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方言「ごんごち」について
下熱のネタとしてはいまいちかもしれませんが
たくさんの方のご意見をお聞きしたくてカキコしました。(長くてすみません)
みなさん、方言に興味がありますか?
僕は山口県の方言が好きでいろいろ調べているのですが、
みなさん、「ごんごち」という言葉は使われますか?
自分自身は北浦の生まれなんですが、あまり聞いたことありませんでした。
でも、何人かの友人に聞いたところ、昔、親や祖父母から聞いたことが
あるそうです。
使用例はこうです。
「そんなわるさばっかりしよったら、ごんごちがくるぞ」
「じらばっかり言いよったら、ごんごちに山へ連れて行かれるぞ」
ごんごち=夜更けに山から現れる怖いもの
というようです。
どういう語源で「ごんごち」が使われるようになったのか
すごく興味があったのですが、いろいろ調べてもこれといったものは
ありませんでした。
ところがです、先日友人が有力な情報を教えてくれました。
その友人も人から聞いたというので、単なるうわさかもしれませんが。
内容はこうです。
「ごんごち」が使われるようになったのは今から約千年前。
元寇によって大陸から九州北部が攻められたとき、北浦にも来たそうです。
元寇の船に乗ってきた人が何らかの理由で(船の難破?)
北浦の離島に住み着き、1人で暮らしていたそうです。
しかし、離島には十分な食べ物がなく、夜な夜な本土に渡ってきては
子どもをさらい、人質にし、食べ物を要求したということです。
そのうわさは山口県の西部に広く伝わり、怖れられたそうです。
そして、その人の名前が「ゴンゴッチーニ」だったので、
「ごんごち」が来る、と言われるようになったそうです。
そして、その当時のいわれを書いた文献が、北浦のある小学校に保存
されているという事でした。
あまりにも出来すぎた話なので、単なるウワサかなとも思ったり、
妙に納得したり。
どなたか、上のようなうわさや、「ごんごち」のいわれをご存知の方
おられませんか?山口県の方言博士みたいな方をご存知ではないですか。
ではでは。
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