[1] | TARAKOさんからのコメント(2000年08月31日 13時25分02秒 ) | パスワード |
本当に大人げないというか・・・・・
アメリカさんは、日本がきらいなんでしょうね。
それとも、自分達はアジアとはランクが違うから、同じ席にはつきたくないとか・・・
「アメリカとアジア太平洋環境相会議」と名前を変えたら出席したりして・・・
鯨にしたって、過去に日本人やアジアの人達が絶滅させてきた
動物の種類なんて、欧米諸国の絶滅させた種の数と比べたら・・・・
アラスカの人は生活のために、未だに、
鯨もとっているというのに、アラスカの人はアメリカ人じゃないとか言う人もいるし・・・
いずれにせよ、仲良くできないなんて、悲しいですよね。
環境という大切なお話もできない国なんて、無視してしまいましょう!!
って、そう簡単にいかないんでしょうねぇ・・・・
[2] | knishiさんからのコメント(2000年08月31日 15時16分16秒 ) | パスワード |
ESCAPの環境大臣会議の欠席だけではないようですね。
(以下、朝日新聞ニュースから転記)
>国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)の環境大臣会議への欠席や、9月に予定されている日米漁業協議の開催とりやめなども通告した。
ワシントンの日本大使館によると、ラーソン次官は日本が従来のミンククジラに加え、調査対象にすることを発表したマッコウクジラとニタリクジラは、ともに米国国内法で保護の対象となっているうえ、とりわけマッコウクジラは絶滅の恐れのある種に指定されていることを説明、捕獲をやめるよう求めた。
環境大臣会議や日米漁業協議などのボイコットに加え、来年予定されている国際捕鯨委員会(IWC)のもとでの資源管理の具体策を話し合う作業部会を東京で開催することに反対する意向も示した。
さらに次官は、絶滅のおそれのある種を捕獲する国に対し、輸入制限などの制裁措置を規定したペリー修正法に基づき、「経済措置を含む検討を継続する」とも述べたという。(以上)
がんばれニッポン!!
[3] | 非文化人代表さんからのコメント(2000年08月31日 16時56分46秒 ) | パスワード |
1.アメリカなど欧米の反捕鯨国は、捕鯨について、理屈じゃ日本に勝てないことが次第に解ってきた。象徴的なところでは、もはや絶滅の危機に瀕していないことが隠せなくなってきた。これは、近年のIWCなどでの日本の努力に負うところが大きい。日本は、よくここまで頑張った。スジを通した。
2.しかし、アメリカなどは、それでも捕鯨を許すことは、絶対に出来ないと考えている。それはあくまで国内での事情からくることなのだが(そもそも、アメリカなんか、捕鯨に反対を唱え始めたこと自体、国内の事情が大きかったわけだし)…。とにかく、なにがなんでも、政府としては絶対に捕鯨を許すわけにはいかない。
3.日本に理屈じゃ勝てない。しかし捕鯨を許すとアメリカ政府の基盤が内部からゆらぐ。じゃあどうするか。もう、理屈じゃない世界で、国民感情的な情念の世界で、実力行使に出るしかない。客観的には理不尽でも、国民感情の追い風があれば、国民は支持する。
4.ことここに至っては、冷静に事が解決することは難しくなってきた。相手が、理屈じゃ勝てないと解って、確信犯で感情論に出てくるのだから。その結果、知的に「話し合いで」決着させるといった、学校の平和教育で学んできたような世界とは違う世界が現に国際関係では存在するんだということに、日本人は当事者として直面しなくてはならなくなった…。
…かなり重大かつ深刻な国際問題になってきました。
一部の日本人の中には、「たかだかクジラごときで、国際問題を巻き起こすこともあるまいに。クジラなんか食べられなくても特に困るわけではないのだから、そんな損なことはやめてくれ。クジラと心中する気はないぞ。なんでそこまでクジラにこだわるんだ!」という意見もあると思います。しかしここで日本が折れるということは、独立国家として、あるいはアングロサクソン以外の国家の一つとして、将来に多大な禍根を残すことになることも事実です。長い目で見れば、非常に大きな意味での「負け」です。そして、この負けを取り返すことは、二度と出来なくなるかもしれません。
私は、今現在は、こうすべきだという意見を皆さんに述べる気持ちを持てないでいます。重大なことになってきましたね、というコメントに留めます。日本は、非常に大きな転換点に直面しているのかも知れません。正念場です。
…ちょっと、大げさだったかな (^_^;
[4] | AGPさんからのコメント(2000年08月31日 18時16分38秒 ) | パスワード |
>日本は、非常に大きな転換点に直面しているのかも知れません。正念場です。
・・・いやまったく、非文化人さんのおっしゃるとおりです。
絶対に、日本は筋を曲げてはならない。日本の方にこそ『正義』が有るのだから。
[5] | 姫さんからのコメント(2000年08月31日 20時41分12秒 ) | パスワード |
アメリカは自分たちの従属国であると信じている日本に
裏切られた気分なんです。
ジャイアンがスネ夫に裏切られたような。
アメリカ人っていうよりも、政府が自分たちが世界を統治している気で
いるから。ジャイアンの音痴にも困ったものです。
本人、全く気がついていないし。
そんな国でも、大好きで、憧れちゃうんだよねー。
[6] | ぺんぎんさんからのコメント(2000年09月01日 02時25分00秒 ) | パスワード |
アメリカそのものは、国家を挙げて「捕鯨反対」で動く国なのだろうか?
何らかの経済的力が働いているのか?
それ以上の力を持つ地下組織がうごめいているのか?
ただ、単にロックフェラー級の財団がいくつか後ろでてぐすね引いているのか?
軍事的な動きは何も無いのか?
日本側にもその協力をする組織が存在するのか?
ハハハハハ・・・・きっと考えすぎですよね。(((((((^^;
[7] | 非文化人代表さんからのコメント(2000年09月01日 09時14分59秒 ) | パスワード |
>ハハハハハ・・・・きっと考えすぎですよね。(((((((^^;
考えすぎだと、思います(笑)
それって、ユダヤの陰謀がどうの、フリーメイスンがどうの、なんとかの議定書がどうの、とかいった、いわば陰謀史観っぽいですね。そういう見方というのは、日本では戦前からありまして、実は決して新しいものではありません。
そういう切り口で世の現象を何もかも分析して、解った気になるっていうのは、ちょこっとばっかし、危険かなと…。
[8] | くりがしらさんからのコメント(2000年09月01日 10時10分18秒 ) | パスワード |
いやいやまったくです。(笑)
最近、あるところから回ってきたテープの内容がそれらしき事ばかりなんですよ。
ロシア地下政府だユダヤ地下政府だ・・・って
危険な内容ばかりで・・・
ちょっと洗脳され気味だったかな(危ない危ない)
しかし、アメリカ政府をあげての捕鯨反対と言うのは何かしらの政治的?経済的?な
裏での動きがあってのことなんじゃないのかな?
それとも日本人が鶴を食べないように、同じ気持ちでアメリカ人は鯨を食べないのかな?
[9] | 非文化人代表さんからのコメント(2000年09月01日 12時42分22秒 ) | パスワード |
>しかし、アメリカ政府をあげての捕鯨反対と言うのは
>何かしらの政治的?経済的?な裏での動きがあっての
>ことなんじゃないのかな?
政治的?には、アメリカのイメージのクリーン化(ベトナム戦争で枯葉剤を使用したり、アメリカ政府自身にいろいろスネに傷がありますし、また、おそらく宗教的なものにもかかわっていると思いますが、動物愛護という、わけのわかんない国民のトレンドに応えなきゃならないってこともありますし…。まあ要するに、アメリカ政府以外のところにダーティーな敵−ここでは日本−を置きたいんでしょう)。それから経済的?には、日本の食料安全保障にゆさぶりをかけて経済関係で優位に立つ、その最初の突破口にしたいということでしょう(この点に関しては、戦前の日本にアメリカが石油でゆさぶりをかけてきたのに似ていなくもありません)。最前線のクジラ防衛線を突破されるということは、大阪の陣で、家康の策略で大阪城の堀を埋められることに似ています。
ただ、これらのことは、誰が見ても明らかな「表」の動きで、ちっとも「裏」の動きではありません。グリーンピースはなんであんなに資金が豊富なのか、独善と言う善意の信念だけでお金持ちがそこまで浄財?を出すだろうか? とかいった素朴な疑問もありますから、ひょっとしたら、たしかになんらかの「裏」めいたものがあるのかも知れませんが、私としては、そこに問題の構造を求めようとは(問題の本質をそういった方面にとらわれようとは)思いません。
[10] | 服部 明子さんからのコメント(2000年09月01日 13時07分40秒 ) | パスワード |
アメリカは今年これで3つ目ですか?
今年初めのワシントンでの「外相会議」がキャンセルになりましたよね。
サミット直前の外相会議にオルブライトさんがキャンセルしましたよね。
(日本でのサミットを軽視しているわけじゃない、と言ってましたよね。)
(サミットではクリントンが遅刻して来ましたよね↓)
(サミットなんか行ってるバアイじゃないだろうが、と言われてましたね)
で、今回の「環境相会議」のボイコットですか。
これから何が浮かんで来るのか?
コトは「鯨」や「環境」辺りじゃない気がします。
渡辺慶太郎さ〜ん、ご登場を!
「環境相会議」のボイコットをどのようにお考えになりますかぁ〜?
[11] | ???さんからのコメント(2000年09月01日 13時25分38秒 ) | パスワード |
私は鯨大好きですが、やっぱり日本は捕鯨を辞めるべきではないでしょうか?
食文化がどうのこうのいうより、あれほど知的な動物を殺して食べるのはとても野蛮だと思います。日本が調査捕鯨をして鯨の数がどうのこうの言ってますが、なんか次元が低いような気がするのですが。どうしてもアメリカというと日本人はいつも劣等感をもってしまいますが、日本人はもっと知的に考えるべきではないでしょうか?誰かが言ってましたが、人間は鯨を食べなくても生きていけます。なんか日本人は日本政府の言うことをあまりにも信じすぎてるような気がします。もっと真実を知るべきだと思います。日本の漁師さんたちは大量のイルカも殺しているの知ってますか?私達は知らないうちにイルカを食べているかもしれないんですよ。
[12] | 非文化人代表さんからのコメント(2000年09月01日 14時02分07秒 ) | パスワード |
>なんか日本人は日本政府の言うことをあまりにも信じすぎてるような
>気がします。もっと真実を知るべきだと思います。
おっ。出ました。ユダヤ陰謀論に続いて、今度は日本政府陰謀論ですね。ユダヤ陰謀論は戦前からありますが、日本政府陰謀論も終戦直後からあります。つまり、大本営発表が悪かったので、私ら国民は可哀想な被害者だったのよ、っていう論理構成以来の、ある方面の方々の伝統ですね。私たちの心はやさしさに包まれているのよ。いけないのは権力よ。権力をなくして私たちのようないい人だけの世の中になればユートピアが作れるのよ、っていうわけですね。
話が妙な方向に荒れると困りますので、日本政府陰謀論については、私はノーコメントです。
[13] | SAGさんからのコメント(2000年09月01日 14時21分58秒 ) | パスワード |
> あれほど知的な動物を殺して食べるのはとても野蛮だと思います
牛や豚は頭が悪いから 食べてもよいということなんですかねぇ。
それも、どうかと思いますよ。
どっちも大事な生き物で上も下もないはず。
[14] | ???さんからのコメント(2000年09月01日 16時48分35秒 ) | パスワード |
極端な話、そうなるんではないでしょうか?
それに牛や豚は絶滅することはまず考えられないですよね。
世界中各国の科学者達が鯨、イルカに対しては人間に近い知能を持っているということを実験で証明しているんですが、その件に関してはどう思われます?
例えば独自の言語を持っているというようなことです。それに日本がある種の鯨は既に十分過ぎるほどいるというのを鵜呑みに信じているのでしょうか?それに実際に鯨を殺している国が出したデータを世界各国がどうして信じてくれるでしょうか?
鯨の生態は未だにはっきり分かっていません。もっと世界各国がどうして捕鯨に反対しているかじっくり考えて判断するべきだと思います。
日本、ノルウェー、ロシアを除く世界中殆どの国の科学者達が未だに十分な鯨は存在していないというデータを出していますが、これは鯨の生態が分かっていないためにどれだけの数が存在すれば種の保存に十分かということが分かっていないことにもあると思いますし、今まで日本が捕獲した鯨の数を考えると未だに絶滅の危機にあることに間違いないと世界中殆どの国では考えていますよ。日本ははっきりいって捕鯨に関してはマイノリティーです。どうしてマイノリティーであるのかもっと考えるべきです。
私が言いたかったのは日本政府陰謀論とかではなく、数が増えたから殺して食べてもいうのはちょっと浅はかではないかと言いたかったのです。それにもっと他国の科学的データも取り入れてに判断するべきだと言いたかっただけです。
アメリカが主導権を取れば日本政府が動くというのは、まさにその通りで今までの経験からアメリカが学んだことだと思います。我が政府ながら悲しい事ですが日本政府は外圧がかからないと何もできないんです。それに捕鯨に関してはアメリカが言っているからどうのこうの言うこと自体次元が低いと思います。
[15] | SAGさんからのコメント(2000年09月01日 18時23分06秒 ) | パスワード |
あぁなるほど。。。
>> 牛や豚は頭が悪いから 食べてもよいということなんですかねぇ。
に対して
> 極端な話、そうなるんではないでしょうか?
だとすると。
そういう価値観で考えるとそうなるんでしょうね。
私には、そうは思えないのですよ。
結局、人間というかどんな生物も何かの犠牲の上に成り立っている訳ですよね。
その何かの選別に、頭が良い/悪いってことで判断されるということになると、
例えば同じ人間のなかでの人種差別なんてのも
認めてしまうことになりそうです。(極論ですが)
まぁこのあたりは、感情的な問題だけって気がするので、
結論はでないのでしょうね。。。。
(だから、国際的にも、もめるのでしょうね)
[16] | 非文化人代表さんからのコメント(2000年09月01日 19時16分47秒 ) | パスワード |
>日本、ノルウェー、ロシアを除く世界中殆どの国の科学者達が未だに
>十分な鯨は存在していないというデータを出していますが、これは鯨
>の生態が分かっていないためにどれだけの数が存在すれば種の保存に
>十分かということが分かっていないことにもあると思いますし、今ま
>で日本が捕獲した鯨の数を考えると未だに絶滅の危機にあることに間
>違いないと世界中殆どの国では考えていますよ。
う〜む。困りました。
そういう思い込みはあなたの理解不足だと、かつて別のスレッドでどなたかに言われたことがありませんでしたか? その後ご自分なりにお調べになりました?
外国の出したプロパガンダは信用するけど、日本政府の出す数値は何が何でも信用できない(あの、“日本政府”の出す数値が正しい「はずがない」)、という強い信念がおありのようですね。
思い込みはお互い様だと言い返されても結構ですけどね。でも、もうこういう次元の論争は終っているんだけどなぁ。終った(日本の出すデータに難癖つけて結論を先延ばしすることが出来なくなってきた)からこそ、アメリカなんか、困って、会議にボイコットとか、なりふりかまわずなっているんだけどなぁ(押し付ける気はありませんけどね)。
[17] | ぎんちゃんさんからのコメント(2000年09月01日 19時20分35秒 ) | パスワード |
頭の問題ですか・・・。
やっぱり、頭の良い奴(生き物全般)は扱いが違うんですね。(笑)
しかし、牛や豚が絶滅しないってのには理解ができないんですよ。
人間の手で管理するからですか?養殖(こう言うのかしら?)??
鯨は大きすぎてできないって事ですかね?
別に私は鯨食べないと死ぬ訳ではありませんから、(もちろん、今は高くて食べられない)
捕鯨、賛成反対って事に感心がないんですけどね。(これがいかんのかも知れないけど)
SAGさんの言う
>例えば同じ人間のなかでの人種差別なんてのも
>認めてしまうことになりそうです。(極論ですが)
極論は何もそこまで考えなくても・・・って事なんでしょうが、
少し気になりますよね。心の中に一抹の不安要素が育ってきたのは
僕だけでしょうか?
[18] | 非文化人代表さんからのコメント(2000年09月01日 19時58分34秒 ) | パスワード |
>SAGさんの言う
>>例えば同じ人間のなかでの人種差別なんてのも
>>認めてしまうことになりそうです。(極論ですが)
>極論は何もそこまで考えなくても・・・って事なんでしょうが、
>少し気になりますよね。
知能の次元で言えば、じゃあ、生まれつき重度の知的障害の子供は人間じゃないのか、なんてことになりかねないことになります。極論すれば。(言うのも悲しい話です)。
そういう知能の次元だけではありません。人間の形はしていても、キリスト教の神を信じないような「野蛮な」生き物は、殺してもいい(むしろ神が殺した人を祝福してくれるし、死んだ彼らを正しいところに救ってくれる)という理念が、南米をはじめ、各地での現地人の虐殺を生みました。このことにも結びつく発想だと思います。
こういう、知能が高い低いとか、痛みを感じるか感じないかとか、わが一神教の神を信じるかどうかとか、そういう二元論で切ってしまう所が西欧には強いように思われます。クジラについては、かつては、そういう二元論的根拠から、虐殺したって屁とも思わないで捕鯨していたはずです。そして今では、また別の切り口の二元論から、殺すなんて(しかも瞬時に殺せないなんて)絶対ゆるせない、と思い込み、そう思わないのは「野蛮な」(つまり自分たちより下等な)ヤツらだ、と思い込んでいるのではないでしょうか。これに対して日本はどうでしょう。かつての古式捕鯨なんか、そういう二元論とは無縁の宇宙観の中で、クジラの魂にも思いを致しつつ捕鯨していたのではないでしょうか(その点、日本の近代捕鯨は西欧的であったことは否めませんけど)。
[19] | KORNさんからのコメント(2000年09月01日 21時44分02秒 ) | パスワード |
>食文化がどうのこうのいうより、あれほど知的な動物を殺して食べるのはとても野蛮だと思います。
こういう考えの人っているんですね。う〜む。。。
この思想の背景にあるのは、「知性が高い生物は偉い」ゆえに「人間が一番偉い」
という“人間至上主義”の裏返しに他なりません。
別に信じるのは個人の勝手ですが、人に押し付ける類のものではないと思います。
この手の人達って、どうも人間(知性ある者)を自然と切り離して考える傾向に
あります。人間だって自然の一部に過ぎないのです。
「知性があるから殺してはいけない」というのは一見、鯨やイルカ、ひいては自然に
対して優しい考えのようにみえますが、それは単なる人間の思いあがりです。
知性が高いなんて、ちっとも偉いことではありません。
食物連鎖のなかでは、まるで無意味なことです
>世界中各国の科学者達が鯨、イルカに対しては人間に近い知能を持っているということを実験で証明しているんですが、その件に関してはどう思われます?
鯨が比較的知能が高いのは事実ですが、「人間に近い知能」という表現は
よくわかりません。極端な話、人間に近い知能があったとして、
それが何なのですか?それって「偉い」ことなのですか?
ところで、知性が低い生物は食べても良いというのなら、結局鯨は食べて良いこと
になりませんか。どう考えても人間より鯨は知性が低いですからね。
現に、かつては「知性は低い」と考えられていた鯨は、アメリカによって
絶滅の危機にさらされました。二元論で自然を捉えるのは危険なのですよ。
人間は自然の中ではちっとも偉くないのです。知性なんてその程度です。
もし人間が、食物を捕りすぎて食べ物がなくなったら、人間が滅びるだけの話です。
人間も自然の一部に過ぎない。だから知性というささやかな武器を使って効率的
に食物を捕るべきなのです。
捕鯨反対派の考えってのは、科学的見地からも哲学的見地からもあまり感心できません。
・・・久しぶりに熱くなった(苦笑)
[20] | ぺんぎんさんからのコメント(2000年09月01日 21時55分47秒 ) | パスワード |
! 「人間は知的な動物だから食べてはいけませんよ」と鯨さんから鮫さんにお願いしてもらい、そのかわり人間も鯨さんを食べません。
こういう協定を結べばよいわけだ!
そうかぁ〜
そうだそうだ・・・すいません冗談です。
[21] | 姫さんからのコメント(2000年09月02日 00時34分14秒 ) | パスワード |
中国で犬を食べる習慣があり、それを非難する団体があります。
犬は人間の友達で、知能が高いから殺してはならないんだそうです。
私も、犬が好きだし、食べるなんて「えっ」と思うけど
それは中国の長い歴史が生んだ食文化です。
宗教的な食習慣もあります。その土地に古くから根付き、育まれた習慣です。
生き物の上等・下等を決めるのに知能・・ですか?
じゃぁ鯨の中でも頭の悪い種類があれば、食べてもよいということですか?
頭のよい種類の牛や豚がいたら、食べてはならないのでしょうか?
[22] | 渡辺慶太郎さんからのコメント(2000年09月02日 09時23分28秒 ) | パスワード |
私の判断は、国益の見地から見るならば、捕鯨はやめるべきである。こういう
判断です。特にアメリカが今回のような発表をしたことに意味があると思います。
但し、今回のことは為替相場を含め各種の相場に影響を与えていないことから
そんなにむきになることはない問題だと思います。
この議論を通じて思うのは、日本人ほとんどが日本が大国であるという認識に
欠ける、もしくは薄いということです。AGPぐらいの人がそうなのですから
これは大きな問題であるといえます。まず、この点を指摘したい。またアメリカ
という国に対しての実態に基づいた判断ができていない。この2点です。
問題になっているのは捕鯨問題です。確かにAGPさんがいわれるとおり鯨の数
も多いし相手が理不尽な要求さらにまた行動です。がしかしこの問題はすでに、
ただの捕鯨問題ではありません。政治問題です。
現在、日本は大幅な貿易黒字を15年ちかく経験しています。また欧米諸国、
とくにアメリカは巨額の貿易赤字を毎月計上しています。アメリカ経済はこの
10年半、好調な景気を維持していますがそれは資本収支が貿易赤字を上回る
資金がアメリカに集まるからこその現象です。そのもとは「強いドル」です。
日本の貿易構造を見てみますと、その82%が生産財・資本財です。消費財は
18%にしかなりません。ということは日本の製品の主な買い手は個人消費者
でなくて会社が買うのです。ということはいくら円高になっても日本の生産財
資本財は買われるのです。とくに最先端技術の分野でそうです。
かつて85年にプラザ合意がありました。あのとき1ドル250円を一気に、
200円ぐらいまでに持っていきましたが、アメリカの思惑どおりいきませ
んでした。かつての常識から言えば、安いから売れる。だから高くすれば売れ
なくなるというのが常識でアメリカはそれを日本にやったのですが、それが
そうはいかなかった。全然売れ行きは止まりませんでした。ということは円高
になればなるほど、日本にはお金が入ってくる構造になったのです。つまり、
金融大国化したのです。
日本の製造業は「世界の製造業の背骨」なのです。その強さは圧倒的です。日本
は10年に及ぶ平成不況を経験していますがこの貿易黒字だけはただの一度も
減りません。例えばアメリカの特許ベスト10で日本は最近は5社ですが、最高
では6社入っています。アメリカの話しですよ。シャープなどは12年連続で10
位以内に入っています。さらに付け加えると世界のシェアー50%以上占める日本
企業は500社、80%以上占める企業が150社あります。しかも上場していな
い会社もその中には数多くあるのです。
その逆に、アメリカは実は製造業は壊滅的です。はっきりいって日本の技術が入り
ませんともはやその社会的基盤であるインフラが整備・補修・管理・維持ができま
せん。アメリカの火力発電所はかつてウエスチングハウスというまたGEがその
隆盛を誇っていましたが、火力発電所の更新は実は三菱重工がOEMでやっていま
す。これもいわゆるNOX,SOXの回収設備、技術、ボイラーの設計等すべての
面で三菱の技術が上回るのです。これは一例にすぎません。
従ってこれだけ圧倒的な技術力、さらに地球環境保全に役立つ技術もこれまた日本
はすでに圧倒的な技術を保有しています。このような状況なのです。
この捕鯨問題が捕鯨問題だけの範疇にはいるならば問題ないと思いますが、これが
政治問題化した以上これは国益の観点からの判断でなければなりません。それには
両国の経済実態がどうなっているかをみないとだめです。
87年に半導体報復というのがありました。これもアメリカが仕掛けたわけですが、
この発表をした瞬間、市場はドル安、債権安、株安、従って短期金利、長期金利の
上昇になりました。アメリカはこれで完全に日本に対する見方を改めました。また
これを気に金融大国日本に敬意を表すようになりました。アメリカはそうした日本
の変身振りを承知しただけでなくそれに対応した扱いを自ら選択しようとする柔軟
な発想をとりえる大国です。日本を敗戦国としてのみ扱いたい中国とは真反対の、
対応です。
今、世界全体全体を動かしている力はまさしくこの両国間の関係の安定からです。
米ドルの価値の安定とそれを支える日本の技術力・金融・投資があってこそ今の
世界経済の安定と自国の繁栄が保障できるのです。この観点から言ってその協調
体制を崩すもの、さらに圧倒的な技術力・製造業の強さの源泉である貿易黒字、
このことから日本は譲れるものは譲って先進諸国と協調しさらにWTOを基盤と
する世界貿易がいっそう繁栄していくことが日本にとっての利益であり大多数の
国民の利益だと思います。譲歩すべきところは譲歩する。頂くところはしっかり
頂戴する。これがわたしの判断です。
[23] | ぎんちゃんさんからのコメント(2000年09月02日 13時10分02秒 ) | パスワード |
>政治問題化した以上これは国益の観点からの判断でなければなりません。
で、鯨は食べるな・・・・っと?
政治的な問題引っ付けて鯨や牛を引き合いに出すとは・・・。
もしかすると、一番知能の低いのは人間かも知れない・・。
食べられるべき生物は人間かも知れないな・・・・。はははは。
[24] | 非文化人代表さんからのコメント(2000年09月02日 14時46分46秒 ) | パスワード |
渡辺慶太郎さんのような発想の仕方をする人は、今では随分少なくなってきたと思います。でも、一部では彼のようにまだ頑張って主張していると。これって、日本にとってほほえましいことだと思います。
ただね、私が思うには、今でこそ日本は大国ですが、いつまでも(大国にこだわるわけじゃないけど)幸せな国としてやっていけるかとなった場合、そこにはいろいろとあるわけですよ。
渡辺さんの発想するバランス感覚っていうのは、例えば、日本が完全に武力放棄して、丸腰で、知的に、にこやかに「いい人」をしていれば(むしろそうしてこそ)日本は平和が維持でき、世界平和にも貢献できる、っていう発想の仕方と同じですよ。
このような平和主義は、なぜ「たまたま」今、日本は平和でいられるのかという、現状に対する歴史観がなく、したがって本当はいつまでも平和が保てるとは限らないという危機感もなく、今ある平和は自分に与えられたあまりまえのことのようにして考えが始まっている(だから平和維持に関するバランス感覚というものが表面的、学校の教科書的)。渡辺さんはこれと同様に、なぜ「たまたま」今、日本は大国でいられるのかという現状に対する歴史観が欠落したまま発想が始まっています。したがって、大国を維持するということの不安定さの認識も薄く、大国であるということが日本に与えられたあたりまえの事実(既得権)のようにみなして、あとは、知的ににこやかに、いい人としてカードのやり取り(あげたりもらったり)をすることで「大国を維持するための国益」のバランスを保てるっていう結論になっています。
カードを一枚あげること、一枚もらうことっていうのは、本当は、深〜い、どろどろした、歴史観にも基づいた広い時空から決断することですよ。カードのやり取りをする人は、戦術家ではなく戦略家でなくてはなりません。良くも悪くもイギリスなんか、それがとってもうまいですね、昔から。そしてアメリカもうまい。
でも、渡辺さんが個人的に、自分なりに世の中はこうだこうだと規定して知識人・文化人として心の平安を保ってらっしゃることについては、それはそれで結構なことだと思います。「俺なんかだったらクリントンにガツンと言っちゃうよ」という某缶コーヒーのコマーシャルではありませんが、そういう人も受け入れながら日本がやっていけてるんだっていうことは、めでたいことであり、ほほえましいことです。
[25] | AGPさんからのコメント(2000年09月02日 20時25分09秒 ) | パスワード |
おーまいがー!
ちょっと留守中に、えらくコメントがー。
???さんは、IWCの実態を知っておられるのかなぁ?
海洋学者達から構成される、「科学委員会」という下部組織において、
日本の現在実施している、『致死的調査捕鯨』が、鯨類資源の研究の為に
大変高い評価を受けている、という事を。それを、総会の場で政治的な思惑を
持った国々が否定する事によって、混乱をきたしている、って事を。
>日本人ほとんどが日本が大国であるという認識に
>欠ける、もしくは薄いということです。AGPぐらいの人がそうなのですから
>これは大きな問題であるといえます。
・・・またまた、おーまいがー!
渡辺さん、私の名前を出して頂いて恐縮ですが、これは大国・小国の問題じゃない
でしょう。日本を全く信用していない「???さん」はとりあえず置いておくと
して、日本の将来を案じる渡辺さんならば、ここでまた、過去に中曽根総理大臣が
米国に屈して日本の商業捕鯨を捨てたような、屈辱的な行為を二度と日本政府に
取らせない事こそが、21世紀における日本の国際的信用を取戻す道だって事、
ご理解頂けるでしょ?
ま、でも「???さん」や、渡辺さんのようなご意見が出なかったら、この分野
のスレッドはもう議論になり得ないのだから、改めておさらいする為にも、色々な
考えをお寄せ下さいね。できればさぁ、「???さん」で匿名メルアドじゃなくて、
ちゃんとしたアドレスで投稿してよ。じゃないと、君の意見の信頼性が、がくんと
落ちちゃうぞー。
[26] | 渡辺慶太郎さんからのコメント(2000年09月02日 22時41分45秒 ) | パスワード |
非文化人さんまとはずれなご意見ありがとうございます。非文化人さんのご意見
を拝読させて頂くと、私があたかも左翼のマルクス主義者みたいな規定のされ方
をされていますが、はじめてそのようなコメントを頂きました。ただし私は、今の
日本が大国化した状況をこのように判断しています。
徹底した軽武装路線を維持できたこと。その背景には日米安保体制によりガード
されてきたこと。しかもその路線はアメリカが敷いたこと。アメリカの戦争目的
、さらに占領政策の中心であったこと。アジアでは朝鮮戦争はじめベトナム戦争
中国・インドの紛争、など文字とおり戦争の巷になったにも関わらず、日本をアメリカは巻き込ませなかった。さらにその最大のポイントは「冷たい戦争」時の西側
陣営の経済力の中心に日本をおいたことでしょう。これにより日本という経済力
をバックにし冷たい戦争に勝ち得たということでしょう。
さらについでに申しておくなら、日本の悲劇は不磨の大典である明治憲法を改革で
きなかったことにあります。第一次世界対戦からは文字とおり、産業力の大幅な向上
を基本とした兵器の性能の向上がありもはや戦争は「国家総力戦」がその基本形態
になったにもかかわらず、日本はその体制がとれなかった、その象徴が「統帥権
干犯問題であったのです。その改革ができないこととしての満州進出であり、中国
進出でした。
歴史の話しをしましたが、冷たい戦争が終結した今日、日本は普通の国に帰らねば
なりません。とういことは当然、国防に関しても、はっきりここで自衛隊から国軍
にならなければなりません。但しそれはアジアから中国、北朝鮮、ベトナムの3国
が共産党一党独裁体制を放棄または消滅した時点がそのときです。そのときにアメリカは沖縄の海兵隊、横須賀の太平洋第七艦隊、また韓国の陸軍第二師団の撤退です。
となると日本は自前の軍備を保有しなければなりません。今の軍隊は戦争する軍隊
では有りません。それは自衛隊の給与体系を見ればよくわかります。
言いたいことは、冷戦の崩壊によって日本に有利な国際環境はもはやないということ
です。日本は普通の国としての振る舞いをしなければならない。それだけのことです。
なぜ日本はたまたま大国化したのでしょう。残念ながら私はこのような抽象的な議論
はできません。日本をたまたま経済大国に持ち込んだメカニズムはなんだったのでしょうか?逆に非文化人さんにお答えして頂きたい。少なくとも私は具体的な事実で
把握しています。
私は思うのですが、非文化人さんのような議論の仕方を「空論」というのではないでしょうか。少なくとも「空論」は事実によって反駁されます。このことをよく覚えて
頂きたいと思います。
>それから経済的?には、日本の食料安全保障にゆさぶりをかけて経済関係で優位に立つ、その最初の突破口にしたいということでしょう(この点に関しては、戦前の日本にアメリカが石油でゆさぶりをかけてきたのに似ていなくもありません)。最前線のクジラ防衛線を突破されるということは、大阪の陣で、家康の策略で大阪城の堀を埋められることに似ています。
このような実態に基づかない議論がどこから生まれるのでしょうか?不思議です。
[27] | ぺんぎんさんからのコメント(2000年09月03日 00時43分48秒 ) | パスワード |
日本人はたまたま大国になったのかなぁ〜?
経済戦争において、相手の一番得意なモノを一つ一つつぶしてゆくのも一つの戦略だし、弱みに付け込むのも同じ、戦国時代において外堀を埋めて攻め口を作り、逃げ道を塞ぐのも一つの兵法と思っていたけど違ったかな。
今でもその兵法は各国が経済的に十分使っているような気もします。
>日本は普通の国に帰らねば
>なりません。とういことは当然、国防に関しても、はっきりここで自衛隊から国軍
>にならなければなりません。但しそれはアジアから中国、北朝鮮、ベトナムの3国
>が共産党一党独裁体制を放棄または消滅した時点がそのときです。
重ね重ねご意見申し上げて申し訳ありません。
「普通の国」の定義は何なのでしょう?
自衛隊でも国軍でも良いのですが、共産国が消滅するまで待つには2000年くらい
待たねばならないような気がします。それでも無理かもしれない・・・
しかも、その中から中国をはずして、北朝鮮を入れるべきでは?
といえば中国は共産圏では?と言われるかもしれませんし、それもそうです。しかしこのテーマの場合共産圏云々は直接関係無いような気もします。
おっとおっと、完全に話題がスリップしていすまね。
空論か空論でないか、左翼か右翼かなんて他人が決めるべきことではないような気がするな。
ディベートすべきテーマではなく、自分と違った色々な意見に触れてみる話題のような気がします。
そして、下関が守らねばならないもの、開拓してゆかなければならないもの・・・
それは何なんだろう?
これは個人的な意見ですが、市や県・国の政策に対して、
「あんたたちだけじゃダメや!ワシらが協力したるから頑張るぞ!」
と言う街ぐるみの協力が必要な時代に差し掛かっているような・・・
それが、TMOではないかな・・・と判断しているのですが、どうなのでしょう?
>えじぴーさん・こんちゃん
[28] | ぺんぎんさんからのコメント(2000年09月03日 00時50分34秒 ) | パスワード |
>しかも、その中から中国をはずして、北朝鮮を入れるべきでは?
間違いです。北朝鮮じゃなくてロシアです。
[29] | fumichanさんからのコメント(2000年09月03日 02時44分37秒 ) | パスワード |
渡辺慶太郎さんってすごい人ですね、私ことfumichanは、まだ「下熱」は新参者で、渡辺慶太郎さんがなにをなさっている人か存じ上げませんが、学校の先生でらっしゃるのでしょうか?(間違っていたらごめんなさい)
私も捕鯨禁止に賛成です。私は論理的にはよくわかりませんが、よその国がみんなしてやめろやめろと言っているのに自分とこだけクジラを捕ってればいらぬ
波風立つし、給食のクジラの竜田揚げはおいしいと思ったが、刺し身や焼いたのはそんなにおいしいとは思わなかったし、クジラをとるおまえ達は残酷なやつらだと言われる口実を与えたくないです。科学的には根拠のないことなのは重々承知しています。ダイオキシンなどの有害物質が蓄積されているぞというのが笑止であるのもわかります(むしろ貝の方が重金属なんかを濃縮していて危ないと聞いたことがあります)。日本が(調査)捕鯨を続ければ、やっぱり日本人は残酷だと外国の世論が形成され、かえってわれわれがよそから蔑まれることになりはしないでしょうか。日本国憲法の前文を学生のころ暗唱させられましたが、たしか、「諸国民との協和による成果」を頼りにして日本人の幸福を求めるというような内容だったと思います。なんとも情けないことだと思いますが、よそからよく思われて世渡りするのがこの国の国是と謳ってあるわけで、ここは捕鯨は禁止するのが妥当だと思われます。われわれの文化を失ってしまうことになり、はなはだ腹立たしいことではありますが。
[30] | 姫さんからのコメント(2000年09月03日 06時57分04秒 ) | パスワード |
fumichanさん
日本には、鯨を食べるだけでなく、鯨を使った多くの文化があることを
ご存知ですか?
「変なところで波風たてなくても、周りがやめとけって言うんだから
やめておこう」ってのも日本人的解釈かもしれませんが、
ここで日本人が自国の文化を捨てたらおしまいです。
これが突破口となり、いろんなことに圧力をかけ、
日本がそれに従うようになっても困ります。
日本がはちゃめちゃなことをしているのなら、潔く撤退するべきでしょうが
「周りがみんなやめろというから」なんて理由で引き下がって欲しくない。
アメリカで日本人をばかにする人をたくさん見てきたから
(上流階級にも多くいます。何が上流だ!と思うけど)
「やっぱり。ちょろいもんだぜ。日本って国は。」と思われたくない。
感情論だけでなく、きちんとした議論を行う国として認められるチャンスでも
あると思います。
資料上でも、日本の方が有利なんですから。
一度、文楽を見に行かれてはどうでしょうか?
「ほうっ」っとため息が出ると思いますよ。
人形なのに、あの表現力。
独特の寂しさと心強さ。
寂寥感ってやつですか?
いいですよぉー。
ましてや、近松門左衛門なんて「山口出身説」まであるくらいですから!
このあたりじゃあんまり見る機会ないですけどね。
http://www.awa.or.jp/home/oshidari/ABback9909top2.htm
ご参考までに!!
[31] | 南風さんからのコメント(2000年09月03日 11時17分18秒 ) | パスワード |
すみません!あの〜。
議論をお聞きしているんですけど、頭の中が混乱を通り越して錯乱状態です。
自分なりに考えてみたんですが、外交交渉でその他の懸案と捕鯨の問題
が取引カードに使われるとき、日本全体として失われるもののほうが
大きいというのが渡辺さんの立場ですよね?
資源管理と生態系維持の観点、プラス日本の食文化論で捕鯨再開賛成
を主張されているのがここでの多数意見。
ちょっと議論の土俵というか争点というかかみ合っていないと思うのですけど。
それで思いついたことはこれです。
下関市長さんがこれからは国を飛び越えて捕鯨の件に関して、将来、外交の表舞台に出るつもりなのか?国同士の外交だけ処理するのではなく、ヨーロッパの都市間ネットワークの動きなども参考にして。
このように考えていくと、いずれにせよ感じたのは
>政治的な問題引っ付けて鯨や牛を引き合いに出すとは・・・。
>もしかすると、一番知能の低いのは人間かも知れない・・。
>食べられるべき生物は人間かも知れないな・・・・。はははは
すごく短いレスながら、含蓄のあるお言葉のように思いました。
ROMしていて、感想だけ述べさせていただきました。
[32] | fumichanさんからのコメント(2000年09月03日 12時03分39秒 ) | パスワード |
姫さんのおっしゃることわかります。「おいしんぼ」でやってましたよね。クジラのヒゲが人形のからくりに使われているんだったと思います。
ヨーロッパでも、EUに統合されるために、将来各国の通貨が統一されたり、食料品も基準が統一されるということで、各国の国民が自分らの伝統が失われるとえらく反発していると言う報道をよく耳にしましたが、世界基準への統合は時代の趨勢と思われます。たとえば中近東やインド、ヒンズーの食文化を世界基準に変えるのは、彼らの思考を根本から変えることであり、それこそ1000年も2000年もかかるでしょうけど、彼らと我々では立場が違います。
隣近所に遠慮しながらでないと貿易で食ってくことはできないと思います。一国の首相が「トランジスターの行商人」などと揶揄されても(ちょっと古いか)、それすら笑って受け入れないとモノを買ってもらえないし、小麦も石油も売ってもらえない。彼らが理不尽なのはわかっていますが、こちらが少数派であるかぎり、それを言ったところで相手にしてもらえない。むしろ外国はクジラ問題にかこつけて、日本をせごうて喜んでいる観があると思います。
日本の文化を捨てさせようとしている外国の攻勢にあっていると「日本の文化」って、日本人自身がこれまできちんと守ってきただろうかと自信がなくなります。米と言っても農薬づけ、手間を省くためのジャンクフード、着色料で色付けされた刺し身や肉、工業用アルコールを加えた日本酒、結婚式か成人式でぐらいしか着なくなった羽織袴など。治安も最近はひどい状態です(ここ名古屋は、少年犯罪多発地域です。夜の栄は本当に危険。1BOX車でさらわれることもあります)。外国から、「おまえら日本人は文化、文化って言うが、おまえら自身は大事にしとるんか。」って突っ込まれそうです。悔しいですが、言い返せない…。
[33] | 服部 明子さんからのコメント(2000年09月03日 13時07分09秒 ) | パスワード |
fumichanさん:
私も渡辺慶太郎さんは経済学が専門でいらっしゃるのかしら?
と思っています。
渡辺さんとは私は意見を異にしていますがいろいろ教えて頂いております。
南風さんの:
>自分なりに考えてみたんですが、外交交渉でその他の懸案と捕鯨の問題
>が取引カードに使われるとき、日本全体として失われるもののほうが
>大きいというのが渡辺さんの立場ですよね?
>資源管理と生態系維持の観点、プラス日本の食文化論で捕鯨再開賛成
>を主張されているのがここでの多数意見。
「政治」の分かっている人 vs 鯨に「政治」を持ち込むなという人
ですね。
今日、NHKの「葵・徳川3代」の第26話を見ましたが
家康がこう言ってました。
政治とは、どっちが正しいとか正しくないということは問題じゃない、って。
先月「彦熱」で「鯨を救え?!」のスレッドを立てましたが
鯨をだしに日本叩きが行なわれて三菱はメキシコでの塩田開発から手を引きました。
「鯨を救え!」の人々は「三菱製品のボイコットを!」という作戦にして来ましたから。
恐ろしい人々が後ろにいます。
[34] | ???さんからのコメント(2000年09月03日 14時38分52秒 ) | パスワード |
>できればさぁ、「???さん」で匿名メルアドじゃなくて、
>ちゃんとしたアドレスで投稿してよ。じゃないと、君の意見の信頼性が、がく>んと落ちちゃうぞー。
できればそうしたいんですけどね。以前、嫌がらせのメール等で痛い目にあったので…。ごめんなさい。
>IWCの実態を知っておられるのかなぁ?
>海洋学者達から構成される、「科学委員会」という下部組織において、
>日本の現在実施している、『致死的調査捕鯨』が、鯨類資源の研究の為に
>大変高い評価を受けている
でもそれは厳密にどこの国の誰が高い評価をしているかご存知ですか?しつこいようですがもし日本の報道メディアからにそのように報じられているのならもっと他国の報道にも耳を傾けてみるべきです。真実な何なのか?資料があったら教えてください。
>この思想の背景にあるのは、「知性が高い生物は偉い」ゆえに「人間が一番偉>い」という“人間至上主義”の裏返しに他なりません。
>別に信じるのは個人の勝手ですが、人に押し付ける類のものではないと思い
>ます。
別に押し付けてなんかいません。ここは自分の考えていることを自由?に喋れるはずの場所ではないですか?
>鯨が比較的知能が高いのは事実ですが、「人間に近い知能」という表現は
>よくわかりません。極端な話、人間に近い知能があったとして、
>それが何なのですか?それって「偉い」ことなのですか?
む〜。説明するの難しいですか、例えば鶏が人間に近い知能があって鶏同士が言語をはなしていているのが後々研究で分かったらKORNさんはその時それでも殺して食べられますか?
>生き物の上等・下等を決めるのに知能・・ですか?
>じゃぁ鯨の中でも頭の悪い種類があれば、食べてもよいということですか?
>頭のよい種類の牛や豚がいたら、食べてはならないのでしょうか?
基本的には私はどのような動物も殺して食べるのはできたらしない方がいいと思っています。でも豚や牛は人間が食べるために勝手に飼育しているわけですよね。ということは鯨のように絶滅を考える必要が基本的にはないはずです。それに豚や牛が独自の言語をもって会話をしているというようなことは一度も聞いたことがありません。もしそうであれば食べるべきではないと思います。
>私も、犬が好きだし、食べるなんて「えっ」と思うけど
>それは中国の長い歴史が生んだ食文化です。
>宗教的な食習慣もあります。その土地に古くから根付き、育まれた習慣です。
この理論は理解できません。これだと文化というものはなんでも正しいということになり、危険です。文化であれ習慣であれ後々それがいけないことだと判明すれば辞めるべきです。
アメリカンネイティブは特例で捕鯨をしてもよいようになっていましたが、今は裁判中で恐らくだめになるとのことです。(情報が不確かなのでもっと調べる必要があります。すみません。)
>鯨をだしに日本叩きが行なわれて三菱はメキシコでの塩田開発から手を引きま>した。「鯨を救え!」の人々は「三菱製品のボイコットを!」という作戦にし>て来ましたから。
この辺のことははっきり知りませんが、確か鯨がその近辺で子供をつくるからという理由で環境団体が反対したのでしたっけ?もちろんその時三菱はそんなことはないと猛反対したとおもいますが。三菱の研究者だけのデータを示しても信じてもらえるはずないですよね。
日本って世界の環境を守るために何かイニシアティブをとってやっていることがあるのでしょうか?世界の森林伐採問題にしろ、今回の鯨の件にしろ日本は全てが世界と逆行しているような気がするんですが。あまりにも自国のことばかりを考えているような気がします。
[35] | 非文化人代表さんからのコメント(2000年09月03日 15時25分21秒 ) | パスワード |
渡辺慶太郎さん、ごめんなさいね。私の書き方、とても挑発的だったと大いに反省しています。私って「非文化人代表」と名乗っているでしょう? 「文化人」然とした人の高説を聴くと、負け犬根性で、つい挑戦的になっちゃんんですよ。悪い性格です。
あなたからのコメントが私に挑発的になっているのも、そもそも最初の私の書き方が悪かったのですから当然のこととして素直に受け入れます。あなたの歴史云々の「事実」を並べ立てたコメントも、あなたの当然の自己防衛パフォーマンスとして理解します。また、メカニズムを言えと言われても、恥ずかしながら言う能力を持っておりません。ただ、歴史観については「メカニズム」とか「事実」とか、そういう次元の発想とは違うものではないのかなぁと、漠然と思っております。あなたの言われるような意味での「事実」と、あなたのおっしゃる「空論」とでは、事実は事実として必須ですが、事実を並べ立てても意味は出てこないわけで、私はむしろ空論の方をより大事にします。なんていうか、データと情報の違いみたいな…。
あっ、それから、あなたをマルクス主義者とか、非武装平和主義者とか、そういう括りで決め付けたわけじゃありませんよ。ものの発想の根源、そもそもの考え方のベースみたいなものの例示をするために、非武装平和主義的な考え方の例を持ち出したまでです。他意はありません。ライトだろうがレフトだろうが、イデオロギーがどうだろうが、そんな色あせた切り口はどっちでもいいんですが(私本当は、ライトとレフとの違いさえよく解りません)、こういう発想の人だなあ、こういうものの捉え方をして納得する人だなあ。昔はこういう人がよくいたっけ、ということを、ちょっと意地悪っぽく書いてしまったのです。
いらぬおせっかいでした。イエローカードものでした。
話を妙な方向にぶっ飛ばしたことを、ここで皆さんにもお詫びします。
[36] | 非文化人代表さんからのコメント(2000年09月03日 16時13分10秒 ) | パスワード |
>>それから経済的?には、日本の食料安全保障にゆさぶりをかけて経済関係で優位に立つ、その最初の突破口にしたいということでしょう(この点に関しては、戦前の日本にアメリカが石油でゆさぶりをかけてきたのに似ていなくもありません)。最前線のクジラ防衛線を突破されるということは、大阪の陣で、家康の策略で大阪城の堀を埋められることに似ています。
>このような実態に基づかない議論がどこから生まれるのでしょうか?不思議です。
この部分については、単に、日本の漁業権(ひいては食料安全保障)が危なくなる、っていう、みなさんとっくに共通認識になっていると私が思い込んでいたことを改めて書いただけのことですけど。クジラで折れることは、クジラでは終らない。他の魚種に波及する。特に漁場的にみて、アメリカにそれを握られるようになるっていうことは、日本が大国云々どころの話じゃない、大変なことになる、っていうことですけど。
違うんですか? みなさんとっくにご存知の大問題だと思っていたんですが、渡辺さんのような方に「実態に基づかない議論」だと決め付けられると、私、ドキマキしちゃいます。私の勘違いでしたか? ここのところは、よく整理しておいたほうがいいようですね。どなたかコメントを入れてくださいませ。場合によっては、私が思い込んでいたこの経済要因は取り下げるのもやぶさかではありません。
[37] | KORNさんからのコメント(2000年09月03日 16時18分47秒 ) | パスワード |
>別に押し付けてなんかいません。ここは自分の考えていることを自由?に喋れるはずの場所ではないですか?
これは言葉足らずでした。「押し付ける」というのは反捕鯨団体のことです。
???さんの論法というのは一昔前の反捕鯨団体の主張と似ています。
彼らはその論法で反捕鯨を政治的に「押し付けて」きたのです。
(さすがに最近は論理の破綻に気が付いたらしく、やり口を変えてきたというのが
このスレッドの元々の問題提起ですね。)
ですから、???さんが個人的に意見を述べられるのは自由だと思います。
それでは私も「自由に」意見を述べさせていただきましょうか。
???さんのように「鯨は知的な(?)生き物だから食べたくない」という
信念を否定する気はありません。そのような人は鯨を食べなければ良いのです。
「鯨を食べない自由」は世界中どこでも保障されているはずです。
問題は、特定の国の政治的駆け引きの結果、鯨を食べたい人の権利が侵害されている
ということです。しかも「鯨を食べる文化など野蛮」という非常に偏った価値観の
レッテルまで貼られている。これによって日本は政治的にも損をしています。
これに私は憤りを感じているのです。
それから、???さんの主張のちょっと気になる点ですが・・・
どうも???さんは「人間の価値観」で自然を見ようとする傾向があるようです。
それに生物をランク付けするのがお好きなようだ。その「ランク付け」の基準は
どうやら「言語体系を持つか否か」で判断しているのようですね。
何度も言いますが、それは「言語体系」を持つ人間を最上位とする、人間至上主義
ですよ。べつに信じるのはかまいませんが、それって非常に視野の狭い思想だという
ことは認識されておいた方が良いと思います。
人間の視点からでしか物事を見ないから、
>でも豚や牛は人間が食べるために勝手に飼育しているわけですよね。
などという言葉が出てくるのです。鯨も牛も豚も、そして人間も、生命の重さに
変わりはないのです。知能が高いとか、言葉をしゃべるとか、それは生物の持つ
属性のひとつにすぎません。クマが「腕力が強い」という属性を持つのと同じこと
です。どちらが上等・下等という話ではありません。
>例えば鶏が人間に近い知能があって鶏同士が言語をはなしていているのが後々研究で分かったらKORNさんはその時それでも殺して食べられますか?
食べますよ。私は鶏に言語体系があろうが無かろうが、
いつも「感謝しながら」食べています。それは野菜でも同じことです。
別に言語をしゃべるから「尊い」わけではないのです。
牛や豚だって、言語は使いませんが、仲間同士コミュニケーションはとっています。
ひょっとしたら「意思伝達に言葉を使うなんて下等ね」と思っているかもしれません。
(↑これも人間の視点から見ている例えである、ということをお忘れなく)
ところで、食べ物を粗末にしがちな現代日本人に反省すべき点は多い、ということは
認識しています。よって、鯨問題に関して言えば、
「食べ物が不足しているわけではない日本人が、さらに鯨まで捕る必用があるのか?」
と言われたら反論に苦しみます。
逆に、そういう反論をしてこない反捕鯨団体に対して、これは食糧問題としての
捕鯨反対ではなく何か別の思惑があるのだろう、という思いはありますね。
[38] | ろんさんからのコメント(2000年09月03日 16時19分47秒 ) | パスワード |
アメリカに銃社会をやめなさい。・・といって止めるでしょうか?
きっと世界中が言っても止めないでしょう。・・が、自国の突き上げなら止めるかも。
日本もそう有りたいですね。自国の文化は自国で決めたいですね。
鯨が頭が良いから食べるのよそう。笑っちゃう論理です。
もしかしたら植物も話してるかもしれません。そうなると何食べるんでしょうね?
世の中には”力”の差が無いと思ってる人もいます。
平等も平和もそこに有ると信じて疑わない人が。そんなわきゃないでしょう。
理不尽な暴力に差別に合ってない方なんていないはずです。
非文化人代表さんが言いたい事はそれにどう立ち向かうかって事でしょうか?
譲歩ほど交渉で損するものは有りません。
与えずに双方納得しどう勝ち取るかではないでしょうか?
[39] | AGPさんからのコメント(2000年09月03日 17時11分18秒 ) | パスワード |
>よその国がみんなしてやめろやめろと言っているのに自分とこだけクジラを
捕ってればいらぬ波風立つし、
・・・fumichan、ここで「よその国」というのを、どんな風に捕らえて
いますか?やっぱアメリカ?イギリス?ヨーロッパの国々?
「クジラも海洋資源の一つとして、持続的に有効活用すべきだ」という日本や
ノルウェーの主張は、発展途上国にも投票件を与えれば、間違い無く世界の多数
意見になります。残念ながら、現在のIWC(国際捕鯨委員会)は、会員国と
なる為の費用が高く、この問題に感心の有る総ての国が参加できない状況に
あります。アメリカやイギリスが自論を多数とする為に引き込んだ(捕鯨とは
無縁だった)ヨーロッパ諸国が多数を占める「金持ちクラブ」と化しているんです。
食糧を幾らでも輸入できる豊かな国々、畜産業・農業が高度に発達した先進諸国
の発言を、fumichanは『世界の多数意見』とするのかな?
[40] | ???さんからのコメント(2000年09月03日 17時14分06秒 ) | パスワード |
>「食べ物が不足しているわけではない日本人が、さらに鯨まで捕る必用がある>のか?」と言われたら反論に苦しみます。
その通りです。私の11番のコメントを見てください。
>食べますよ。私は鶏に言語体系があろうが無かろうが、
>いつも「感謝しながら」食べています。それは野菜でも同じことです。
もう一度言いますが、私は基本的にはどのような動物であれ殺して食べる必要がないのであればそうするべきだと思います。ちょっと現実的ではないですがいつかそのような日が来ればいいと思っています。命はどのような動物にとっても大事な物です。だから生態のわかっていない鯨を人間の食文化がどうのこうの言って乱獲するのはおかしい、その上鯨は知的な動物だからと続くわけです。実際に動物、植物を絶滅させているのは人間しかいないんですから。
感謝して食べればなんでも殺して食べていいのですか?それこそ人間至上主義ではないですか?それに私は一度も言語がしゃべれる動物が一番えらいとか、上等であるとか一言も言ってないんですが…。
[41] | 非文化人代表さんからのコメント(2000年09月03日 17時20分32秒 ) | パスワード |
>>私も、犬が好きだし、食べるなんて「えっ」と思うけど
>>それは中国の長い歴史が生んだ食文化です。
>>宗教的な食習慣もあります。その土地に古くから根付き、育まれた習慣です。
>この理論は理解できません。これだと文化というものはなんでも正しいということ>になり、危険です。文化であれ習慣であれ後々それがいけないことだと判明すれば>辞めるべきです。
でもね、???さん。あなたが「これだと文化というものはなんでも正しいということになり、危険です」というときの「正しい」って、どこに根拠があっておっしゃっているんですか。そして、正しくないことは危険なことですか。
自分が正しいって思い込んでいることは、結構相対的なことなんじゃないでしょうか。近親相姦は正しいか正しくないか、同性愛は正しいか正しくないか、一夫多妻制は正しいか正しくないか、一概には決められないと思います。ただ、このようなことをやっていては種が維持できない場合は自然と淘汰されて、いまの人類の社会が生き残っている(近親相姦社会は種として生き残れなかったが、一夫多妻社会は当然生き残れた。もちろん我々のような一夫一婦制社会も生き残った)というだけのことではないでしょうか。いまの社会の制度が「絶対的に」正しいとはいえないでしょう。こういうルールでやっていたら、うまくいっている、というだけでしょう。違うルールだってうまくいけているのであれば、どっちのルールが「正しい」のか、基準のあろうはずがありません。
世の中相対的なものです。それでいいではないですか。問題は、違う社会同士でどう仲良く折り合いをつけてやっていけるかです。その際捕鯨については、捕鯨国が捕鯨を止めなければ相対的な社会間の共存が維持できなくなるとはとても思われません。相手が「正しい」とか「正しくない」とか、本来絶対基準のないことをさも絶対のように思い込んでいることを止めてくれれば、それだけで済むことです。そしてもちろん、相手がさらに、自分の勝手に信じている絶対基準をこちらに押し付けて普遍化しようと迫ってきたら、反発したくなるのは当然でしょう。
正しい、正しくない、ということに絶対的なものを感じる人たちは、一神教の人に多いです(もちろん、???さんがどうかは別問題です)。例えばキリスト教徒。人間は神が自分に似せて創った魂のあるもの。原罪を背負って苦しんでいるだけ。一方動植物は神が作った単なるモノ。従って動植物は人間が「支配」してあたりまえ。などなど、いろいろと絶対基準を与えてくれています。まあ、宗教と言うのは絶対的な世界ですからね。もちろん信教は自由ですが(私なんか、実はキリスト教が好きな方です)、でも、その中で生まれた「絶対」基準を、さも普遍的な「正しさ」の基準であるかのごとく異教徒の国に迫るのは止めて欲しい、と私は思っています。
>これだと文化というものはなんでも正しいということになり、危険です。
というような「絶対的」、あるいは「正しいものは決まっている〜一神教的〜」スタンスこそ、危険だと思います。
捕鯨問題に対する日本の憤りの一面は、このようなことにあるのではないでしょうか。
[42] | 南風さんからのコメント(2000年09月03日 17時24分40秒 ) | パスワード |
なんだかまたかみ合わない議論になってきましたね。
食料問題としての漁業、クジラは自国並びに公海の資源管理の問題。
外交や経済取引活動、貿易活動とは資源の偏りを是正するための取引。
そのなかでどう国際社会で主導権をとり、自国の利益を確保するかで
すよね。
そう考えると捕鯨問題に火をつけると外交取引カードの対象になるのは
目に見えていると思うのですけど。
銃は国内問題といわれてしまえばそれまでなんだけど、漁業の対象は
そうじゃないんだから、自国の文化論と自国が打ち立てた資源管理論
だけで外交の舞台でどこまで通用するのかな?そこが僕の知りたいと
ころなんですけど、反捕鯨団体の論理がけしからんの大合唱のままの
ような気がします。
それはそれで読んでいて興味深いんですけど、別のいろんな要求を日本
に出したいとき反捕鯨団体の声を利用されたら?相手国政府は反捕鯨団
体さまま、捕鯨再開論さまさまということにならないだろうか?
食文化論は楽しく拝見させていただいています。さらに、深化した
食文化論の展開を期待してROMさせてもらうことにします。
また、また、感想だけですみません。
[43] | AGPさんからのコメント(2000年09月03日 17時56分10秒 ) | パスワード |
>クジラで折れることは、クジラでは終らない。他の魚種に波及する。特に
漁場的にみて、アメリカにそれを握られるようになるっていうことは、日本が
大国云々どころの話じゃない、大変なことになる、っていうことですけど。
・・・非文化人さんのおっしゃる通り、水産庁が『捕鯨』を重要視しているのは、
まさにこの点の危惧を強く感じているからなんです。世界の水産資源を巡る主導権
争いは、世界の「農業メジャー」や「畜産メジャー」の思惑等とも絡み合って、
日本が独立国家として21世紀も生き残れるか否かを賭けた闘い、と言っても
過言ではありません。
>でもそれは厳密にどこの国の誰が高い評価をしているかご存知ですか?
しつこいようですがもし日本の報道メディアからにそのように報じられている
のならもっと他国の報道にも耳を傾けてみるべきです。真実な何なのか?
資料があったら教えてください。
・・・うんとねー、???さん。日本とか外国とかのメディア経由じゃなくて、
IWCの科学委員会そのもの審議内容なんですよ。今年もオーストラリアで
IWC総会が開かれました。私も含めて下関から10名、この会議に参加して
います。また、NGOとして全国から大勢の人達が総会に参加しており、鯨類など
の資源量などについても、『科学的に立証されている結論を、政治的に総会の場で
ひっくり返している』という事実は、会議に参加した者ならすぐに判ります。
また、会議を通じて世界中の人達が知り始めています。これは、昨年まで総会の
場にメディアを入れる事を(反捕鯨国側が)禁じていたのを、今年の会議から
オープンにしよう、という日本提案に沿って公開されたからです。それまでは、
非公開の総会の場にNGOとしてオブザーバー出席していたグリーンピースの連中
が、会場の外にいるマスコミとの間の情報連絡係になり、極めて歪んだ情報を
提供していました。本年からこうした事が無くなり、真実があらわになってくると、
むちゃくちゃな提案を繰り返していた反捕鯨国側も、マスコミ監視の下では
無理な言動が封じ込められ、その結果、今回の会議では日本などの主張が一歩前進
した訳です。
[44] | AGPさんからのコメント(2000年09月03日 17時59分08秒 ) | パスワード |
どうでしょうか皆さん。この『捕鯨問題』については、過去にも有りました様に
いくつかの論点を含んでおり、これらが重層的に賛否両論の声が挙がる為、単一
スレッドでの処理が限界に来ている様な気がするのですが・・・。
そこで、主な論点を分けてご意見を頂いてみてはどうでしょうか?
1.『クジラは(独自の言語を持っているかもしれない)高等生物だから、
食べてはイケナイのだ。』という意見に対する賛否。
2.『捕鯨に固執して米国やヨーロッパ諸国を敵に回すのは得策ではない』
という意見に対する賛否。
3.『牛や豚は家畜として人間が育てているのだから食べても良いのだ』という
意見への賛否。
4.『日本人は日本政府の事を信じすぎている』という日本政府陰謀論への賛否。
他にも「これ!」という論点がありましたらご指摘下さい。
[45] | KORNさんからのコメント(2000年09月03日 18時52分37秒 ) | パスワード |
>その通りです。私の11番のコメントを見てください。
残念ながら、その11番のコメントが、(私にとっては)一番ひっかかります。
書いてある文章上でしか判断できませんが、あの文章では「鯨の数を調査して
捕鯨する」という日本の主張は「レベルが低い」。あれほど知的な動物を食べる
のは「野蛮」である。と書いてあります。
もう繰り返しになるので書きませんが、私にとってはこちらの主張のほうが
よっぽど「レベルが低い」ように思えます。レベルが低いというのは言い過ぎ
かもしれませんが、少なくとも非常に偏った意見です。
>私は基本的にはどのような動物であれ殺して食べる必要がないのであればそうするべきだと思います。
これは一部の豊かな人間達の間では「心の優しい」意見とみなされるようですが、
自然界においては、非常に特殊な感情であるということを「客観的に」認識して
おいてください。少なくとも捕鯨に反対する理論的根拠としては全く説得力が
ありません。人間の世界においても、こんな意見を聞いて感動するのは
飢える心配の無い一部の裕福な国の人達だけです。
そしてそのような国の人達が捕鯨に反対しているのです。
>感謝して食べればなんでも殺して食べていいのですか?それこそ人間至上主義ではないですか?それに私は一度も言語がしゃべれる動物が一番えらいとか、上等であるとか一言も言ってないんですが…。
しかし???さんは、言語体系を持っている(?)鯨は食べないが、言語を持たない
牛や豚は(仕方なく)食べる、と書いてます。その食べる・食べないは、どこで判断
しているのですか?私はそのような区別はしていません。自分が生きるために食べる
必要があれば、何でも食べます。そして食べた後、全ての食べ物に感謝します。
感謝している以上、無駄に殺生することはありません。
(しかし、この「感謝する」という行為も人間の一方的な感情であることも「客観的に」認識しています)
結局、鯨が可哀想だから食べないとか、感謝して食べるということも、所詮は
人間の奢りに過ぎないのですよ。人間が一方的に思っているだけです。生態系
というものはあらゆる生物が、あらゆる生物の犠牲の上に成立しているのです。
そこでは「残酷」とか「可哀想」等という人間の感情など取るに足らないものです。
大切なのは、そのことを「客観的に」認識することではないでしょうか?
何度も言いますが、「鯨を食べたくない」という気持ちは尊重します。
(誰も???さんに「鯨を食べろ」なんて言ってないでしょ?)
しかし、「生き物は食べるべきではない」という、生物学的には非常に特殊な
感情を拠り所にして、「鯨を食べる」ことを非難するのはあまり感心できません。
少なくともそれが自然界では「特殊な感情」であることは認識しておいてください。
・・・ちょっと厳しい言い方でしょうか?
いつもはここまで書かないのですが(苦笑)、ちょっと熱くなりすぎました。
ただ、HNが???で、アドレスも???だと、後ろにある「人格」が見えにくい
もの確かです。その点、???さんは損してると思いますよ。
しかしここまで議論して、???さんはきっと「いい人」なんだろうな、という気はしています。
[46] | KORNさんからのコメント(2000年09月03日 18時57分47秒 ) | パスワード |
あっ、AGPさんのレスが間に入ってる!
私の45番目のレスは、???さんに対する、
1.『クジラは(独自の言語を持っているかもしれない)高等生物だから、
食べてはイケナイのだ。』という意見に対する賛否。
の論点での意見です。
[47] | AGPさんからのコメント(2000年09月03日 19時03分09秒 ) | パスワード |
つーことで、スレッドを分けて、新しく立ててみました。
???さんがどうしても匿名で書かれるのが私としては残念ですが、それでも
貴方や渡辺さん、南風さんが「捕鯨反対」の論点から参加してくれているので、
議論が成り立っています。私としても、決して???さん方を言い負かそう、という
つもりではなく、ただ私の知りうる真実、現実をご理解頂きたく思う次第です。
KORNさんも相当の論客だから、???さん、くじけないで反論してね!
[48] | AGPさんからのコメント(2000年09月03日 19時06分29秒 ) | パスワード |
あっ!KORNさんのレスが入ってしまった!
KORNさん、ごめんなさい。ちょっとスレッドが長くなりすぎて、これじゃ
もう読む人が限られてくるんで、スレッドを分割して新しくしよーかと。
だって書き込み欄までスクロールするのに、時間がかかるんだもん。
[49] | 南風さんからのコメント(2000年09月03日 19時19分02秒 ) | パスワード |
>貴方や渡辺さん、南風さんが「捕鯨反対」の論点から参加してくれているので、
議論が成り立っています
私の場合は捕鯨反対論というよりは、この時期、捕鯨再開論を展開する
ならより慎重に考えたほうが良いという考えかたかな?
勉強させていただいている、というところでしょうか?
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