キーワード:バイク プラグ 2サイクル コメントの種類 :使用レポート
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私のスクーター3周年を機にちょっとした細工を試しました。
4輪でも少しは知られている(と思う)Nologyの、
強化型プラグワイヤー「ホットワイヤー」を使うことにしたのです。
電気抵抗を減らすことでプラグからの電気火花を強力にして、
燃焼効率を向上させることを狙ったものですが、
「パワー向上・燃費向上・排気清浄化」の一石三鳥になる…、
とはメーカーの宣伝。
イリジウムプラグなど強化型プラグとの組み合わせが良いとのことで、
以下の条件で試すことにしました。
<対象車種/エンジン>
ホンダ・ブロード/AF20E(50cc、先代リードやジョーカーと同一)
*出力5.2PS/6250rpm・トルク0.61kg−m/6000rpm
<使用したプラグワイヤー>
Nology・ホットワイヤー・2サイクル原付汎用
<プラグ>
日本電装・W20I(2サイクル原付用のW20FR−Lのイリジウムタイプ)
自力では難しいので店に頼んで装着してもらいまして、
走らせたら…「こりゃニトロ入っているんじゃね〜のか?」
車体重量100kgに5.2馬力と非力なはずのブロードが、
スロットルをちょっと開くだけで既に時速35km。
排気煙もこれまでよりずっと綺麗になったようです。
しかし良いことばかりでもないようで、
アイドリング領域では不安定になりエンスト続発。
キャブレター調整により症状が落ち着いたことから、
恐らく標準セッティングでは低速域で燃焼が早まりすぎて、
混合気の供給が追いつかないのでは…との推測。(店の人の話)
ともあれ燃焼効率の向上は確認できたので、
残るはエンジンの寿命への影響の程度を確認するのみ。
実績あるリード用エンジンとはいえ実験例はほとんどなく、
これからが正念場といったところです。
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