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連邦最高裁の票決：
７対２でフロリダ州最高裁のやったことは間違いである、と。
５人は手集計は認められない、と。今日が期限だと。
アメリカ大統領選挙の認証の期限は今夜であり
フロリダ州最高裁は１２日間を与えたが間もなくその期限が終わろうとしている。
もう、勝負はついたと思うけれど、テレビで民主党の代表はゴアはまだ負けた訳ではない
と主張しています。
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GORE STUDYING RULING
NO CONCESSION EXPECTED
こんなのが流れました。
ゴアはただ今声明文を検討中。
今夜は敗北宣言は無いでしょう。
がっかり。
じゃ、もう寝ようかしら？
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今夜最後のご報告は
１２月１８日の選挙人の選挙の日に
またまたブッシュとゴアの戦いがあるかも知れない
らしいです。
１２月１８日の選挙は非公式で来年１月に公式の選挙があります。
選挙人は州を代表して誠実に投票しなくてはいけないのですが
時々インチキして違う人に投票することがあるのです。
だからゴアは最後まで戦うかも？
絶対「負けた」とは言わないかも？
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民主党のアドバイザーの中にはゴアにフロリダ州最高裁にもう１度上告しろ、
と言ってるそうです。
まだまだナカナカ終わりそうにないです。
これは連邦最高裁が spinning してるからでもあります。
困ったもんだ。
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日本では、すでに『ブッシュ、実質的な勝利』と報道されています。
で、ゴアが１３日にも敗北宣言をするだろう、と。
＞選挙人は州を代表して誠実に投票しなくてはいけないのですが
時々インチキして違う人に投票することがあるのです。
・・・ひぇ〜〜〜！
こんな事が起こったら、本当に最後のウルトラＣ！ですが、まさか・・・！？
そんな事したら、告訴されたり、逮捕されたり、てな事にならないの？
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>こんな事が起こったら、本当に最後のウルトラＣ！ですが、まさか・・・！？
そんな事したら、告訴されたり、逮捕されたり、てな事にならないの？
少なくとも刑事的サンクションはないはずです。
たいていの州では、選挙人に対する拘束力は法的なものとはいいがたい（罰則を伴わない）し、いくつかの州では、そもそもまったく拘束されていない、のではなかったかな。（以上、うろ覚えですが、とりあえず書いちゃいました。わはは。）
民事的な問題はちょっとわからないです。
いくら連邦国家とはいえ、間接選挙というものがいかにオカシイ制度か、一連の報道ではっきりしてきたように思います。
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おはようございます。そして今晩は。
夜中に起きてテレビ見ましたがゴアは「敗北宣言」してませんでした。
東部時間の早朝に当たったのですが。
テレビは連邦最高裁の訳の分からない発表の仕方に「おちょくって」ました。
ぱくって来ました：
ゴア氏窮地 陣営内からも「撤退」の声
【ワシントン１３日逸見義行】米大統領選で民主党のゴ
ア副大統領は、連邦最高裁の１２日の判決で、逆転に最後
の望みを託していた疑問票の手集計を連邦最高裁に事実上
阻まれ、最大の窮地に追い込まれた。ゴア陣営内からも
「撤退」を求める声が上がり、足並みの乱れも表面化して
きた。副大統領は、自分自身の政治生命と民主党への国民
の支持の行方を見極めながら、「敗北宣言」の時期と内容
を決めざるをえなくなった。早ければ、１３日にも共和党
のブッシュ・テキサス州知事の当選が確定する情勢だ。
米ＮＢＣテレビの世論調査によると、フロリダ州の投票
結果を決定する機関として、米国民が最も信頼を置いてい
るのは、５０％の支持を集めた連邦最高裁だった。これ
は、フロリダ州最高裁の２１％を大きく引き離している。
その連邦最高裁の判決が、手集計開始を阻止する内容だっ
ただけに、ゴア陣営への打撃は大きかった。
しかも、今回の判決は、手集計の開始に憲法上の疑義が
あるとの判断が７対２で採用されており、多数の判事が賛
成したことが、正統性を強める結果となった。これが、ゴ
ア陣営にとって反論しにくい雰囲気を一層強めている。
判決の前には、副大統領候補のリーバーマン上院議員も
ボイズ弁護士も「連邦最高裁判決が最後の決着」という考
えを示していた。判決後に、民主党のレンデル全国委員長
が「すぐに敗北宣言をすべきだ」と発言するなど、ゴア陣
営の中核部隊からもブッシュ知事の勝利を認める声が出始
めた。「敗北宣言」を遅らせると、米国民から厳しい批判
を浴びかねないとの懸念が党内でも広がり始めたことを示
している。
投票から５週間が経過し、国民からも「そろそろ収拾す
べき時期にきている」と長期化にうんざりする声が広まっ
ている。１３日付のワシントンポストも「ブッシュ大統領
に」という見出しを掲げたほか、ゴア陣営の姿勢に同調し
てきたニューヨーク・タイムズも１３日付社説で「両候補
が和解に向け努力するよう」求め、事実上、ゴア副大統領
の敗北を認める姿勢を示している。
ゴア陣営は、もはや逆転の手立てを失い、即時撤退によ
る決着を促すものばかりになりつつある。
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連邦最高裁がフロリダ州最高裁に差し戻したのは
フロリダ州最高裁にもう１度チャンスを与えるためでしょうか？
今度こそゴアだの民主党に肩入れしない判決を出せ、と。
だから連邦最高裁もブッシュと保守に肩入れしない決定の仕方でした。
でないとアメリカ史上歴史に恥を残すではないですか。
などと昨夜の連邦最高裁の決定に思いました。
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＞選挙人は州を代表して誠実に投票しなくてはいけないのですが
＞時々インチキして違う人に投票することがあるのです。
＞・・・ひぇ〜〜〜！
＞こんな事が起こったら、本当に最後のウルトラＣ！ですが、まさか・・・！？
３人ブッシュ側に裏切り者が出たらゴアの勝ちです。
ワタクシは逆に今回のゴアのゴネにうんざりしたゴア側の選挙人達が反乱を起こすのでは？と
思っています。
来週１８日の選挙人による選挙がまたまた楽しみです。
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今回の連邦最高裁の決定は勝者も敗者もはっきり示さなかったのが
ズルイなと思っていたけど
あれはアメリカ憲法の欠陥を最高裁判事が認めたということなのだそうですね。
そうなの？
ゴアが主張していた「疑問票だけの手集計による再開票」の要求は憲法違反だそうです。
でゴアの事実上の敗北。
ゴアが敗北宣言をしない限りブッシュは勝利宣言出来ない。
ゴアの敗北宣言待ち、というのは東部は既に午前１０時半近くなので
もうしたかも？
ちょっとテレビを見て来ます。
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GORE WILL ADDRESS THE NATION TONIGHT
ゴアは今夜なんらかのコメントを国民に対して発表するそうです。
ただし内容は分からないそうです。
やっぱり徹底抗戦？
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パクッて来ました：
米連邦裁、差し戻し
ゴア陣営「敗北だ」
米大統領選のフロリダ州の得票集計をめぐる異議申し立て手続きで、
連邦最高裁は１２日午後１０時過ぎ（日本時間１３日正午過ぎ）、
州内全郡で手作業による票の数え直しを命じたフロリダ州最高裁の決定には
「憲法上の問題」があるとしたうえで、
連邦法で定められた期限の１２日までに再集計を憲法にのっとって終了することは不可能だ、
との判断を示した。
この決定は一応、手集計基準の再検討を州最高裁に命じる差し戻しの形はとってはいるものの、
逆転の望みをつないでいた民主党のゴア副大統領に対して、再集計の道を封じた。
ゴア副大統領の事実上の敗訴だ。
民主党全国委員会は同夜、ゴア氏に敗北宣言をするよう勧告した。
今月１日の連邦最高裁の口頭弁論でゴア氏の代理人を務めたトライブ・ハーバード大教授も、
決定的な敗北だ、との判断を示した。
ブッシュ陣営のベーカー元国務長官は記者会見し、
「ブッシュ氏もチェイニー氏も連邦最高裁の判断に喜んでいる」と話した。
州最高裁の決定に対する違憲の判断は、７対２の多数意見だった。
しかし、救済措置として再集計を命じるかどうかは、５対４で否決した。
決定は、「得票結果に対する異議申し立ての手続きは、
連邦法で大統領を任命する期限の１２日までに終えなければならない」と指摘した。
そのうえで州最高裁の手集計基準は不公平で問題があるとし、
すでに１２日を迎えた今、憲法の最小限の基準を満たす形で再集計をすることはできない、と述べた。
共和党のブッシュ・テキサス州知事は先月２６日、
フロリダ州で５３７票差をつけてゴア氏を振り切り、
州務長官から「勝者」の認定を受けた。
しかし、ゴア氏は敗北を認めず、確定票に対する異議を申し立て、
法廷を舞台に、一進一退の攻防が繰り広げられてきた。
フロリダ州最高裁は、ゴア氏の訴えを認め、
州内の全郡で、機械にはじかれた疑問票を手作業で数え直すよう命じた。
連邦最高裁は、これを不服とするブッシュ氏の上訴を受け、
１１日に口頭弁論を開いた。
口頭弁論では、
州最高裁決定は、憲法や連邦法にかかわる問題として、連邦最高裁が介入すべき性質のものか▽
その場合、州最高裁は憲法などに違反して、選挙人任命に関する州議会の権限に踏み込む逸脱行為をしたのか▽
パンチカード方式の票の穴がへこんでいるだけの、いわゆる「えくぼ票」が有効かどうかを判断するのに
公正な統一基準がありうるのか
――などが争点となった。
℃
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上記の期限を１８日まで延ばそう、というのが５ー４で拒否されました。
期限は１２日迄、と。
上記にハーバード大学のトライブ教授のコメントがありますね。
「決定的な敗北だ」
って。
確かトライブ教授はもともとがゴア側には無理な訴訟だと言ってたように記憶しています。
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今晩９時にゴアがコメントを発表するそうです。
ゴア側は全ての自分の側の弁護士や支援者に解散を伝え
家に戻るよう指示したそうです。
でも黒人のトラブルメーカーのジェシー・ジャクソン牧師が
あと２０分後に全米規模のデモを始めるとかテレビが放送しています。
全米の黒人＋有色者よ、立ち上がれ！
って言うのでしょうね？
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連邦最高裁判事のスティーブンス判事は「勝者が誰で敗者が誰かハッキリしている」
と声明文に書いているようです。
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今回問題となった憲法の部分の修正はたいして難しい問題じゃない
などとニュースで言ってました。
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出身地のテネシーで勝てなかったゴアについて
夕辺だったかその前だったか
嫌味が語られていました。
法を変えればテネシーで勝てたのに、という話です。
それは南部の州では犯罪者は選挙権を一生剥奪される件です。
他の州では犯罪者の投票者の９３％が民主党に投票するので
テネシーも他の州のように犯罪者にも投票を許せば
ゴアは勝てたのに、と。
ま、これはゴアだけでなく全ての民主党候補者に言えるわけで
こういう嫌味がニュースになった訳です。
アメリカのいくつかの州では刑務所に入ってる服役囚も選挙が出来るそうです。
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フロリダ州最高裁？はセミノール・カウンティとマーティン・カウンティの
ゴア側の上告を破棄した？だか却下した？だかニュースに出ていました。
再開票問題はいずれハッキリ憲法に盛り込まれるでしょう。
ゴアは今夜敗北宣言をすると民主党内部からリークがあったそうです。
リーバーマン副大統領候補が先に敗北宣言をするそうです。
その後でゴアが敗北宣言をし、
その後でブッシュが勝利宣言をするそうです。
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フロリダ州上院議会は今日予定されていた
ブッシュの為の選挙人選出投票を中止したそうです。
急ぐ必要がなくなったからでしょうね。
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ブッシュの勝利宣言は今夜１０時を予定しているそうです。
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連邦最高裁判決は、手集計判定基準のあいまいさが合衆国憲法第１４条
（法の下の平等保護）
に反すると判断。
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ゴアの１０分のスピーチが終わりました。
「さっきブッシュに祝福の電話をした。今度は掛け直したりしない」などと
ちょっと笑いをとったりしました。
ALL VOTES MUST BE COUNTED の代わりに
「声が届かなかった人達の声を私はちゃんと聞きましたよ」
と言ってましたね。
GORE DISAGREES WITH COURT DECISION, BUT ACCEPTS IT
連邦最高裁の決定には強く不満を感じていると言ってました。
でも受け入れる、と。
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リーバーマンは今日スピーチをすると言ってましたが
取り止めました。
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ゴアは２４年だか、ずっと政治家をやって来て
これで政治家生命が終わるからど〜たらこ〜たら解説者が喋ってます。
でも講演会で生活出来るから、と。
政治家だったし、
副大統領だったし、
大統領候補だったから、
それで食べて行くことが出来る、と。
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ゴアの弱点は、苦労したことが無いところ、とも言ってました。
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ゴアがスピーチ会場から出て来た９時２４分は
雪からみぞれに変わってて
寒そうでした。
なんだか突然白髪が増えて頭の後ろの禿げてる面積が大きくなってるように感じました。
受け入れ難い連邦最高裁の決定を受け入れなくてはならなかったから？
突然髪の毛が年を取った感じでした。
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ブッシュのスピーチが終わりました。
IT'S TIME TO PUT POLITICS BEHIND US.
OUR NATION MUST RISE ABOVE A HOUSE DIVIDED.
共和党と民主党が協力して国を運営していこう、
という呼び掛けがテーマでした。
随分ゴアとゴアの家族に配慮してました。
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まぁ、これで４年後の大統領選は、おそらく、
ブッシュジュニア VS ミセスクリントン
なんてことになったりして？？？
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こんな記事がありました：
数え間違い、全米で１０万票？
アラスカ、ニューヨーク…
ＬＡタイムズ報道
【ワシントン１１日＝加藤洋一】米大統領選の混迷は、
フロリダ州の投票システムの不備や不統一が、大きな原因
となっているが、こうした選挙管理・運営をめぐる問題は
同州に限ったことではなく、全米各地で共通の現象である
と、ロサンゼルス・タイムズ紙は１１日付の特集記事で伝
えた。
西海岸のワシントン州から、東海岸のニューヨーク州ま
で１０州余りを同紙の記者が手分けして調べた。それによ
ると、票の買い取り、有権者登録の不備、複数回の投票な
ど、さまざまな問題点が浮き彫りになった。
アラスカ州では、投票年齢人口より、登録有権者数の方
が３万８０００人以上も多い珍現象が起こっている。州選
管当局は「アラスカは人の出入りが激しく転出者を名簿か
ら除くのは容易ではない」と説明。戸籍や住民登録制度の
ない米国ならではの問題点だ。
ニューヨーク州の選管は投票機の維持管理をする技術職
員が採用できずに困っている。年収２万１０００ドルとい
う薄給が原因で、投票機が故障しても修理が追いつかず、
有権者が投票をあきらめて帰る例もあるという。
計数機など投票用機械の問題もあり、業者によると０．
０１％から０．１％の集計誤差があるという。それが正し
いなら、今年の選挙では全国で１０万票、州平均２０００
票の数え間違いが起きたことになる。
有権者の投票状況を調べている非営利団体によると、今
年は全米で少なくとも２００万人の投票結果が何らかの理
由で集計されなかったと推測されている。
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こんな記事もありました：
2000年12月12日
救助の方法をめぐって
救助者も混乱の難破船
逆転に次ぐ逆転。司法判断が幾度もひっくり返る。州最
高裁が疑問票の再集計を認めると、連邦最高裁は途中で停
止命令を出す。投票日から１カ月余、米大統領選は、「救
助法を巡って救助者まで混乱に巻き込まれた難破船」の様
相となってきた。乗客は怒り、あるいは投げやりになり、
何人かは「ハリウッド映画以上の、世紀末的喜劇」と冷笑
している。大統領を最終的に選出する選挙人の任命期限は
１２日である。
何百人もの法律家、学者、政治家、ジャーナリストが毎
日、口角泡を飛ばしているが、フロリダ州で問題となって
いるのは結局、「疑問票」の扱いだ。集計機でははじかれ
たが、実際にはパンチカード式の投票用紙の穴が不完全に
開けられていたりする票である。
民主党のゴア副大統領は、民主党の強い郡で目立った
「不正」をただすためにも疑問票を手作業で再集計するよ
う求めた。「有権者の意思は公正かつ正確に反映されるべ
きだ」というのがその理由だ。
しかし、疑問票のうち、たとえばどの程度穴が開けられ
ていたら「有効票」とみなすか。その共通基準はない。共
和党のブッシュ・テキサス州知事は「手作業は機械のよう
に客観的ではない」と逆攻勢にでた。
決定は司法の手にゆだねられたが、ここでも結局、割れ
た。
州最高裁は８日、７人の判事の４人がゴア氏の主張に賛
成して、すべての疑問票の手集計を命じた。反対したウェ
ルズ長官は、延々と続く法廷闘争が憲法の危機に拍車をか
けるのでは、との懸念を表明した。
ゴア陣営が狂喜するなか手集計が再開されたものの、今
度は連邦最高裁の停止命令である。９人の判事は５対４に
分かれた。少数派のスティーブンス判事は「すべての票が
集計されることは我が国憲法の原則である」。立場は違う
が、やはり民主主義の根幹にかかわる危機を憂えた。
実はそのわずか１５分前には、アトランタの連邦巡回区
控訴裁判所で、手集計を認める決定が下されていた。連邦
最高裁の決定で無効となったが、めまいがしそうな展開で
ある。
判事は時の大統領や知事が任命する。法律の番人に徹し
ているとはいえ、やはり保守派、リベラル派に色分けされ
る結果となった。前代未聞の危機である。
司法判断が割れるのは当然かもしれない。なにより、信
念にもとづく自己主張はアメリカ民主主義ならではの無形
の財産だ。
だが、ここまでまとまりがつかなくなると、現場の人々
は戸惑うばかりだ。
停止命令が出たとき、投票用紙を再び集計機にかけて
「疑問票」だけを拾い出す作業に四苦八苦している郡選管
が多かった。ある郡ではコンピューターが作動せず、手集
計どころではなかった。ベイ郡の選管は手集計の命令に従
わないかもしれない、と裁判所に通告してきた。
肝心の両候補は、といえば、連邦より州の独自性を強調
するブッシュ氏は連邦最高裁を頼みにし、連邦の役割を重
視するゴア氏は逆に州最高裁こそ決定権があると主張す
る。情報革命のけん引力を自認するゴア氏は機械への不信
をあらわにし、「みなさんを信頼する」と訴え続けたブッ
シュ氏は「手作業は信頼できない」と人間不信に陥ってみ
せる。
漂流する難破船アメリカ号は、船長の座を争ってもつ
れ、もがき、刻々と亀裂を深めている。
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ブッシュのスピーチが終わってから
テレビのパーソナリティの女性が「何なの、あのスピーチ。Ｂー ってとこね」
ですって。
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ゴアが、すぐにでもお手伝いしますよ、とスピーチの中で呼び掛けていました。
I'm at your disposal という表現。
おっしゃる通りに致します。
＝I'll help you.
使うには使う表現だけど
実際には聞いたことがなかったので←こんな事言うアメリカ人の同僚はいなかったから
びっくりしてしまった。
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結局はフロリダ州最高裁も連邦最高裁も支持政党に執着しない態度に終わった形になったのが
良かった、
かな？
最後の砦は守った？！ということで？！
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＞でも黒人のトラブルメーカーのジェシー・ジャクソン牧師が
あと２０分後に全米規模のデモを始めるとかテレビが放送しています。
・・・へ〜〜、ジェシー・ジャクソン牧師って、米国では「トラブルメーカー」
っていう位置付けになるのですかぁ。この辺のニュアンスは、やっぱり日本の
メディアを見ているだけでは伝わってこないなぁ。
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ゴアは支持者に解散を命じて家でおとなしくしているよう、とのことでしたが
ジェシー・ジャクソン牧師はデモ隊を組んで抗議行動を組織していましたね。
タラハシーかワシントンＤＣのどちらか分かりませんでしたが。
確かゴアの敗北宣言の中でももう騒ぐのは止めてくれというような
一文が盛り込まれていたように思います。
ジェシー・ジャクソンのことだって思いましたから。
ゴアもねぇ、どう見ても白人にしか見えないんですが
ま、票の為でしょうけど
ジェシー・ジャクソンの歓心を買う為？レインボウ・コアリションに加盟してるんですよ。
（これは各種有色人種の集いのような物です）
ま、白という色で？
彼がまとめるリベラル票は民主党側には魅力でしょうが
関係無い立場の人間にはますます隔たりが出来ます。
ジェシー・ジャクソンよりブッシュにとってのコワモテは黒人の女性下院議員の
なんとかいう人で、この人がどういう反対をするかブッシュ支持者にはウヘェ〜というところです。
１回だけ彼女が話してるのを見ましたが
議論が全く噛み合わなくて司会者も困ってましたね。
そしたら「よんでおいてその態度は無いだろう」と司会者に噛みついてました。
こんな調子ですから下院議員だと知ってびっくりしました。
日本にもハマコーなんていましたから
日本もアメリカも同じようなもんでしょうか？
ふふふ
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クリントンからのメッセージだそうです。
アメリカはこの時間はまだ寝てますね。
■米大統領選：順調な政権移行に協力を約束 クリントン氏 12月14日 21:51
訪英中のクリントン米大統領は１４日朝、大統領選挙の決着を受け、「選挙戦の遺恨を過去
のものとし、国民が一体となってブッシュ氏を支持しよう」と米国民に訴えた。また次期大統
領への順調な政権移行に協力することを約束し、「この機会に米国は一つにならねばならな
い」と語った。
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１２月１８日の選挙人の選挙に３人ゴアに転がればブッシュが負けます。
ですからまだまだ気が抜けません。
ところで過去に１回２７０の同点？だかになったことがあるそうです。
こういう場合は議会で決めるのだそうです。
まだまだドタバタは続くようですね。
私はゴアからブッシュに転ぶのがかなり出るだろう、と思っていましたが。
選挙ってホントに水モノなのねぇ？！
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さっきテレビをつけたら
フロリダの将来の課題というのをやっていました。
ジェシー・ジャクソン絡みで。
最初っから聞いていた訳では無いので
ここに書くには正当性に欠けますが
耳にしたフレーズは：
racial paranoia だの
マイアミ・デードカウンティは５０％が functionally illiterate
とユダヤ系の学者が喋ってました。
南部の問題の根深さは識字率の高い日本人には窺い知れないらしい。
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これは Looking Forward Election Lesson という番組で
今は国家安全保障担当のコンドリーザ・ライスさんの話をしています。
数字が４５と書いてありますから４５歳でしょう。
もっとずっと若く見えます。
注目すべき女性だそうです。非常に明快な判断をする人らしい。
ブッシュ政権のスター的存在だそうです。
アメリカは世界の警察じゃない。
あなたのバックグラウンドが問われているのではなく何を目指しているのかが重要なんだ
と語っていました。
頼もしい女性です。
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フロリダでは黒人の９８％がゴアに投票したそうです。
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ジェシー・ジャクソンの次のターゲットは
「バーガー・キング」というハンバーガー・チェーンのボイコットだそうです。
テレビをつけたらそんな話が交わされてました。
理由は分かりません。
どんな政治絡みか分かりませんが今回の大統領選挙の結果かも。
我が家はハンバーガーはカールズ・ジュニアばかりなので
バーガー・キングのことは全く分かりません。
司会者がこのフランチャイズは１５％が黒人とメキシコ人がオーナーなのに何故なのか？
と聞いているところをテレビをつけたのでよく分かりません。
ま、今回の選挙絡みと分かりましたらご報告しましょう。
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服部さん、今回の大統領選挙詳細レポートほんとに
すごかったですね。ほんと、リアルタイムで知らせ
て頂き、ワクワクしながら見せてもらいました。
それでちょっと聞きたいんですけど、ブッシュは１
兆３千億ドルの大型減税をやりますが、スミス家の
サイフのヒモは具体的にどのように緩むか教えてく
ださい。
それと周りのお友達は、この減税をどのように観じて
るか教えてください。
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１０年間に１兆３０００億ドルでしょ？
年間１３００億ドルですね。
これで約３億人の人口として。。。
単純計算では１人あたり４３３ドルですか。
４３３ドルを１２で割ると月に４０ドルに足りませんね。
一家４人で１６０ドル 未満でしたら月に２回も夕食は食べに外食出来ませんね。
月に１回家族でお寿司の食べ放題に行けるあたりですね。
年間４３３ドルというと日本では新聞代、アメリカではケーブルテレビの年間契約代ですね。
倹約家族ならケーブルテレビ代・電話代・電気代が助かる、あたりでしょうか？
でも問題は累進課税の率が下がって
低所得者家庭と高額納税者が助かるのかな？
我が家の場合は遺産税の件ですね。
噂によれば来年からの大統領が共和党から選ばれた場合遺産税の廃止があるとか。
という話でしたが、さぁ、どうなりますか？！
現在のアメリカの遺産税の非課税枠は
１９９９年迄が............６５万ドル
２０００＋０１年が........６７万５０００ドル。
０２年＋０３年が..........７０万ドル
０４年が..................８５万ドル
０５年が..................９５万ドル
０６年以降..............１００万ドルです。
我が家の税金が大幅に助かるのかどうか。
実際には＜さ来年＞の確定申告をしてみなければ分かりませんね。
さ来年、このスレッドを記憶していましたら、書き込んでみましょう。
さ来年の話では鬼が笑死してしまうでしょうか？
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相続税廃止は「民主党が反対に回るから分からない」と夫が言ってます。
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よくわからないんですが、減税は一律ですよね。ということは
富裕層ほどメリットが大きいんじゃないでしょうか。その富裕
層のサイフの緩み具合がアメリカ経済のポイントになるのでは
ないでしょうか？
ということはスミス家のサイフの緩み方はかなりなもんになるん
じゃないでしょうか。（笑）
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レーガンが大統領になった時大幅減税がありました。
夫と義兄は同じお給料ですが
夫にはワタクシとの結婚で３０００ドル還元がありましたが
義兄は１ドルでした。
今年はワタクシに昔勤めていた時のアメリカン航空で掛けてた
確定拠出企業年金４０１Ｋの配当が１０年振り？に出てかなり頂いたので
夫が怒ってます。
それぐらいの余分な収入の為に税金の確定申告がその分面倒になるからって。
一応３０％弱の源泉徴収はあっての配当支払いなのですが
やっぱり来年の申告は面倒でしょうね。
来年から１０年間一律１人４００ドルちょっとの減税なのか
高額所得者の場合は３０％を切るのか？
民主党が減税には大反対でしょうからどう変わるのか？
夫が言うにはブッシュが大統領になった時点に遡って減税が有効とされるのではないか？
とレトロだから助かる
と言いますが
実際に収めてみないことには実際のところは分からないと思います。
我が家は相続税がどうなるのか
それで明暗が分かれます。
相続税がただになれば凄く助かります、って。。。どこの家でもそうですよね。
子孝行の義母は２００６年迄頑張って生きるなんて言ってくれてますが
（税金で国に盗られるのは嫌と言ってくれてます）
税金を払う為に今住んでる家を売ることになるのかどうか大きな悩みです。
我が家は１９９７年に義父が亡くなって弁護士交えて話し合った時
明暗について身につまされました。
今秋、義母が臨死体験をした時
まだ死ぬ訳にはいかないからとこの世に戻って来てくれましたが
アメリカ人というのは合理的で助かります。
日本の人は死や税金について弁護士を交えて正面から話し合わないでしょう？
渡辺さんのおっしゃるように相続税が０になれば我が家は嬉しいです。
物凄く！物凄く！助かります。
でも次の段階の敵・固定資産税の再評価でどう転ぶか分かりません。
キャピタル・ゲインのこともありますから分かりません。
どっちにしろ税金で苦しむのは変わらないと思います。
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今日は選挙人達による選挙に日です。
現在の所：
ブッシュ２４１票
ゴア氏が１７７票。
１人ゴアに入れるべき人が棄権をしたそうです。
ゴアに入れるべきなのですがゴアの潔くない態度への抗議だそうです。
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カリフォルニア現地時間午後１時３５分頃
ブッシュ２６９票
ゴア氏が２０３票
２７１取れば確定するのでブッシュは大丈夫だろうと言われています。
あと２票です。
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今日はテレビで国家安全保障担当補佐官のコンドリーザ・ライスについて
語る人がいました。
コンドリーザ・ライスは父親が民主党から共和党に転向した人で
彼女は生粋の共和党支持者で
子供の頃から自立心の優れた人だと言ってました。
毎朝４時半にスケートリンクに行って人より早く練習をしていたそうです。
そして毎朝ピアノを２〜３時間練習したそうです。
ロシア語も独学だそうです。
克己心たるや凄い女性だそうです。
４６歳だと聞きました。
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昼寝をしている内にブッシュの勝ちが決まったようです。（恥）
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副大統領にチェイニー、国務長官にパウエル、安全保障大統領補佐官
にライス、これでアメリカの外交政策がはっきり変わりますね。
チェイニーは湾岸戦争当時、国防長官、パウエルは統合本部幕僚会議議長
です。つまり、ふたりとも軍の中枢にいた人です。
これは、中国はショックでしょうね。しかしブッシュもなかなかやりますね。
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