島根県浜田市に、本日１５日に中四国地方最大規模の水族館「しまね海洋
館アクアス」がオープンします。
新下関水族館とは距離がかなり離れてますが、お隣の水族館ということで、
昨日の宇部時報に載っていた情報を転載させてもらいます。

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　アクアスは県立石見海浜公園遊空間設備ゾーンにある。
飼育生物数と９千平方メートルの延べ床面積、約３千キロの総水量は中・四
国地方でナンバーワン。
ここで出合える飼育動物は約５００種、１万匹。
エントランスホールを入ってからのフロアは「しまねの海」「神話の海」な
どテーマごとに分かれており、観覧だけでなく体験やレクチャーによる学習
もできる。


【しまねの海】
　豊かな海に恵まれた島根県の自然を体感するコーナー。
「しまねの磯（いそ）」ではメジナやイシダイなど磯にすむ身近な生物を紹
介し、「日本海」ではゴンズイや島根の県魚、トビウオを展示する。

【神話の海】
　出雲の神話にゆかりの深いワニ（＝サメ）を大量展示。
約１千トンのメーン水槽に、人食いザメとして知られるメジロザメやイタチ
ザメ、コモリザメなど１０数種が悠々と泳ぎ回る。全長１５メートルの「海
底トンネル」もあり、サメたちが頭上や側面に迫る迫力は、まさに"ジョーズ"
並み。

【創造の海】
　海底洞くつをイメージした空間で、生命の誕生や生物の進化について映像
で分わりやすく学べる。貴重なシーラカンスの実物化石もある。

【展示室・マイクロアクアリウム】
　拡大しないと見られない小さな生物たちを、顕微鏡カメラで紹介。

【交流の海】
　世界の海の変わった生物たちを展示。サンゴ礁にすむ群やかな熱帯魚やア
マゾン、アフリカの巨大な魚たちの姿を見られる。

【冒険の海】
　「マルチコンテンツシアター」のＣＧアニメーションで、深海の世界を体
感。いすからの躍動感あふれる音響で、気軽に海洋探検気分が味わえる。

【標本展示室・図書コーナー】
　絶滅したニホンアシカのはく製をはじめ、さまざまなホルマリン標本を展
示。絵本や図鑑など海洋に関する書物や、情報検索できるパソコンツールも
ある。

【アシカ・アザラシプール】
　屋外プールでカリフォルニアアシカ２頭とゴマフアザラシ３頭を飼育。
ゆったり泳ぐかわいい姿が観察できる。

【シロイルカ水槽】
　西日本初、国内３館目となるシロイルカ４頭を、ロシアから搬入。
北極海生まれの彼らは、その美しい声から"海のカナリア"と呼ばれている。
ショーは午前１１時と午後１時半、３時半に開催。人懐こく、賢いシロイル
カたちの優美な姿を堪能できる。

【タッチプール】
　無料ゾーンにある体験エリア。
ヒトデやイソギンチャクなど海の生物に実際に触れることができる。

【レクチャールーム・理科教室】
無料ゾーンにある学習エリア。
実験台や流しの設備があり、講義や観察、研究が可能。

　入館料は大人1,500円、小・中・高生500円。
年間パスポートはそれぞれ4,000円と1,400円。
開館時間は午前９時半−午後５時半（夏休み期間中は８時）。
ただし入館は、閉館時間の１時間前まで。火曜（祝日の場合は翌日）休館。
ＪＲでは山陰本線ＪＲ波子駅から徒歩１０分。
車は浜田道浜田ＩＣを出て国道９号を東へ約１０分。駐車場は1,900台完備。

　問い合わせは、しまね海洋館（電話0855-28-3900、ファクス0855-28-3610、
Eメールkaiyokan＠sx.miracle.ne.jp）。
ホームページ（http://fish.miracle.ne.jp/kaiyokan/ ）でも、随時情報を
提供している。
　近隣施設としては植物公園の「花と緑の園」、アスレチック公園の「ファ
ミリー造園」がある。洋風のパーゴラを備えた花と緑の園では、池を中心に
たくさんの草花が四季を彩る。ファミリー遊園にはローラーすべり台やター
ザンロープなど、大型の木製遊具を設置。
子供たちが自然と触れ合いながら遊ぶことができる。

　アクアスのある石見海浜公園は、浜田市と江津市にかけて広がる全長５.５
キロの海沿いの自然公園。海水浴揚やオートキャンプ場、砂丘、展望公園が
あり、日本海に面した開放的なリゾートとして整備されている。
問い合わせは石見海浜公園管理所（電話0855-28-2231）へ。

＃「宇部時報」４月１４日付け記事より、宇部時報社の許可を得て転載しま
　した。