[1] | 非文化人代表さんからのコメント(2000年11月24日 20時39分01秒 ) | パスワード |
ひょっとして、ひょっとしたらですよ、山口県全体が、日本全体が、数年後に大合併の嵐になる「かも」しれません。全国の市町村数が、今の何分の1かになる「かも」しれません。金(財政)の面も含め、いろんな意味で、このままの日本の行政区画では21世紀には「もたない」かも知れないですから。もしくは、これからの社会状況の中では、いまの行政区画の単位はあまりにも不合理(かつての生活様式とは、時代が変わっている)と認めざるを「得なくなる」かも知れないですから。
そういう次元の意味で、
>必要なのでしょうか
が問われることになるかも知れません。ひょっとしてですけど…。
民間企業だって、世の中の変化に対応するため、大合併の嵐ですしね(関係ないか…)。
もし、この「ひょっとしたら」が避けられなくなったとき、孤立も出来ない情勢なので「やむなく」合併する(特に豊北町や豊田町)ことになってしまうのか、それとも合併するなら広域的にこのような地域作りをしていこうと夢を持って「前向きに」合併するのかでは、大違いであることだけはたしかでしょう。
ま、今のところ、「ひょっとしたら」の話ですけど…。
また、そうなることが地域住民にとって望ましいのかどうかといった是非論を言いたいのではなくて(もし「現状」が望みさえすれば21世紀も維持できるのであれば、是非論はたしかにいろいろありましょう)、世の中の変化は、そうならざるを得なくなるかもしれない、ということを言っただけですけど(つまり、合併反対派vs合併推進派という対立構図の中で推進派の立場でモノを言ったつもりはありません)…
[2] | fumichanさんからのコメント(2000年11月26日 17時20分44秒 ) | パスワード |
高校の頃,豊北町からいわゆる5%入試で入学してきた友達がいましたが,その枠がなくなるわけなんですね。子供にとって選択の幅が広がっていいことだと思います。
[3] | nyaoさんからのコメント(2000年11月26日 21時13分31秒 ) | パスワード |
住民自治の立場で考えるならば、
条例制定やリコール・解散請求などの直接請求をやりにくくなり、
特に豊浦郡4町の住民にとっては重大な問題ではないかと…。
一方行政にとってもいいことばかりではなく、
エリア拡大で外勤職員の負担増を招く可能性もあり、
きめ細かなサービス提供は難しくなりそうです。
そもそも現在の下関市自体が町村合併の産物なのですが、
駆けずり回るだけでも結構しんどいですよ。
行政が広大な地域をきちんと統治できるのか、
住民がその広大さゆえの多様性まで考えて自治に取り組めるのか。
結局は人と人とのつながりなのですから、
その点までじっくり考えて結論を出すべきではないかと思います。
少なくとも現在は時期尚早ですね。
[4] | fumichanさんからのコメント(2000年11月26日 22時38分17秒 ) | パスワード |
>エリア拡大で外勤職員の負担増を招く可能性もあり、
>きめ細かなサービス提供は難しくなりそうです。
合併に賛成しているひとは既存の町役場の人員と施設をそのまま流用すれば解決すると考えているのかもしれません。でも,なぜ今合併なんだろう。
>少なくとも現在は時期尚早ですね。
私もそう思います。豊北町の人は自分たちの自然に囲まれた生活環境を誇りにしています。嫁さんの実家は長門市ですが,嫁さんの家では下関でさえ“都会”と捉え,“下関の人は冷たい”とか,“住みにくそう”と言ってます。私としては意外に思いましたが,北浦方面の住民と下関市民との“ 温度差”は埋めがたいものがあります。
以前の彦熱に,下関に合併された彦島の古老が下関を今でも恨んでいるとの書き込みがありましたが,同じようなことにならないとも限りません。
[5] | 非文化人代表さんからのコメント(2000年11月27日 09時50分32秒 ) | パスワード |
>合併に賛成しているひとは既存の町役場の人員と施設をそのまま流用すれば
>解決すると考えているのかもしれません。でも,なぜ今合併なんだろう。
ひとつは、エリアや背景人口を拡大することによって、より高次の都市機能も持った中心市街地が形成しやすくなるということでしょう。たしかに合併しなくても、エリアはエリア、背景人口は背景人口ですが、財政面・効率面を考えれば、エリアや背景人口の問題は、同一単位になるにしくはありません。
>豊北町の人は自分たちの自然に囲まれた生活環境を誇りにしています。
すばらしいことです。豊北町の人たちは、「心の過疎」に陥ることなく、立派に地域展開をしてらっしゃいます。また,豊北町地域は、中心市街地地区に対して多自然地区であり、そういう生活環境は合併したとしても大きな財産です。
問題は、その多自然環境地区・心の豊かな環境地区の豊北町と、中心市街地とをどううまく繋ぐかということであり、そうすることで豊北町の人たちが中心市街地の高次の都市機能を容易に享受しやすくなり(そうなれば豊北町地区の人たちにメリット大)、また逆に中心市街地地区周辺の人たちは、豊北町の多自然・心の豊かな環境地区に気軽に行きやすくなります(そうなれば下関市の人たちにメリット大。また豊かな生活環境の豊北町に移転して下関で働くというパターンも生まれれば、両地区の発展にとってメリット大)。そうなれば、豊かな生活・行楽環境は豊北町、職場や都市機能は下関地区という交流人口入り混じった1つの地域単位になれます。
そのためには、地域内の公共交通・情報体系の整備を、地域内なりの智恵で、地域の個性特性を踏まえて地域計画し、地域で実行していく必要があります。中心市街地の形成のためには合併するにしくはないように、このような公共交通・情報体系の整備も,合併するにしくはありません。
fumichanさんのコメントは、合併というものに、周辺の地域を犠牲にするのではないかとか、地域の多様性を殺してしまうのではないかとかいった弱肉強食、優勝劣敗、地域均一化といった懸念を背景にお持ちなように感じますが、私は、地域の多様性を発揮して全体が1つの社会単位として機能していくためにこそ、合併という手法が1つの選択肢なんだと思っています。周辺部の人も含め,みんなが個性的に豊かに,都市機能も自然も両方容易に享受しながら生活するために、また都市機能は都市機能で,自然や心の豊かさは豊かさで、それぞれが今よりもっとより高次なものにより豊かなものにしていくために、合併という手法があるんだと思っています。
…もし将来、合併が避けられないような世の中の情勢になったら、私は上記のようなスタンスに立とうかと思っています。ただ、人間、今のまま、変化しないほうが心が安定していますから、今からガンガン、そうすべきだと説得するつもりもありません。今のところ、私は決して合併推進派じゃありません。ここはこういう議論の場だから、上記のような考えもありではないかと披露したまでで、みなさんを説得するつもりはありません。賛成派vs反対派といった構図でやりあうのはいやです(もうそういう対立の時代ではないのでは? と内心思ってはいますが)。
「いいじゃないの,今が幸せならば」という人に、「将来のために,今、変わらなきゃ」といっても、なかなかかみ合わないことは結構身に染みています。
[6] | 非文化人代表さんからのコメント(2000年11月27日 12時47分15秒 ) | パスワード |
>高校の頃,豊北町からいわゆる5%入試で入学してきた友達がいましたが,
>その枠がなくなるわけなんですね。
これは、合併しようがしまいが、数年後になくなります。
>子供にとって選択の幅が広がっていいことだと思います。
そうですよね。周辺町村がベッドタウン化を進める上で、非常にいいことですね。安心して移り住めますから。
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