についての記述です。(135ページ)
『江戸時代の年貢率について、「五公五民」「六公四民」という言葉があり、
収穫高の5割から6割が年貢だとみなされていた。
しかし、米の生産高が上昇した結果、実際の収穫高は年貢の計算のもととなった数字の上での収穫高
(17世紀はじめの検地のときのもの)をはるかに超え、
全体としては年貢は3割程度、なかには十数%の地域もあった。』
[41] | 月読命さんからのコメント(2001年06月12日 02時19分51秒 ) | パスワード |
fumichanさんへ:
中国の教科書の件ですが別スレの話だから考えたのですが、訳の判らない事言ってくる人もいますので一応回答をしておきます(笑)
産経新聞社の記事には「この本を調査した」と書名を明記してある訳ですから嘘記事を書けばすぐにばれますので記事の内容に誤りはないと思います。
ふみちゃんがお持ちの本は「わかりやすい中国の歴史」1800円の本でしょうか?
産経新聞が調査し記事にした教科書は「小学課本・歴史」で上下2巻組で合計九十九課で327ページと書いてあります。
ふみちゃんの本がわかりやすい中国の歴史だとすると約30課で216ページしかありませんから明らかに違いますね。
別の本なのか全部訳していないかどちらかだと思いますよ。
ふみちゃんがお持ちの本に元の書名は記載されています?
一応別の本だという可能性もあるのですが、私は全部訳していないだけだと思いますよ。
こちらは産経新聞が調査した教科書の写真などの記事です。。
http://www.sankei.co.jp/databox/paper/9611/html/1104side03.html
別スレに貼り付けた中国の教科書における文化大革命の記載内容についての記事。
http://www.sankei.co.jp/databox/paper/9611/html/1108side39.html
[42] | 疑問さんからのコメント(2001年06月12日 03時32分43秒 ) | パスワード |
>産経新聞社の記事には「この本を調査した」と書名を明記してある訳ですから
>嘘記事を書けばすぐにばれますので記事の内容に誤りはないと思います。
ぷっ!その本に誤りがない証明は出来るんでしょうね。
イヤー笑っちゃうなー。
してもらいたいもんだ。
盲目的に、偏った教育を受けると、こんなこと平気で書けるように
なるんだ、教育って怖い。
[43] | fumichanさんからのコメント(2001年06月12日 08時02分46秒 ) | パスワード |
月読命さまへ
もとの書名は、おそらく『九年義務教育五年制小学教科書 社会 第3冊、第4冊』です。第3,第4…ん?あれっ?、やっぱおかしいですね。訳書もご指摘の通り1800円のです。やっぱ、訳していないのでしょうね。
[44] | 月読命さんからのコメント(2001年06月12日 10時25分09秒 ) | パスワード |
疑問さんへ:
本に誤りがないというのは、中国の教科書の記述に誤りが無いかどうかという事でしょうか?
それとも本の中身とは違う事を産経新聞が記事にしているかどうかという事でしょうか?
fumichanさんへ:
とりあえず小学課本・社会というのも第1から第5まではある事が確認出来ました。
産経新聞の記事にあったのは小学課本・歴史の方ですから、元の書名が違いますね。
社会と歴史とあと、小学課本・地理ってのも上下2冊組で出ているそうです。
少なくとも9冊はあってのそのうち2冊を訳した本という事ですね。
その本1冊だけでは中国の教科書に載っている事全部はわからないという事になるかと思います。
とりあえず元の本が違うという事が判明したので問題は解決しましたでしょうか?
[45] | fumichanさんからのコメント(2001年06月13日 22時14分19秒 ) | パスワード |
月読命さまへ
場違いのスレッドなのに、丁寧なお返事ありがとうございます。原本を取り寄せて、外国語のまま読むのが一番間違いがないのでしょうね。私には無理だなあ。大学では中国語もハングルもとらなかったです
KORNさまへ
教科書の設問に正解を出すことではなく子供達に考えさせる事に意義がある、そのとおりですね。
産経新聞のホームページで読みましたが、日教組の委員長もこの歴史教科書を言い意味に評価してるようで、多少、教師にも期待できそうです。全教系教師には期待できませんけどね。
[46] | 月読命さんからのコメント(2001年06月15日 18時49分10秒 ) | パスワード |
fumichanさま:
日教組幹部の発言の件ですがで私はこの発言を全く信用していません。
この日教組幹部とは、つい先日、反「つくる会」団体の結成集会で「植民地時代に日本が起こした事実を日本の教科書に書いてくれ、とアジア諸国が言うのは内政干渉でも何でもない。侵略の事実をないがしろにするのはアジアへの愚弄。これでは連帯、共生の世界は築けない」と言っていた人だと聞いています。
当然しっかり例の教科書を読んだ上の発言が上記の物であると思います。
この発言者がどこをどう叩けばつくる会の教科書を評価するような発言になるのか?
私は今回のつくる会の教科書を評価する発言は、採択現場から排除されそうな組合教師を採択現場に残すための方便に過ぎないのではないか? と、疑っています。
日教組は汚名を返上したければ弁舌ではなく行動と実績を示す事が必要だと思います。
それまでは信用も期待も出来ないと思います。
[47] | bigwarさんからのコメント(2001年06月15日 20時51分36秒 ) | パスワード |
[46]の発言が本当にあった発言か非常に疑問です。
全く信用に足りません。
証明が足りません。
納得のいく証明をして欲しいものです
自己満足の世界で妄想に取り付かれているとしか思えません。
[48] | 月読命さんからのコメント(2001年06月15日 22時26分59秒 ) | パスワード |
藤川伸治日教組教育文化部長の民族時報との対談。
http://www.korea-htr.com/jp/941950/94211.htm
つくる会教科書を「歪曲教科書」と断定して語っており、先日のつくる会教科書を「なかなか良い」と評価した事と正反対の主張をされております。
[49] | bigwarさんからのコメント(2001年06月16日 16時15分45秒 ) | パスワード |
反対派が嫌がらせで作ったページに思えますが
真偽を知りたいですね。
[50] | 月読命さんからのコメント(2001年06月16日 18時52分12秒 ) | パスワード |
49 bigwarさんへ:
48のリンクは民族時報社のHPの中のバックナンバーというコーナーの物です。
民族時報社
http://www.korea-htr.com/jp/index-mj.html
さらに上のページ
在日韓国民主統一連合(韓統連)
http://www.korea-htr.com/chuo/
こちらの韓統連のHomeから機関紙である民族時報社へのリンクも張られています。
48で紹介した民族時報のバックナンバーにどうしても疑念があるなら、上のいずれかに問い合わせされればすぐに真偽がわかると思いますのでどうぞよろしく。
上記HPが嫌がらせで出来たものかどうかもついでに問い合わせてみればどうですか?
[51] | 月読命さんからのコメント(2001年06月16日 19時11分56秒 ) | パスワード |
三重県のある私立中学でつくる会の教科書が採択されたようですね。
どういう学校か詳しい事は知りませんが三教組で有名な三重ってのがおいしいポイントかも(笑)
つくる会としては1割の採択を目指している訳ですからまだまだ遠いですが・・・
まぁ、とりあえず完封負けは無くなったという事で(笑)
[52] | mayumiさんからのコメント(2001年06月16日 20時00分03秒 ) | パスワード |
>三重県のある私立中学でつくる会の教科書が採択されたようですね。
みなみさんのお勧めで、私も本を買ってみました。
読んでみて、いろいろな考え方で教育が進められるのが日本の良いところだと
思った私にとっては、三重県での採択は、すごく嬉しいニュースです!
もっともっと日本の各地区で、多様な教育が進むと良いですね。
1割といわないで、せめて3割くらいには将来はシェアを伸ばして
ほしいです。みなみさんを始め、スレッドに参加されるみなさん、
今回は本当にいろいろと勉強になりました。ありがとうございます。
[53] | 月読命さんからのコメント(2001年06月17日 13時50分12秒 ) |
本人によりコメントは削除されました。 2001年06月17日 13時51分17秒
[54] | 月読命さんからのコメント(2001年06月17日 13時54分03秒 ) | パスワード |
岐阜の私立中でも採用校誕生。
三重では未決定ながら「採用を前提に検討中、発表は月末予定」という2校目も。
まずは「受験の心配がない」中高一貫校が先陣を切ってる感じかな?(笑)
話は変わって日教組の話。
すでに証拠隠滅の為か削除されてしまいましたが、山形県日教組で「教科書展示会での記述例」を作成。
「○○社の歴史教科書には、神話の記述が合計8ページもあります。神話と史実を交互に記述しているので、子どもたちが神話と史実を混同して受け止めてしまうような構成です。また、中学生には読ませられないような性の記述も多く、品位に欠ける表現もあります。」
「○○社の歴史教科書には、日本の植民地支配によって、その国の人々にどのような苦難があったのかは、具体的に記述してありません。南京大虐殺については、それを否定することに重点をおいた書き方になっています。自国史中心の偏った歴史学習では、世界に通用する国際性豊かな人間育成にはつながりません。」
などと特定教科書を批判する教科書展示会での記述例を作成。
問題はこれが山形県の教職員組合のHPにあったという事。
日教組が特定教科書の不採択に向けて具体的な行動をしていたという事実です。
[55] | 遼さんからのコメント(2001年06月17日 23時49分22秒 ) | パスワード |
以下、この欄への小生の感想。
本掲示板は「2ちゃんねる」とは「趣き」を異にし、 掲示板の発言の水準は「2ちゃんねる」より上であると自負する発言を嘗て読んだ。併し本掲示板の特徴は、反対の意見を持つ者への攻撃の仕方が徹底的である人がよく登場するという点にある。即ち反対意見の交換の中で互いに学び合おうと云う雰囲気が余り感じられない。(必然、考え方に於いて略共通のものがあると感じた者同士は非常に互いを認め合っている)以上の小生の感想に似た事を以前散見したが、この頁でも同様の事を感じる。依って小生は本掲示板に度々登場する人々と大きく異なる意見の場合、少々の覚悟が要るであろうと感じている。
この項を立ち上げたみなみ氏の意見は、本掲示板に度々登場する諸兄の意見とは反対の意見であったから、当然小生の予想の通りにこの項で同氏はこてんぱんにやられた。ディベートとか云うものの判定方法で行けばみなみ氏は負けであるらしい。併しよく読めば、同氏の指摘に反対者が答える事が出来ていない(同氏は答えるように求めてはいないから無視して構わぬのだろうが)点もある。
以下、「新しい歴史教科書をつくる会」の推す教科書への小生の感想。
そこかしこに「元気の良い」修飾語が入り、情緒的になっている事は否めず、結果として教科書というより歴史物語、歴史講談。思い込みの記述まで検定では修正させないのであろうか。全体を概観して感じるのは、古代から現代まで日本は「基本的に」常に正しい歩みをしてきたとの立場である。そういう立場まで否定する気は小生にはないが、ここまで美化すれば逆に批判されるのは当然至極。小生が関係者なら不採択。
以下、幾つか論議の中で出て来た事に係って小生の意見等。
小生の周囲を俯瞰しても、史実ではない「神話」を史実であると信じている人はいる。その人たちは総て戦前の教育を受けた訳ではなく、戦後の歴史教育を受けた人もいる。西部邁氏は「つくる会」公民の教科書の編集責任者。著者ではないかもしれぬが、教科書に直接係っていることは間違いない。谷沢永一氏は大正期の作家論や作品論をやっている間はよかったがこの間の発言等はいただけぬ。(此れは全くの小生の個人的感想。諸兄の如く笑い顔を付したいが不得要領)
以 上
[56] | KORNさんからのコメント(2001年06月18日 00時25分52秒 ) | パスワード |
>この項を立ち上げたみなみ氏の意見は、本掲示板に度々登場する諸兄の意見とは反対の意見であったから、当然小生の予想の通りにこの項で同氏はこてんぱんにやられた。
「本掲示板に度々登場する諸兄」というのが誰のことなのか判りませんが、
常連の人と意見が異なるからこてんぱんに(?)やられた、
というのとはちょっと違うと思います。
確かにこのスレッドでは所謂「賛成派」のコメントが多いようですが、
この教科書が“市販”される以前のスレッドでは肯定派・否定派、
共に多くの意見が寄せられていたように思えます。
私もなぜこのスレッドでは「否定派」のコメントが少ないのか不思議に思うのです。
教科書が市販されて、やっと「客観的な」議論が可能になったというのに・・・。
結局、このスレッドにおいて否定派の人は、
いまだ「どこが問題なのか」という点を客観的・具体的に示してくれません。
「個人的に良くないと感じた」としか主張していないのです。
(あと、つくる会関係者への批判をしているようですが)
ですから、そもそも議論になっていません。
私は別に「つくる会」の関係者ではありませんし、
特別思い入れがあるわけでもありません。
ただ「教科書」に興味があるだけです。
ここはひとつ、「否定派」の人は客観的・具体的な指摘をされては如何でしょうか。
そうすれば健全な議論に近づけると思いますが。
[57] | bigwarさんからのコメント(2001年06月18日 09時44分02秒 ) | パスワード |
月読命さんへ
>上記HPが嫌がらせで出来たものかどうかもついでに問い合わせてみればど
ですか?
つまりは、証明する事が出来ないという事ですね。
証明も出来ないことでしたら、信じられませんね。
宗教家が良くやる手ですね。他人に責任転嫁と理論すり替えは。
納得の行く説明が欲しいです。
[58] | な〜さんからのコメント(2001年06月18日 12時31分23秒 ) | パスワード |
な〜 です
KORNさんこんにちは。
作る会の教科書が「教科書」としてどうかという議論はよくわかりませんので
ずっとROMしてました。
KORNさんに質問ですが
最近の様々の事件と容疑者が習ってきた教科書とには何か関係があると
お思いですか?
またそれを証明する客観的事実はあるとお思いですか?
それから
こんちゃんさんがAGPさんに聞いた質問を引用します。
>>大虐殺」の写真の多くがウソッパチだったって事、だんだん知られて
>>きてるでしょう!
>だから、あなたも「大虐殺はなかった」と云いたいんですか。
>そのところをはっきりさせて下さいませんか。
証拠がなければ犯罪は無かったと断言できるとお考えでしょうか?
[59] | な〜さんからのコメント(2001年06月18日 14時16分05秒 ) | パスワード |
な〜 です
KORNさんへ。
質問の前に自分の意見を言うべきでしたね。
教科書云々と言うより親が云々を問題にする方がよりよい未来をつくれる
のではないか?
私はそんな気がしているのですよ。
教科書がどうだったからどういう人格に育った。
客観的に議論できるほどベースが出来ているでしょうか?
だからこのスレッドはROM専門です。
ただ、こんちゃんがAGPさんにされた質問は私もずっと抱いている疑問です。
[60] | なぎ さんからのコメント(2001年06月18日 14時32分37秒 ) | パスワード |
遼様、はじめまして。
貴殿のように格調高い文章を書きたいところですが、
あいにく当方、そのような文才に恵まれていませんので、
ぶしつけな文章になるかもしれませんが御容赦ください。
さて、
>同氏(みなみさん)の指摘に反対者が答える事が出来ていない
という事ですが、
僕の方から言わせていただくと、みなみさんは、
「では教科書のどの部分が具体的にそうなのか?」という質問に対しての返答は全く無く、
ただ「ネガティブイメージ」を植え付けるような発言をしてらっしゃるわけで。
具体的に例を一つあげるため、ここの僕の投稿(3)から引用します。
「>太平洋戦争は大東亜戦争と記載され、
市販本にはこうあります。(『』内は市販本からの引用です)
『日本政府はこの戦争を大東亜戦争と命名した
(戦後アメリカ側がこの名称を禁止したので太平洋戦争という用語が一般的になった)。』
と、ちゃんと書いてありますよね。
大東亜戦争と一言でも記載したらいけないんですか?』
こうした問いにみなみさんの返答はいただいておりません。
ここで、こうこうこうだから大東亜戦争と記載するのはまずい、と、レスがいただければ、
そこから建設的な議論もはじまるのかとも思うんですけどね。
まぁ、強制的に答えろという類いのものでは無いので、それはそれで別にかまわないのですけど、はい。
以下は個人的興味になりますが、、、
「小生の周囲を俯瞰しても、史実ではない「神話」を史実であると信じている人はいる。」との事ですが、
どのような方でどのような信じ方をしていらっしゃるのでしょうか?
もしよろしければ御教授下さい。
また、僕も、谷沢永一さんの作品や評論などについて、盲目に同意するものではありません。
しかし、現在の反日的歴史観はコミンテルンの発したテーゼに由来するという、
谷沢永一さんの説は、傾聴に値すると思います。
[61] | mayumiさんからのコメント(2001年06月18日 19時37分22秒 ) | パスワード |
今朝の朝日新聞に、岐阜県の学校で新しい教科書を使う話が出ていました。
月読命さんは、すごいですね。!新聞よりも情報が早いですね!
私の家は朝日新聞なんですが、今日の新聞にあった記事の中に、
子ども記者が韓国大使館の人に歴史教科書についてインタビューしたことが
出ていました。私がビックリしたのは、子どもが「日本が韓国の教科書に対して
修正の要求を出したら、どうおもいますか?」と質問したのに対して、大使館の
人が、「加害者である日本には、そんな権利はない。」と答えたことです。
そんなー、、、と思いました。
[62] | bigwarさんからのコメント(2001年06月18日 19時46分33秒 ) | パスワード |
>月読命さんは、すごいですね。!新聞よりも情報が早いですね!
えーそうですかー?
土曜日のワイドショー番組でもやってましたよ。
「武士道」を教育主体にしている学校というナレーション付きで
別に早くもなんともないと思いますけど。
[63] | mayumiさんからのコメント(2001年06月18日 19時54分19秒 ) | パスワード |
>土曜日のワイドショー番組でもやってましたよ。
>「武士道」を教育主体にしている学校というナレーション付きで
bigwarさん、情報を提供していただきありがとうございます!
そうですか、ワタシが知らなかっただけなのかー。ハズカシー!!
「武士道」を教育主体にしてるなんて、すごいですね!
そんなところで、日本人らしい教育をどんどんしてくれたら、
きっと日本ももう一度りっぱな国になるとおもいます。
[64] | bigwarさんからのコメント(2001年06月18日 21時03分23秒 ) | パスワード |
>証拠がなければ犯罪は無かったと断言できるとお考えでしょうか?
これは、以前、「日本語の強要」で月読命さんが、証拠が無いから
無かったと断定しているところにも通じますね。
[65] | 月読命さんからのコメント(2001年06月18日 21時40分07秒 ) | パスワード |
64 bigwarさんへ:
>これは、以前、「日本語の強要」で月読命さんが、証拠が無いから
>無かったと断定しているところにも通じますね。
間違いです。
私は強要とは考えられない事例を提示した上で「これでは強要というのはおかしいのではないか?」と、問うたのである。
単に証拠が無いから断定したわけではありません。
[66] | 元下関市民の一人さんからのコメント(2001年06月18日 21時43分22秒 ) |
本人によりコメントは削除されました。 2001年06月18日 23時43分56秒
[67] | KORNさんからのコメント(2001年06月18日 21時48分33秒 ) | パスワード |
な〜さん、こんにちは。
それでは私なりの回答です。
>最近の様々の事件と容疑者が習ってきた教科書とには何か関係があると
お思いですか?
● あるかもしれませんし、ほとんど関係ないかもしれません。
>またそれを証明する客観的事実はあるとお思いですか?
● 客観的事実を証明するのは困難だと思います。
ここで、教科書問題に関する私のスタンスを明らかにしておきます。
以前、私が立ち上げたスレッドでも書いたのですが、個人的には歴史教科書を「愛国心を養うため」だとか「特定の思想を刷り込む」ために用いることには反対です(結果的に“愛国心”が育てば素晴らしいとは思いますが)。日本史教科書の目的とは何か?それは「日本の歴史を学ぶ事」です。子供達に自国の歴史を興味深く学ばせることこそが唯一の目的ではないでしょうか。学校の歴史教科書を「政治の道具」にすべきではないと考えます。隣国との政治的関係を配慮する為に教科書を利用する事には反対ですし、特定の主張を封じ込めようとする風潮には疑問を感じます。
>証拠がなければ犯罪は無かったと断言できるとお考えでしょうか?
証拠が無いからといって必ずしも犯罪が無かったとは断言できないと思います。しかし、“明確な証拠が無いのに犯罪を起こした”と断言するのはもっと危険な事ではないでしょうか。犯罪を立証するには客観的事実に基づくべきです。例えば「南京大虐殺」。現在あの事件は“日本軍が民間人(30万人?)を標的とした大量虐殺事件”と断言されつつあります。それが事実ならナチスに匹敵するホロコーストです。しかし、それは客観的資料に基いた“事実”なのでしょうか?南京で軍事作戦が展開された事は事実です。民間人が巻き込まれ日本軍に殺害された例もあるでしょう。それは「戦争犯罪」です。しかし、戦争犯罪とホロコーストとは明確に区別すべきです。
さて、この所謂「南京大虐殺」は新しい歴史教科書ではこのように記載されています。
『この東京裁判では、日本軍が1937(昭和12)年、日中戦争で南京を占領した時、多数の中国人民衆を殺害したと認定した(南京事件)。なお、この事件の実態については資料の上で疑問点も出され、さまざまな見解があり、今日でも論争が続いている。』
・・・なかなか客観的な記述だと思うのですが、如何でしょうか?
[68] | bigwarさんからのコメント(2001年06月18日 21時59分34秒 ) | パスワード |
月読命さんへ
>私は強要とは考えられない事例を提示した上で「これでは強要というのはおかしいのではないか?」と、問うたのである。
あれー、随分弱腰な、発言ですね。
以前のようにはっきりと断定されたほうが潔いとおもいますが。
やっぱり、曖昧にしておくほうがお好みですか?
なにかあったようですね。
[69] | 月読命さんからのコメント(2001年06月18日 23時40分03秒 ) | パスワード |
mayumiさんへ:
>私がビックリしたのは、子どもが「日本が韓国の教科書に対して修正の要求を出したら、どうおもいますか?」と質問したのに対して、大使館の人が、「加害者である日本には、そんな権利はない。」と答えたことです。
この考え方は大問題ですよね〜
ドイツと周辺国でも歴史認識に関して教科書の記述などをお互いに検証したりしてきたのですが、お互いに事実と違ってる点を正しく修正しようという事でした。
結果、フランスとドイツで言えばフランス側が修正させられたのが全体の7割。
随分と勝てば官軍書きたい放題だったのだなぁと思いましたね。
日本と韓国では修正を申し入れる資格すら無いという事では歴史認識に関しては何一つとして話し合う価値は無いという事になりますね。
ま、元々何もかも韓国の言う通りに書け!と一方的に言ってくるだけですからやるだけ無駄な話ですけどね。
しかし、朝日・・・そんな話を載せて読者も「そうだ加害者に資格はない!」なんて賛同すると思ってるのかな(^−^;
結果として嫌韓感情煽ってるだけになるんじゃないのかなと思いますけどね。
[70] | 元下関市民の一人さんからのコメント(2001年06月18日 23時52分54秒 ) | パスワード |
な〜さん初めまして、「元下関市民の一人」と申します。
>証拠がなければ犯罪は無かったと断言できるとお考えでしょうか?
(コメント[58])
うーん、証拠なしでいったい何を議論するのでしょうか?
歴史に関する議論なんてものは、ともすれば「国民・民族感情」みたいなものが
おもてに出てしまうと思います。
ただでさえ感情に流されやすいのに、「疑わしい」「可能性がある」、だけで議論を
しても不毛だと思いますし(というか議論にならない)、行きつく先は結局
「架空の物語」でしかないと思います。
まあ、確固たる「証拠」を元にしないと、「歴史問題」の議論なんて出来ないんじゃ
ないですかね。
[71] | fumichanさんからのコメント(2001年06月19日 00時40分43秒 ) | パスワード |
月読命さまへ
揚げ足取りに終始する人には無視!無視!(笑) 相手にするほど喜んで足引っ張ってきますよ。低レベルの悪態をつくだけの突っ込みにいちいち反応する必要はないですよ(笑)
な〜さんへ
>証拠がなければ犯罪は無かったと断言できるとお考えでしょうか?
横から割り込んでごめんなさい。高校の頃、数学のある証明法でこんなのがありましたよね。
『AならばBである』という文章は、『not B ならば not A である』という文章と全く同じ意味になるから、証明が難しい場合、文章を逆転させて証明する方法をとると易しいと。(な〜さんも私と同業者、理系のはずですからご存知ですよね?)
これに即して考えると、な〜さんの問いは
『犯罪があれば、証拠もあると断言できるとお考えしょうか』と同じ意味であり、答えは誰が考えても『ノー』となります。
証拠がなければ犯罪は無かったと断言なんてできませんよね?数学的思考でも。
>教科書云々と言うより親が云々を問題にする方がより
>よい未来をつくれるのではないか?
>私はそんな気がしているのですよ。
>教科書がどうだったからどういう人格に育った。
>客観的に議論できるほどベースが出来ているでしょうか?
今の子供たちは、我々よりも外国人と接したり、外国へ行く機会が将来多くなるのではないかなと思っています。外国人と接する場合、『日本ってどんな国?いいところ?』と聞かれることも多くなりますよね。そんな場合、
「日本は昔からお上が民衆を搾取し、いじめてきました。近代になってからはよその国にまで攻めていって植民地にし、その罰として原爆を落とされました。でも、それでも反省せず、政府や右派の連中が軍国主義を復活させようとしています」
こういうふうに日本を紹介してしまったらその外国人はどう思うでしょう。1.日本は悪い国なんだね。
2.自分の国を悪く宣伝するとはどういうつもりなのだろう。
と思うに違いありません。だって、たとえば自分の勤める職場の悪口をいう人を見ると、誰だって、『そんなに嫌なん?だったら辞めれば』と思います。
これまでの教科書ではそうなる可能性が大です。
また、中国・韓国の留学生と話する機会もあるでしょう。そんなとき、何も歴史を知らないか、知っててもコミンテルン的教科書で習っただけだったら、まともに反論できず、どうもすいませんと頭を下げるしかありません。相手の理不尽な攻撃に理論武装するうえでも、新しい教科書は役に立つと重うのですがねえ。
[72] | bigwarさんからのコメント(2001年06月19日 11時01分17秒 ) | パスワード |
>「日本は昔からお上が民衆を搾取し、いじめてきました。近代になってからは
>よその国にまで攻めていって植民地にし、その罰として原爆を落とされました。
>でも、それでも反省せず、政府や右派の連中が軍国主義を復活させようとしています」
そうのとうりでしょう。
現状を良く理解してますね。
>こういうふうに日本を紹介してしまったらその外国人はどう思うでしょう。
>1.日本は悪い国なんだね。
>2.自分の国を悪く宣伝するとはどういうつもりなのだろう。
>と思うに違いありません。
それは間違いでしょう。
自国の悪いところも良く知っていて、自国を良く理解している人
と思うに違いありません。
悪いところを知っているからこそ、良いことがどういうことか
説明できるでしょう。
悪いことも知らずに良いことは説明し様がありません。
>だって、たとえば自分の勤める職場の悪口をいう人を見ると、
>誰だって、『そんなに嫌なん?だったら辞めれば』と思います。
愚痴を言うことは個人の自由でしょう。
そんなに思っているのであれば、口にだしてみてはどうです。
何が言いたいのか理解に苦しみますね。
[73] | な〜さんからのコメント(2001年06月19日 12時11分16秒 ) | パスワード |
な〜 です
KORNさんへ
>それは「日本の歴史を学ぶ事」です
私も同感です。
歴史には流れがあると思うのです。
幕末から先の戦争までどのような流れがあったのでしょうか?
明治維新からの日朝関係、日中関係の歴史の流れを見ると
私には「欧米から開放する」のではなく「欧米の支配から日本の支配に」
という流れのように感じるのですが。
ここらへんをどう考えるか、というのが一番問題かと思っております。
「南京大虐殺」という表記自体に客観性が無いと思っているのですよ
だから「南京大虐殺が無かった」と言う主張も客観的が無いと思っています。
私の中では「南京大虐殺」というものは「日本軍が行った戦争犯罪」
の代名詞のように感じております。
>『この東京裁判では、日本軍が1937(昭和12)年、日中戦争で南京を占領した
>時、多数の中国人民衆を殺害したと認定した(南京事件)。なお、この事件の
>実態については資料の上で疑問点も出され、さまざまな見解があり、今日でも
>論争が続いている。』
「論争」というのは「南京大虐殺」の
「大」という主観的表記に対する「数」を問題にしているのか
「虐殺」という行為(これも主観的表記とは思いますが)の有無を問題に
しているのか
「南京」という場所を問題にしているのか
こういう問題を含んでいると思うのですがここら辺はどう扱うのでしょうか。
現場の教師の裁量なのでしょうかね?
元下関市民さんへ
>確固たる「証拠」を元にしないと、「歴史問題」の議論なんて
>出来ないんじゃないですかね。
歴史に限らず裁判等も含め全てそうでしょうね。だからみんな証拠探し
場合によっては証拠隠しに躍起になるのでしょうね
fumichanさんへ
私はいわゆるみなさんの言う「自虐史観」にどっぷり浸かっているかも
しれませんが、日本は好きですよ
胸を張って外国人に日本を宣伝したいですね。
茶道、華道等日本には「〇道」と言われる精神修行がある。篠原が「銀」を
潔しとしたのは彼にとっての柔道は「スポーツ」でなく「柔の道」なんだと
感じました。
建築では薬師寺の改修、唐招提寺の改修もすごいですね。
一度は見に行きたいです。
文化ではいわゆる伝統工芸と言われる工芸品も好きです。
伝統工芸展は必ず見に行きます。時々購入もしますが。
まだまだ知らない日本文化がある、そう感じる今日この頃ですね。
[74] | ヨッシーさんからのコメント(2001年06月19日 13時13分48秒 ) | パスワード |
皆様はじめまして。
今話題の「新しい歴史教科書」を購入、拝読いたしました。
感想「おもしろい!」
私もこのような教科書で勉強したかったですね。
南京大虐殺と聞けば、大体「他の国でもしたことがないような虐殺」を日本が
行った。しかも30万人もの人々が殺された・・と思われていますよね。
しかし、当時、日本軍がくることを知って、南京から80万人ぐらいの人々が避難
した後に残った人数は、20万人ぐらいで、どうやって30万人も殺せたの???
30万という数字は、おかしいぞ、と思っています。
数字の問題ではない、一人でも殺されれば虐殺だ、という方も居ますが、少なくとも、今みんなに浸透している「他国でも類を見ないほどの大虐殺」はなかったわ
けで、むしろ、30万大虐殺という誤解を解くための一文を教科書に載せて、人々
の誤解を解くとともに、子供たちにこのような誤解が世界中にある、ということを
教える必要があるのではないか、と思うのですが。(これは、今の時点では無理だ
とは思いますが・・・)
神話については、日本の国の成り立ちを、昔の人はこのように考えていた・・と教え
るのは良いと思います。子供たちが神話を「史実」と捉えてしまうとは、この教科書
を読む限り、思えません。
それと、コラムがとてもよいですね。
昭和天皇のコラムは、天皇の人柄、苦悩が良くわかるコラムでした。
以上、長くなりましたが、私の感想です。
[75] | SAGさんからのコメント(2001年06月19日 15時07分43秒 ) | パスワード |
それぞれ、皆さんの意見、うなずく事ばかりです。
どっちがどっちなのか、良く判らなくなってきたぞというのが、正直な感想です(笑)
というか、ここで結論なんて出せませんよね、当事者は出てこないのですから・・・
それに、どちらの立場に立つかで評価もかなり違ってくるので
数学のように答えは1つということにもいかないでしょうし。。
ただ、いままで、受験のために年号を覚えるのが、歴史の勉強だったりしましたが
「反対意見も多い教科書」で学ぶのは、何故反対されるのかという歴史的背景まで考えるチャンスがある分、そういう意味では、いい教材なのかも・・・なんていう
ひねくれた考え方してます(笑)
[76] | fumichanさんからのコメント(2001年06月19日 21時01分25秒 ) | パスワード |
話の腰をボキっと折るようで恐縮ですが、朝日の報道によると、三重県のあの私立中学校がくだんの歴史教科書を採用した件につき、在日本大韓民国民団三重県地方本部が抗議文を同校に提出するらしいですね。また同時に学園の理事長宛てにも歴史認識や採用にいたった経緯を質問するそうです。
こういう圧力を加えていると、ちょっと一般人は引きますね。当然、教科書採択委員の人も、今後当り障りのない教科書を選ぼうとするでしょうね。家まで民団に押しかけられてはたまったものではありませんから。かつての民団は(今もかしら?)暴力で自分たちへの反対集会を破壊していたとも聞きます。
これまでは韓国政府や韓国・日本の反日団体が抗議活動し、それへは日本の政府なり、教科書会社なりが抗議を受け付けていた形ですが、いよいよ一般人(採択を決定した人)へも直接抗議がくるようになりましたね。おーこわ。
こういう抗議が横行するようでは、「つくる会」の教科書採択率は、西尾氏が希望する10%にはおそらく達しないでしょう。ま、それはかまわないです。すでに市販され、広く国民の目に触れることができたのですから。しかし、ここまでやる韓国のやり方に反感を持つ日本人は多いのではないでしょうか。韓国嫌いの日本人を増やして、韓国に利益があるのかしら?(この書き込みはレッドカードものかなあ…)
[77] | ひょうひょうさんからのコメント(2001年06月19日 21時12分38秒 ) | パスワード |
初めて書き込みします。
*教科書問題ですが、私は「新しい歴史教科書」も「新しい公民教科書」も両方とも×です。理由はこれまで両教科書への批判や反対の意見を「つくる会」の歴史観を中心に論じられた方々とほぼ同じです。
*問題の教科書について賛成・反対ありますが、その内容も実は色々です。
私がこの間に見た中だけでも
@つくる会の思想・考えを基本的に(あるいは全面的に)支持するから賛成
A検定を通ったのだからOK
B表現の自由とか思想信条の自由があるのだからOK
C教科書の記述なんてどうでもいいこと、要は本人次第、学校教育に期待しすぎという感じでOK
ざっと4種類かな。
反対意見も上の@の正反対の立場からのものはもちろん、記述内容それ自体には問題ないが難しすぎるので反対という意見や受験に役立たないから反対までこれもいろいろ。
*最初に書いたように私の場合は「つくる会」の歴史観に同意できないからです。
「論座」7月号の五百旗頭真の文章が感じとしては最も近いかな。(「朝日新聞社の雑誌だ」と噛みつかないでね。私は「週刊新潮」の記事にもうなずくのですから。この掲示板は私の周辺では書きこみするのに勇気がいる、常連さんがきつい・怖いという声があります。この辺は遼さんの意見に賛成)
*産経新聞に載った日教組教文部長がうんぬんの記事。事実とすれば当然でしょ、文部省をパートナーとする路線の日教組なんだから。まあ「つくる会」ともパートナーとは言わないでしょうがね。
[78] | 元下関市民の一人さんからのコメント(2001年06月19日 21時58分16秒 ) | パスワード |
ひょうひょうさん、はじめまして。「元下関市民の一人」と申します。
>@つくる会の思想・考えを基本的に(あるいは全面的に)支持するから賛成
>A検定を通ったのだからOK
>B表現の自由とか思想信条の自由があるのだからOK
>C教科書の記述なんてどうでもいいこと、要は本人次第、学校教育に期待しすぎという感じでOK
ざっと4種類かな。
ところで、私思うんですが、結構重要な
D読んでみたけど特に内容が偏っていると感じないからOK
が抜けていると思うんですが・・・?
[79] | fumichanさんからのコメント(2001年06月19日 22時56分11秒 ) | パスワード |
ひょうひょうさんへ
もしよろしければ、7月号「論座」の五百旗頭真氏の論文の要旨について教えていただければうれしいのですが(笑)「論座」、読まないもので…あんまり本屋さんに並ばないでしょ?「世界」も。
>この掲示板は私の周辺では書きこみするのに勇気がいる、常連さん
>がきつい・怖いという声があります。
私もROMを始めてから書き込みをするのに半年かかりました。(市の古い建物を残すか壊すかのスレッドの時は、何だか殺伐としていましたね。下熱自体も閉鎖寸前までいきましたし。あのときに比べれば今は平和なほうだと思います。)最初、書き込むのには勇気が要りましたが、掲示板への書き込みはあくまで自己満足の世界です。自分の思いを書き込めばいいのです。人はどう思おうと自分はこう思う、そういう思いを書き込みしていけばいいのだと思います。垣根はありません。他の人が反論してくる場合も多いですが、素直に謝るなり、反論するなりすればいいのです。揚げ足鳥は無視すればいいのです。差し出がましいようで恐縮です。
[80] | fumichanさんからのコメント(2001年06月19日 23時15分04秒 ) | パスワード |
>産経新聞に載った日教組教文部長がうんぬんの記事。
>事実とすれば当然でしょ、文部省をパートナーと
>する路線の日教組なんだから。
広島の校長を日の丸問題で自殺に追いやった事件や、国立市の小学校での卒業式校長土下座事件など、日教組や全教がこれまでやってきたのは文部省の方針に反することが多いと思います。ゆとり教育は日教組と文部省の共通の路線なんでしょうけどね。
[81] | SAGさんからのコメント(2001年06月19日 23時25分52秒 ) | パスワード |
> 掲示板への書き込みはあくまで自己満足の世界です。
この件にだけ、ちょっと一言。。。
私の価値観を押しつけるつもりは毛頭ないですが、
自分と異なる意見も、真摯にうけとめ、相手を否定しないというのが、掲示板でのモラルというか、潤滑なコミュニケーションが有意義な議論に繋がるのではと"私は"思ってます。
(この掲示板の”利用方法”のところでもイデオロギーについての議論ではこの点を注意されてますよね)
「下熱」がただの自己主張の場や他の意見を罵倒する場になってしまっては、寂しいと思ってます。
ただ、1つの意見に必ず反論もあることについては覚悟しておくべきというのは賛成です。
#きっとこの意見にも反論があると思いますし・・・
(その際は、おて柔らかに、お願いします)
[82] | KORNさんからのコメント(2001年06月20日 00時24分48秒 ) | パスワード |
>D読んでみたけど特に内容が偏っていると感じないからOK
私はコレです。
「つくる会」とやらの歴史観が如何なるものなのか良く知りませんが、
私は教科書を評価する場合、教科書に書いてある内容で評価します。
・・・というか、それ以外に評価方法は無いと思っています。
[83] | な〜さんからのコメント(2001年06月20日 10時46分32秒 ) | パスワード |
な〜 です
私はROMしていてずっと疑問なんですが
どっかに書いてありましたが(同じようなスレッドがあってどこか
わからなくてすみません)
作る会が「これまでの教科書では愛国心が育たない」と言われるなら
まずそれを証明する客観的根拠を示すべきであろうと思うのですが。
またこれまでの歴史観では愛国心が育たないと言う考えがあるなら
逆に愛国心を育てるための歴史観を作ろうと画策しているのですか?
なんて言いたくなる。
教科書問題に対する私の基本的考えは
「わからない」です。
SAGさんの言われる
>何故反対されるのかという歴史的背景まで考えるチャンスがあ
>る分、そういう意味では、いい教材なのかも・・・なんていう
>ひねくれた考え方してます(笑)
ということも思います。
最近の事件を見て感じます
親は多分自分の子供を犯罪を犯す人間に育てようとは思っていない
でしょう。でもいつの間にか違う道を歩いていく。
正しい道を親が示していないのだろうか?正しい道を示しているのに
親に反発しているのだろうか?
正しい道を示すばかりが教育(躾)ではないのだろうか?
子供はいつの間にか人から教わるばかりでなく自分で考え始めているのだろう
教育者ではありませんが、そんなことも感じます。
だから「教科書問題」はよくわからない。
[85] | なぎ さんからのコメント(2001年06月20日 16時31分54秒 ) | パスワード |
僕も、
D読んでみたけど特に内容が偏っていると感じないからOK
ですね。
当時の日本人がどのように「世界」を認識していていて、
その認識に対してどう行動したか、、、というのが良く理解できる教科書だと、思います。
さういへば、、、
先だっての投稿に僕が引用した、谷沢永一さんが
「新しい歴史教科書」の絶版を勧告する、と題した扶桑社教科書の批判本を執筆されたそうで。
こちらの書店では販売されておらず、
注文するしか入手方法はなさそうですが「保守派」言論からの批評は、なかなか珍しいので、
ちょいと興味があります。
谷沢永一さんは、教科書問題に先鞭をつけた「盟友」の渡部昇一さんに対して
藤岡信勝さんが礼を尽くしていないという点をきっかけに、
(当の渡部昇一さんはなんとも思っていないようですが)
藤岡さんに対して「辛口批評」をかねてからしていたように記憶しています。
で、その「集大成」(笑)が今回の「新しい歴史教科書」の批判本でしょうね。
谷沢永一さんの「歴史批評」はきちんと筋が通っているので、傾聴にあたいすると思います。
注文するかな、、、うーん、給料前はつらい(笑)
な〜さんへ
教科書と「愛国心」の関係があるのかどうか?
このあたり歴史教育の必要性にもかかわってくると、思うのですが、
それはひとまずおいておきまして。
今回の歴史教科書の執筆者の一人で学習院大学教授の坂本多加雄さんは
「歴史教育を考える」という本の「愛国心と歴史の連続性」という章でこのような事を書いています。
『愛国心も結局は自国の歴史に対する共感に立脚している。
過去に生きていた人たちの考えや行動に共感を持つことから、
われわれは国に対する愛着を覚える。
そうした愛着の感覚を愛国心と呼んでさしつかえないだろう。』
『その共感は、必ずしも先行する世代や過去の人物が幸福であったからではない。
あるいは華々しい成功を収め、立派な行動をしたからでは必ずしもない。
たとえ不幸であっても、あるいは悲惨な状況にあっても、
目の前の事実に対して取り組んだ姿勢に共感を覚えるのである』
『そのことで、過去の人々に通いあう深い感情を持つ。
それが愛国心に他ならない。
歴史教育における愛国心も、こうした視点に立って培われるべきであろう。』
『愛国心も親への愛と同様に、われわれの過去や先祖に対する、密やかな、
それでいて強い共感であるべきだ。』
まぁ、このような事を書いておられます。
で、扶桑社の歴史教科書はそうした観点に基づいても、作成されているのでは無いかと、思うのです。
つまり共感を持てる歴史、、、って観点ですね。
それはそれでいいんじゃないでしょうか?
僕も自分の長男にはこうした観点でつくられた教科書で勉強して欲しいですし。
採択される為に「左傾化」した教科書をつくってきた他社の教科書よりはポリシーがあると思います。
教科書と最近の事件の関係については、正直相関関係があるのかどうかは、わかりません。
無いといえばないしあると言えばあるでしょう。
愛国教育をしているアメリカでだって猟奇殺人はおきるわけですしね。
ただ、自国を賛美する国定教科書を使っている韓国の愛国心は間違い無く日本より高いわけで、
教科書と愛国心の関係については「全く無い」とは言い切れないと、思います。
ここでは愛国心の是非は問いませんが。
まぁ、な〜さんも、一度読んでみたらいいんじゃないんですかねー、扶桑社の教科書を。
立ち読みでも1〜2時間あれば通読できると思います。
あと教科書の展示会とかも各地で開かれていますからそうした場で、
教科書の読み比べをするのもいいんじゃないですか?
[86] | な〜さんからのコメント(2001年06月20日 17時00分04秒 ) | パスワード |
な〜 です
自由主義史観のHPを見てもどうしても彼らの論理は理解できないですわ。
そもそも彼の言う「愛国心」の定義はなんでしょうか?
また国民は「愛国心」を持たないといけないのでしょうか?
「歴史とはなにか」(文藝春秋)にイスラムなどは歴史のない国と
書いてありますが歴史がないから愛国心も無い国なのですか?
(実はまだ読みかけだけど)
書物を残せないと歴史を刻めませんが、そう言う国々では
愛国心は育ちませんか?またそう言う国は不幸ですか?
私はどうしても彼らの主張は「甘美な麻薬のような響き」に聞こえるのです。
私は作る会の「教科書」でなく彼らの論理が「甘美な麻薬のような響き」に
聞こえるから恐い、と思っているのです。
[87] | mayumiさんからのコメント(2001年06月20日 18時18分27秒 ) | パスワード |
>私はどうしても彼らの主張は「甘美な麻薬のような響き」に聞こえるのです。
まあ個人個人いろいろな考え方があるのですね。私にはあなたの考え方は
すごく偏っているように感じます。最初から作る会をいろめがねで
見ているんでしょう。でも否定はしませんよ。私は個人個人の考えを尊重します。
>>D読んでみたけど特に内容が偏っていると感じないからOK
>私はコレです。
私も、KORNさんの意見に賛同してます。
だって読んでみたけどすごく理解しやすいし、納得できるんだもの!
[88] | な〜さんからのコメント(2001年06月20日 18時32分24秒 ) | パスワード |
な〜 です
>最初から作る会をいろめがねで見ているんでしょう。
ちょっと違いますね。
「最初」と言うより作る会の基本的スタンスというか理念が
理解できない、と言うことですよ。
[90] | mayumiさんからのコメント(2001年06月20日 18時51分38秒 ) | パスワード |
>「最初」と言うより作る会の基本的スタンスというか理念が
>理解できない、と言うことですよ。
そうですか、、、
それならもう少し、お勉強した上で理解してくださいね。
読みかけでコメントする、とかしないで。。。
>当時の日本人がどのように「世界」を認識していていて、
>その認識に対してどう行動したか、、、というのが良く理解できる
>教科書だと、思います。
なぎさんのいわれるように、理解しやすいという点では、
一番優れている教科書なんですね、きっと!
[92] | な〜さんからのコメント(2001年06月20日 19時15分09秒 ) | パスワード |
な〜 です
mayumiさん
私にはあなたが個人の意見を尊重されているようには思えませんがねぇ。
[93] | mayumiさんからのコメント(2001年06月20日 19時22分24秒 ) | パスワード |
>私にはあなたが個人の意見を尊重されているようには思えませんがねぇ。
なーさん、すみません。そんなつもりではなかったのですが、、、
ただ、理解できてなくて書き込みされてるというので、少しだけ不満に思ったので。
私も一生懸命に理解して自分の意見を書いたので、、、
かさねがさね、すみません、なーさん。
[94] | な〜さんからのコメント(2001年06月20日 19時35分59秒 ) | パスワード |
な〜 です
mayumiさん どういたしまして。
[95] | な〜さんからのコメント(2001年06月20日 20時27分50秒 ) | パスワード |
な〜 です
mayumiさん どうも。用事が終わったので追加させてください。
>私はどうしても彼らの主張は「甘美な麻薬のような響き」に聞こえるのです。
あくまで私の個人的印象です
彼らが、
AはBだからCはDであるべき、と主張したとしましょう。
確かにふっと聞けばその通り、と共感して叫びたくなる。でもじっくり言葉の
意味するところを考えたら、「えっ本当?」と思える。
彼らの主張がす〜と自然に心に入り込むけど、実は・・・・・・。
こう思う感じを「甘美な麻薬のような響き」と例えたわけです。
なぎさんが紹介してくれた学習院大学教授の坂本多加雄さんの言葉
なるほど、と思うかもしれませんが、じっくり考えると私には
「86」の疑問がわいてくる。
>「愛国心も結局は自国の歴史に対する共感に立脚している。」
えっ?本当?どうしてそう断言できるの?って。
まっ、偏ったひねくれ者の見方かもしれんが。
[96] | KORNさんからのコメント(2001年06月20日 22時32分10秒 ) | パスワード |
>作る会が「これまでの教科書では愛国心が育たない」と言われるなら
>まずそれを証明する客観的根拠を示すべきであろうと思うのですが。
これは逆だと思います。
もし、つくる会が「これまでの教科書は愛国心が育たないから出版を差し止めにしろ!」という運動をしているとしたら、な〜さんのおっしゃるように客観的根拠を示すべきでしょう。しかしそうではなくて「今までの教科書には疑問があるから新しい教科書をつくる」というのがつくる会の主張なのだと思います。つまり新しい教科書をつくることが目的です。
それに対し、新しい教科書に様々な圧力をかけ“不採用&出版差し止め”に持ち込もうとしているのが「否定派」の人々です。否定するのが目的ですから、彼らこそ「新しい教科書は問題がある」という客観的根拠を示すべきでしょう。
何度も言いますが、私は「つくる会」に特別な思い入れはありません。な〜さんはつくる会の歴史観や愛国心に危険を感じておられるようですが、私はつくる会の愛国心より否定派の「言論弾圧」のほうに危険を感じるのです。これが私がつくる会を支持(というより否定派を支持しない)一番の理由です。自分の正義を信じて疑わない言論弾圧ほど怖い物はありません。
>「最初」と言うより作る会の基本的スタンスというか理念が
>理解できない、と言うことですよ。
わたしもつくる会の基本的スタンスなんて良く知りませんし、興味もありません。しかし、それを理解する一番良い方法は「新しい教科書を読むこと」ではないでしょうか。だって、あの教科書を作ることが目的の会なのですから。教科書を読んだ上で明確な問題点が見つかったら、また指摘していただけないでしょうか。
[97] | な〜さんからのコメント(2001年06月20日 23時24分40秒 ) | パスワード |
な〜 です
>これは逆だと思います。
私にはどっちが先なのかわかりませんが
KORNさん例えばこれはどうですか。
「26」みなみさんの投稿です
>C山口県の徳山市で開かれたつくる会を支持する人たちの集会に招かれた
>西部邁氏の「日本の子どもたちは教科書で馬鹿になった・日本経済は経営者が
>日経を読むからだめになった・日本人は朝日を読むから馬鹿になった・
>明日から子どもたちに教科書を読まさないように」との発言
これらは何か客観的裏付けに基づいた発言だと思われますか?
>な〜さんはつくる会の歴史観や愛国心に危険を感じておられるようですが
それは何となくちょっと違うような気がします
私の作る会に感じるモノは「95」に書いたとおりです。
ところでKORNさんは自由主義史観に異を唱える近代歴史・政治学の学者さんの
本は読まれたことありますか?
すごく難しいですよ。読んだけどよく理解できません。
理解しやすいから良い教科書、とも限りませんよね。
理解しやすい、というのは読んだ人の心情にマッチしやすいという
可能性もありますからね
これも偏ったひねくれ者の見方かな(^^;)
[98] | な〜さんからのコメント(2001年06月21日 02時31分58秒 ) | パスワード |
な〜 です
KORNさん、
>つくる会の基本的スタンスなんて良く知りませんし、興味もありません
私はこれまでの教科書は
「先の大戦では日本はアジアの侵略者もしくはそれに近いモノ」と解釈しているの
に対し
自由主義史観の主張は
「先の大戦では日本はアジア解放のための救世主」と解釈しているのだと
思っているのですが、この認識は誤りなのでしょうかしら?
それとも自由主義史観の人と作る会は全く違う人物で構成されているの?
[99] | 月読命さんからのコメント(2001年06月21日 06時00分44秒 ) | パスワード |
な〜さんへ:
「97」
>理解しやすいから良い教科書、とも限りませんよね。
教科書ですよ。理解しやすいにこしたことはないと思いますよ。
難しい事も考えてもらう必要はあるでしょうから、全部を簡単にとは出来ないでしょうが出来るだけ判りやすく書いてある方がいいんじゃない?
幾ら読んでもさっぱり理解出来ない本じゃ教科書には向いてないですよ。
>理解しやすいから良い教科書、とも限りませんよね。
>理解しやすい、というのは読んだ人の心情にマッチしやすいという可能性もありますからね
つくる会の教科書は結構難しいことも書いてるよ。
賛成派の中にも中学生にエドマンド・バークは難易度高すぎるだろうって言ってる人居ましたけど。私も同感だね。
「98」
>自由主義史観の主張は
>「先の大戦では日本はアジア解放のための救世主」と解釈しているのだと
>思っているのですが、この認識は誤りなのでしょうかしら?
>それとも自由主義史観の人と作る会は全く違う人物で構成されているの?
自由主義史観の主張がそのまま新しい歴史教科書でもありませんよ。
発売中の市販本か教科書展示会にある見本本の実物を読まれたのですか?
市販本の巻末に執筆者の一覧も書いてありますよ。
[100] | な〜さんからのコメント(2001年06月21日 08時43分06秒 ) |
本人によりコメントは削除されました。 2001年06月21日 10時22分52秒
[101] | な〜さんからのコメント(2001年06月21日 10時35分52秒 ) | パスワード |
な〜 です
ちょっと書き直し。
月読命さんへ
>理解しやすいから良い教科書、とも限りませんよね。
KORNさんが客観的事象に基づいて教科書問題を論じた方が良い
と提案されたのを受けて
「理解しやすい」という表現だけでは客観性に乏しいのではないか
と思ったわけです。
それでその反論の一例としてあげたというわけです。
別に作る会の教科書を悪いという意図はなく、一般論のつもりです。
>自由主義史観の主張がそのまま新しい歴史教科書でもありませんよ。
私は作る会の教科書が良いか悪いかはわかりませんので議論に参加する
つもりは無いのです。
だから本が出版されてからこれまで賛成も反対も表明しておりません。
ただ作る会のメンバーも兼任している「自由主義史観グループ」の歴史観、彼らの
論理の組み立てには疑問を感じますし、賛同はできません。
[102] | SAGさんからのコメント(2001年06月21日 11時16分29秒 ) | パスワード |
もともとのつくる会の教科書から、かなり(137カ所だっけ?)修正されているということですから、つくる会の初期の”目論み”は薄くなっているのではないでしょうかね。
しかし、「つくる会」としては自分たちの教科書が発行できたという面目も立ち
しかも客観的に見ると、この教科書が軍国主義化・皇国史観化してるとは言いにくいということなら
これって、日本特有のなぁなぁ的な落としどころかもしれません。
けど、中国や韓国や国内で異論のある方はそんな落とし方には、納得できない。
「つくる会」の作った教科書はどんな内容だろうが納得できない。
・・ということなんではと・・・(まぁ想像です)
ただ、私もアメリカが思いっきり原爆肯定的・賛美的な教科書を作って
自国政府からのコントロールで訂正された結果、まぁ中庸的なものに落ち着いたとしても、その教科書を積極的に採用される動きがあるとやっぱ気分悪いかもなぁ・・・
(教科書そのものの採用には反対はしませんけど、その裏にちょっと危機感を感じてしまう程度)
といいつつ、内容だけで判断すべしっていうKORNさんのいうことも良くわかるのですが・・・
[103] | mayumiさんからのコメント(2001年06月21日 11時41分27秒 ) | パスワード |
[24]渡辺慶太郎さんwrote:
>事実はやはり強いのです。左翼の人たちは「事実」を見ようとしません。
>従って「イデオロギー」に頼るのです。しかし、そのイデオロギーも
>必ず事実によって反駁されます。従って、現在の日本はそのあたりまえ
>の情勢になったということでしょう。
改めてこのスレッドを読み返してみて、そうかー新しい教科書がだんだん
主流になっていくのは、やっと日本が当たり前の国になっていくからなんだなと
わかって来ました。渡辺さんのご意見は、すごくわかりやすいです。
中国、韓国の政府がかえって日本人に正しく歴史を見直す良い機会を
作ってくれたんですね。こんな事がなかったら私も歴史教科書なんか二度と読む
機会がなかったと思いますから。
[104] | 宗教家渡○慶○郎さんからのコメント(2001年06月21日 11時58分09秒 ) | パスワード |
事実はやはり強いのです。右翼の人たちは「事実」を見ようとしません。
従って「脚色美化」に頼るのです。しかし、その脚色美化も
必ず事実によって反駁されます。
[105] | mayumiさんからのコメント(2001年06月21日 12時10分31秒 ) | パスワード |
↑ ・・・??
せっかくみなさんが、まじめな討論をされているのに、渡辺さんをからかって
こんなカキコをするなんて、、、とても残念です。
[106] | 一般常識研究家 さんからのコメント(2001年06月21日 13時31分03秒 ) | パスワード |
↑
>せっかくみなさんが、まじめな討論をされているのに
えっ!反共集会の発言集じゃなかったの?
別にまじめに議論しているようには見えませんが。
とにかく「共産」と名のつくものをからかい、侮蔑して気分すっきり
の書き込みスレッドだと思ってましたけど。
いやいや、表現が甘すぎますね。
事実はやはり強いのです。右翼の人たちは「事実」を見ようとしません。
従って「虚飾美化」に頼るのです。しかし、その虚飾美化も
必ず事実によって反駁されます。
くらいが適当でしょう。
[107] | 某教員さんからのコメント(2001年06月21日 14時47分39秒 ) | パスワード |
1の批判って最近日教組経由で出まわってる批判例と
全く同じですね。
[108] | mayumiさんからのコメント(2001年06月21日 15時26分59秒 ) | パスワード |
[106]一般常識研究家さんへ
>えっ!反共集会の発言集じゃなかったの?
>別にまじめに議論しているようには見えませんが。
みなみさんや、なーさんの書き込みや、今までのスレッドの流れを読んでみて下さい。
けっして反共集会?ではないと思います。どうしてそんなにここを貶めるのですか?
[109] | 月読命さんからのコメント(2001年06月21日 15時41分56秒 ) | パスワード |
な〜さんへ:
>私は作る会の教科書が良いか悪いかはわかりませんので議論に参加するつもりは無いのです。
>だから本が出版されてからこれまで賛成も反対も表明しておりません。
>ただ作る会のメンバーも兼任している「自由主義史観グループ」の歴史観、彼らの論理の組み立てには疑問を感じますし、賛同はできません。
自由主義史観グループの主張に反対しても意味がないでしょう。
ここはそんな趣旨のスレッドじゃないですよ。
みんな新しい歴史教科書と公民教科書について語っているのですよ。
実際に教科書に書いてある事に基づいて、教科書の是非について語ってください。
教科書には反対も賛成も言ってないけど執筆者の考え方には反対ってどういう事ですかね。
ろくでもない考え方の人間が書いた教科書というイメージにしたいわけですか?
なぜココで自由主義史観グループの批判を展開するのか趣旨がわかりませんね。
[110] | な〜さんからのコメント(2001年06月21日 18時23分12秒 ) | パスワード |
な〜 です
月読命さんへ
何度も言いますが私は自分自身は作る会の教科書の評価を論じる知識も能力も経験も無いと思っております。だからこの事については論じる意志はありません。
じゃぁなぜわざわざコメントするのかと言われると痛いところをつかれますが
「なぜこれまで反対してきた人が発言しないのか」とか
KORNさんの「客観的事実に基づいて議論すべき」とのコメントを見て、
反対派が客観性の無い主張をしていると言われているように感じ、必ずしもそうとも感じらず、お互いの立場の人とも客観的事実に基づいた評価を下してほしい
(私はそれ自体は無理なことだと感じておりますが)、
と思ってのこのこしゃしゃり出てきたわけです。
>自由主義史観グループの批判
そうですか。月読命さんには批判と受け取られましたか
それは失礼しました。
[111] | KORNさんからのコメント(2001年06月21日 21時26分50秒 ) | パスワード |
な〜さんは教科書について論じたいわけではないのですね・・・。
つまりですね、新しい教科書はすでに“客観的評価”を下されているのです。
検定によって「教科書として問題無い」と認定されています。
ですから、肯定派としてはこれ以上議論すべきことはありません。
それに対し、否定派の人達は「新しい教科書は。検定をやり直せ!出版差し止めしろ!」と叫んでいるのです。そこで、「何がいけないのですか」と問うと「自分の歴史観と違うからケシカラン、つくる会のメンバーが嫌いだからケシカラン」としか主張してくれません。誰一人具体的に教科書の何処が問題なのか、何が間違っているのか、指摘していないのです。何かおかしいとは思いませんか。
もし、否定派の人達が『中国や韓国の要求を100%反映した新しいアジア教科書(?)をつくる運動』をするというのであれば、私は特に非難するつもりはありません。私は創造的な運動は評価します。逆に、つくる会が『従来の教科書を出版差し止めにする運動』をするというのであれば私は支持しません。
さて、現実はどうでしょうか?つくる会は新しい教科書を作り、否定派は出版差し止め運動をしています。な〜さんが自由主義史観の考えにどうしても馴染めないように、私は自分の正義を振りかざした言論弾圧は生理的に嫌いなのです。こればっかりはどうしても馴染めない。ま、だからといって誰かのように『否定派の人達は、やっぱり「左翼」「言論弾圧が好きな全体主義的」とか呼ばれても仕方ないな』なんて断じませんけどね。
このスレッドをもう1度最初からじっくり読んで見てください。
偏っているのはどちらでしょうか?
それにしても、くだらないチャチャを入れるのは否定派の人に多い現象ですな。
やはり彼等とは生理的に馴染めない(苦笑)
[112] | な〜さんからのコメント(2001年06月21日 21時33分23秒 ) | パスワード |
な〜 です
月読命さんへ
>月読命さんには批判と受け取られましたか
>それは失礼しました
補足します
私は私のこの問題に関するスタンスを述べたつもりです。
KORNさんも自らのスタンスをのべておられますものね。
>しかしながら従来の教科書は日本が好きだと思える記述ではないように思う。
>日本のいい事はろくすっぽ書いてない。悪い事ばかり書いてある。
>日本が嫌になりそうな教科書では困りますね。
月読命さんも自らの基本的スタンスを表明して、
さらに反対派の意見に「作る会の教科書のどこの記述が問題か指摘しろ」と
意見するばかりでなく
これまでの教科書ではどうしてこう結論できるのかを客観的事象に基づいて
説明されたらいかがですか?
私には人の意見に意見しているだけに聞こえますし、説得力は感じられません。
まっ、そう感じるのも偏ったひねくれ者だからかもしれませんがm(_ _)m。
[113] | KORNさんからのコメント(2001年06月21日 21時49分57秒 ) | パスワード |
追記:
ところで、私は中国や韓国の教科書修正要求については特に否定はしません。
(それに“具体的行動”が伴うと内政干渉だと思いますけど)
しかし、その修正要求を受け入れるか、それとも丁重に無視するかは日本国内の問題です。
日本の教科書をどうするか、それは「日本人」の問題なのです。
その議論の一方だけを、圧力によって封じようとする動きにこそ
私は“危険”を感じます。
[114] | な〜さんからのコメント(2001年06月21日 21時55分53秒 ) |
本人によりコメントは削除されました。 2001年06月21日 22時29分36秒
[115] | fumichanさんからのコメント(2001年06月21日 22時28分43秒 ) | パスワード |
KORNさんへ
>だからといって誰かのように『否定派の人達は、やっぱり「左翼」
>「言論弾圧が好きな全体主義的」とか呼ばれても仕方ないな』な
>んて断じませんけどね。
はは… 誰かってきっと私のことなんだろうな、やっぱり(苦笑)
な〜さんへ
>彼らの主張がす〜と自然に心に入り込むけど、実は・・・・・・。
>こう思う感じを「甘美な麻薬のような響き」と例えたわけです。
「つくる会」の主張がす〜っと心に入り込むのは、やっぱりな〜さんが日本人だからこそだと思います。(な〜さんとは理解しあえないのかなあと寂しく思っていましたが、わかりあえる部分がありそうでうれしく思いました。)でも、学生の頃に刷り込まれた贖罪意識がストップをかけてしまい、これでいいのかと反問してしまうのでしょうね。わが国を誇らしく思ったりしたら中国・韓国に申し訳ないのかと。わが国が自分たちから見た歴史を主張してはいけないかと。私も最近までそう思ってました。問題意識すら持っていませんでした。
最近韓国の歴史の本を取り寄せて読んで見ました。訳の問題かもしれませんが、日本の教科書と比べて違和感を持ったのは、やたらに“朝鮮民族”という言葉が頻出する点です。うちらは日本民族とはまず言わないでしょ?
また、かつて日本の教科書の進出・侵略の記述に文句をつけておきながら、古代朝鮮が満州を侵略したことについては韓国は『進出』と記述しています。おたく達だってやってるじゃん!(日本の場合はマスコミの誤報でしたが)と思ってしまいました。
あの、とりとめもない書き込みになりましたが、日本が韓国の教科書に口出ししても相手にされないか拒否されるのは目に見えています。だったら、日本だって日本人の目からみた日本史を伝えていってもいいのではないかと思います。いかがでしょうかねえ、な〜さん。
[116] | な〜さんからのコメント(2001年06月21日 23時03分01秒 ) | パスワード |
な〜 です
ちょっと書き直そうと思ったらfumichanさんのコメントが。
>な〜さんとは理解しあえないのかなあと寂しく思っていました
私も最初はそう思っておりましたよ。でもそのうち通じ合えるところがあると
思っていましたよそれは日本を誇らしいと思っているところです。
>わが国を誇らしく思ったりしたら中国・韓国に申し訳ないのかと
私はそんなこと全然思っていませんよ。いつも言いますが戦争を起こしていない国なんてほとんどないのですから。先人が戦争を起こしたと言って卑屈になる理由は感じません。
>うちらは日本民族とはまず言わないでしょ?
私はそうは思っていません。前も言いましたが「在日韓国人」という表現はあっても「韓国系日本人」という表現をしない。「中国残留孤児」と言っても「日系中国人」とは言わない。
日本人は知らず知らず日本人は単一民族、という概念を持っているのだと思っています。
>日本だって日本人の目からみた日本史を伝えていってもいいのではないかと
>思います。いかがでしょうかねえ、な〜さん。
はいっ、これが今の世界の流れの一つになっているようですね。
歴史をどう解釈するかは歴史から何を学ぶか、なんだと思っています。
私は以前マイルストーンさんが述べられた「コスモポリタニズム」という
目から歴史をみたいと思っております。
KORNさんへ
fumichanさんに書いているうちになんて修正しようか忘れちゃった。
>私は自分の正義を振りかざした言論弾圧は生理的に嫌いなのです。
言論弾圧と言ったって出版差し止めを要求しても実現しないでしょう
これくらいの運動は日常茶飯事だと思うのですが。
市民運動にはこれくらいのエネルギーがあった方が良いんじゃないでしょうか。
まっそんなに毛嫌いしないでください。
>このスレッドをもう1度最初からじっくり読んで見てください。
>偏っているのはどちらでしょうか?
どちらの言い分も客観性を感じません。
月読命さんの客観的事象に基づいた説明があれば考えも変わりますが。
だから作る会賛成派が読めば反対派が偏っているように感じるし
反対派が読めば賛成派が偏っているように感じると思います。
[117] | KORNさんからのコメント(2001年06月22日 00時12分48秒 ) | パスワード |
fumichanさんへ
>KORNさんへ
>>だからといって誰かのように『否定派の人達は、やっぱり「左翼」
>>「言論弾圧が好きな全体主義的」とか呼ばれても仕方ないな』な
>>んて断じませんけどね。
> はは… 誰かってきっと私のことなんだろうな、やっぱり(苦笑)
これは誤解です。
えー、この文章はですね、冒頭でみなみさんが書かれているところの
>この教科書の出現を喜び、採択を願って行動している人々はやっぱり「右翼」「皇国史観」とか呼ばれても仕方ないなというのが僕の結論です。
これのパロディですね。
私がこのスレッドで感じた「偏り」表現第1号です。
な〜さん、
>だから作る会賛成派が読めば反対派が偏っているように感じるし
>反対派が読めば賛成派が偏っているように感じると思います。
な〜さん自身は「中立派」というスタンスなのでしょうか?
どちらかといえば、つくる会にやや疑問を持たれているように思えるのですが。
このスレッドでこの問題を論じようと思われるのなら、
まず、先入観なしで「新しい歴史教科書」を熟読されてから
再度スレッドの議論を見て頂けないでしょうか。
そうすれば、また違った感想を持たれるかもしれません。
・・・というか、このテーマを論じる為には新しい教科書を読む、というのが
最低限のルールであるように思えます。(強制はしませんが)
[118] | 月読命さんからのコメント(2001年06月22日 04時43分30秒 ) | パスワード |
>>しかしながら従来の教科書は日本が好きだと思える記述ではないように思う。
>>日本のいい事はろくすっぽ書いてない。悪い事ばかり書いてある。
>>日本が嫌になりそうな教科書では困りますね。
>月読命さんも自らの基本的スタンスを表明して、
>さらに反対派の意見に「作る会の教科書のどこの記述が問題か指摘しろ」と
>意見するばかりでなく
>これまでの教科書ではどうしてこう結論できるのかを客観的事象に基づいて
>説明されたらいかがですか?
私の基本的なスタンスって何を今更表明すればいいのかな?
これまでの教科書がなぜ自虐的と言われるか、具体的な批判はとっくに出ているんですよ。
テレビでもやってたし、書籍もある。
つくる会支持派が主張する従来の教科書への不満点はもうとっくに出そろった話なんですよ。
ほんとに何の知識もないんですか?
ここのスレッドでは1発目でみなみさんによる、つくる会の教科書批判で始まっているの。それに対して、どこが問題?と聞いてるんだよ。
いくら聞いても具体的な問題点ではなく「僕的には受け入れられない」では話にならんと言ってるのですよ。
そんな理由で排除運動は言論弾圧であり、言語道断という事ですよ。
[119] | な〜さんからのコメント(2001年06月22日 10時18分00秒 ) | パスワード |
な〜 です
私はみなさんが「客観的に」議論されることを待っているのですが。
「いいこと」「悪いこと」「好きだと思える記述でない」ってなんのこと?
「日本が嫌になりそうな教科書」って具体的にどんなこと?
>ほんとに何の知識もないんですか?
理解できないから聞いております。
ここに書いておられる賛成派の多くがこのような表現をされますが、私には
どういうあたりが客観的に述べておられるのか理解できないのですが。
>“客観的事実”に基いて検証するのが「歴史」(KORNさん)
だったんじゃないのですか?
主観的に「いいこと」だけ書いて「悪いこと」を書かない教科書を作るのが
目的の会と解釈していいのでしょうか。
また賛成派が反対派に具体例を示せと言われますが
逆に私が客観的事象に基づいて説明して欲しい(「86」「95」「97」)、
と言ったことにはどなたも答えられませんが。
要はここの議論はどっちもどっち、だと言いたいわけです。
「教科書」自身のことも論ぜずなぜのこのこ出てきたか、なんておしかりを
受けておりますが遼さんの指摘にもありますが
私としては「火中の栗」をひろう気分なんです(;_;)。
[121] | ひょうひょうさんからのコメント(2001年06月22日 21時23分49秒 ) | パスワード |
ひょうひょうです 2度目の書き込みします。
*「つくる会」教科書を支持する理由として4種類例示したところ、5種類目もあるとの指摘ありがとうございました。その分、反対理由も1種類増えたわけです。
*「論座」7月号の五百旗頭真の文章の論旨を紹介してほしいとの要望がありましたが、ちょっと私には重荷なので、私が傍線を引いた部分のうちの幾つかを抜き書きします。
「政治的空中戦ばかりがよくも先行したものである」 「原理主義的な信念に満ち溢れた極論の応酬に任せて良識ある中間層が黙し、そして、粗野で力強い極論に引きずられるという構図が昭和史の悲劇をもたらしたのではなかったか」 「運動対的圧力を感じさせるからといって逃げていては、自由もまた社会から逃げていく」 「つくる会の教科書は確かに新しい」 「主張と評価が明瞭であり、血湧き肉躍るような筆致と言うか、読む中学生の血を湧かせ、肉を躍らせるようと努める書き方である点で革命的である。そのこと自体悪いこととはいえないが、いいことともいえない」 「淡々とした事実記述主義に堅実さとともに無味乾燥の危険があるように、感情移入型にも面白さとともに一面化や軽薄さの危険がある」 「国家闘争史観」 「反西洋が日本近代史の赤い糸として貫かれている」 「情緒過多な記述」 「日本のナショナリズムのみを感情過多といえる表現で謳いあげ、他国のナショナリズムについては冷淡な事実記述」 「私たちは自国を大切にするからこそ他国の人がその国を大切にする心にも敬意を懐くことができる。それが国際的妥当性を持ちうる開かれたナショナリズム」 「国家間の熾烈な闘争という史観をベースとして愛するわが国への思い入れをもって語るために、視野の狭い歴史に堕してしまっている」 「何も学習していないのではないかという疑問を抱く」 「人間の最高の価値は、国家に献身することにあると示唆する文章が少なくない」 「国際的な共同利益と日本の国益の接点を求めるアプローチを必要とする時代」 「歴史の実態に即して、その全体像がゆがまない範囲において、多様性が認められてしかるべき」 「良かったこと評価することと、良くなかったと考えることを両方きちんと書く。明るい面と暗い面、プラスの面とマイナスの面、それぞれが正確に書かれた財産目録をつくるのがあるべき姿」
*「つくる会」の歴史観のどこに同意できないか書きたかったけど長くなったので本日はこれまで。
[123] | 月読命さんからのコメント(2001年06月22日 21時41分18秒 ) | パスワード |
[121]ひょうひょうさまへ:
>「つくる会」教科書を支持する理由として4種類例示したところ、5種類目もあるとの指摘ありがとうございました。その分、反対理由も1種類増えたわけです。
あの〜増えた反対理由というはなんですか?
そもそも反対の理由の方は明確な提示をされておられなかったと思うのですが・・・・
賛成理由の裏返しがそのまま反対の理由になってるのでしょうか?
論座の引用の方は、もう全くどういう文章だったのかわからないです(^−^;
>「つくる会」の歴史観のどこに同意できないか書きたかったけど長くなったので本日はこれまで。
聞いてみたい気はしますが、ここはつくる会の教科書の賛否を論じているのです。
つくる会への賛否ではなく、出来上がった教科書への反対理由をお願いしたいと思います。
[124] | 月読命さんからのコメント(2001年06月22日 22時51分51秒 ) | パスワード |
な〜さんへ:
私は教科書問題で客観的事象という話を求めたことがないので、あなたも客観的事象で、と言われる覚えが無い事をまずお断りしておきます。
私はつくる会の教科書はデタラメが書いてある、こんな教科書は認められないという批評を受けて具体的にどこが悪いのか教えて頂きたいと言っているのですよ。
その答えがずっと「僕的には認められない」という事でしかないという事で、そんな理由ではよく判らない、もう少し具体的にお願いしたい。と言っているのです。
ちなみに私は従来の教科書を批判しておりますが、認められないとまでは言っておりません。言論・出版の自由ですからご自由に発行して採択に望んでください。
内容については批評はさせて頂くが、反対派が唱えるような禁書の如き抹殺は望んでいないと言う違いをご理解頂きたいものです。
>主観的に「いいこと」だけ書いて「悪いこと」を書かない教科書を作るのが目的の会と解釈していいのでしょうか。
つくる会の教科書に悪い事が書いていない事を確認されたのですか?
実際に作った教科書を読んでも居ないのに解釈できるのですか?
>要はここの議論はどっちもどっち、だと言いたいわけです。
ご冗談を、賛成派はつくる会のものも、従来の教科書も一緒にならべて公正に採択すればよいと言ってます。私もね。
反対派はつくる会のものだけは絶対に阻止などと言ってるので、絶対阻止などという強固な反対の理由を是非教えて欲しいと言ってるのですよ。
賛成派は従来の教科書の排除など望んでいない点が大きく違っている点を考慮されたし。
[101]
>私は作る会の教科書が良いか悪いかはわかりませんので議論に参加する
つもりは無いのです。
これ以上、教科書も読まず、教科書に対する議論に参加する意思ないと言いながら執筆者やつくる会への否定的見解だけを続けるというスタンスは執筆者の思想によっては教科書を執筆する資格うんぬんの話にしたいのでしょうか?
それとも執筆者の思想信条によっては出来上がった教科書は全部、断固排除すべき悪書である。という事が言いたいのでしょうか?
教科書に対する批評はしないとおっしゃっておられましたが、執筆者を通して間接的に叩く事は関係が無いと言う事でしょうか?
重ね重ね申しますが、ここのスレッドはつくる会の教科書の是非が問われたスレッドだという事をお忘れなきようにお願いしたいですね。
[125] | KORNさんからのコメント(2001年06月22日 22時54分45秒 ) | パスワード |
さて、な〜さんのご提案ですが・・・
きっと、な〜さんなりにこのスレッドが荒れる予感を感じて、何とかまとめる方向に持って行きたかったのだろうと推測致します。しかし、どうも論点が噛合っていないような気がするのです。
>私はみなさんが「客観的に」議論されることを待っているのですが。
私も待っています。
その為にどうすればよいかは明白なのです。このスレッドのテーマは「新しい歴史教科書には問題ある」です。幸いその教科書はすでに市販されていますから、反対派の人は何ページのどの記述に問題があるのか示してくれるだけで良いのです。そうすれば客観的な議論が可能になります。
何度も言いますが、賛成派の人達は「今までの教科書を出版差し止めにしろ」と主張しているわけではないのです。ですから私は、な〜さんが要求する「今までの教科書が良くないという客観的証拠を示せ」という切り口には疑問を感じます。論点は「新しい教科書のどこが問題なのか」です。
もうこのことは何度も言っているので正直うんざりしてきました。
「つくる会の歴史観」について否定派の人がどう感じているか(そりゃまあ“自分とは合わない”のでしょうけど)という点については興味ありません。批判したい人はどうぞ語ってください。その論点については私は興味ありませんのでしばらくROMさせていただきます。新しい教科書について具体的に問題個所が指摘されたなら、また復帰したいと思います。
ま、ここまで議論して具体的には何一つ出てこないのだから、「客観的」には問題ないのだろうと感じざるを得ませんが。
[126] | KORNさんからのコメント(2001年06月22日 23時01分54秒 ) | パスワード |
あっ、月読命さんの意見とかぶってしまいました。
結局そこに行つくんですよね・・・。
私も「教科書」についての具体的な指摘を望みます。
[127] | なぎさんからのコメント(2001年06月22日 23時16分52秒 ) | パスワード |
>な〜さんへ
愛国心、、、あぁ、またこの言葉に、、、(笑)
他のとある掲示板でも、国旗国歌から、愛国心について、お話し合いした事があ
るんですが、、、
愛国心という言葉の定義自体が、まずあいまいですね。
大辞林にも掲載されていないような(gooで検索しても出てこないっす)
まぁ、そのまま文字どおり、額面通り受け取れば「国を愛する心」という事でしょう。
その「国」というのが何を指すのか、、、
これは「現在の政権」や「現在の政治体制」といった事では無い。
「過去の来歴を含めた日本という存在」と考えるのが妥当では無いかと思います。
坂本多加雄さんの言葉を借りつつ話せば、
扶桑社の歴史教科書はその日本の過去の歴史を「古事記・日本書紀」にまで遡って、
そこから日本という国が連綿と続いていて、
その日本の歴史をつくってきた人に対する共感を持てるような教科書になっていると。
その共感が愛国心につながっていく、、、ってな感じですかね。
靖国神社などで特攻隊の方々の遺書を拝見した事があるのですが、、、
特攻隊の人が特攻した「愛国心」は、
当時の政治体制というくくりでの国では無く、
郷土や日本の歴史を含めた「日本という存在」に対する「愛」だったと、想像できる。
これまでの教科書はどうかと言えば、
ステレオタイプな見方になりますが、
過去の支配者はひどい事ばかりをして庶民から搾取してきた、、、
近代に入ってからはアジアに侵略しその人たちから搾取し、
敗戦後は経済侵略を続けている、、、まぁ、こんな感じでしょうか(笑)
これで過去の歴史をつくって来た人に対して共感が持つ事ができるかというと、
僕は持てないと思います。
一例をあげれば伊藤博文。
この人は憲法をつくり日本の礎をつくった「建国の父」的な人ですよね。
でも最近の教科書では朝鮮侵略をすすめた「侵略者」的な記述なんですよ。
伊藤博文は朝鮮の併合には反対していたのにもかかわらずです。
で、その伊藤博文を暗殺した安重根が英雄的な扱いになっている。
こうした記述で、
懸命にプロシア憲法を学び近代日本の骨格となる大日本帝国憲法を作成した、
伊藤博文に共感できるかどうか?
僕は、ただの嫌悪感しか抱けないと思います。
ここで勘違いして欲しくないのは「いいこと」ばかりを書けというのでは無い。
「悪い事」も素直に記述する必要もあると思います。
ただ、そのこれまでの教科書に書かれていた「悪い事」というモノが
事実に基づいているかどうか?というのが怪しいわけで。
な〜さんが再三あげられている「南京大虐殺」にしてもかなり怪しい。
その怪しさについては
http://www.geocities.com/TheTropics/Paradise/8783/
を参照してください。
しかしこれまでの教科書にはさもあった事のように記述されています(いました、、、かな?)。
もちろん南京大虐殺があったと主張する人もいる。
だからこそ、
『この東京裁判では、日本軍が1937(昭和12)年、日中戦争で南京を占領した時、
多数の中国人民衆を殺害したと認定した(南京事件)。
なお、この事件の実態については資料の上で疑問点も出され、
さまざまな見解があり、今日でも論争が続いている。』
というつくる会の記述は妥当ではないかと思います。
まぁ、なんか尻切れとんぼですが、長くなってきたのでこのあたりで。
最後に、、、個人的には扶桑社の教科書を読んだ、な〜さんの感想をお聞きしたいですねー。
[128] | ともさんからのコメント(2001年06月22日 23時52分04秒 ) | パスワード |
思い切ってカキコします。
なぎさんの、上のコメントには、すごく心を打つものがあります。
どうしてなぎさんが、新しい教科書を積極的に評価しようと思ったのかが
良くわかりました。
こんなふうに皆さんが新しい教科書について感想を書いてくれると、
よくわかるのですが。といいながらまだアタシも読んでいません。
週末に本屋さんで買って見ます。なにか感想を書ければいいのですけど。
[129] | 創さんからのコメント(2001年06月23日 00時09分04秒 ) | パスワード |
どうも・・・。
新しい教科書を未だ読んでいないので、ここへのカキコを遠慮していたんですが、愛国心についてずーっと思っていたことがあるんです。でもこの度なぎさんがまさにわたしの言いたかったことを書込んでくださったので、なんか咽喉のつかえがおりました!
教科書を読み次第、正式に参加の予定。
なぎさん、ありがとうございました!
[130] | マイルストーンさんからのコメント(2001年06月23日 01時31分42秒 ) | パスワード |
>靖国神社などで特攻隊の方々の遺書を拝見した事があるのですが、、、
>特攻隊の人が特攻した「愛国心」は、
>当時の政治体制というくくりでの国では無く、
>郷土や日本の歴史を含めた「日本という存在」に対する「愛」だったと、想像できる
書き込みの一部のみ引用して申し訳ないですが気になったのでコメントさせていただきます。
これ、マインドコントロールの結果でしょ?
特攻隊が組織された時すでに日本の敗戦は決定的だったわけで
マスコミの報道は規制されてたわけで、多くの特攻隊士たちは
犬死とも知らず死んでいったわけでしょ?
特攻隊士たちの大いなる愛国心は認めるけど、ことさらに
それを美化しようとする発言は納得いきません。
言いたいことは人は教育次第でどうにでもなるということです。
つくる会の歴史教科書・市販本、読みました。
137箇所でしたっけ?の修正を施し、検定を通ったわけですから
予想通り、さして歴史を歪曲してるとは感じられませんでした。
中で、気になったのは古事記についての詳述です。必要ないでしょう。
神話(古代の人たちは「歴史」と真に受けていたのでしょうが)について
記述することに反対はしませんが、古事記に偏るのはおかしい。
古事記も日本書紀も概略のみ教えれば中学生には事足りるでしょう。
どうせテストには出ないでしょうが(詳しい内容までは)。
後半の昭和天皇に関する記述も合点いきません。美化し過ぎです。長すぎます。
この教科書の監修者って昭和天皇と特別な付き合いでもあったのでしょうか?
日清戦争以降の記述から受ける印象は「日本は当然のことをやってきた」です。
そうです。むごたらしいから戦争なわけで時代の流れに流されただけでしょう。
だが、それによって大変な迷惑をこうむった国もあったわけで、それらの国の
国民感情を無視してるとは言いませんが、自国(日本)がやってきたことを
正当化することに重点を置いた歴史教科書という読後感です。
ま、それでいいじゃないか、という方たちにとっては問題外なのでしょうが。
勘ですが日本に5千の中学校があるとして、この教科書を採用するのは
1%に満たないでしょうね。
他の教科書の内容は知る術もありませんが、無難な方を選ぶのでは?
[131] | fumichanさんからのコメント(2001年06月23日 06時41分06秒 ) |
本人によりコメントは削除されました。 2001年06月23日 07時24分35秒
[132] | な〜さんからのコメント(2001年06月23日 08時58分20秒 ) | パスワード |
な〜 です
月読命さんへ
「いいこと」「悪いこと」をあなたの言葉で説明して欲しいと言っているのですよ。
遼さんの指摘される「相手を尊重する姿が見られない」、というのは
自らの言葉で自らの主張を書かず、相手の主張に反論ばかりする人が
いるからだとかんじています。
なぎさんへ
こういう風に自分の考えを率直に述べて頂けると先の議論が進むと思います。
私は愛国心を育てるには必ずしも先人を尊敬する必要はないと思っています。
先にも述べたように「歴史のない国(過去の記憶のない国)」が世界にはあるし、または革命などで政権をひっくり返した国などはどうでしょう?
現政権は前政権を否定しているわけでしょう。
愛国心というのはどちらかと言えば今の自分たちの社会を愛する気持ち
のような気がしているのですが。
私の県でも教科書の展示が始まりましたから、まぁ読んでみますが(買う気がない)多分多くの人の指摘のように客観性に乏しい記述がなされているのだろうと
思っていますよ。
[133] | な〜さんからのコメント(2001年06月23日 10時25分46秒 ) | パスワード |
な〜 です
KORNさんへ
結局「“客観的事実”に基いて検証する」ということは非常に困難であると
言うことですよ。
歴史にどういう態度で接するか?
過去の不幸な出来事を繰り返さないための教訓として学ぶのか?それともそうでないのか?
そして子供達にもどういう態度で歴史に接するようにさせればいいのか。
これがこの教科書問題の原点だと私は感じております。
[134] | な〜さんからのコメント(2001年06月23日 12時12分31秒 ) | パスワード |
な〜 です
kornさんへ
ここに登場する人は誰も声高に「出版反対、差し止めを請求する」なんて
叫んでいないと思います
またみなみさんの最初の投稿を「批判」と受け止めるか「個人的感想」と受け止めるか、これも受け取る方の主観的問題でしょう。
「客観性」て難しいですよね
[136] | fumichanさんからのコメント(2001年06月24日 11時42分57秒 ) | パスワード |
>私の県でも教科書の展示が始まりましたから、
>まぁ読んでみますが(買う気がない)
やっぱり読まないで批判されていたのですか… 長く議論に参加されておられるから、当然読んだものとばかり思っておりましたが、まだだったのですね。
掲示板書き込むのは一種の趣味であって仕事とは違うので(またSAGさんから突っ込みがありそうですが)こういうのを押し付けるつもりはありませんが、私と同業者なら意思決定する際には、感情を排し、まず事実を客観的に分析し、理性的に判断すると訓練を受けているはずです。われわれはいわば、その場その場の判断に対して給料が支払われていると言ってもいい。な〜さんは、件の教科書を読むという事をせずに判断しようとしておられる。これでは、つくる会の教科書容認派の人たちを納得させられないように思います。また、つくる会も、反・つくる会もどっちもどっちだというのであれば、反・つくる会の問題点も挙げてほしい。
読まれた上で、「教科書問題はわからない」でもかまいません。是非、ご感想を教えてください。
[137] | fumichanさんからのコメント(2001年06月24日 12時39分17秒 ) | パスワード |
マイルストーンさんへ
特攻隊についての書き込みについてですが…
>これ、マインドコントロールの結果でしょ?
>特攻隊が組織された時すでに日本の敗戦は決定的だったわけで
>マスコミの報道は規制されてたわけで、多くの特攻隊士たちは
>犬死とも知らず死んでいったわけでしょ?
>特攻隊士たちの大いなる愛国心は認めるけど、ことさらに
>それを美化しようとする発言は納得いきません。
マイルストーンさんは、特攻隊を犬死にだと思われるのでしょうか…?彼らの死によって敗戦後の日本は多大な恩恵に浴していると思います。特攻隊があったからこそ、日本人を追い詰めすぎたら何をするかわからんぞと、アメリカ人に一種の恐怖心を植え付け、天皇制の存続がなったはずだし、ドイツのように分割されずに済んだのだと思います。実際は、米ソのパワーゲームの結果だったのでしょうけど、まったくの無関係ではないはずです。
特攻隊で死んだ戦士たちを平和な現代に済むわれわれが『犬死に』と断じるのは、尊い犠牲を払ってくれた彼らを侮辱することです。マインドコントロールの末に殺された哀れな若者たちとお考えなのでしょうけど、われわれが、昔の特攻隊の戦士たちや、彼らを指揮した将校たち、当時の政治家たちに比べて、どこが進歩しているというのでしょう。昔の写真を見れば、引き締まった顔立ちをした彼らのほうが貧乏だったけれども純朴で、純粋で、ひたむきで、これが同じ日本人かと思うばかりです。
彼らだって、死にたくはなかったはずです。最前線の戦士たちであれば、日本が完全な負け戦であることは百も承知だったはずです。自分が特攻隊に志願して、運良く敵艦の一隻でも沈めることができたとしても、それが戦争の大局に影響ないこともわかっていたはずです。だけどなぜあえて出撃したのか…そこに愛国心があるのでは、自分の妻子や、その両親、ふるさとに住む人々を守りたい、また、敗戦は確実でも、戦後の講和の条件に自分の死をもって少しでも日本にとって良い影響を及ぼしたい、そういう意味での愛国心があったからこそ志願して死んでいったのではないかと思うのです。彼らが後世の人から犬死にしたかわいそうな人と、果たして思って欲しかったのでしょうか…
マイルストーンさん、もしあなたが特攻隊に配属されているとしたらいかがです? 将来、自分の孫に、『おじいさんはこの日本を守るために命をかけてくれた立派な人だったのだよ。だから今の日本があるのよ。あんたがあるのもおじいさんのおかげなのよ。』と伝えて欲しいですか? それとも、『あなたのおじいさんは、国からマインドコントロールを受けて犬死にした人なのよ。かわいそうな人なのよ。』と、伝えて欲しいですか?
(こういう考えって、今の日本では危険視されるんでしょうかねえ…いわゆる右翼だって批判されるのでしょうか…?。ご先祖を大切にする弔うというのは、単に同情するだけではなく、ご先祖の尊厳を守るという事だと思うのですけどねえ)
[138] | 創さんからのコメント(2001年06月24日 15時52分31秒 ) | パスワード |
閑話休題
マイルストーンさんの「特攻隊士のことを美化」というコメントについてですが、特攻隊について書かれている書物や、いろんな人の発言は多々あると思います。
しかしここには、ことさらのように特攻隊のことを美化した書き込みはないと思うのですが。
なぎさんの
>特攻隊の人が特攻した「愛国心」は、
>当時の政治体制というくくりでの国では無く、
>郷土や日本の歴史を含めた「日本という存在」に対する「愛」だったと、想像でき
>る。
にしてもfumichanさんの
>彼らだって・・・彼らが後世の人から犬死にしたかわいそうな人と、果たして思っ
>て欲しかったのでしょうか…。
という部分にしても、批判しているのは『特攻』という近代史上、まったく愚かで非人道的な(戦争に人道的というものがあるかどうかは怪しいが)戦法に対してであり、そのことを「こんな馬鹿なことは二度と繰り返してはいかん」ということを子供たちに伝える、ということが必要だということでしょう?
マイルストーンさんは、その部分については同じお考えだと思えばこそ、最前線の特攻隊士を「犬死に」の一言で済ますのは、納得できません。それを言うのなら、兵士を見殺しにした軍部の愚かさについて語るべきです。
さ、教科書買いに行ってこよう(すたすた)。
[139] | fumichanさんからのコメント(2001年06月24日 16時18分40秒 ) | パスワード |
>兵士を見殺しにした軍部の愚かさについて語るべきです
日露戦争のことを思い出しました。私の母方の祖母の父親(だったかな?)が旅順攻略戦に出征し、戦死しているそうです。『坂の上の雲』によれば、当時の第3軍の伊地知参謀長が十分な砲撃を行わずに無茶な突撃を繰り返し、乃木がそれを制止できなかったためにいたずらに戦死者を増やしたとありました。伊地知が、砲兵の専門家であったにもかかわらず!です。いわば、私のひいじいちゃんは高級将校の頑迷さの犠牲となったわけです。(参謀が児玉に代わってから、あっさり落としましたよね)
話は変わって、私が名古屋の病院に勤めていたときのこと、後輩として鹿児島出身の伊地知君が研修医としてやってきました。家系を聞いてみると、日露戦争に将軍として出征していたとの事でした。なんたる奇遇! 当然、他の後輩に比べて、ちーっとばかり厳しくしましたよ、本人に罪はないけれど。
[140] | KORNさんからのコメント(2001年06月24日 16時19分38秒 ) | パスワード |
な〜さんへ
>結局「“客観的事実”に基いて検証する」ということは非常に困難であると
言うことですよ。
確かに困難でしょう。
しかし、歴史を検証するのはまずそこから入るしかないのです。
まず「事実」は何か、そこを多面的に調査・分析し、証拠を集める。
その上で検証し「教訓」を得るのです。
まず事実が確定しないうちから、一面的な検証だけで判断し
「教訓」を得ようとすると道を誤る可能性があります。
従来の教科書・新しい教科書、これらが出揃った状況を私は“健全”だと感じます。
日本はやっと近代史を多面的に検証できる状況になりつつあります。
>私の県でも教科書の展示が始まりましたから、まぁ読んでみますが(買う気がない)多分多くの人の指摘のように客観性に乏しい記述がなされているのだろうと思っていますよ。
差し出がましいようですが、まずそのような先入観を取り除いてから
新しい教科書という「事実」を検証して見てください。
そのうえで、従来の教科書と比べて何がが異なるのか、
またその相違点が教科書として致命的な問題なのか、考えてみて頂けないでしょうか。
[141] | なぎさんからのコメント(2001年06月24日 17時51分25秒 ) | パスワード |
>マイルストーンさんへ
まず、僕の発言、、、美化していますか?
ただ単に、当時の特攻隊員の遺書に思いを馳せているだけですが。
まぁ、そんな主観的な事はさておき。
良く、戦前の人々はマインドコントロールされていた、、、って、言われるのですが、、、
あたくしはちょいと疑問なんですよね。
またまた特攻隊員さんを例にあげますけど、
小林よしのりさんの戦争論にも書かれていましたが、西田中尉という方。
海軍報道員だった山岡荘八さんの
「この戦を果たして勝ち抜けると思っているのか?負けても悔いはないのか?
今日の心境になるまでにどのような心理の波があったか、、、」といった質問に、
西田中尉は、重い口調で、現在ここに来る人々は皆自分から進んで志願した者であることと、
もはや動揺期は克服していることを話し、
「学鷲は一応インテリです。そう簡単に勝てるなどとは思っていません。
しかし負けたとしても、そのあとはどうなるのです・・・・・・・おわかりでしょう。
われわれの生命は講和の条件にも、その後の日本人の運命にもつながっていますよ。
そう、民族の誇りに・・・・・・・」
と答えているそうです。
これって、マインドコントロールされていた人の言葉でしょうか?
正直はなはだ疑問なんですよ。
こうした言葉を綴れる人がどのような方法でマインドコントロールを受けていたか、
きちんと説明できますか?
また、報道規制は戦争末期にはきつくなっていたようですが、
「玉砕」(全滅ですな、実際は)の事実は公表されていたわけで、
そうして日本の領土が攻め込まれている、空襲も激しくなってくる、、、
日本が負けつつある、というのは実感としていたと、思います。
(未だ存命の私の祖父母もそのような事を話しております)
だからこそ、その負けつつある中をばん回しようと、
特攻に志願して行った人が多かったのではないでしょうか?
確かに、特攻する事が嫌で嫌でたまらなかった人もいるでしょう。
でも、自ら志願した人が多かったわけで、それを「マインドコントロールの結果」なんて、
言い捨てる事は簡単かもしれませんが、
殉じた人を「犬死に」呼ばわりするのは、いかがなものかと、思います。
宮崎哲弥さんも最近の著書でそのような事をいっていたような気がしますが。
(立ち読みなのでうろ覚え)
あと、1点。
『古事記も日本書紀も概略のみ教えれば中学生には事足りるでしょう。
どうせテストには出ないでしょうが』
と、おっしゃられていますが、歴史はテストの為に勉強をするのでしょうか?
>な〜さん
僕は尊敬すべし、、、とは、思っていません。
ただ、先人の行動を理解をして共感を持つべきであるとは、思いますねー。
やはり同じ日本人なのですから僕らが理解してあげずに誰がするのでしょう(笑)
そうした共感が、愛国心につながる、、、という坂本多加雄さんの言葉は、
個人的にですが賛成です。
革命と歴史の連続性については、1点だけ、スターリンについて話したいと思います。
スターリンは日本に対して軒並みならぬ嫌悪感を抱いていたそうで?
さて、それは何故でしょうか?
答え、、、日本が偉大な無敗の国ロシアに土を付けた唯一の国、だからだそうです。
それゆえに、コミンテルンの日本支部だった、当時の日本共産党に対して、
執拗に日本をおとしめるテーゼ(指導方針書)を発したそうで。
他の国に対するテーゼは挨拶程度のモノが多かったようですが、
コミンテルンは日本に対してだけ、何度も何度も、テーゼを発しています。
ロシア革命を起こして一番「進歩的」であったソ連ですらこの調子です。
革命で歴史の連続性が途切れているのならばスターリンはロシアの敗退について気にする必要はありません。
やはり、革命でも過去の歴史がつながっていると、考えるのがいいようです。
あと、革命家という人は、孫文や金玉均にしてもそうだったように、愛国家の人が多いようです。
国を愛するが故に、このままではいけないと革命を起こす。
まぁ、、、私利私欲の為に革命を起こす人たちもいるんでしょうけど(笑)
自国の歴史を嫌悪し貶めようとするのが日本の革命家の特徴で、
それがコミンテルンが発した数々のテーゼに由来するというのが、谷沢永一さんの説ですが、
それなりに説得力、あると、僕は思います。
またまた、長文しつれいいたしました。
[142] | fumichanさんからのコメント(2001年06月24日 19時09分51秒 ) | パスワード |
下熱では古参であらせられるマイルストーンさんに、特攻隊のことでご意見申し上げたのは失礼ではないかなあ、賛成してくれる人はいないだろうなと思いながら書き込みをしましたが、よかったです、同じように思う人がいてくれて。
>むごたらしいから戦争なわけで時代の流れに流されただけでしょう。
>だが、それによって大変な迷惑をこうむった国もあったわけで、それらの国の
>国民感情を無視してるとは言いませんが、自国(日本)がやってきたことを
>正当化することに重点を置いた歴史教科書という読後感です。
だって、日本の子供向けの教科書なのですから、日本のやってきたことに重点をおくのは当然でしょうね。でも、日本が当時、そういう道を選択した理由(世界情勢)がいろいろ書いてあるということを、『正当化』と言って非難して、日本がやったことの理由を説明しないとなると、はなはだわかりづらい教科書になってしまうでしょうね。
たとえば、ある犯罪者が逮捕されて、その犯罪に手を染める過程をいろいろ供述したとしますよね(たとえが悪いかなあ…) そのとき、その供述を、「自分を正当化している!」と批判しますか? 週刊誌や新聞はそうやって批判するかもしれませんが、当の犯罪者にとっては、「聞かれたから話したまでだ、話して批判されるのだったらどうすればいいの?」、というでしょう?
マイルストーンさんが、『日本が歴史教科書で自分を正当化してはならない』という事はつまり、『日本は歴史教科書を編纂してはならない』といっているのと同じ事になります。 それって、変じゃあないですかねえ。 それとも、マイルストーンさんは、中国か韓国に日本の教科書を作ってもらうのが希望でしょうか。
なんでも、中国の算数の教科書では、足し算を教えるのに、『日本兵が中国人を二人殺しました。そのあと3人殺しました。合計何人殺したでしょう』という具合に教えるそうですね。日本の算数もそうやったほうが、日本の残虐性が歴史の時間以外でも教えられて、マイルストーンさん的には満足かしら?
[143] | 遼さんからのコメント(2001年06月24日 21時22分00秒 ) | パスワード |
先般の小生の感想に就いて幾人かの方より意見頂戴したことに謝意をお伝えする。
本掲示板へ硬い話題に係って参加する場合、小生同様の思いを懐いておられた方が在ったことは、心強いものあり。只、意見交換を楽しむを第一義に皆が心掛ければ、賛否両者が程良く登場する事が可能であろうにと今も思う次第。 この世の中何が真理か自分は承知して居るという頑なさと、真実(事実)には誰も到達せぬという不可知論が幅を利かせれば意見交換は最早成立せず。
ひょうひょう氏紹介の五百旗頭論文の論調、前回小生記述の感想に近いものがあると感ずる。問題の教科書を全面的に支持して居られる方には意味不明の紹介であった様だが、小生には得心が行くものと言ったら言い過ぎか。
又、此れも前回小生が記述の「小生の周囲を俯瞰しても、史実ではない『神話』を史実であると信じている人はいる。」に就いてその人達の具体的紹介を求められた方が居られたが、固有名詞などを挙げて紹介する訳にはいかず、ご容赦を。一人は四十代半ば民族主義団体の名刺を所持。一人は還暦、会社経営者、保守政党の熱烈支持者。一人は・・・・・・・もう止める。何れも小生のご町内故直接の会話で知った次第。(小生の記述の「俯瞰」はやや不遜の感あり、現在反省中である)
[144] | な〜さんからのコメント(2001年06月24日 22時17分03秒 ) | パスワード |
な〜 です
KORNさんへ。
歴史は科学ではないと思っています。
なぜなら過去の事実が全て明らかになっているわけではないからです。
過去の歴史の中から誰か英雄を作り上げる物語を作ることも可能だろうし、逆に過去の歴史の中から未来への教訓を導き出すことも可能であろう。
だから、どういう態度で接するか。
作る会の立場は「日本国」という物語を書いた読み物として接する立場
反対派は「過去の歴史から学ぶ」とする立場
そう感じられます。
教科書を完全に客観的に書くことは無理なのだと思います。
「南京大虐殺」の記述は確かに客観的です。
では天皇124代はどうでしょう。みなみさんが言うように同じように注釈をつける必要を感じませんか?
客観的記述をしてもどこかに編集者の意図が入ってしまう可能性は否定できません。それは作る会反対派の教科書にしても同様のことが言えます。
教科書の細かい内容を論じ始めたらきりがないでしょう。
だから私は教科書の内容を問題にしないのです。
さらに言えば中学の歴史教育で過去の膨大な歴史を客観的に理解させることは無理でしょう。
論じなければいけないのは教科書の「内容」でなく根底に流れる「歴史にどう接するか」なのだと思っています。その原点を教えることで高校、大学、大学院へと進み歴史を本格的に学ぶ礎ができると思っているからです。
中学生に教えなければならないことは「物語」でしょうか?私はそうは思えません。だから反対です。
たぶんこの点ではKORNさんと同じ考えだと思うのですが。
まぁその他にもいろいろ反対理由はありますが、それは教科書としてというより今の自分の社会感覚によるものでしょうから今は話題にしません。
[145] | な〜さんからのコメント(2001年06月24日 22時27分39秒 ) | パスワード |
な〜 です
fumichan さんへ
教科書問題と関係ないですが
>彼らの死によって敗戦後の日本は多大な恩恵に浴していると思います。
(以下略)
これを証明するものは存在しているのでしょうか?
なぎさんへ
例えば日本人と結婚した外国の方も日本人と歴史観を共有しないと愛国心が育たないのでしょうか?さらにその外国の方が韓国、中国の方ではいかがでしょうか?そういう点も考えると私はどうしても賛同できないのです。
[146] | fumichanさんからのコメント(2001年06月24日 23時12分57秒 ) |
本人によりコメントは削除されました。 2001年06月24日 23時15分55秒
[147] | fumichanさんからのコメント(2001年06月24日 23時30分42秒 ) | パスワード |
>これを証明するものは存在しているのでしょうか
ははは、少なくとも特攻隊の戦士たちの中にはそう考えていたものもいるでしょうけど、証拠は確かにないですね。でも、現代のわれわれがそう考えてあげること、彼らの犠牲の上に今の平和な日本があると考えてあげること、また、彼らが崇高な死を選んだのは、後世の日本人が諸外国からあざけりを受けないようにするためだったと私は思いたい。そう思うことが、彼ら英霊へのせめてもの慰めであると思いますよ。(無論、教科書にそこまで思うようには求めるつもりはないですが)
あなたはどうもそうは思わないようですね。あなたには感謝の心ってあります?今あなたの周りに見える人に対しての感謝ではありませんよ。今この瞬間にも、警察官、消防署の人、自衛隊の人、長門ー下関線の土砂崩れを夜も復旧してくれている土木作業の人、そういった自分が顔をみたこともない人によって、人は支えられているのです。(こんなこと書き込んでいる自分がなんだかカッコ付けみたいで恥ずかしいですが)
あなたの発言からは、昔の日本人への愛情は感じられない。なんだか、昔悪いことをした人間たちを、裁いているみたい、今の感覚で。死者は自己弁護できない。いくら叩いても文句一ついう訳ではない。あなたたちにとって、格好の日本叩きの材料に過ぎない。
歴史教科書にしても、読みもしないうちに反対であるとあなたは言う。あなたと掲示板上で話をしていてやっと気づきました。あなたが叩きたいのは、旧日本軍でも、私たちの祖父たちでもない。この日本自体なんでしょ?
あなた、たしかコスモ何とかリズムがいいとおっしゃっていましたよね。国境をなくし、人類が共通の価値観によってまとまる…というような意味ですよね? そのために、日本の独自色を消す必要がある、こういうことでしょ?
でもね、自分から見えない人、ましてや、自分たちのご先祖さまに対して畏敬の念を抱けない人に、そんな夢物語を語られたって…むりでしょ?
ちなみに、答えたくなければ答えなくても良いんですが、な〜さんて、○医連の方なんですか?
[148] | マイルストーンさんからのコメント(2001年06月24日 23時35分34秒 ) | パスワード |
Fumichanさん、創さん、KORNさん、なぎさん:
個別にお答えしてもいいですが、(私自身の)レスが
遅くなりすぎましたし、今、思ったことを書くことにします。
大東亜戦争でも太平洋戦争でも呼称はどちらでもいいですが
もし、日、独、伊の三国同盟が勝利していたとしたら
その後の世界はどうなっていたと思われますか?
乱暴かもしれませんが、私は(世界人類にとっては)
日本が負けて良かったと思っています。
同じ負けるなら潔く負けとけよ。
そうすりゃ沖縄戦も原爆投下もなかったし、神風特攻隊も
なかった。「犬死」という表現はちと不適切でしたね。
[149] | fumichanさんからのコメント(2001年06月24日 23時56分15秒 ) | パスワード |
マイルストーンさんへ、
きつい言葉で書き込みして申し訳ありません。私の書いたことに対してお返事を書き込んでいただく必要はありません。揚げ足取りに走ってしまったようで、ごめんなさい
三国同盟側が勝っていたらですか…勝っていたら当然、沖縄戦も原爆投下も(これはちと微妙か?)、神風特攻隊もなかったでしょうね。勝ち戦なのですから、必要がありません。(笑)
世界平和の為に日本が負けてよかったというのは、戦後、GHQが日本の世論をそのように誘導し、日本人の不満を戦犯たちに向けるようにしたためなのでは?。また、戦後に米ソの冷戦が始まったからこそ、アメリカが日本の復興に力を貸し、敗戦国にしては扱いが寛大だったから負けてよかったと思えるのでしょう。もし、ソ連に占領されていたらどうなっていたか… とても、負けてよかったなどと言ってられないでしょうよ。まさに『収容所列島』と化していたでしょうね。
[150] | 創さんからのコメント(2001年06月25日 00時15分48秒 ) | パスワード |
ついに本日、市販本「新しい歴史教科書」「新しい公民教科書」「新しい歴史教科書「つくる会」の主張」の3冊を買ってきました。「主張」本から読むと下手な先入観が入る恐れがあるので、まず歴史教科書から読み始め、つい今し方読み終えました(ふぅ・・・)。
直後の感想
「ふーん。なるほどね。」
や、ほんと、そんな感じです。
実は初めの頃は、マスコミの報道やなんかで、『そんなにとんでもない内容なんだろうか?』なんて思っていた時期もあったんですが、実際読んでみると、かなり普通の教科書って感じです。もっともその他の教科書を読んで比べているわけではないので、そのあたりはちょっと意見が曖昧になってしまうかもしれません。
で、その内容についてですが、このスレッドはみなみさんの立てられたのもなのでまずそれに沿って書込みます。
・まず古事記については、わりとページを割いて記述してありますね。日本史好きのわたしとしては、個人的には好ましいです。アメノウズメノミコトについての文章も、特に過激とかは思いませんね。実際わたしが学生の時には、授業で先生が「早い話が日本最古のストリップをやったそいや。」なんて言ってましたし。それにここに書いていることを史実と感じるようなら、先生の教え方が悪いって事になるでしょう。残念ながら、ツクヨミノミコトは出てきませんでしたね>月読命さん
・教育勅語に関しては、近代日本人の背骨を形成していたことの何処が間違っているのですか?そりゃあみなみさんの背骨はいざ知らず、戦前の教育を受けた人たちにとっては、良い意味でも悪い意味でもそうとうの影響を受けているわけでしょう。またそれがあったから戦争中の国家総動員法などの法律も出せたわけじゃないですか。
・大東亜戦争は実際にその名前が使われた紛れも無い事実があります。それと朝鮮併合などについて「良いことをした」とは書いてありませんよね。みなみさんがおっしゃるのは、この戦争がアジア地域の民族独立運動に大きな影響を与えたということを「良い影響を与えた」というふうに取られているのだと思うのですが、良い悪い以前に独立運動の一つのファクターとなったのは紛れも無い事実です。もちろんそれがすべてではありませんが。
・昭和天皇が124代うんぬんについては、多くの方が指摘しておられるので、書きません。わたしも全く同じ考えです。
>存在が確認されていない神話上の人物から数えているわけで、そうなると上記の神
>話はやっぱり史実として扱われているのだなと思いました。
なんでそんな考えになりますかねぇ・・・。
集団的自衛権と核兵器廃絶云々は公民の教科書での記述ですね。公民は未だ全部読んでいないので、コメントを控えますが、少なくともP215に書いてあることは理論としては間違っていないと思いますが。
いずれにしても、検定を通っている以上、教科書としては問題ないというのがわたしの意見です。ただ、読んでいる中で、『あ、こういう記述は反対派の人には気に障るんだろうな』と思える個所が何個所かありました(笑)。
要は教える『先生』がどのようにこの教科書を料理するかで、本の性格が変わるかもしれないという部分はあるかもしれないな、ということです。ってことは、批判している人たちはかなりの先入観を持って読まれたということに他ならないと思います。
[151] | 創さんからのコメント(2001年06月25日 00時27分34秒 ) | パスワード |
マイルストーンさんへ
いえいえ、こちらこそです。
日本が負けて良かったというあなたの考え、わからないでもありません。
しかしfumichanさんのおっしゃるように、いま、わたしたちは一応平和な日本でこんな生活をすることができるからこそ、負けて良かったという考え方も生まれると思います。
もし枢軸国側が勝っていたら?
日本やドイツが、アメリカやイギリスに原爆を落としていたかもしれません。
日本でも核分裂の研究してましたしね。
[152] | ともさんからのコメント(2001年06月25日 00時28分00秒 ) | パスワード |
新しい教科書をようやく買ったのですが、まだ読んでいません、、、
>日本が負けて良かったと思っています。
びっくりしました!このことば・・・
アタシはぜったいにそうは思いません。
そんなにアメリカがえらかったのですか?
そんなにソ連がえらかったのですか?
ドイツやイタリアは知りません。そんな事はアタシには関係ないもの。
でも、日本は負けてよかった、だなんて、それは負け犬の論理です。
負けた悔しさがバネになって、日本は経済大国になったんだと思います。
fumichanさんのレスを読んで、胸がすーっとしました。
[153] | マイルストーンさんからのコメント(2001年06月25日 00時40分21秒 ) | パスワード |
Fumichanさん:
3合ほど飲んでいましたので、「こりゃいかん」と
さっきから「ジョージア・カフェチュール」を
ガブ飲みしています(~_~;)
反論がくることは予想した上での書き込みでしたし、
揚げ足とりとも感じませんでしたよ。
意見をぶつけ合わなきゃ面白くないですしね。
イカンのはオチョクリでしょう。
「特攻」で死んでいった若者たちをどう考えるか・・・
もしも「あの世」というものがあるなら、当の若者たちは
どう考えているでしょうね?
これまた、それぞれ思いが分かれるでしょうが・・・。
こういう「たら話」してもしょうがないけど
つい思いを馳せてしまいます。
[154] | マイルストーンさんからのコメント(2001年06月25日 01時05分40秒 ) | パスワード |
ともさん:
>日本が負けて良かったと思っています。
の前の
>私は(世界人類にとっては)
も引用してくださいね。
でないと意味が正確に伝わりませんから。
[155] | ヨッシーさんからのコメント(2001年06月25日 01時59分20秒 ) | パスワード |
すったもんだがありましたが、新しい歴史教科書ベストセラーですね。
つくる会の目的は「教科書を出すこと」
つくる会の主張は「教科書に詰まってるから読んでね。」って事だと思う。
だから、「マスコミ等が言うように、ホントにひどい教科書なのか、
国民の皆さんどうぞ読んで判断してよ。」ってことでしょ。
読まなきゃ始まらない。読まなきゃどんな教科書かわからない。
まわりでいろんな言葉が飛び交っていますが、読んでみてどうでしたか?
私は、バランスのとれた教科書だと思いました。
歴史とは、「過去の過ちを反省する為」だけにあるのか?
私はそうは思いません。
日本の足跡を知ることだと思います。「過ち」だけでなくて。
私たちのおじいちゃんの、おじいちゃんの、そのまたおじいちゃん・・・・・・
がいったい何を考え、何をして、日本をどうしたかったのか?そして、その延長線上
に今の日本があるということ、いまの「私」があるということですよね。
今の日本を作ってくれた先人に感謝して、その上で、歴史を検証しましょ。
なんだかんだ言っても、今の日本は「平和」ですよ。
思いついたままつらつらと書きました。失礼致しました。
[156] | アイアンマンさんからのコメント(2001年06月25日 02時12分16秒 ) | パスワード |
他県のものでずっとロムしておりましたが
少し考えるところあり、みなさまのお目を汚すかもしれませんが
私の考えを述べたいと思います
新しい教科書を作る会の「歴史教科書」(以下歴史教科書とします)
を先日読みました
歴史を物語として読ますという意図から、物語風の作りであったと
認識いたしました
そうであるなら(物語であるからには)作者の意図は当然あるのでしょう
(作者の意図がない物語は存在しないと思います)
私はいわゆる理系出身者で、その延長上の職業に就いている人間にとって
学術書・専門書(事実を載せた書物)はきわめて無味乾燥なものだと
認識しています
(ガリレオ、ニュートン、ケプラー、アイシンシュタイン、ハイゼンベルグ、
シュレディンガーの個人的な思想史(自然科学史)は除きます。)
そういう意味では、今回の歴史教科書はいわゆる学術書ではないと考えます。
複数作者の意図が反映された書物だと感じられました。
10数年前まで教育界に足を突っ込んでいた私にとっては
そこが危険な箇所だと感じられます。
いわゆる保守学者の書物はきわめて読みやすいもので、(個人名を挙げると
「小室直樹氏」「渡部昇一氏」の本など)、全面的に信じることを躊躇して
しまいます。
若い青少年が、物語風のわかりやすい本を読むということに危惧を覚えるのです。
若い頃は、まじめであればあるほど、「世の中に対し、真実や正義」を
求めるものだと思います。
それがため、「哲学」「宗教」にのめり込む傾向があります。
(あるいは科学と称する共産主義もそうなのでしょう。)
物語を読ますということは、正解はこれですよという危険と
隣り合わせなのではないでしょうか。
個人的には今回の歴史教科書は現在の公教育で使用するにはアクが強く
まずは私立学校で使用されるのが妥当なところではと思っています
地域・父兄の同意が得られれば、公教育でもOKかもしれませんが
皆様の論点と違うかもしれませんので、ずれているということであれば
聞き流してくだるようお願いします
[157] | なぎさんからのコメント(2001年06月25日 02時30分44秒 ) | パスワード |
>な〜さん
『例えば日本人と結婚した外国の方も日本人と歴史観を共有しないと愛国心が育たないのでしょうか?
さらにその外国の方が韓国、中国の方ではいかがでしょうか?
そういう点も考えると私はどうしても賛同できないのです。 』
僕は、歴史観を「共有」では無く過去の先人達に「共感」を持とう、、、と述べているわけです、はい。
歴史観を共有できるとは思っておりませんので。
で、お尋ねの件ですが、
中国人と日本人が結婚して、中国人の方が日本に愛国心を持てるか?
さぁ、、、知りません(笑)
中国人の方が日本人と結婚しても、そりゃ、中国人でしょ(笑)
産まれも育ちも中国人なんですから。
国籍だけ変わって、日本人になったところで、中身がmade in chinaな事にはかわりが無い。
例えば、黄文雄さん、、、この方台湾人ですが、ものすごく日本の歴史にお詳しい。
でも、彼は台湾に対して愛国心を持っている。
呉善花さん、彼女は日本人以上に日本を知っているけど、韓国に対して愛国心を持っているでしょう。
そんなもんだと、思いますよ。
ただ、僕らは、日本に産まれたのですから、日本の先人達に共感を抱き、
日本を愛する事が「自然」なわけで、
わざわざ外国の方が帰化した事なんて考えてもわかりませんです、はい。
>マイルストーンさん
ん、、、どうなんでしょうねぇ。
たらればの話はあまりしたくないのですが、、、
ドイツ・イタリアと確かに日本は同盟を結んでいましたが、ほとんど関係なかったような。
実質的にはアメリカのヨーロッパ参戦のだしにされたりとか、日本としては「損」な事ばかりでしたし。
政治体制にしても、あちらの2国はファシズム体制だったのに対して、
日本は、まがりなりにも議会が存続していて、非翼賛議員も数十人当選していたりした。
首相もコロコロ変わっている。
なんなら、ドイツは中国にシンパシーを抱いていた。
その上で、日本とあちらの2国は違うものという前提で話させていただければ、、、
日本が去った後のアジアは、内戦の嵐だったとともに、共産主義の手が伸びて来ていました。
朝鮮半島は分断され東南アジアでは戦乱が続き、今でも不安定な要素を持っている。
日本がそのまま「大東亜共栄圏」を構築できれば、、、
汪兆銘政権による中国が樹立され、文化大革命は無かったかもしれない。
朝鮮半島も分断されずに済んだかも知れない。
カンボジアで「キリングフィールド」も無かったかもしれない。
アジアでは、日本を中心に各国が並び立って、それなりにうまくやっていたという可能性もある。
まぁ、、、思いっきり肯定的にとらえれば、、、ですけど(笑)
どっちにしても、僕は日本が負けて良かったとは、思えませんね。
勝てば良かったとも思いません、
僕は悲痛な敗戦を経ても、ここまで先人たちが復興を果たした「今の日本」が好きですから。
その程度のものです、うん。
ただ、そうして、日本は負けたとはいえ、
日本という存在が各有色人種の独立が促進された事は、間違いないのでは?
日露戦争で日本が負けていたら、大東亜戦争も無かった。
でも、想像するに、白人至上主義の世の中になっている事も間違いないと。
まぁ、、、これも「もしも」の話しですが。
その程度のものなんじゃないんでしょうか、はい。
特攻隊の話は、まぁ、もういいです(笑)
「マインドコントロール」とか「犬死に」とかいう言葉を安易に使って欲しくないだけなのです、はい。
[158] | な〜さんからのコメント(2001年06月25日 10時41分17秒 ) | パスワード |
な〜 です
私は「歴史にどう接するか」を中学生に教えるのか?を問題にするべきだと感じています。
私は作る会の内容を無視しているわけでありません。細かい記述を取り上げてどれほどの意味があるか、と言いたいのです。全体としてどういう作りになっているのか、が問題です
作る会の教科書は既に何人もの人が指摘されておりますが「物語」なんだとおもいます。
例えば「特攻隊」をどう考えるか?
将来もし日本が同じような状況になった場合「特攻隊」を編成するのかどうか?
その判断がわからないとき人は歴史の中に答えを求めるのではないでしょうか?
私はそう思っております。だから「歴史」を物語として教えるのは危険だ、ということです。
なぎさんへ
>中国人の方が日本人と結婚しても、そりゃ、中国人でしょ(笑)
>産まれも育ちも中国人なんですから。
>国籍だけ変わって、日本人になったところで、中身がmade in chinaな
>事にはかわりが無い。
なるほどねぇ。この意見には実は随分ビックリしました。でもこれが多くの日本人の考えていることなのかしら?
だから中学生には「どう歴史に接すればいいのか」を教えるべきではないかと思います
[159] | 創さんからのコメント(2001年06月25日 10時43分32秒 ) | パスワード |
アイアンマンさん、初めまして!
よろしく、お願いします!
もしかして、ブラックサバスファンの方なのでしょうか?
そうだとしたら、お仲間ですが・・・(ハードロッカーな、わ・た・し)。
それはさておき、「聞き流してくださるように」とありましたが、少々気になりましたので、レスを付けさせてください。
物語性のある教科書に対して危惧を感じるということですが、論点というか、教科書の存在意義に対して観点がずれているような気がします。
いきなりな書き出しで申し訳ないのですが、そもそも教科書とは学校の授業で使う訳ですね。これは、当たり前のことなのですが、そこには授業を教える『先生』が存在しています。
では、先生の役目は?
教科書を使って授業をすることに他なりませんね。
教科書というのは、本来授業時の読本であり、『先生』が実際に教室で教育すること自体が学校教育のもっともベーシックな部分ではありませんか。
アイアンマンさんが書かれている、
>物語を読ますということは、正解はこれですよという危険と
>隣り合わせなのではないでしょうか。
までの部分はまさに教師不在のように受け取ってしまいます。
まるで読ませるだけで、ちっとも「授業」になっていない。
教科書は、勉強の道具の一つにすぎません。
学校教育の基本は、個人的には、学校での授業と自宅での予習復習が大きな柱だと思っています。どちらが無くなってもいけない。
わたしは、先の[150]のレスにも書いたように、この教科書に大賛成とまではいかなくても、反対はしていません。ですから授業を教える教師がしっかりと自分の職務を果たすのなら、この教科書でも何も問題はないと思っています。もっとも、教師が偏った(右でも左でも)考えで授業を進めるのならそれは問題になるでしょうが、そのことはなにもこの「新しい歴史教科書」に限ったことではないと思っています。
あと、公教育・私立云々の部分は個人的意見ということなので、多くは突っ込みませんが、そもそも学校教育法で定められた「学校」で使うための教科書を選ぶための検定制度なのでしょう?
公立学校で使っても良いじゃないですか。
どちらにしても、要は教師の資質次第だと思いますよ。
つーか、最後にはそこに行き着きますな。
[160] | な〜さんからのコメント(2001年06月25日 10時53分35秒 ) | パスワード |
な〜 です
創さんへ
>要は教師の資質次第だと思いますよ。
>つーか、最後にはそこに行き着きますな。
そうなんですよねぇ〜。
[161] | な〜さんからのコメント(2001年06月25日 10時56分26秒 ) | パスワード |
な〜 です
158の
>だから中学生には「どう歴史に接すればいいのか」を教えるべきではないかと
>思います
この文章「なぎさんへ」の前に来る文章です
失礼いたしました
[162] | なぎ さんからのコメント(2001年06月25日 11時54分18秒 ) | パスワード |
>な〜さん
『この意見には実は随分ビックリしました。
でもこれが多くの日本人の考えていることなのかしら?』
なにがびっくりなんでしょ?(笑)
こう考えたらいけないんですかねぇ。
個人的な事になりますが、、、
うちの叔母は国際結婚してアメリカにすんでいます。
国籍はすでにアメリカ国籍です。
でも、彼女はやっぱり私は日本人だ、って、いってるんですわ。
原爆を正当化されたらやっぱり腹が立つなんてことも申していました。
ちなみにその国際結婚の相手は日系3世のアメリカ人。
彼は顔立ちとかは全くの日本人ですが、思考形態は全くのアメリカ人です。
で、その彼はアメリカに対して忠誠心を持っています。
その夫婦には中学生と小学生の男の子がいますが、
彼等は、もう、全くのアメリカ人として教育を受けています。
姿形は日本人の子供なんですけど、、、
将来、母親との歴史認識のずれは間違い無くおきるでしょう(笑)
で、翻って自分の事として考えてみると、、、
僕自身、アメリカ人や中国人、韓国人になる可能性は、今現在、全くないんですが、
でも、なった時の事を想像してみると、
やはり日本人としてのアイデンティティーを保持したまま、、、
日系アメリカ人、日系中国人、日系韓国人として生きていく事になるだろうと思います。
中国人の方がmade in chinaであるとともに、僕は僕で、結局はmade in japanなんですよ。
もう一例、大東亜戦争当時のアメリカ。
アメリカ移民の一世が悲惨な収容所暮らしを過ごしている中、
れっきとしたアメリカ市民である日系2世の青年たちが
アメリカへの忠誠心を示す為に志願して出征し、
自分の親が収容所で過ごしているという矛盾を抱えながらも、
勇敢に戦いヨーロッパ戦線で大活躍をしたそうです。
これらはまた、極一部の例かもしれません。
ただ、自分がどこで産まれどうやって育ってきたのか、、、
という事が行動に反映される一例ではないかと、思います。
まぁ、もう教科書からはかなり離れてきているので、この議論はこのへんにしたいのですが、、、
な〜さんが「新しい歴史教科書」を実際に読んだ上での議論をしたいですね、はい。
[163] | アイアンマンさんからのコメント(2001年06月25日 22時16分13秒 ) | パスワード |
創さん、
こちらこそ初めまして!
真夜中に寝付かれず、
思いつらずら書いたレスにご返事くださりありがとうございました
まことに個人的な感想だと思いましたので、
聞き流してくださるよう書きましたが
ご返事がありましたので、なぜそう思ったか少し補足しますと
私は創さんが最後におっしゃった
>どちらにしても、要は教師の資質次第だと思いますよ。
>つーか、最後にはそこに行き着きますな。
の教師(正確には講師)を約15年前に2年ほど経験いたしました
(高校で理科系統を教えていました。)
その個人的な経験から、思うことを書きつづりました。
たいていの教師はまじめで、
就任当初は理想に燃えて教壇に立たれます。
しかし、3年以上教壇に立てば自分の「スタイル」が確立され、
「タネ本(授業進行用自作ノート)」ができれば、
あとは惰性という方がほとんどだったように感じられました。
また、社会を知らずに真面目なため、自分たちが学校で教えられてきたことが
正しく、それが通用しない世の中の方がおかしいと言う方も
結構いらっしゃいました。(思想ではなく、社会に対するスタンスとしてです。)
私自身が社会生活を8年ほど経験した後、教壇に立ったためよけいそう
感じたのかもしれませんが・・(土木現場で数年飯場暮らしをしていました)
そのため、私が知っている教師の方々に教科書を渡したとしても
様々なトラブルが予想される教科書を用い、自ら踏み込んで教える気概がある
方が多いとは、失礼ですが感じられなかったのです。
また、踏み込んだとしてもどのスタンスで踏み込むのか信頼しづらかったのです。
「世の中」「子供」に真剣に誠実に向かい合い、それを実行している方は
少数派でした。
その個人的な経験から発言したため
創さんから見れば、教師不在という意見に見えたのでしょう
ちなみに
「公立」「私立」分けた訳は
私立は「経営」と「教育」という相容れにくいものを両立しなければなりません
公立は、「経営」という概念はほとんど無いといって良いでしょう
公立校が気にするのは主に「地域」や「行政機関」だと思います。
「経営」にはそれなりの理念が必要だと思います、
この「歴史教科書」を採用には当然トラブルがあるのは予想されますので、
そのトラブルに対抗するためには理念が必要では・・と思った訳です。
(地域や行政と向き合うのは教師個人の力では無理だと思ったのです)
2回も続け、このスレッドに直接関係ない個人的な内容で申し訳ありませでした。
たまには見当違いの感想を書き込むかもしれませんが
これからもよろしくお願いします
最後に
アイアンマンの由来ですが、
「ブラックサバス」ではなく、本名の一部を英語読みにしただけです。
「ブラックサバス」がでてくる当たり、ほぼ同年代かもしれませんが・・
[164] | fumichanさんからのコメント(2001年06月26日 00時14分53秒 ) | パスワード |
>この「歴史教科書」を採用には当然トラブルがあるのは
>予想されますので、
6月22日付けの産経新聞より引用です。
『来春から使われる教科書の採択をめぐり、日教組の滋賀、山形などの地方組織が中央の方針に反して、特定の中学校歴史・公民教科書を採択しないよう、組織的に運動していることが二十一日分かった。日教組の中央執行部は「日教組として特定教科書の不採択運動を行わないというスタンスは変わっていないが、運動方針の統一は難しい面がある」としている。』
採用されるされないは教育委員会の裁量なので一市民としては任せるしかありませんが、こうした運動が各地で起こっているのでは、選定委員の人も躊躇するでしょうね。自分の自宅まで『どうして選んだんだ!』と押し掛けられそうで怖いでしょうから。
[165] | 非文化人代表さんからのコメント(2001年06月26日 03時20分41秒 ) | パスワード |
市販本がベストセラーになって、一般の多くの人達にそれなりの印象を与えたことまでで、とりあえず第一幕は終わりってことでしょうか。
一般の多くの人達には認知されても、教師の方たちの壁は厚いようです。彼らはとってもいい人達なのですが、ただ、物事に対し、学生時代までに自分なりに感じて(学んで)以降は、職業柄?認識の変化を促す刺激を受けるチャンスの少なかった人達であり、しかも根が真面目な人達ですから、本人としてはよかれと思って(自分としては正義感に燃えて)新しい教科書に非常な嫌悪感?を持っている方が多いようです(もちろんこれは、あくまで私の独善的な印象に過ぎませんが)。特に40代終盤(ちょうど管理職になる頃)以降の人達にそんな雰囲気を強く感じます。繰り返しますが、彼らは、心のやさしい、純粋な、とってもいい人達です。彼らから見れば、この教科書に共鳴する人達は、とんでもない蒙昧な悪者に見えるようです。
第二幕は、次の検定のとき(つまり教師の世代が1つシフトして以降)、実際に現場にどの程度普及するかという動きでしょうか。随分先のことですね。今の教師の方々も、今回はまず阻止できるものの、この第二幕の動きにこそ、非常な危機感を感じていることでしょう。
とりあえず、ここらあたりで仕切りなおし、ってとこでしょう。いわゆる「戦後」っていう独特の一時代は、やはりかなり根深いものを今に残しているようです。
[166] | みなみさんからのコメント(2001年06月26日 22時17分05秒 ) | パスワード |
私の書きこみに対する感想やご意見をくださった皆さんに感謝しつつ・・・その3と言いつつ、ものすごい書きこみ数のなかで私はこれでやっと四回目。しかも「つくる会」教科書支持の皆さんの質問には答えず「うそつき少年とおおかみ」の少年になってしまいました。今度からは「みなみの狼」で書きこむか・・・・。「命」や「尊」を使うのは、「つくる会」に反対の立場からも、「日本は天皇中心の神の国」とのたまわれた前首相を「おいおいまじっすか?」と言った私の過去からしてもできませんから。
いただいた意見のうち、主に私の最初の書きこみに関係することについて以下少しばかり書きこみます。
*神話が記載されていてどこが悪いなどの意見をいただきました・・・・・神話を全く載せてはならないとまでは言いませんが、神話はフィクションであり史実ではないと明示すべきです。「明示してある」と言われるでしょうね。なら昭和天皇を124代と明示すべきではありません。一方で実在しない物語上の人物を初代として数えておきながら、一方では神話は史実ではないのは当たり前じゃないかというのはどう考えても矛盾じゃないですか。ましてや「昭和天皇自身がそう言っていたのだからまちがいないじゃないか」という意見に至ってはもう何も言う気がなくなります。古代史の勉強にどれだけの時間が費やされるのかしりませんが、「神話は史実ではない」と記載しつつ古代史のページの三分の一も史実でないことを載せて教える歴史の教科書って本当に歴史の勉強をするためのものですかね。
*教育勅語が近代日本の国民の背骨を形成したという表現について何とも情緒的と言ったら批判されました・・・・・「教育勅語は戦前の天皇制国家への国民の忠誠心を養成する役割を果たした」と表現されていたら「何とも情緒的」とは言わなかったでしょう。「国民の背骨」などという表現は歴史教科書の表現としてふさわしくないと私は思います。「つくる会」教科書は「決然として守る国境」とか「まぎれもなく自衛隊だった」など思い入れの強い表現が随所に見られます。教科書執筆者の思いが全く出ない無味乾燥の教科書が良いとは言ってませんから念のため。教科書執筆者の思い即ち歴史観や国家観は検定後はこういうところに出るのかもしれません。
*太平洋戦争を大東亜戦争と記述してどこがいけないのかとの意見もいただきました・・・・・「従軍慰安婦という呼称は当時使っていなかった。正しく記載していない現行の歴史教科書はけしからん、間違っている」と発言した「つくる会」に近い自民党国会議員のことを思い出しました。歴史上の出来事などの名称は後世命名されることの方が多くあります。太平洋戦争という名称について言えば、広く太平洋地域を戦場にし、そこで多くの犠牲者を(現地の人はもちろん、日本人も連合軍兵士も)出したことはもちろん、戦場になった諸地域の戦後の歴史に大きな影響を与えた戦争であったことからしても、一方的に日本の当時の戦争遂行者の考えた目的や目標を冠するのは戦争の全体像を考えて行く上ではふさわしくないでしょう。白表紙本段階では縄文文化は「縄文文明」となっていたそうですがこれはさすがに検定は通りませんでした。大東亜戦争は検定を通ったからいいじゃないかと言われる方もいるかもしれませんが、それを言い出したらこれまでの教科書を「自虐史観」と批判することも許されなくなります。だって検定を通ったのですから。従って検定合格後の表現に限定して「良い悪い」を論ずるのはあまり意味がありません。やはり「つくる会」の歴史観や歴史認識をこそ、現行教科書を歴史観や歴史認識において批判するのと同様に論ずるべきでしょう。
今日はこれまで。暇が出来たらまた書きこみます。
[167] | ひょうひょうさんからのコメント(2001年06月27日 23時45分25秒 ) | パスワード |
ひょうひょうです。「仕切り直し」(もうこのスレッドへの書きこみはやめようよという意味?)の呼びかけもあるようですが3度目の書き込みします。
*「論座」7月号の五百旗頭真の文章の論旨の紹介は私には重荷なので、私が傍線を引いた部分のうちの幾つかを抜き書きしますと断っておいたのに<意味不明>とのお言葉。でも遼さんから<小生には分かった>とあってちょっとほっと。
*みなみさん(遼さんもかな)も言ってるように、「つくる会」教科書については検定通過後の記述をあれこれ論ずるよりも、「つくる会」自体の歴史認識について論じた方が判りやすいのではと思い、以下「つくる会」自身の書いたものを紹介します。
*日本国、日本民族の誇り〜歴史教科書に欠けたもの〜
「つくる会」の理論的方向性について(総論)
「つくる会」は総論として「日本国・日本民族の誇り」を考える、何を誇りと考えるか、その誇りを子供に与える教科書を作ることを主題と考える。
1、世界に類例のない「二千年の皇統」を持つ国柄。人類史は治乱興亡の歴史であるが、皇統二千数百年の国は日本だけである。
2、武士道・・「命に代えても守るべきものがある」という「ノーブレス・オブリージ」の思想が、日本では士のみならず農工商にも伝わり、やがて明治以降、武士道的国民皆兵の気概が、白人世界の仕掛けた世界的動乱の世で唯一の独立自尊を貫いた。
3、日本民族は常に自存自衛の戦争のみを戦った。秀吉の例外もこの基本的民族性を損なう程のインパクトはない。日清・日露・大東亜戦争は全て自衛戦争であった。
4、大東亜戦争は白人五百年の侵略による植民地を解放した(直接的には極東アジアにおいて、間接的には、やがて全世界の植民地を解放した。)
5、「負の誇り」・・戦後日本は「自虐史観」=「他虐史観」という世界に類例のない、「負の誇り」を背負っている。如何にこれを克服するかは不可避の課題である。
*以下、「つくる会」の理論的方向性についての各論が続くのですが、要約ですませます。
#南京大虐殺問題・・・・これは中国らしい大プロパガンダで、全て幻想である。
#従軍慰安婦問題・・・・実在しなかったと判明した。
#日清・日露戦争・日韓併合問題・・・・日清・日露両役とも常に朝鮮が主たる原 因であった。だからその必然的帰結として、日韓併合問題に進展する。
#大東亜戦争・・・・支那事変から大東亜戦争までの「十五年戦争」は全て自衛戦 争であった。
#戦後民主主義・・・・戦後民主主義の毒薬は、日本人の魂を深く傷つけ、国家民 族の崩壊の危機に直面している。
*この文書を読んで私は「つくる会」の教科書は支持できないと判断しました。でも支持できる人もいるんですよね。
[168] | はなふささんからのコメント(2001年06月28日 00時33分17秒 ) | パスワード |
>この文書を読んで私は「つくる会」の教科書は支持できないと判断しました。
>でも支持できる人もいるんですよね。
私は、ひょうひょうさんが列挙された「つくる会」の歴史認識に、
すごく共感します。これを読んで、今までモヤモヤしていた気持ちが、すーっと
霧が晴れた気分がしました。日本人が悪い事ばかりをしたはずが無い、と
思っていましたから。
まとめて下さったひょうひょうさん、ありがとうございました。
[169] | なぎ さんからのコメント(2001年06月28日 10時03分27秒 ) | パスワード |
沈静化してきたというか(笑)
みなみさんへのレスはfumichanさんがつくられた新しいスレッドに書きますね。
>ひょうひょうさん
で、、、それらの「つくる会」の歴史観とやらが教科書にどれだけ反映されていますか?
そこにあげられている「つくる会」の歴史観に僕も賛同いたしかねる部分がありますが、
教科書にはそこまでは書いてありませんし。
[170] | ひょうひょうさんからのコメント(2001年07月06日 22時07分03秒 ) | パスワード |
ひょうひょうです。
前回「つくる会」の基本的考え方を紹介したら、とても納得されて「つくる会」支持になられた方がいました。「侵略戦争とか日本が始めたら真っ先にどうぞ」としか言い様がないなと思っちゃいました。僕は日本に生まれてきて良かったなと思っているんですが、日本の歴史の全てを、あるいは今の日本の全てを美化したり肯定したり、たとえば外国への侵略などの過去と同じことをまたやりたいとは思っていません。
僕「愛読」の週刊新潮を食堂で読みました。ジェームス三木の連載の歴史教科書へのコメントが印象に残りました。
[171] | みなみさんからのコメント(2001年07月06日 22時49分42秒 ) | パスワード |
「みなみの狼」より「原理主義者みなみ」にしたらもっと受けるぞと友達よりメールが届きました。冗談じゃありません!私はそれほど誰が何と言おうと私の考えが正しいという立場に立ってはいません。と言うか常に相対的でありたいと思っていますから。
さて、前回に続き「つくる会」のものの見方や考え方こそ判断のポイントという立場から、同会の主要メンバーや件の教科書執筆者たちの公にされた発言を紹介します。
西尾幹二氏・・「すべての歴史は神話である」〜『国民の歴史』
同じく西尾幹二氏・・「戦争について謝罪してはいけない」「過去の自分の戦争が正しかったことを理解することが、結局は、自分を守り、平和を維持することにつながる」〜『汝ら、奸賊の徒なるや!』
同じく西尾幹二氏・・「尊いお方はカミであることにはなんの不思議もない。天皇は『現人神』とか『現御神』というのは、復活するイエスの神話より、ずっと現実的、非神話的である」〜『産経新聞』
高橋史朗氏・・「(従軍慰安婦とか南京大虐殺は)日本の歴史においては茶碗の汚れのようなもの」〜『教育創造』
藤岡信勝氏・・「森首相の発言(いわゆる神の国発言のこと)は、むしろ、時宜を得た至極まっとうな提言である」〜『産経新聞』
高森明勅氏・・「神話は歴史である」〜会津若松での講演テーマ
西部邁氏・・「憲法が自衛隊に違反している」〜『産経新聞』
こういう発言やひょうひょうさんが紹介しておられた「つくる会」の基本的考え方を支持できるというのが私には信じられないだけです。何年も前から「共生の時代」ということが言われていますが、今はまさに国際的共生の時代ではないでしょうか。「際」という言葉というか字に意味を感じています。自分の国に誇りを持ちたいために、自国の歴史を基本的にすべて美化してしまう姿勢に私は疑問を強く感じているだけです。
私が読んだ「つくる会」教科書を批判している人たちの文書で、批判の根拠として用いた歴史史料や著作には次のようなものがあります。外務省監修『日本外交百年小史』、外務省外交史料館日本外交史辞典編纂委員会編『新版日本外交史辞典』、韓国刊『駐韓日本公使館記録』、石井菊次郎『外交餘録』、伊藤博文編『秘書類纂朝交渉資料』、三笠宮崇仁『古代オリエント史と私』、雄松堂書店『極東国際軍事裁判速記録』、参謀本部『日清戦争史草案』・・・・・・
私にはこうした文献にあたって色々発言する能力も時間もありません。第一、私には自宅で私用のパソコンに向う時間がほとんどありません。長時間過密労働でやっと飯を食っている私としては昼間や1日何度もいろんな時間に書き込みできる方が正直羨ましい限りです。そういうこともあって「学問的な」反論や証明をあれこれの本にあたってこちらに書きこむのは大変です。ましてや「孫引き」などしたら何か言われそうで・・・・・。(でもしていますが。)「言い訳するな」と言われそうですね。やめましょう。
次回は各地の「つくる会」や同種の団体が地域に配ったりして我が家のポストにも入ったものを紹介できたらと思います。
たまにしか書けないのでどうしても長くなってしまいます。ごめんなさい。
[172] | 受験生@浪人はイヤださんからのコメント(2001年07月07日 01時36分58秒 ) | パスワード |
すごく長いスレッドなので、一番下まで来るのに時間がかかりました!
でも最後のみなみさんのレスを読んでみて、とても感じるものがありました。
それは、つくる会の主要メンバーや件の教科書執筆者たちの公にされた発言
として紹介して頂いたものです。
なんかすごく、同感だな!と思うんです。正義の為の戦争をして、謝るのは
日本だけなんじゃないかと、前から不満でした。やっぱりこういうふうに
考えていらっしゃる先生方は大勢いたのですね!すごく嬉しいです。
戦争は武力の衝突なのですから、キレイな戦争なんて世界の歴史上ただの
ひとつもありません。「茶碗の汚れ」って、なかなか言えてると思いました。
みなみさんとは、受け止め方が違うかもしれませんが、すごく勉強になりました。
[173] | fumichanさんからのコメント(2001年07月08日 06時28分36秒 ) | パスワード |
>西部邁氏・・「憲法が自衛隊に違反している」〜『産経新聞』
>こういう発言やひょうひょうさんが紹介しておられた「つくる会」
>の基本的考え方を支持できるというのが私には信じられないだけ
>です。
西部先生ならこういう言い方するでしょうね。確かに西部先生の著述は難解で、なかなか理解しがたいものがあります。でも、最近は先生も人が丸くなったのかようやく私にも理解できるようになってきました。
先生の文体には、別にわからない人にはわからんでもいいと言うような“突き放した”ようなところがあります。左翼学生運動→逮捕→思想転向を経たため、どこかニヒリズムを漂わせるその文体には“毒”がばらまかれているように見えますが、よく読み込んでいくとそれは“愛情”の裏返しであるように私には思えるのです。彼の作品の『家族論』をお読みになったことがありますか?「男達よ家庭へ帰れ。仕事ばかりではつまらん。家庭は面白いぞ。」ということが、先生独特の難解な表現でつづられています。
[174] | ひょうひょうさんからのコメント(2001年07月09日 22時56分40秒 ) | パスワード |
ひょうひょうです。
前回「つくる会」の基本的考え方を紹介したら、とても納得されて「つくる会」支持になられた方がいました。「侵略戦争とか日本が始めたら真っ先にどうぞ」としか言い様がないなと思っちゃいました。僕は日本に生まれてきて良かったなと思っているんですが、日本の歴史の全てを、あるいは今の日本の全てを美化したり肯定したり、たとえば外国への侵略などの過去と同じことをまたやりたいとは思っていません。
僕「愛読」の週刊新潮を食堂で読みました。ジェームス三木の連載の歴史教科書へのコメントが印象に残りました。ほとんど僕の考えと同じようでしたから。
ところでみなみさんの171の書きこみに対しても私の書き込みと同様の「感謝」の書き込みがあって苦笑しています。
もうこうなったらお願いするしかないのでしょうか。
どうぞもう一度歴史の勉強をしてください。正義の戦争だったら他国を侵略していいのかどうか。
どうぞ韓国の従軍慰安婦記念館(正式には日本軍「慰安婦」記念館)に足を運ばれ、そこで生活している老女たちに向って「あなたたちの歴史はわたしたち日本人にとっては『茶碗の汚れ』のようなものです」と言ってください。
西部氏は徳山の「つくる会」系講演会でも自らの生い立ちから語られたそうです。転向とまで呼んでいいのかどうかわかりませんが、人はそれぞれの体験から思想を形成していくものだと思っています(本だけ読んであれこれ偉そうに言うのはちょっと怪しいと思っているので)から、同氏が自らの人生体験の中から今のような立場にあるということについては、意見の相違を越えて尊重、敬意を払うべきだと思っています。もっと率直に言うと世の中、僕よりすごい人の方が僕よりもつまらん人よりも圧倒的に多いのです。このスレッドで僕と反対の立場の人にも「すげえな」と思う人がいっぱいいます。でも意見の違いは違いですけどね。
[175] | はなふささんからのコメント(2001年07月10日 02時42分50秒 ) | パスワード |
>もうこうなったらお願いするしかないのでしょうか。
>どうぞもう一度歴史の勉強をしてください。
>正義の戦争だったら他国を侵略していいのかどうか。
ひょうひょうさんのレスで学ばせていただいたものです。
新しい教科書を、本屋さんで買って読んでみました。
すっごく面白く、日本の歴史ってとっても感動的なんだなと、初めて思いました。
あたしって、今まで歴史とかすごーく苦手だったものですから。。。
でも、この本は、すーっと一気に日本の歴史の流れをつかめるような気がしました。
あたしが今まで真面目に歴史の勉強をしてなかったからかもしれませんが。。。
あたしは、ぜったいにこれは若い人におすすめの本だと思います。
もういちど、自分の生まれた国を見つめ直せる良い機会なのかな?
あたしも、自分が生まれた日本が大好きです!
子供達にもそうなって欲しいです。。。
[176] | Blue Skyさんからのコメント(2001年07月10日 09時25分40秒 ) | パスワード |
[174]ひょうひょうさんへ
新しい歴史教科書は、決して『正義の戦争だったら他国を侵略していい』とか、
『そこで生活している老女たちに向って「あなたたちの歴史はわたしたち日本人に
とっては『茶碗の汚れ』のようなものです」と言ってください。』とか
言ってるわけじゃないと思いますよ。それは少し、新教科書に対して、
偏見を持ちすぎでしょう。なんか洗脳されてるみたい。
あなたは本当にこの本を買って熟読されましたか?
[177] | ひょうひょうさんからのコメント(2001年07月10日 21時46分32秒 ) | パスワード |
176Blue Skyさんへ
よほどの卓越した人でない限り他の人の考えに影響を受けるのは当たり前でしょう。いや、誰もがいろんな人から影響を受けていると言うべきでしょう。「洗脳されてる」のが私だとすれば敢えて否定しません。逆に言えば「洗脳されて」いない人なんていないんじゃないでしょうか。あなたがこれまで出会った人や本や諸々の体験からあなたなりの思いがあるように、僕にも此れまでの経験や学習から一応僕なりの考えがあります。従って僕の考えが偏見であると断じられても肯定はいたしかねます。僕にはみなみさんの書きこみにあったような「つくる会」メンバーの発言の方が偏った見方であり、とにかく日本を美化する独断に満ちているように思います。
どれだけ読めば熟読と言われるのか分かりませんが、線を引き、ポストイットをはりつつ市販本だけでも数時間はかけて読みました。
175はなふささんへ
「つくる会」教科書は「歴史の見方・とらえ方にはいろんな立場・方法がある」というようなことを書いていますよね。でも多くの人は「つくる会」教科書には一つの見方しか書いてないと言っています。間違いがやたら多いことなどはこの際置いて、こうした見方も確かにあるのです。で、僕は僕なりの考え方から「どうか歴史の勉強を」と書いたのです。その意味は「つくる会」の人々とは異なる考え方のいろんな歴史関係書もぜひ読み比べてくださいという意味のお願いのつもりでした。
[178] | 品川汐夫さんからのコメント(2001年07月11日 10時26分37秒 ) | パスワード |
50半ばを過ぎたオジサンの感想です。私は高校時代から歴史は苦手で、いまもそれほど興味はありません。しかしここに載せられているいくつかの投稿を読むと、何か最近の風潮にやりきれないものを感じます。私の考えでは、歴史は物語ではありません。それは私たちの祖先と私たち自身の体験そのものであり、それはこれから人類がさらに発展するためにこそ後世に伝えられなければならないものです。とりわけ過去の過ちとそれによって生じた多くの悲劇は、それがいかに恥ずべき内容であってもできるだけ忠実に伝えていく必要があります。私の母はもう84になりますが、いまだに戦争中の苦しみや戦争で失った兄弟・親族の話をため息混じりに語ってくれます。戦争の悲劇は中国や韓国だけでなく、わが国の国内でも数多く作り出されていたのです。私自身は読んでないので教科書の批評はひかえますが、何人かの方があの戦争を「正義と自衛」と考えていらっしゃることを知り、驚き、あきれました。現在の学校での歴史教育の貧困さがこうした人達を新しく生み出しているのだろうかと思います。
50
[179] | 牛馬鹿丸さんからのコメント(2001年07月11日 11時18分34秒 ) | パスワード |
ひさびさに下熱にきたんですが、まだ続いてたんですねここ。読むのに一苦労ですよ。
で、なんか途中で話が教科書の話から脱線してる点が多く見受けられるんですが、ざっと斜読みして書かせて頂きます。久々に。
私見ですが、恐らく検定合格後のすべての教科書を出所不明にして相互比較したらこれほど批判はでないだろうな、と。
つまりつくる会が作ったからイカン!と考えている人が予想以上に多い、ということです。逆にいえばつくる会が作ったから支持する、とう人も多い、ということです。
つくる会の主張も反対派の主張も私は部分的に賛成します。
私自身はこの歴史教科書はちょっとおかしいなと思います。美術史の評価とかアメリカで日本人が迫害されたのは日本人が優秀だったからだ、とか。もっと他に書くことあるだろうとも思いますし。教科書なんだから、他の教科書についてもそう思いますが、思想は必要ないだろう、と。そこは教師が多様な意見を述べるべきであろう、と。
まっ、全般的には「普通の教科書じゃん」といった感想ですが。
採択に関しては採択する方々の良心に僕は従いたいと思います。被害者の国から(といっても韓国と中国だけだけど)文句がでるからといって個人の思想信条の自由を国家や一部団体が規制してよいはずはありません。そもそも国の方針としては村山談話を支持しているわけですし。
またこの歴史教科書は白紙標本を経て検定に合格したのだから大きな問題はないでしょう。事実誤認があるのなら、検定を合格させた某省の検定をも非難すべきです。
検定合格を止められなかったから、今度は採択を阻止するーそれも圧力によってーのは私には狂気の沙汰としか思えません。
まぁ「2」の書き込みにあるように私自身は他人の思想信条についてとやかくいう気はありませんし、もちろん「俺の考えが正しい!」とも思いません。もちろん議論はしますけどね。
つーかこのスレッドは教科書の話をする所なのでは?
[180] | 照さんからのコメント(2001年07月14日 17時04分08秒 ) | パスワード |
月読命…これ何と読むのでしょうか
これだけは頭に叩き込んでおいて下さい。
まるで同和問題を蒸し返すような発言は止めてください。
貴方の知識はよく解りました。そう知識をこれ見よがしに見せびらかさないでください。どうも意識違いをしています。
まず反対意見を言いますと、これは本当は歴史の史実が本当か間違いかなんて問題じゃあないんですね。
韓民族の歴史は承知のとおり長いんですね。現代に至るまでには実に長い間他の国に
抑圧されてきました。単一民族をここまで守ってきた国は他には無いのです。それは漢民族の民族性なんですね。韓国人は争い事は好まないのです。儒教の国ですから物事を損得抜きに哲学的に考えるんですね。悩みの国でした。韓国の古い歌に パンソリ と言うのが在ります。パンは恨 ノリは歌です。
漢字で書くと恨みの歌のように聞こえますが、実は自分を哀れんだ歌なのです。
人を恨むな、と言うような意味合いでしょう。あまりにも他国に流されてきた自分の
人生を恨むように。解りますかこの意味。
日本人が韓国蔑視の風潮はまだまだ残っています。近代的社会と言ってもまだ貴方のような日本人がいるのですね。悲しい限りです。
今日本人のアイデンティティを確立しなければ日本が駄目になる。だからですね、今
歴史を元気の出る様に再考察しなければと。
実は違います。まだ戦争の傷痕は残っています。亜細亜にはたくさんの、その時代に
翻弄された悲しい経験をした人々が。
何故日本が戦争に突き進まなければいけなかったのか、それはどうでも良いのです。
何が悪いか、この事実は消えません。それから後のことが大事なのです。
お金を出せば良いとかの問題でもありません。今日本が亜細亜の他の国の人々に何を
するべきかを。謝ってくださいでは無いのです。最近色々な補償問題が出てきますが
本当はどうでも良い事なのです。
日本人が自覚さえしてくれれば、驕りや驕蔑視を止めて謙虚に生きてくれさえすば。
元は大陸続きの日本。先祖は何処から来たかは判りません。
[181] | nidaさんからのコメント(2001年07月14日 18時45分58秒 ) | パスワード |
http://my.dreamwiz.com/todustin/
http://teri.2ch.net/korea/index2.htmlhttp ://korea.hanmir.com/ktj.cgi?url=http://www.kdaily.com/special/netizen/0711_3.html
[182] | 渡辺慶太郎さんからのコメント(2001年07月15日 01時05分14秒 ) | パスワード |
最近のアジア各国の内政干渉にも近い行動をみると、まだまだ近代
国家にはほど遠いなと感じています。もちろん、第二次世界大戦は
日本の侵略戦争です。これは間違いありません。
韓国には、安重根という「英雄」がいます。この人は、ハルピン駅
で伊藤博文を暗殺した人です。当然、韓国の人から見れば「英雄」
ですし、日本からみれば「暗殺者」です。しかもこの伊藤の暗殺か
ら日本の軍国主義化は実質的にはじまったのでこの事件がなければ
日本の歩みも相当変わった可能性があります。
明治憲法を草案したのは伊藤です。統帥権の問題も彼は熟知してい
たはずです。元老がその矛盾点をカバーしていたことも自覚してい
たと思います。それが急にあのような事態になったわけですから、
また実質、広い視野から世界情勢を考えて政治ができる人が伊藤だ
ったわけですからその損失というのはまったくもって残念です。
韓国がやってることは、韓国では「英雄」の安重根の記述はおかしい
と日本政府が修正を求めているに等しいんじゃないでしょうか。韓国
の人はそれが認められるでしょうか?絶対認められません。
また、1965年の日韓基本条約は何だったんでしょうか?自国の
経済不況が容易に回復しないからといって、安易に日本歴史問題に
すりかえることは韓国にとっては何の問題解決にもなりません。また
すべきではありません。
自国の経済発展をしようとするなら日本の生産財・資本財を使用する
ほかに道がない現在、そのことを正確に受け止めて自己改革するしか
韓国の将来はないとおもいます。あの奇跡の漢江の奇跡を達成した国
です。あの朴大統領を生んだ国です。やれないことはないはずです。
[183] | もりやまさんからのコメント(2001年07月15日 14時10分41秒 ) | パスワード |
照さんへ
>月読命…これ何と読むのでしょうか(略)貴方の知識はよく解りました。
>そう知識をこれ見よがしに見せびらかさないでください。どうも意識違い
>をしています。まず反対意見を言いますと、これは本当は歴史の史実が
>本当か間違いかなんて問題じゃあないんですね。
そんな言い方は、無いと思います。自分と異なる意見が述べられると、
「知識を見せびらかすな」と言い、「反対意見を言うと・・・」では、
相手の意見を尊重しつつ議論する、というルールに反しています。
>日本人が韓国蔑視の風潮はまだまだ残っています。近代的社会と言っても
>まだ貴方のような日本人がいるのですね。悲しい限りです。
これもあなたの大きな勘違いでしょう。
今回の騒動で、日本人は韓国を蔑視しているのではなく、もう少し大人になれ、
と諭しているのです。韓国がもし、真の国際社会の一員としてのプレーヤーを
目指したいのであれば・・・。
>何故日本が戦争に突き進まなければいけなかったのか、それはどうでも
>良いのです。
これは明白に間違いです。なぜ日本が戦争に突入したかを勉強、研究する事
こそが、二度と同じ道を進んで失敗しない為に、非常に重要な「歴史の勉強」
なのです。
>お金を出せば良いとかの問題でもありません。今日本が亜細亜の他の国の
>人々に何をするべきかを。謝ってくださいでは無いのです。最近色々な
>補償問題が出てきますが本当はどうでも良い事なのです。
いよいよもってあなたの言う事が理解できません。
アジアの国の人々(ってつまり韓国と中国ですね?)に今、日本が何をすべきか?
謝ってくれ、ではない?補償問題も、どうでも良い事って?
もちろん、アジア全体が発展するように、これからも日本はアジアの隅々にまで
気を配って経済支援を行っていきますよ。ご安心下さい。
>日本人が自覚さえしてくれれば、驕りや驕蔑視を止めて
>謙虚に生きてくれさえすば。
>元は大陸続きの日本。先祖は何処から来たかは判りません。
日本人が驕りや驕蔑視を止めて、謙虚に生きろ、だって?
現在、日本人ほど「謙虚に」生きている国民って、いないんじゃないですか?
中国や韓国の教科書を見れば、一目瞭然でしょう。
かの国では、「我が民族こそ、世界最高の民である」と歌ってあるではないですか。
この2国だけではありません。大概の国は、自国を誇らしく描いています。
当然です。
日本も、敗戦国として50数年間、じっと耐えに耐えて、ようやく、
自分の国を誇りに思える教育を、行えるようになったのです。
[184] | nidaさんからのコメント(2001年07月15日 15時48分54秒 ) | パスワード |
[181]
書き込みの途中でマシンが飛びました。
すみません。
最初のURLは、韓国のマスコミにも取り上げられているホームページで
日本人が赤ん坊の脳みそや胎児を食用に販売しているというショッキング
な内容のものらしいです。
あまりにもレベルが低いので驚きました。
[185] | Blue Skyさんからのコメント(2001年07月15日 18時05分18秒 ) | パスワード |
[184]nidaさんへ
ちょっとこれはひどすぎますねー。
本当にこれは韓国の学生が書いたのでしょうか?
ひょっとすると、中国の学生(か社会人か判りませんが・・・)が、
日本と韓国との間をさらに険悪にし、かつ日本を叩く為に仕組んだのでは?
胎児を食べる写真は、寒気を感じながらも、笑えます。
(オモチャを使ってるんでしょうが・・・)
どうみたって、日本人の台所じゃないよ。
日本人で、丸いマナイタなんか使っている家庭って、ありますか?
自分たちが、何でも食べるからって・・・、
そんなに、日本の繁栄や平和が、妬ましいのでしょうか?
そんならちょっとは自分たちでも努力しろよ!と言いたいわ。
こんな事に精力を使う人が(韓国か中国かわかりませんが)いるって事に、
あきれます。IT社会が泣くよー。アジア人の恥だね、これは。
[186] | fumichanさんからのコメント(2001年07月15日 20時23分41秒 ) | パスワード |
>胎児を食べる写真…
食人の習慣があるのは中国の方でしょう。軍が駐屯先の住民を捕まえてきて石臼で引いて肉団子にして食べたとか、謀反企てた韓信が殺されて塩漬けにして諸侯へその肉が配られたとか、処刑した罪人の肉を配って恨みのある人々がその肉を食べたとか、希望者が多かったときはその肉が販売されたとかエピソードにはことかかないでしょう。中でも有名なのは、劉備が泊まった民家で、その家の主人が自分の妻を料理して食べさせた話でしょう。阿Q正伝のなかでも魯迅が、処刑された罪人の流れる血を饅頭に染み込ませて食べようと民衆が殺到したシーンを描いています。
ごく最近では、文化大革命中に虐殺された反革命分子の死体の肉が肉屋で売買されていたと本で読んだことがあります。食人の習慣は向こうのほうでしょう。
[187] | 照さんからのコメント(2001年07月16日 23時55分11秒 ) | パスワード |
なんでも、中国の算数の教科書では、足し算を教えるのに、『日本兵が中国人を二人殺しました。そのあと3人殺しました。合計何人殺したでしょう』という具合に教えるそうですね。日本の算数もそうやったほうが、日本の残虐性が歴史の時間以外でも教えられて、マイルストーンさん的には満足かしら?
>胎児を食べる写真…
食人の習慣があるのは中国の方でしょう。軍が駐屯先の住民を捕まえてきて石臼で引いて肉団子にして食べたとか、謀反企てた韓信が殺されて塩漬けにして諸侯へその肉が配られたとか、処刑した罪人の肉を配って恨みのある人々がその肉を食べたとか、希望者が多かったときはその肉が販売されたとかエピソードにはことかかないでしょう。中でも有名なのは、劉備が泊まった民家で、その家の主人が自分の妻を料理して食べさせた話でしょう。阿Q正伝のなかでも魯迅が、処刑された罪人の流れる血を饅頭に染み込ませて食べようと民衆が殺到したシーンを描いています。
ごく最近では、文化大革命中に虐殺された反革命分子の死体の肉が肉屋で売買されていたと本で読んだことがあります。食人の習慣は向こうのほうでしょう。
これって、もうここは、閉じたほうが良いんではないでしょうか。
ところで、fumichan と名乗るお方は何年生まれなのでしょうか?
[188] | fumichanさんからのコメント(2001年07月17日 05時06分21秒 ) | パスワード |
>これって、もうここは、閉じたほうが良いんではないでしょうか。
>ところで、fumichan と名乗るお方は何年生まれなのでしょうか?
閉じるかどうかはともかく、かなり長いので一番下の段までコンピューターが読み込むのに時間がかかります。(安易に閉じろというのは、スレッドを立ててくださったみなみさんに失礼かなあと思いますよ)
うーん、照さんの上の書き込みってほとんど私の文章の引用なんですけど…
私がなんだか中国批判の急先鋒!って感じですね!私って日中友好をおびやかす危険人物かしら?(笑)
でもね、照さん、相手のメンタリティを知っておかないと、プロパガンダに引っ掛かっちゃいますよ(笑)「日本人は残酷な奴等だ!」とプロパガンダを流したいときに、題材に「食人」を思いつくメンタリティを最も持ち合わせているのはいったいどこの国の人なのか…知っておいて損はないと思います。
ちなみに私は昭和44年生まれ、32歳です。
[189] | 緑と自由さんからのコメント(2001年07月17日 12時31分06秒 ) | パスワード |
>これって、もうここは、閉じたほうが良いんではないでしょうか。
>ところで、fumichan と名乗るお方は何年生まれなのでしょうか?
どうも照さんは勝手な発言が多すぎる人ですね。
「これって」とはナニを意味するのですか?
外国がどんな歴史を持ち、どんな考え方をしているかを知るのは、
とても重要です。特に、今回のように悪質な日本バッシングが
起きている場合には、背景を知れば、自ずから真犯人が誰か、
浮かび上がるでしょう。fumichanさんには、種々の情報を提供して下さり、
ここを読む者にとっては大変に勉強になっています。
fumichanさんに歳を聞くのなら、私も照さんに聞こうかな?
照さんは、何年生まれなのでしょうか?
[190] | 照さんからのコメント(2001年07月17日 15時26分10秒 ) | パスワード |
これは、いわゆる啓蒙と言うことですね。
無知な私が恥ずかしい。お馬鹿な人は参加してはいけません。
ただ私の感じることを申しますと
皆さんの連ねる言葉は文献からの受け売りにしか聞こえません。
謙虚にと言いましたが、間違ってました。
謙虚過ぎて、言葉を発せられず、溜まり溜まったものが、
このスレッドと言う水によって潤ったんですね。
[191] | 照さんからのコメント(2001年07月17日 18時45分39秒 ) | パスワード |
韓国もおかしいけれど
日本も変だよ
[192] | 照さんからのコメント(2001年07月17日 19時56分59秒 ) | パスワード |
34歳のfumichan コメント下さい
[193] | 管理スタッフさんからのコメント(2001年07月17日 23時07分52秒 ) | パスワード |
スレッドも長くなり、サーバーへの負荷が大きくなっておりますので、
申し訳ありませんが、このスレッドは停止させて頂きます。
続きは別スレッドをたてるなり宜しくお願い致します。
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