キーワード:自転車 交通教育 交通安全 コメントの種類 :苦情
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小学校での英語教育云々言っている昨今ですが、
日本の教育界はもっと重要な問題を放置したままではないでしょうか?
交通教育…とりわけ自転車に関する教育については、
まともに実施していないか実施していても効果が上がっていない状態です。
全国で毎年自転車に乗っている人の死傷者が15万人以上、
そして歩行者を負傷させた自転車乗りの半数が18歳以下という傾向は、
ここ20年以上改善される兆しがありません。
道路交通法の条文をお読みの方はご存知でしょうが、
自転車といえども自動車やバイクに準じて様々な義務を課せられています。
左側通行や信号遵守や夜間の灯火使用、
歩行者への通行保護や安全運転への専念…。
加えて近年は自転車の速度向上が著しく、
もはや自転車にも自動車やバイク並みの教育が必要になっています。
しかし学校では年数回の交通教室が開かれる程度のようです。
成人に対する自転車教育に至ってはほとんど話を聞きません。
して現状は2人乗り(3人乗りもいる!)や夜間無灯火が横行し、
それらの違法行為がもたらす危険について無自覚な輩が目につきます。
自身自転車で長旅を楽しむ私ですが、
仕事先や旅路の途中で何度危険な状況に遭遇したことか…。
かような状況を看過するに忍びず、
現在「万人のための自転車教育」について論文を執筆中です。
本来は教育行政・交通行政の当事者が積極的に取り組むべき課題なのですが、
下関で様子を眺める限りどうも双方とも真剣にやっていない様子。
以前のスレッドでも自転車の殺傷力について説明しましたが、
研究すればするほど「万人のための自転車教育」が必要であると、
確信するようになりました。
現在の制作状況は取材80%・実験60%・作文30%というところですが、
一部はすでに私のホームページの「自転車の夜間走行」コーナーにて、
論旨を公開しております。
…ということで学校の諸先生方と保護者のみなさまへ。
子供に英語を教える前に自転車についてみっちりと教育してくださいまし。
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